JPS63209620A - 浴室ユニツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はテレビ装置を有する浴室ユニットに関する。

従来の技術 従来より、入浴中にもテレビを楽しみたいというニーズ
にこたえて、第３図に示すように壁面材３１の一部に防
水構造、をほどこしたテレビ装置３０を組込んだ浴室ユ
ニットが提案されている。

すなわち壁面材３１に開口部を設け、その内部に密閉防
水されたテレビ装置３０を設けたものである。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、テレビ装置３ｏの内部の気温が、浴室内
あるいは壁面材３１と建物の壁体３２との間の空間の気
温よりも高くなったとき、テレビ装置３ｏの内壁３３の
表面に結露現象を生じる。この結露水により、電気回路
３４の絶縁性をそこねたり、電極部の腐食をまねくとい
う問題があった。

そこで本発明は、テレビ装置の内壁の結露現象を防止し
、結露水によるテレビ装置の故障を防止しようというも
のである。

問題点を解決するための手段 そして、上記問題を解決する本発明の技術的手段は、上
記テレビ装置に、内部の換気手段を設けることである。

作用 この技術的手段による作用は、次のようになる。

すなわち、テレビ装置内部に設けたファンにより外部と
内部の空気がたえず入れ換わり、テレビ装置内部の気温
は外部の気温と等しくなって、テレビ装置内壁面の温度
が露点以下にさがることはないから、結露現象が生ずる
ことはない。

実施例 次に、本発明の１実施例を添付図面にしたがって説明す
る。図において１は浴槽２とそれに連なる洗い場３より
なる防水床であり、前記防水床１の周囲には壁面材４ｆ
、立設しである。前記壁面材には開口部６を設け、この
開口部６にテレビ装置６を挿入してビス７により壁面に
とりつけられている。テレビ装置６はケーシング８を有
し、前面の開口９はパツキン１ｏを介して透明板１１に
より閉そくされている。なお図中の１２は、電子回路、
１３は映像を出力するための液晶である。前記ケーシン
グ８の後部に設けた穴１６にはファンモータ１４をとり
つけている。

そしてケーシング８の内面には露点検知センサー１６を
取付けてあり、このセンサー１６の表面に結露が生ずる
と、センサーの抵抗値が大きく変化し、ファンモータ１
４を駆動するようにしている。１７は、電源用電線であ
る。

本実施例における作用は次のとおりである。テレビ装置
６内の気温ｔ１が、外気温ｔ２よりも高くなっても、テ
レビ装置の内壁１日の温度は外気温ｔ、の影響をうけて
ｔ２　よりも低い温度ｔ５　となる。このｔ５が露点以
下になると内壁面１８に結露が始まる。このとき、露点
検知センサー１６にも結露しはじめるので、露点検知セ
ンサー１６の抵抗値がおおきく変化するとともに、あら
かじめこれに印加していた電圧も変化する。この電気信
号で、ファンモータ１４が作動する。これにより、テレ
ビ装置６内の空気が外気と置換され、テレビ装置６内の
気温および、内壁面１８の温度ｔｓは外気温ｔ２と等し
くなって、内壁面１８の露点は上昇して結露現象は解消
するから、ファンモータ１４は自動的に停止する。この
動作をくりかえすことにより、テレビ装置６内は常に結
露現象を生じない環境となる。

発明の効果 前記実施例の説明より明らかなように、本発明は浴槽と
これに連なる洗い場よりなる防水床の周辺に壁材を配設
し、その壁材の一部にテレビ装置を設けるとともに、上
記テレビ装置にテレビ装置内部の換気手段を設けた浴室
ユニットであるので、テレビ装置の壁面の温度金露点温
度以上に保つことができるので、結露現象による電気部
品の腐食、絶縁不良を防止できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明一実施例の浴室ユニットの全体斜視図、
第２図はテレビ装置の要部断面図、第３図は従来例を示
す断面図である。 １・・・・・・防水床、２・・・・・・浴槽、３・・・
・・・洗い場、４・・・・・・壁面材、６・・・・・・
テレビ装置、１４・・・・・・ファンモータ換気手段。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 と−俗糟 第２図　　　　　　　　４−壁面材 ５−　　テレビ装置 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 浴槽とこれにつらなる洗い場よりなる防水床の周辺に壁
   面材を配設し、その壁面材の一部にテレビ装置を設ける
   とともに、上記テレビ装置にテレビ装置内部の換気手段
   を設けてなる浴室ユニット。