JPS6321122Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6321122Y2 JPS6321122Y2 JP874282U JP874282U JPS6321122Y2 JP S6321122 Y2 JPS6321122 Y2 JP S6321122Y2 JP 874282 U JP874282 U JP 874282U JP 874282 U JP874282 U JP 874282U JP S6321122 Y2 JPS6321122 Y2 JP S6321122Y2
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- JP
- Japan
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- switchboard
- earthquake
- resistant
- box
- increase
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000005484 gravity Effects 0.000 claims description 9
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 7
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 3
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Patch Boards (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、地震等に対する耐震補強構造を改良
した耐震形配電盤に関する。
した耐震形配電盤に関する。
従来技術の説明
従来骨組構造を有する配電盤は地震時等に対
し、第１図ａ，ｂで示すようにその正面及び側面
共、上部ほど変形量が大きくなる。このため配電
盤に耐震性を持たせる場合は第２図に示すよう
に、配電盤用箱体１の外周面に耐震枠２を取付け
る。耐震枠２は配電盤用箱体１の両側面にそれぞ
れ配置されたはしご形の骨組２ａ，２ａと、配電
盤用箱体１の上、下面にそれぞれ配置され一対の
骨組２ａ，２ａの対向する端部間を連結する連結
材２ｂ，２ｂとからなり、その構造の剛性を高め
るために骨組２ａの内側空間に、床面部から天井
部まで一様に補強部材、例えば断面係数の大なる
Ｘ字形の形鋼３（又は薄板）をほぼ全面にわたり
はりつけていた。しかし、このような構成では盤
全体の重量の増加、及びそのための剛性低下を招
き、断面係数の増加による剛性の増加分が相殺さ
れる。また必要以上に大きな部材を使用すること
になり、盤内有効体積がはなはだしく減少するな
ど不経済な点も多かつた。
し、第１図ａ，ｂで示すようにその正面及び側面
共、上部ほど変形量が大きくなる。このため配電
盤に耐震性を持たせる場合は第２図に示すよう
に、配電盤用箱体１の外周面に耐震枠２を取付け
る。耐震枠２は配電盤用箱体１の両側面にそれぞ
れ配置されたはしご形の骨組２ａ，２ａと、配電
盤用箱体１の上、下面にそれぞれ配置され一対の
骨組２ａ，２ａの対向する端部間を連結する連結
材２ｂ，２ｂとからなり、その構造の剛性を高め
るために骨組２ａの内側空間に、床面部から天井
部まで一様に補強部材、例えば断面係数の大なる
Ｘ字形の形鋼３（又は薄板）をほぼ全面にわたり
はりつけていた。しかし、このような構成では盤
全体の重量の増加、及びそのための剛性低下を招
き、断面係数の増加による剛性の増加分が相殺さ
れる。また必要以上に大きな部材を使用すること
になり、盤内有効体積がはなはだしく減少するな
ど不経済な点も多かつた。
考案の目的
本考案の目的は、耐震枠を盤重心より下部では
骨組と薄板等の補強部材にて構成し、重心より上
部は骨組のみとすることにより全体の剛性をあ
げ、かつ重心を低くし、さらに全体の重量増加を
極力押えることができる耐震性配電盤を提供する
ことにある。
骨組と薄板等の補強部材にて構成し、重心より上
部は骨組のみとすることにより全体の剛性をあ
げ、かつ重心を低くし、さらに全体の重量増加を
極力押えることができる耐震性配電盤を提供する
ことにある。
考案の構成
以下本考案の構成を第３図に示す一実施例を参
照して説明する。本考案でも図示のように、配電
盤用箱体１１に耐震性を持たせるため、その左
右，上下に沿つて耐震枠２２を設ける。この耐震
枠２２は配電盤用箱体１１の両側面にそれぞれ配
置されはしご形に形成された骨組２２ａ，２２ａ
と、配電盤用箱体１１の上、下面に配置され一対
の骨組２２ａ，２２ａの対向する端部間を連結す
る連部材２２ｂ，２２ｂとを主体としたものであ
る。そしてさらに配電盤用箱体１１の重心よりも
低い部分に対応する骨組２２ａの断面係数を増加
させるため、この部分の骨組２２ａの内側空間に
薄板１４等による補強部材を溶接などにより、強
固に固定する。
照して説明する。本考案でも図示のように、配電
盤用箱体１１に耐震性を持たせるため、その左
右，上下に沿つて耐震枠２２を設ける。この耐震
枠２２は配電盤用箱体１１の両側面にそれぞれ配
置されはしご形に形成された骨組２２ａ，２２ａ
