JPS6321019A - 金属製容器の製造方法 - Google Patents

金属製容器の製造方法

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JPS6321019A
JPS6321019A JP16629186A JP16629186A JPS6321019A JP S6321019 A JPS6321019 A JP S6321019A JP 16629186 A JP16629186 A JP 16629186A JP 16629186 A JP16629186 A JP 16629186A JP S6321019 A JPS6321019 A JP S6321019A
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JP
Japan
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container
heat insulating
heat
metal
inner tank
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JP16629186A
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樋田 章司
新井 義典
英俊 太田
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Japan Oxygen Co Ltd
Nippon Sanso Corp
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Japan Oxygen Co Ltd
Nippon Sanso Corp
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  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、フードジャー、ランチジャー、アイスベー
ルなどの保温容器に用いられる金属製容器の製造方法に
関する。
〔従来の技術〕
従来より、断熱性能を備えた金属製の保温容器として例
えば第3図に示すようなフードジャーが知られている。
図中符号1はフードジャーである。このフードジャー1
は、断熱容器2と、この断熱容器2の底部に取り付けら
れた底部材3と、同断熱容292の口元部に取り付けら
れた肩部材4と、この肩部材4に取り付けられた断熱蓋
5と、上記肩部材に取り付けられた外蓋6とからなって
いる。
断熱容器2は、ステンレス、スチール等の金属からなる
有底円筒状の内?ff7が同じく右底円筒状の外槽8の
内部に挿入され、各々の口元部が接合されてなるもので
あって、これら内槽7と外槽8との間には真空所熱層9
が形成されている。底部材3は、有底円筒状の部材であ
り、上記断熱容器2の底部に取り付けられてこの断熱容
器2の底部を保護している。肩部材4は、略円筒状の部
材であって、断熱容器2の開口端周囲を被覆していて断
熱蓋5を孔部に係止uしめると共に、外蓋6と螺合する
ようになっている。断熱2X5は、内部に断熱材を有し
た略円柱状の部材であって、上記n部材4に着設自在に
取り付けられ、これにより断熱容器2の開口を封止する
ようになっている。外蓋6は、有益円筒状の部材であっ
て、上記!i′1部材4と螺合することによりこのn部
材4に着脱自在に取り付けられている。
ところで、このような構造のフードジャー1を製造する
に際し、内1f77を成形するには、従来より次の二通
りの方法が知られている。
第1の方法は、ステンレス、スチール等の素仮にプレス
による深絞り加工を施し、rSI部と底部とからなる有
底円筒状の所望寸法の内槽に成形する方法である。
第2の方法は、予め形成した薄肉の円N状の胴部と、金
属製素板に絞り加工を施して成形した底部とを突き合わ
せて溶接し、有底円筒状の所望の寸法の内槽に成形する
方法である。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記の金属製内槽の!J造方法にあって
は、各々以下のような不都合がある。
第1の方法では、内槽の胴部が深(なると絞り作業の途
中で焼鈍が必要となり、このためコストアップになる。
また、11部と底部との板厚がほぼ同一になるため、固
形物等を入れたり、あるいは誤まって落としたりする事
に備えて底部の板厚を厚くすると、胴部の板厚も厚くな
り、このため伝導による口元部からの熱損失が大きくな
り、したがって断熱容器としての保温性能が低下する。
−方保温性能を向上させるため、素板の板厚を0゜5m
より薄くすると、技術的に深絞りが困難となる。
第2旬方法では、胴部のバイブを形成する際および胴部
と底部とを接合する際に溶接工程が必要となり、このた
めコストアップになる。また、この方法により成形した
内槽にあっては、溶接部が見えるため、一体成形量に比
べて外観的に見劣りし、さらに溶接不良により、断熱容
器に組み立てた際に真空不良を発生させる恐れもある。
また、この秤の容器は飲食物を収容することより溶接部
の存在は収容した飲食物等をこの溶接部に残留せしめる
こととなり衛生上に楡めて好ましくない。
〔問題点を解決するための手段〕
そこでこの発明では、金属vJM板に絞り加1を施して
所望の深さより浅い底を有する円筒状の容器とした中間
体を形成し、その後この中間体の胴部にスピニング加工
を施して該胴部を軸方向に展延せしめて所望の深さ寸法
の金属製容器として製造するもので、これを内槽に適用
することによって上記の問題点を解決したものである。
以下図面によりこの発明の詳細な説明する。
第1図および第2図は、この発明による金属製容器の製
造方法の一例を工程順に示すものである。
まず、第1図に示ずように、ステンレス鋼、スチール炭
素n4等の金属製の素板に絞り加工を施し、円筒状で所
望の深さより浅い胴部10と、略球面状の底部11と、
該胴部10の底部11と反対側の周縁部に位置し、該胴
部10の半径方向外方に延びるフランジ部12とからな
る中間体Aを成形する。ここで、絞り加工は、ポンチ、
ダイ、しわ押えを備えた金型のダイとじね押えとの間に
素板を挟み、しわの発生を防止するために上記しわ押え
により索仮に圧縮力を加えつつ、ポンチをダイのなかに
押込んで素板を逐次円筒形に絞る加工法である。
次に第2図に示すように、上記中間体Aの11部10の
みにスピニング加工を施し、該胴部10の深さに延ばす
と共に、該胴部10の板厚を薄くして所望の深さの容I
Bを成形する。ここで、スピニング加工は、被成形物の
内部に内挿型を挿入し、次いでこの内挿型を旋盤等で回
転させることにより上記被成形物を回転させ、その後被
成形物の成形箇所にへらまたはローラを押圧して同箇所
を展延せしめる加工法である。
このような金属製容器の製造方法にあっては、以下に述
べるような効果を得ることができる。
