JPS6320763A

JPS6320763A - 両面型フレキシブルデイスク駆動装置におけるヘツド支持構造

Info

Publication number: JPS6320763A
Application number: JP61163267A
Authority: JP
Inventors: Makoto Isozaki; 磯崎　眞; Michio Yagi; 八木　道生
Original assignee: Konica Minolta Inc
Current assignee: Konica Minolta Inc
Priority date: 1986-07-11
Filing date: 1986-07-11
Publication date: 1988-01-28
Also published as: US4807070A; EP0259952B1; EP0259952A1; DE3773094D1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は両面型フレキシブルディスク駆動装置におけ
るヘッド支持構造に関するものである。

〔発明の背景〕

従来のこの種のヘッド支持構造の幾つかの代表的な例を
示す。

第１０図〜第１５図は第一従来例を示す、これはＵＳＰ
　４，０８９，０２９号に記載のもので、そのうち、第
１０図及び第１１図はフレキシブルディスク（以後「媒
体」という）の“０”面側のヘッド支持構造を、第１２
図及び第１３図は媒体の“１”面側のヘッド支持構造を
それぞれ示している。これらのヘッド支持構造はへフド
コア１０１．１２１の位置及びその関連部分で異なる以
外は同一の構造になっている。即ち、いずれもヘッド１
０２．１２２を固定した片持ちバネジンバル１０３，１
２３と、ヘッド１０２゜１２２の背面中央部の突起１０
４，１２４を押圧する加圧バネ１０５，１２５とが一体
化されているとともに１片持ちバネジンバル１０３゜１
２３の基部側は第１４図示の如（媒体１００を挟んで対
設したアーム１０６，１２６の基部側に設置した取付部
材１０７，１２７に固定され、媒体１００の両面にヘッ
ド１０２，１２２を摺接させている。

この第一従来例に示すヘッド支持構造によれば９片持ち
バネジンバル１０３．１２３は共に極めて柔軟であり、
媒体１００の比較的値かな上下動や媒体１００の移動方
向及び半径方向の僅かな傾斜に対して良く追従でき、ヘ
ッド荷重（媒体押圧力）を小さくできる特徴を有するも
のである。

しかしながら、媒体１００の反りやうねりによる上下動
が比較的に大きくなったり、或いはヘッドとの相対的高
さの位置精度が悪くなったりすると、ヘッド１０２，１
２２が媒体の半径方向に傾斜するため、ヘッドと媒体と
の密着性を悪くするという欠点があった。即ち、ヘッド
１０２．１２２を固定した前記片持ちバネジンバル１０
３，１２３はその基部側が前述した如くアーム１０６．
１２６に固定され、その固定部を支点として傾動するた
めである。

また、このようにヘッド１０２，１２２が傾斜すると、
ヘッドコア１０１，１２１の取付位置もディスクの半径
方向に微小な変位を生じるため、媒体上のトラック半径
の位置追従精度が悪くなるとい゛う問題もあった。

更に、前記片持ちバネジンバルや加圧ハネは共に構造が
複雑であるため、精度を確保することが困難であるばか
りでなく、高価になるとの欠点もあった。

また、前記ヘッド１０１，１２１はこれを単体で取外し
たときは第１０図、第１２図に示す二点鎖線のように片
持ちバネジンバル１０３゜１２３が湾曲するため、その
平坦性の測定が困難であった。

第２１図〜第２３図は第二従来例を示す、これはＵＳＰ
　４，１５１，５７３号に記載のもので、この場合は媒
体２００の“０″面側にはその半径方向に移動可能に設
置したキャリッジ２０１に固定したボタン形ヘッド２０
２が摺接し、“１”面側には前記キャリッジ２０１に基
端部をヒンジ結合したアーム２０３の自由端側に基端を
固定した片持ちバネジンバル２０４の先端部に取付けた
ヘッド２０５が摺接している。このヘッド２０５はその
背面中央部に設けた突起２０６を前記アーム２０３に固
定したピボット２０７により加圧されている。このピボ
ット２０７の加圧力はアーム２０３の全体をコイルバネ
２０８で押えることによって発生する。

