JPS6247982A - 防雨型配線器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、家屋の外壁面等に設置される防雨型配線器
具に関する。

〔背景技術〕

家屋の外壁面などに設置される、防雨型コンセントや防
雨型入線プレートといった、防雨構造を有する配線器具
がある。

たとえば、防雨型コンセントは、第６図にみるように、
一般に、栓刃挿入穴４１を持つ接続部（充電部）４の奥
に刃受ばね等が設けられ、接続部４の栓刃挿入穴形成面
が露出するようにして、刃受ばね等を、熱可塑性樹脂等
からなる防雨カバー１で覆うようにしている。この防雨
カバー１の、前記刃受けばね等を覆う膨出部１１の端部
には、開口１３を覆うひさし１２が設けられている。ひ
さし１２の少なくとも一部は、透明熱可塑性樹脂等の透
明材料からなる。すなわち、このひさし１２によって、
栓刃挿入穴４１を通って雨等が内部に浸入するのを防ぐ
ようにするとともに、ひさしの透明材料部分を通して栓
刃挿入穴４１部分が外からでも見えるようにしているの
で、キャンプ（プラグ）の抜き差しを容易に行うことが
できる。

防雨カバー１は、その背面が被取付面１４となっており
、防水パツキン７を介して壁等の取付面に取付けられる
ようになっている。

し７かしながら、ひさし１２を設けた、このような防雨
型の配線器具は、物が当たる等して衝撃力が加わった場
合、ひさし１２が割れる恐れが多い。それとともに、防
雨カバーにおける外部配線との連絡部、すなわち、防雨
型コンセントでは接続部４まわりの縁部分も割れる恐れ
が比較的多い。

ひさし１２が割れると、膨出部１１の内部にある刃受ば
ね等の充電部が露出する等して、電気事故等が引き起こ
される恐れが多くなる。したがって、電気事故を未然に
防ぐには、ひさしが割れるたびに配線器具を取り替えな
げればならず、非常に不経済である。

〔発明の目的〕

この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであ
って、ひさしの割れる恐れの少ない防雨型配線器具を提
供することを目的としている。

〔発明の開示］ この発明は、このような目的を達成するために、背面が
、防水パツキンを介して取付面に取りイ」げられる被取
付面となっており、上部が被取付面に対して膨出してい
て、この膨出部の下部に、内外配線の連絡部となる開口
を有する防雨カバーを備える防雨型配線器具において、
前記膨出部の端部には前記開口部を覆うひさしが設けら
れており、このひさしが、金属部材によって補強され、
かつ、前記開口の透視を可能とさせるよう少なくとも一
部透明部材からなっていることを特徴とする防雨型配線
器具を要旨とする。

以下に、この発明を、その実施例を表す図面に基づいて
詳しく説明する。

第１図および第２図は、この発明にかかる防雨型配線器
具の１実施例を表す。図にみるように、この防雨型配線
器具、すなわち、防雨型コンセントは、接続部４．防雨
カバー１および防水パツキン７をそれぞれ備えている。

接続部４は、２個１組の栓刃挿入穴（コンセント穴）４
１を３組持つ。防雨カバー１は、下部が平板状で上部が
背面たる被取付面１４に対して表側にふくらんで突出し
ており、この膨出部１１には、下部に、内外配線の連絡
部となる下向きの開口１３が設けられている。膨出部１
１内には接続部４が配置され、接続部における栓刃挿入
穴形成面は、開口１３から防雨カバー１の外部に向けて
露出している。栓刃挿入用穴４１の奥には、刃受ばね５
が配置されている。防雨カバー１における膨出部１１の
端縁はひさし１２ａとなり、このひさし１２ａは、金属
部材からなる格子状の枠２ａとこの枠２ａの格子部に嵌
め込まれた透明部材３ａとによって形成されている。こ
の枠２ａは、熱可塑性樹脂からなる防雨カバーの端部に
インサート成型により一体化されている。この枠２ａの
格子部に嵌め込まれている透明部材３ａはアウトサート
成型により後付けされている。しかし、ひさし］、　２
　ａの作り方はこの製法に限定されるものではない。図
中、８は絶縁取付枠、１０は止めビスである。

第３図は、他の実施例を表す。この防雨型コンセントは
、全体が透明部材３ｂからなるひさし１２ｂの端部周縁
に、補強材として金属部材２ｂが配置されている。そし
て、このひさし部１２ｂは、膨出部１１の端縁にその基
部を合わせ超音波接合されている。金属部材２ｂは、透
明部材３ｂにインサート成型であらかじめ埋め込まれて
いる。

このひさし部への金属部材の配置の方法は、上記実施例
のものに限らない。たとえば、第４図（ａ）。

（ｂｌにみるように、透明部材３ｃの端部周縁に形成さ
れた溝３１ｃに金属製ワイヤ２ｃまたは金属板２ｃ’を
圧入するようにしてもよい。ひさしは、第５図（ａ）の
ように、透明部材３ｄの端部外周面に金属製ワイヤ２ｄ
を超音波接合するようにしてもよい。第５図（ｂ）のよ
うに、透明部材３ｅの内周面に金属板２ｅを張り付ける
ようにしてもよい。第５図（Ｃ１のように、透明部材３
ｆの端縁に金属板２ｆをかしめるようにして取り付ける
ようにしてもよい。

なお、特乙こ限定されると言う訳ではないが、透明部材
としては、アクリル樹脂やポリカーボネート樹脂などの
ばか軟質塩化ビニル樹脂などが挙げられる。金属部材と
しては、ステンレスなどが好ましい。

この発明の防雨型配線器具は、上記実施例のような防雨
型コンセントに限らない。すなわち、防雨型入線プレー
トなど他の防雨型配線器具であってもよいのである。

〔発明の効果〕

この発明の防雨型配線器具は、以上のように構成されて
いるので、外部からの衝撃によってひさしや防雨カバー
が割れることが少ない。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明にかかる防雨型配線器具の１実施例を
表す斜視図、第２図はその側断面図、第３図は別の実施
例の斜視図、第４図（ａｌ、　（ｂ）は別の実施例のひ
さしとひさし用金属部材の構造を表す斜視図、第５図（
ａ）、　（ｂＬ　（Ｃ）はさらに別の実施例のひさしの
構造を表す側断面図、第６図は従来の防雨型配線器具を
表す斜視図である。 １・・・防雨カバー　２ａ、２ｂ、２ｃ、２ｄ、２ｅ、
２ｆ−・・金属部材　３ａ、３ｂ、３ｃ、３ｄ。 ３ｅ、３ｆ・・・透明部材　１１・・・膨出部　１２ａ
。 １２ｂ・・・ひさし　１３・・・開口　１４・・・被取
付面代理人　弁理士　　松　本　武　彦 第５図 １、 第６図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）背面が、防水パッキンを介して取付面に取り付け
   られる被取付面となっており、上部が被取付面に対して
   膨出していて、この膨出部の下部に、内外配線の連絡部
   となる開口を有する防雨カバーを備える防雨型配線器具
   において、前記膨出部の端部には前記開口部を覆うひさ
   しが設けられており、このひさしが、金属部材によって
   補強され、かつ、前記開口の透視を可能とさせるよう少
   なくとも一部透明部材からなっていることを特徴とする
   防雨型配線器具。
2. （２）金属部材が格子状の枠となっており、この枠に透
   明部材がはめ込まれている特許請求の範囲第１項記載の
   防雨型配線器具。
3. （３）金属部材がひさしの端部周縁に設けられている特
   許請求の範囲第１項記載の防雨型配線器具。