JPS6321119Y2 - - Google Patents

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JPS6321119Y2
JPS6321119Y2 JP1977073922U JP7392277U JPS6321119Y2 JP S6321119 Y2 JPS6321119 Y2 JP S6321119Y2 JP 1977073922 U JP1977073922 U JP 1977073922U JP 7392277 U JP7392277 U JP 7392277U JP S6321119 Y2 JPS6321119 Y2 JP S6321119Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
rotating body
thin plate
elastic thin
plate
cooking
Prior art date
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JP1977073922U
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English (en)
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JPS54748U (ja
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  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は高周波加熱装置における加熱時間表示
装置の改良に関するもので、表示装置を常に良好
な状態に保つことを目的としたものである。
従来より高周波加熱装置には加熱時間設定用の
調理時間表示装置を設ける事がさかんに行なわれ
てきた。これは高周波加熱装置の加熱方法が従来
のガスやヒーターによるものとは根本的に異な
り、調理時間等の感覚が一般使用者にはつかみに
くいためで、とりわけ回転体の外周に表示する回
転体方式のものは小さなスペースにより多くの表
示が行なえるため非常に有用でよく使用されてい
る。
しかしながらこの回転体方式のものは表示面の
比較的多くの部分が水平方向に位置するためホコ
リが付着しやすく、又上記回転体がセツト内部に
突出しているため組立時やセツト内部の配線時に
回転体の表示部に傷をつける可能性が大きかつ
た。
そこで従来はこれを防止するため鉄板のごとき
金属板をカバーとして上記回転体に設けることに
より、上記問題の対策としてきた。しかし金属板
によるカバーは自重が大きいため強固な取付が必
要になり、かつ回転体にわずかでもすれると問題
が生じるため回転体との間にかなりの間隙を必要
とするなど、相当大きな設置空間をとつてしまう
欠点があつた。又金属板に対する加工上の制限か
ら形状もむずかしく制限され、表示装置をより小
型に構成しようとした場合の障害にもなつてい
た。
一方前記回転体はその内部を照射して表示を見
やすくするためのランプによつて通常約70℃もの
温度に達するが、上記金属製のカバーによつて覆
われているためその熱気が外部へ逃げず、回転体
ならびにその外周に巻装した表示用フイルム等に
悪影響を与える欠点があつた。
本考案はこのような従来の欠点を解消したもの
で、以下その一実施例を図面とともに説明する。
図において、1は高周波加熱装置本体、2はそ
の外装、3は扉体、4は外装2の前面開口縁部に
装着した額縁状の飾り板で、一側部に操作パネル
基板4aを有する。5は弱加熱用のタイマー、6
はその表示ランプ、7は強加熱用のタイマー、8
はその表示ランプ、9は加熱開始用の調理ボタ
ン、10は加熱中であることを表示する調理ラン
プである。11は上記飾り板4の操作パネル基板
4aに設けた開口、12はこの開口11に対向さ
せて操作パネル基板4aの内側に配設した調理表
示用の回転体で、透明のポリカーボネートのごと
き樹脂材料よりなる回転ドラム13の外周に、表
面に調理時間、調理メニユー等を印刷したポリエ
ステルフイルムのごとき樹脂フイルム13aを巻
きつけ、これを長さlの範囲でフイルム13aの
裏面に塗布した接着剤により回転ドラム13に固
着して構成してある。そして14,15は上記回
転ドラム13の端部開口に嵌合した側板で、その
一方15は回転ドラム13を回転させる操作ダイ
ヤルとして兼用してある。16は上記回転体12
の端部一方を支持する軸受けで、板体の一部を筒
状にプレスして軸部16aを形成し、この軸部1
6aを回転体12の側板14に設けた丸孔14b
に嵌合させるとともに、他の適所に設けた折曲片
16bをビス17によつて飾り板4の操作パネル
基板4aを取付けてある。18は上記回転体12
の他方を支持する軸受けで、この軸受18もビス
19によつて操作パネル基板4aに取付けてあ
る。そしてこの軸受け18はステンレス鋼のよう
な薄い板ばねで構成して回転体12を軸線方向に
附勢するようにしてある。21は前記操作パネル
基板4aの開口11に着脱自在に嵌着した遮蔽体
で、回転体12の軸受部分等の不必要な部分を外
部から見えないようにするものであり、ABS樹
脂等で形成してある。22は一端をこの遮蔽体2
1の下部に溶着等によつて固定した弾性薄板で、
樹脂繊維で構成されたフエルトのような材料で形
成してあり、他端は前記回転ドラム13の外周略
接線方向に延長して本体突片1a等に固定して回
転体12を覆わせてある。この弾性薄板22はわ
ずかなたわみ力によつて回転ドラム13の表面に
弾性接触させるとともに、風を吹きつければこれ
が通過する程度にまで通気性を持たせてある。な
お図中24は前記回転体12の側板カム25によ
つて動作せられる強弱の出力切換スイツチならび