なお、前記媒体２００の“０°面側に摺接するボタン形
ヘノド２０２の表面は平坦面とするが、その周辺部は面
取りをして媒体を傷めないようにしている。また、ヘッ
ド２０２の表面は媒体下面の標準位置より若干上に突出
（ペネトレーション）するようにしている。

このように第二従来例のヘッド支持構造はその構造が簡
単である上に、媒体２００の“０”側に摺接するヘッド
２０２がキャリッジ２０１に直に固定されているため、
ヘッドコアの半径方向に位置がズレなく、従って、ヘッ
ドの半径方向の位置設定が容易であり、しかもディスク
の反りやうねり等によってヘッドの半径方向に対する位
置が動かないという特徴を有することから、結果的にこ
の構造に近い製品は多い。

しかしながら、媒体２００は“０゛側のヘッド２０２に
対し“１”側のヘッド２０５によって押付けて密着接触
性を確保させる構造であるため、“０”側のへノド２０
２の平坦面に対して反りやうねりのある媒体を強制的に
沿わせるには比較的大きな押圧力が必要であった。この
押圧力は媒体として許容できる上限があり、従って、そ
の最大級の押圧力（例えば通常のへノドにおいて２０〜
２５ｇ）を掛けても、媒体が通常以上の反りやうねりを
もっているときは媒体とヘッド面との間に微小な空隙を
生じ易いという欠点があった。

また、ヘッドと媒体の高さ関係精度が悪いときは媒体の
“０”側に摺接するヘッド２０２の表面の磁気コアギャ
ップ位置において空隙を生じ易いという欠点もあった。

これは媒体と、その０”側のヘッドとの高さ関係のマー
ジンが小さいためである。前記空隙は通常の記録密度に
おいて、０．２〜０．３μｍ以上あると、データ記録と
再生に支障を生じる。従って、大容量化のため高い記録
密度を得ようとすれば、その線記録密度の増加に反比例
してヘッドと媒体量空隙を小さくしなければならないた
め、この方式によるヘッド支持構造は高密度記録には適
していないと言えた。

更に、媒体の１゛側のヘッド２０５はその背面中央部の
突起２０６を介してアーム２０３の等価質量が付加され
るため、“１”側のヘッドを媒体に接触させる際、その
速度によっては媒体を傷める度合が大きくなるし、また
、その等価質量によって、或いは駆動装置の姿勢によっ
て媒体への押圧力が変化するという欠点もあった。

第３１図〜３３図は第三従来例を示す、これは実開昭５
５−７１４０号、　ＵＳＰ　４，３０６，２５８号に記
載のものである。この場合は媒体の両面に対応している
ヘッド支持構造ははｙ同じもので、ヘッド３０１は第３
３図示のような平面のバネジンバル３０２の中央部に固
定され、ヘッド背面には特に支持点を必要とせず、媒体
への加圧力は専らバネジンバル３０２の鉛直方向のたわ
みによって生じることを特徴としている。従って。

この場合には取付アーム３０３の姿勢が変化しなければ
ヘッド３０１が上下してもヘッドコアの媒体半径方向位
置及び姿勢は変化しないし。

ヘッドの上下方向の適当な可撓性、媒体移動方向及び媒
体半径方向の傾斜（回動）方向の適当な可撓性をもつの
で、媒体とヘッドの密着追従性は極めて良好となる。

しかしながら、この第三従来例に示すヘッド支持構造は
前記第二従来例に示したものと異なり、媒体の反りやう
ねり等によってヘッドがこれに追従し、媒体半径方向の
傾斜や回転方向の動き（回動）をすることがあり、その
結果、ヘッドのコアギャップ位置は媒体の半径方向に動
的に微小変位することがある。これはバネジンバル３０
２と媒体面との間のヘントスライダが約２１１以上の高
さをもつために、ヘッドスライダのジンバル側背面を中
心としてヘッドスライダが回動するためである。なお、
媒体は通常ジャケット或いはケースに入っているため、
ジンパルと媒体面との間のスペースはこれ以上小さくす
ることは難しい。