と、配電盤用箱体１１の上、下面に配置され一対
の骨組２２ａ，２２ａの対向する端部間を連結す
る連部材２２ｂ，２２ｂとを主体としたものであ
る。そしてさらに配電盤用箱体１１の重心よりも
低い部分に対応する骨組２２ａの断面係数を増加
させるため、この部分の骨組２２ａの内側空間に
薄板１４等による補強部材を溶接などにより、強
固に固定する。
考案の作用
上記構成において、配電盤用箱体１１に対し、
地震等による振動が加わつた場合、配電盤用箱体
１１は耐震枠２２にて左右、上下が強固に保持さ
れているため、第１図で示すような変形はほとん
ど生じない。とくに本考案では、骨組２２ａの配
電盤重心より下部を補強部材により補強したため
に全体的に重心位置が下がり、従来の天井部まで
一様に補強したものに比べ重量の増加を押えるこ
とができる。また盤上部の重量が軽いために、地
震等により振動する場合の各部材のストレスを少
なくすることができる。さらに、固有振動数が高
くなるほど容易に剛性を高めることができる。ま
た、配電盤用箱体１１に付加的に補強するだけで
よいため、経済的な耐震形配電盤を提供できる。
地震等による振動が加わつた場合、配電盤用箱体
１１は耐震枠２２にて左右、上下が強固に保持さ
れているため、第１図で示すような変形はほとん
ど生じない。とくに本考案では、骨組２２ａの配
電盤重心より下部を補強部材により補強したため
に全体的に重心位置が下がり、従来の天井部まで
一様に補強したものに比べ重量の増加を押えるこ
とができる。また盤上部の重量が軽いために、地
震等により振動する場合の各部材のストレスを少
なくすることができる。さらに、固有振動数が高
くなるほど容易に剛性を高めることができる。ま
た、配電盤用箱体１１に付加的に補強するだけで
よいため、経済的な耐震形配電盤を提供できる。
なお、骨組２２ａに対する強補部材として薄板
１４を例示したが、Ｘ形に形成した形鋼１３を強
固に固定させてもよく、さらに形鋼１３と、薄板
１４を組み合わせて使用すればさらに剛な耐震形
配電盤を得ることができる。
１４を例示したが、Ｘ形に形成した形鋼１３を強
固に固定させてもよく、さらに形鋼１３と、薄板
１４を組み合わせて使用すればさらに剛な耐震形
配電盤を得ることができる。
総合的な効果
以上記載の本考案によれば、耐震性を容易に向
上することができるため経済的で、さらに重心よ
り下部のみ強固に補強することにより重量増加に
よるマイナス効果を押え、また重心の低下を実現
できるなど有効に剛構造が得られる。
上することができるため経済的で、さらに重心よ
り下部のみ強固に補強することにより重量増加に
よるマイナス効果を押え、また重心の低下を実現
できるなど有効に剛構造が得られる。
第１図ａ，ｂは地震時に配電盤用箱体に生じる
変形を正面および側面から見た図、第２図は従来
の耐震形配電盤の構成を示す分解斜視図、第３図
は本考案による耐震形配電盤の一実施例を示す斜
視図である。 １１…配電盤用箱体、１３，１４…補強部材、
２２…耐震枠
変形を正面および側面から見た図、第２図は従来
の耐震形配電盤の構成を示す分解斜視図、第３図
は本考案による耐震形配電盤の一実施例を示す斜
視図である。 １１…配電盤用箱体、１３，１４…補強部材、
２２…耐震枠
Claims (1)
- 配電盤用箱体の外周面にはしご形に形成した耐
震枠を一体的に取付けると共に、上記耐震枠の配
電盤用箱体の重心より低い部分に、その剛性を増
大させるための補強部材を設けて成る耐震形配電
盤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP874282U JPS58112003U (ja) | 1982-01-27 | 1982-01-27 | 耐震形配電盤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP874282U JPS58112003U (ja) | 1982-01-27 | 1982-01-27 | 耐震形配電盤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58112003U JPS58112003U (ja) | 1983-07-30 |
| JPS6321122Y2 true JPS6321122Y2 (ja) | 1988-06-10 |
Family
ID=30021421
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP874282U Granted JPS58112003U (ja) | 1982-01-27 | 1982-01-27 | 耐震形配電盤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58112003U (ja) |
-
1982
- 1982-01-27 JP JP874282U patent/JPS58112003U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58112003U (ja) | 1983-07-30 |
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