にその表示ランプの切換スイツチで、前記回転体
12を支持する軸受け16に取付けてある。26
は回転ドラム13の内部を照射するランプで、軸
受け16の軸部16aを通して回転ドラム内に設
けてあり、ソケツト27、支持金具28によつて
軸受け16にビス止めしてある。30は操作パネ
ル基板4aの表面を覆つて開口11を遮蔽するパ
ネルフイルムで、開口11と対向する部分は透明
にしてその他の部分には表示等が施してある。
上記構成において、この表示装置は回転体12
の外周に設けた弾性薄板22をフエルト等で形成
しているので非常に軽く、その取付けはきわめて
簡単なものとすることができるとともに、この弾
性薄板22が少々回転体12の表面にすれてもこ
れを傷つけることがなく、かつ回転体12の回転
を重くすることもない。
また上記弾性薄板22には特に通気性を持たせ
たのでこの弾性薄板22によつて覆つた回転体1
2の周囲と外部との間に通気が維持され、ランプ
26によつて加熱された回転体12の熱はこの弾
性薄板22を通つてそのドラフト上昇力で外部に
流れ、回転体12の熱放散が良好なものとなる。
さらに本実施例では上記弾性薄板22を特に回
転体12に接触させているので例え弾性薄板22
を通過して回転体12にほこりが付着するような
ことがあつてもこれを除去することができるとと
もに、この弾性薄板22を着脱自在な遮蔽体21
に取付けているのでこの遮蔽体21の着脱によつ
て弾性薄板22の着脱も同時に行なえ、この弾性
薄板22の着脱が簡単に行なえることによつて常
にきれいな状態で使用できる利点もある。特に上
記遮蔽体21を前面から着脱自在としておけば効
果的である。
また上記弾性薄板22はそれ自体に色を持つて
いるため視覚的に良好な遮蔽機能を発揮する黒も
しくはこれに近い色調のものを使用することがで
き、従来の金属製カバーのように黒色塗装を施す
必要がなく、その分だけ安価にすることができる
利点がある。
このように本考案によれば、従来のカバーと同
様回転体へのほこり等の付着防止ならびに回転体
の保護が図れるのはもちろん、回転体を傷つけた
り、取付けが大型化したり、任意の形状にするこ
とができない等のことがなくなり、大巾な小型化
が図れる。しかも本考案では特にカバーとなる弾
性薄板そのものを通気性を有する材料で構成した
ので通気用の小孔等の加工をすることなく防塵な
らびに防傷効果を備えつつ回転体の温度低下を図
ることができ、回転体の軸受部分ならびにランプ
自身の耐久性を向上させて装置自体を常に良好な
状態に維持できるとともに信頼性も大巾に向上さ
せることができ、かつ熱的要因による材料の制限
等を受けなくなる等、その効果は大なるものがあ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における高周波加熱
装置の斜視図、第2図はその表示部分の拡大正面
図、第3図は第2図のA−A′線断面図、第4図
は第3図のB−B′線断面図、第5図は第4図の
平面図、第6図は遮蔽体の着脱を説明する断面図
である。 12……回転体、13……回転ドラム、21…
…遮蔽体、22……弾性薄板、26……ランプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 回転体の外周に調理メニユーや調理時間を表
    示した加熱時間設定用の調理時間表示装置を備
    え、上記回転体には照明用のランプを備えると
    ともに、樹脂材料もしくは繊維質材料にて構成
    された弾性薄板のカバーを上記回転体の一部に
    接触して具備させ、上記回転体に近接して、回
    転体の可視範囲を制限する着脱自在な遮蔽体を
    設け、その遮蔽体に上記弾性薄板を取付けると
    ともに、上記弾性薄板に通気性を持たす構成と
    した高周波加熱装置。 (2) 弾性薄板は黒もしくはこれに近い明度の色調
    とする構成とした実用新案登録請求の範囲第(1)
    項記載の高周波加熱装置。
JP1977073922U 1977-06-06 1977-06-06 Expired JPS6321119Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977073922U JPS6321119Y2 (ja) 1977-06-06 1977-06-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977073922U JPS6321119Y2 (ja) 1977-06-06 1977-06-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54748U JPS54748U (ja) 1979-01-06
JPS6321119Y2 true JPS6321119Y2 (ja) 1988-06-10

Family

ID=28986979

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977073922U Expired JPS6321119Y2 (ja) 1977-06-06 1977-06-06

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6321119Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5254832Y2 (ja) * 1973-02-02 1977-12-12

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54748U (ja) 1979-01-06

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