また、前述したようなヘッドコアの媒体半径方向の動的
な移動は媒体の記録トラックの定位置からヘッドが離れ
ること、即ち、オフトラックを生じることとなり、媒体
の互換性マージンを損なう、これは特にトランク半径方
向の記録密度（インチ当たりのトランク数ｔｐｉ又はミ
リ当たりのトラック数ｔｐｍｍ）を大きくとった高記録
密度の駆動装置において問題となる。

更に、トラック方向のサーボ技術を応用した高密度大容
量のフレキシブルディスクの駆動装置においては動的な
オフトランクが急速である場合、即ち、オフトランクの
周波数成分が高周波成分を含む場合にはトラックサーボ
の追従性に問題を生じることとなる。

第４１図、第４２図は第四従来例を示す、これは特公昭
５８−４３８２８号に記載のもので、この場合には媒体
４００に摺接するヘッド４０１゜４０２は共にジンバル
４０３．４０４の中央部に固定している。そして片側の
ジンバル４０４はその皆面倒が媒体の半径方向に並ぶ二
個の支持点４０５．４０６により支持され、該ヘッドを
媒体の移動方向、即ち１円周方向にのみ回動可能にして
いる。この場合には媒体に反りやうねりがあっても円周
方向の回動追従性は得られる一方、半径方向には強制的
にヘッドに沿わせることにより動的オフトラックを生じ
ない構造となっている。

しかしながら、この構造は媒体円周方向の回動性を有す
ること以外、媒体の半径方向の回動とともに媒体の法線
方向の高さも固定されているため、前記第二従来例と同
様に媒体とヘッドの相対的高さ関係が変化した場合等に
おいてへノドコアと媒体の間に空隙が生じ易い欠点があ
る。

なお、前記二個の支持点４０５，４０６はキャリフジ構
造体４０７に固定されているが、仮にこの間に弾性構造
体（図示せず）を設けたとしても、そのときはヘッドの
上下移動に伴いヘッドが媒体の半径方向の傾斜を生じる
ので適当ではない。

第４２図は第４１図と同様の効果をジンバルの形状によ
って実現したものである。これはジンバル４１０の回動
自由支点４１１，４１２を一組だけとし、媒体の円周方
向（Ｙ’−Ｙ’）のみ回動可能としたものである。従っ
て、媒体の半径方向（Ｘ’−Ｘ’）には特に自由度がな
いため、余程ジンバルを薄＜シない限り、この方向には
回動しない他、このジンバルの法線方向、即ちヘッドの
上下方向にも自由度がなく。

従って、効果及び欠点は第４１図のものと同様と考えら
れる。

〔発明の目的〕

本発明は上記の第一乃至第四従来例のそれぞれの長所を
同時に備え、かつ、それぞれの欠点を同時に解消しよう
とするものであって、ヘッドと媒体間の接触追従性を最
大限に確保しながら、ヘッドコアと記録トラックのディ
スク半径方向位置のずれを最小限に保つヘッド支持構造
を提供することを目的としている。また、他の目的は線
方向記録密度、半径方向トラック密度の高い高記録密度
を有する高性能のヘッド支持構造を得ることである。更
に他の目的はできるだけ簡単な構造のヘッド支持構造を
得ることである。

〔発明の構成〕

上記目的を達成するため２本発明は両面型フレキシブル
ディスクの一方の磁気へ、ドを媒体の走行方向には回動
できるが、半径方向に回動できない支持部材に支持し、
他方の磁気ヘッドを媒体の走行方向及び半径方向に回動
可能な支持部材に支持し９両支持部材は共に媒体の法線
方向に変位可能であるようにし２両ヘッドが媒体との接
触走行中に媒体の法線方向、即ち、ヘッドの上下方向の
移動追従性と、媒体円周方向の回動追従性をできるだけ
大きく保ちながら。