(イ)焼鈍工程および溶接工程を必要としないため、従
来の方法に比べて製造コストを低減づることができる。
(ロ)胴部10の板厚を薄くするため、材料を低減でき
、これによって容器のコストを低減することができると
共に、この容器を軒昂にJることができる。
(ハ)底部11の板厚を胴部10の板厚に比べて厚くし
ておけるため、固形物等がこの底部11に誤って落とさ
れたときなどに生じる該底部21の破損を防止すること
ができる。
(ニ)溶接跡がないため、良好な外観を得ることができ
ると共に、内面が平滑であるため、この容器の使用後等
の洗浄を容易にすることができる。
さらに、この容器Bを第3図に示したツートンt・−1
の内槽7に適用した場合に、以下に述べるような効果を
得ることができる。
(ホ)11部10の板厚が薄いため、伝導による口元部
からの熱損失が減少し、これによりランチジャー1の保
温性能を向上させることができる。
(へ)溶接を行わないため、内槽の溶接不良に起因する
断熱容器の真空不良をなくすことができる。
(ト)フランジ部12の板厚が胴部10の板厚に比べて
厚いため、内槽と外槽との口元部での接合を容易に行う
ことができる。
〔実施例〕
板厚0.7m、ブランク径160jllIIの5US3
04の素板を深さ70履、内径80mに絞って第1図に
示すような中間体Aを形成し、その後この中間体への胴
部にスピニング加工を施して深さ153IuRの容器を
成形した。このようにし゛(19だ容器は、板厚が底部
で約0.7M、11部で0.23m1口元で0.7tm
であり、重Ii1が110C)であった。
一方、従来の絞り加工により、板厚0.5Mの5US3
04の素板を用いて上記の容器と同一の深さおよび内径
を有する容器を成形した結果、この成形に要した素板の
ブランク径は230mIRであり、得られた容器のmm
は162qであった。
さらに、これらの方法によって得た容器を第3図に示し
たフードジャーの内槽に適用して各々組み込み、95℃
の潟をそれぞれに1.OJずつ入れ、20℃の室温で6
時間放置した後、上記潟の温度を測定した結果、従来の
容器を組み込んだフードジャーでは72℃であるのに対
し、この発明による容器のものでは78℃であった。
〔発明の効果〕
以上に説明したように、この発明の金v4製容器の製造
方法は、金属製素板に絞り加工を施して所望する深さ寸
法より浅い円筒状の胴部と底部とからなる容器とした中
間体を形成し、その後この中間体の胴部にスピニング加
工を施して該胴部を軸方向に展延せしめるものであるか
ら、焼鈍および溶接の工程を必要としないため製造コス
トを低減することができ、また胴部の板厚を薄くするこ
とから1)1部壁を通して開口よりの伝熱による熱損失
が低減し得るので、断熱容器の製造としての効果は大き
いばかりか使用材料を削減することができるため、容器
のコストを低減することができると共にこの容器を軽b
1にすることができ、ざらに溶接を施さないため溶接跡
がないので飲食類の収容容器とし極めて衛生的であると
共に良好な外観を呈する容器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの発明の一例を工程順に示す図
であって、第1図は中間体の一部を断面視した側面図、
第2図は容器の一部を断面視した側面図、第3図は従来
のツートンt・−の−例を示す図であって、このフード
ジャーの一部を断面視した側面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 金属製素板に絞り加工を施して所望の深さより浅い円筒
    状の胴部と底部とからなる容器とした中間体を形成し、
    その後この中間体の胴部にスピニング加工を施して該胴
    部を軸方向に展延せしめることを特徴とする金属製容器
    の製造方法。
JP16629186A 1986-07-15 1986-07-15 金属製真空断熱容器の製造方法 Expired - Lifetime JPH07112466B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16629186A JPH07112466B2 (ja) 1986-07-15 1986-07-15 金属製真空断熱容器の製造方法

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JP16629186A JPH07112466B2 (ja) 1986-07-15 1986-07-15 金属製真空断熱容器の製造方法

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Publication Number Publication Date
JPS6321019A true JPS6321019A (ja) 1988-01-28
JPH07112466B2 JPH07112466B2 (ja) 1995-12-06

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JP16629186A Expired - Lifetime JPH07112466B2 (ja) 1986-07-15 1986-07-15 金属製真空断熱容器の製造方法

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JP (1) JPH07112466B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0760386A (ja) * 1993-06-14 1995-03-07 Toyo Rikagaku Kenkyusho:Kk 魔法瓶における金属性真空二重瓶の外瓶の製造方法
JPH07284452A (ja) * 1994-04-19 1995-10-31 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 金属製二重容器の製造方法およびその方法により製造された金属製二重容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0760386A (ja) * 1993-06-14 1995-03-07 Toyo Rikagaku Kenkyusho:Kk 魔法瓶における金属性真空二重瓶の外瓶の製造方法
JPH07284452A (ja) * 1994-04-19 1995-10-31 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 金属製二重容器の製造方法およびその方法により製造された金属製二重容器

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JPH07112466B2 (ja) 1995-12-06

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