媒体の半径方向の回動自由度を殆ど無くすることが可能
なように構成したものである。

〔実施例〕

次に１本発明を第１図乃至第８図に示す実施例に基づき
説明する。

第１図は本発明に基づくキャリ・７ジ構造の一実施例を
示す断面図、第２図はその要部の斜視図である０図にお
いて、１．１’はヘッドで。

該ヘッド１，１′は媒体１０を挟んで対峙した上下アー
ム１１．１２に周縁部３ａを固定された支持部材３，３
′に固設されている。この支持部材３．３′は第２図示
の如く、その中央部３ｂが媒体１０の円周方向（Ｘ−Ｘ
）及び半径方向（Ｙ−Ｙ）の回動自由度と、媒体１０の
法線方向（Ｚ−Ｚ）の変位自由度を有しているバネジン
バルを用いて満足できる。前記媒体１０の“０”面側に
おいて、ヘッド１を固定したバネジンバル（支持部材）
３の中央部前面側はジンバル支持台７の下面と下アーム
１２との間に挟持された板状体４ａを打抜き形成した片
持ちバネ板４により媒体１０の半径方向の回動が規制さ
れている。この片持ちバネ板４は媒体１０の円周走行方
向（Ｘ−Ｘ方向）に延設され、その先端部は二股になっ
て上向きに折曲げられ。

適当な高さのスペーサ５を形成している。このスペーサ
５の上端はヘッド１を支持したバネジンバル３に対して
はヌ直角にヘッド１を下側から跨ぐように二点く二点以
上でもよい）で非摺動的に結合している。このスペーサ
５の高さはこの例では２〜３１１あれば充分である。

前記スペーサ５の各上端とバネジンバル３との結合は２
例えばバネジンバル３の二個所に設けた媒体の半径方向
の六６．６に、スペーサ５の各上端に先窄み状のテーパ
一部を有する突起５ａ、５ａを挿入し、この穴と突起の
テーパー部との係合により横ズレが生じないようにして
いる。この結合部のＸ−Ｘ方向の結合角度はヘッド１と
バネジンバルが上下に変位するときは若干変化を必要と
するが、ヘッドを支持したバネジンバル３自身が薄肉で
あるため、このような角度変化が妨げられることはない
。

前記バネジンバル３とスペーサ５との結合部は非摺動的
であるため、ヘッドを支持したバネジンバル３にヘッド
と媒体との摺動に起因して振動が発生する場合にはその
振動に対する制動力が弱いことがある。このような場合
にはバネジンバル３とスペーサ５との結合部に粘性制動
材料を塗布すると、制動力を強め得る効果がある。これ
はバネジンバル３にＸ−Ｘ方向の振動が生じると、スペ
ーサ５とは微小角度の動的変化を生じるために粘性材に
よって効果的に制動できることとなるからである。

また、前記スペーサ５は第３図及び第４図示の如く片持
ちバネ板４と別体にし、その上端部中央に設けた突起５
Ｃを片持ちバネ板４の先端部に設けたＹ軸方向の穴６′
に非摺動的に結合するようにしてもよい。

前記バネジンバル３と１片持ちハネ板４及びスペーサ５
は予めユニット化し、その状態でアーム１２に組付ける
ようにするとよい。

第５図及び第６図は前記“０”側のヘッド１を固設した
ヘッド支持用バネジンバル３の背面側に、前記片持ちバ
ネ板４に代えて該バネジンバル３と同様な構成の第三バ
ネジンバル４０を一定の空隙（ジンバル支持台７の高さ
）を隔てて用い、ヘッド支持用バネジンバル３と第三バ
ネジンバル４０とをスペーサ５を介して媒体の半径方向
の回動を規制できるように結合したものを示している。

ヘッド支持用バネジンバル３と一定の空隙を離して平行
に固定された第三バネジンバル４０は周縁部４０ａが固
定され、中心部４０ｂがＺ方向に変位可能であるが、Ｘ
。

Ｙ軸方向には横滑り状に移動することができない、従っ
て２両者のバネジンバル３．４０の中心部間にスペーサ
５を設けてそのスペーサ５を介してこれらを結合すれば
、スペーサ５の結合方向、即ち、Ｙ−Ｙ方向にはヘッド
１は回動できない一方、該ヘッド１はＸ−Ｘ方向の回動
及びＺ　　Ｚ方向の変位には充分に追従できる点で前述
した第３図の場合と同じであると言える。

前記媒体１０の“ｌ”面側シこおいて、ヘッド１′を固
定したバネジンバル３′にはその中央部背面に突起３０
が設けられている。この突起３０には前記上アーム１１
に基端部１４ａが固定された加圧バネ１４の先端部１４
ｂが摺動的に作用している。従って、“１”側に摺接し
たヘッド１′も上アーム１１に対して独立にＺ方向に変
位可能となっている。なお、１３は加圧力調整手段であ
る。

上記実施例において、バネジンバル３がＹ−Ｙ方向に回
動しようとすれば、前記スペーサ５はＹ−Ｙ方向に二点
以上の点で非摺動的に結合されているため、スペーサ５
の高さｈの上端部（片持ちハネ板４側）は　ｘ＝ｈ　　
ｔａｎ　θ（但し、θはバネジンバルのＹ−Ｙ軸回動角
度）の移動距離となる。これはバネジンバル３と平行な
Ｙ−Ｙ方向の移動となる。ここで前記片持ちハネ板４は
Ｘ−Ｘ方向に固定端があり、　Ｙ−Ｙ方向にはある幅を
もった仮バネであるため、仮バネの先端部はＹ−Ｙ方向
には移動できないから、前記スペーサ５の上端をこの仮
バネである片持ちハネ板４に結合すれば、このスペーサ
５ひいてはバネジンバル３はＸ軸方向に回動できないこ
とになる。この片持ちバネ板４及びバネジンバル３とも
Ｚ方向には充分柔軟なものにできるので、媒体の高さ変
動２或いは装置精度によるヘッドと媒体間の相対高さ変
化にも良く追従するものであって５　しかもＹ−Ｙ方向
には回動しないヘッド支持とすることができる。

さらに、前記スペーサ５はバネジンバル３とは二点以上
ｙｙＹ方向結合するが、Ｘ−Ｘ方向には一点支持となる
ので、特に困定巳ない躍りヘッドのｘ−Ｘ方向の回動は
可能であり、媒体の反り、うねりの大きく受けるヘッド
の長手方向の追従性は充分良くなるものである。

なお、前述した実施例ではヘッド１，１′を支持するバ
ネジンバル３，３′としてＸ−Ｘ及びＹ−Ｙ方向の二軸
回動支点の角形バネジンバルを用いていたが、このバネ
ジンバルの形状は角でも丸でも何でもよいし、場合によ
っては後記するように片持ちハネ仮型のジンバルを使う
ことも可能である。

第７図及び第８図は片持ちハネ仮型のジンバルを用いた
本発明の他の実施例を示している。

この片持ちバネ仮型ジンバル３１は第１０図〜第１５図
の第一従来例で述べたように、媒体の半径方向に回動し
易い欠点があるが１図示の如く、ヘッド支持用の片持ち
ハネ仮型ジンバル３１の背面側にジンバル支持部材７′
を介して一定の隙間を隔てて平行した今−枚の片持ちハ
ネ板４１を設け、この両者の間をスペーサ５で結合すれ
ば、媒体の半径方向（Ｙ−Ｙ方向）の回動を防ぐことに
なる。この場合においてスペーサ５の上端の突起５ａ、
５ａを前述した実施例と同様にヘッド支持用の片持ちバ
ネ仮型ジンバル３１に、ヘッド１′を媒体の半径方向に
跨ぐように設けた穴６．６に二点以上で結合し。

スペーサ５の下端の突起５ｃ、５ｃを今−枚の片持ちハ
ネ板４１に設けた穴６’、６’に非摺動的に結合すれば
、ヘッドが上下しても上下の片持ちハネ板とスペーサよ
りなる四辺形はは＼゛平行四辺形を維持され、特に、ス
ペーサ部ではＹ−Ｙ方向の倒れ（回動）はなくなる、こ
の場合、スペーサ５の下端と下側片持ちバネ板４１との
結合はジンバル３１側と同様に二点以上結合する方がよ
り完全に回動を防止できる。スペーサ５のＹ−Ｙ方向の
結合を線結合とすれば。

Ｘ−Ｘ方向の自由度は確保でき、Ｘ軸回動とＺ軸変位（
第８図二点鎖線）が自由、Ｙ軸回動が防止された所望の
ヘッド支持構造を得ることができる。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明は両面型フレキシブルディスク
の一方の磁気へノドを、媒体の走行方向には回動できる
が半径方向に回動できない支持部材に支持し、他方の磁
気ヘッドを媒体の走行方向及び半径方向に回動可能な支
持部材に支持し１両支持部材は共に媒体の法線方向に変
位可能であることを特徴としているから、媒体の半径方
向のみ回動せず、媒体の走行方向は回動自由、媒体の法
線方向に変位自由な支持構造とすることができ、ヘッド
と媒体間の接触追従性を最大限に確保しながら、ヘッド
コアと記録トラックのディスク半径方向位置のずれを最
小限に保つ両面型ヘッド支持構造が得られ、従って、線
方向記録密度、半径方向トラック密度の高い高記録密度
両面フレキシブルディスク用として高性能のヘッド支持
構造を得ることができるという優れた効果を奏するもの
である。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第８図はこの発明の実施例を示すもので、第
１図はキャリッジ構造の断面図、第２図は要部の斜視図
、第３図は媒体の“０”側のヘッド支持構造を示す他の
例の分解斜視図。第４図Ａは同ヘッド支持構造の平面図、同図ＢはＹ方向
から見た断面図、同図ＣはＸ方向から見た断面図、第５
図は媒体の“Ｏ”側のヘッド支持構造を示す更に他の例
の分解斜視図、第６図Ａは同ヘッド支持構造の平面図、
同図ＢはＹ方向から見た断面図、同図ＣはＸ方向から見
た断面図、第７図はさらに他の例を示す分解斜視図、第
８図はその説明的断面図、第１０図〜第１５図は第一従
来例を示すもので、第１０図は媒体の“０”側のヘッド
支持構造の側面図、第１１図は開平面図、第１２図は媒
体の“ｌ”面側のヘッド支持構造の側面図、第１３図は
開平面図、第１４図はキャリッジ構造の断面図、第１５
図は要部の斜視図、第２１図〜２３図は第二従来例を示
すもので、第２１図はキャリッジ構造の斜視図、第２２
図はアーム部の部分斜視図、第２３図は両ヘッドの関係
図、第３１図〜第３３図は第三従来例を示すもので、第
３１図はジンバルの平面図、第３２図は側面図、第３３
図はジンバルの斜視図、第４１図及び第４２図は第四従
来例を示すもので、第４１図はキャリ７ジ構造の断面図
、第４２図はジンバルの平面図である。１．１’−−−ヘッド３．３′−・−支持部材（バネジンバル）４−・片持ち
バネ板５−・−スペーサ５ａ・・突起６．６″・−・穴７・−ジンバル支持台１〇−媒体１１．１２・・・アーム１４−加圧バネ板３０−・ヘッド背面側の突起４１・−バネジンバル特　許　出願人　　小西六写真工業株式会社代理人　弁
理士　　　羽　　村　　行　　鉱９；・φ１′ 第２図第３図第５図第８図図面の浄書（内容に変更なし）第９図　　　　第１０図図面の浄書（内容に変更なし）第１１図　　　　　第１２図図面の浄書（内容に変更なし）第１３図図＝の汀″Ｓ＜内容に変更なし）第１５因第１６図どＶど図面の浄書（内容に変更なし）第１８図第２０図口面の７−’；ｒご（内容に変更なしｐ第２１図第２２図手続補正書（方式）％式％２−発明の名称両面型フレキシブルディスク駆動装置におけるヘッド支
持構造３、補正をする者事件との関係　　特　許　出願人住所　　　東京都新宿区西新宿１丁目２６番２号名称　
　　（１２７）小西六写真工業株式会社代表者　井手恵
生４−代理人■１５１昭和６１年９月３０日７−補正の内容（１）明細書第４頁第１行目の「第１０図〜第１５図は
」を「第９図〜第１４図は」と補正する。（２）明細書第４頁第５行目の「第１２図及び第１３図
は」を「第１１図及び第１２図は」と補正する３（３）明細書第４頁第１５行目の「第１４図示の如く」
を「第１３図示の如く」と補正する。（４）明細書第６頁第７行目の「第１０図、第１２図に
示す」を「第９図、第１１図に示す」と補正する。（５）明細書第６頁第１１行目の「第２１図〜第２３図
は」を「第１５図〜１７図は」と補正する。（６）明細書第９頁第１３行目の「第３１図〜第３３図
は」を「第１８図〜第２０図は」と補正する。（７）明細書第９頁第１７行目の「第３３図示のような
」を「第２０図示のような」と補正する。（８）明細書第１１頁第１７行目の「第４１図。第４２図は」を「第２１図、第２２図は」と補正する。（９）明細書第１３頁第３行目の「第４２図は第４１図
と同様の」を「第２２図は第２１図と同様の」と補正す
る。（１０）明細書第１３頁第１２行目の「第４１図のもの
と」を「第２１図のものと」と補正する。（１１）明細書第２１頁第２〜３行目の「第１０図〜第
１５図の」を「第９図〜第１４図の」と補正する。（１２）明細書第２３頁第１９行目〜第２４頁第１４行
目の「第１０図〜第１５図は・−一−−−−ジンバルの
平面図である。」を「第９図〜第１４図は第一従来例を
示すもので、第９図は媒体の“Ｏ゛側のヘッド支持構造
の側面図、第１０図は開平面図、第１１図は媒体の“１
”面側のヘッド支持構造の側面図、第１２図は開平面図
、第１３図はキャリッジ構造の断面図、第１４図は要部
の斜視図、第１５図〜１７図は第二従来例を示すもので
、第１５図はキャリッジ構造の斜視図。第１６図はアーム部の部分斜視図、第１７図は両ヘッド
の関係図、第１８図〜第２０図は第三従来例を示すもの
で、第１８図はジンバルの平面図、第１９図は側面図、
第２０図はジンバルの斜視図、第２１図及び第２２図は
第四従来例を示すもので、第２１図はキャリッジ構造の
断面図、第２２図はジンバルの平面図である。」と補正
する。（１３）図面の第９図〜第２２図を別紙の通り補正する
。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）両面型フレキシブルディスクの一方の磁気ヘッド
を、媒体の走行方向には回動できるが半径方向に回動で
きない支持部材に支持し、他方の磁気ヘッドを媒体の走
行方向及び半径方向に回動可能な支持部材に支持し、両
支持部材は共に媒体の法線方向に変位可能であることを
特徴とするヘッド支持構造。
（２）前記支持部材が、媒体の走行方向及び半径方向に
回動可能であり、かつ、媒体の法線方向に変位可能なバ
ネジンバルであって、前記一方の磁気ヘッドを固定した
バネジンバルが片持ちバネ板により媒体の半径方向の回
動を規制されている特許請求の範囲第１項記載のヘッド
支持構造。
（３）前記片持ちバネ板が、基端側を媒体の走行方向に
固定し、自由端側を折曲してなるスペーサの上端部の二
点以上でバネジンバルの中央部に非摺動的に結合されて
いる特許請求の範囲第２項記載のヘッド支持構造。
（４）前記片持ちバネ板が、基端側を媒体の走行方向に
固定し、その自由端側に一点以上で非摺動的に結合され
ているスペーサの上端部の二点以上でバネジンバルの中
央部に非摺動的に結合されている特許請求の範囲第２項
記載のヘッド支持構造。
（５）前記結合部が、バネジンバルに設けた媒体の半径
方向の穴に、スペーサの上端部に設けた先窄み状のテー
パーをもつ突起を挿し込んでなるものである特許請求の
範囲第３項又は第４項記載のヘッド支持構造。
（６）前記バネジンバルと、片持ちバネ板と、スペーサ
を予めユニット化し、その状態でアームに組付けられて
いる特許請求の範囲第３項〜第５項のうちの１項記載の
ヘッド支持構造。
（７）前記支持部材が、媒体の走行方向及び半径方向に
回動可能であり、かつ、媒体の法線方向に変位可能なバ
ネジンバルであって、前記一方の磁気ヘッドを固定した
バネジンバルの背面側に一定の空隙を介して同一構成の
バネジンバルを設け、両バネジンバルをスペーサを介し
て媒体の半径方向の回動を規制できるように結合したも
のである特許請求の範囲第１項記載のヘッド支持構造。
（８）前記結合部及びその付近が、粘性制動材料で塗布
されている特許請求の範囲第２項又は第７項記載のヘッ
ド支持構造。