JPS63206714A - レンズ保持構造 - Google Patents

レンズ保持構造

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JPS63206714A
JPS63206714A JP62039124A JP3912487A JPS63206714A JP S63206714 A JPS63206714 A JP S63206714A JP 62039124 A JP62039124 A JP 62039124A JP 3912487 A JP3912487 A JP 3912487A JP S63206714 A JPS63206714 A JP S63206714A
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JP
Japan
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lens
caulking
lens barrel
holding structure
caulking part
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JP62039124A
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Kunihiro Fukino
邦博 吹野
Yoshiro Odaka
小高 義郎
Masaru Tsuchiya
勝 土屋
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、レンズ鏡筒をカシメることによりレンズを保
持するレンズ保持構造に関する。より詳細には、合成樹
脂から成るレンズ鏡筒の熱カシメによるレンズ保持構造
に関する。
(従来の技術) 従来レンズ鏡筒1例えば合成樹脂製レンズ鏡筒にレンズ
を固定保持するには、レンズ鏡筒ヘレンズを挿入後押え
環やワイヤースプリング等を用いて保持させるか接着に
°より固定保持してまた。これに対して、レンズ鏡筒の
一部を変形させてレンズを押え込み固定することも知ら
れている。
後者の方法としては、従来よりレンズ鏡筒を熱可塑性樹
脂で作り、変形させようとする部分に熱を加えて軟化さ
せレンズを押え込む、いわゆる熱カシメという方法が取
られている0例えば、従来はtJIIS図に示すように
、熱可塑性のある合成樹脂で作ったレンズ鏡筒21に熱
カシメ部31を設けている。このカシメ部31にレンズ
32を嵌込み、その後熱カシメ用のコテ3を加熱して、
上方より熱カシメ部31にあてがうと共に所定の圧力で
加圧すると、第6図のように熱カシメ部31の端部がレ
ンズ32の上にかぶさり熱カシメが完了する。
(発明が解決しようとする問題点) 上述の従来のレンズ保持構造においては、第7図に見ら
れるようにレンズとカシメ部31との間にレンズ2のガ
タつきの原因となり、ひいては光学性能の低下につなが
る隙間Pが発生し易く、熱カシメ等のカシメ作業の歩留
まりが非常に悪かった。
そこで、本発明の目的は、簡単な構成で、カシメ作業が
安定しており1歩留まりの良いレンズ保持構造を提供す
ることである。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本発明のレンズ保持構造は
、 カシメによりレンズをレンズ鏡筒に保持するレンズ保持
構造において、 該レンズ鏡筒の一端部に該レンズを嵌合してカシメられ
るカシメ部を設けると共に該カシメ部の内周面にほぼ周
方向に延在する溝を設けたことを特徴としている。
(作用) 上述のように構成したため、本発明のレンズ保持構造に
よれば、カシメ部の内周面にほぼ周方向に延在する溝が
カシメ時のレンズ鏡筒の変形分の逃げ場となるので、隙
間が生じにくい。
(実施例) 以下添付図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。尚、図面において同一部分は同一符号で示しである
第1図は1本発明の一実施例を示すレンズ保持構造の光
軸方向断面図である0本実施例においてはレンズ鏡筒1
は、熱可塑性の合成樹脂材料でできているが、これはか
ならずしも熱可塑性の合成樹脂材料でなく、その他の材
料も使用できることは言うまでもないことである。レン
ズ鏡筒1の先端部は、半径方向に肉の薄くなつた環状の
熱カシメ部、すなわちカシメ部11どなっている。カシ
メ部11は、そこに嵌合されるレンズ2の大きさに応じ
て所定距離光軸方向に延びている。カシメ部11の内周
面には、溝11aが周方向、゛すなわち円周方向全周に
わたって設けられている。この溝11aの大きさ1位置
等は、レンズの曲率やカシメ部11の光軸方向の幅など
によって、適宜決定することができる。溝11aの位置
は、好ましくはレンズ2の外周面に対向する位置である
。カシメ部先端の外周縁部には、光軸と所定の内炭な成
す傾斜部11bが同じく円周方向全周にわたって設けら
れている。
第1図の状態で、レンズ鏡筒lにレンズ2を挿入後上方
より(矢印の方向)所定の温度に加熱されたホーン、す
なわちコテ3をカシメ部11に当てがうど共に所定の圧
力て・加圧すると、第2図のようにカシメ部11の端部
がレンズ2上にかぶさりカシメ作業が完了する。このコ
テ3は、レンズ2の表面とほぼ平行な接触面を有し、熱
カシメ部のレンズの接線方向にほぼ等しい角度をもつ円
錐面を有する円錐形状をしており、温度が制御できるよ
うになっていると共に、エアープレス等の装置により加
圧の際の圧力も制御てきるようになっている。
この時、カシメによるレンズ鏡筒1の変形分は、溝11
aがあるため、この溝11aに吸収されてしまい%第7
図に見られる従来例のようなカシメ部とレンズ表面との
間の隙間は殆ど無くなる。
上述の傾斜部11bを設けると、カシメ部11にコテ3
を当てがって押圧するときに1両者の接触位置が半径方
向のより内側に来るので(第1図に見られる半径R1と
R1との差によって生じる)、レンズ2上面へのカシメ
・部11の端部のかぶさりがより円滑に行なわれる。
第3及び第4図は、溝11aの形状を変えた他の実施例
を示す断面図である。第1図に示す実施例においては、
1lllaの円周方向断面は三角形の形状をしていたが
、第3図においては゛矩形に、また第4図においては半
円形となつている。また、各実施例において、溝11a
は、カシメ部11の全周に渡って設けているが、加工都
合等の必要に応じて円周方向に部分的に設けてもよいこ
とが実験的に分かった。同様に。
傾斜部11bも円周方向に部分的に設けてもよく、更に
溝11aを光軸方向に複数本設けることができることと
、溝を光軸と垂直な平面内に設けるだけでなく、光軸に
所定の角度をもたせて、すなわち傾けて螺旋状に設ける
こともできることが実験により確かめられた。
以上の説明においては、レンズ鏡筒として熱可塑性のあ
る合成樹脂製のものを使用したが、これは既に述べたよ
うに他の材料でできたものでも良い、しかしながら、実
施例のように熱カシメによる場合は、熱可塑性のあるレ
ンズ鏡筒を使用することがより好ましいのである。
(発明の効果) 以上述べた本発明のレンズ保持構造によれば1次のよう
な効果が得られる。
カシメ部とレンズ表面との間に隙間が生じることがない
ので、カシメ作業が安定し1歩留まりの非常にhいレン
ズ保持構造を提供できる。
特に実施例のように、熱可塑性のレンズ鏡筒の熱カシメ
に適用すれば更に良好な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は1本発明の一実施例を示すレンズ保
持構造の光軸方向の断面図であり、第1図はカシメ前、
第2図はカシメ後を示しており。 第3図及び第4図は、それぞれ他の実施例を示す断面図
であり、 第5乃至7図は、従来のレンズ保持構造を示す断面図で
ある。 [主要部分の符号の説明] 1.21・・・・・・・レンズ鏡筒 2・・◆・・・・・・・レンズ 11.31・・・・・・カシメ部 11a・・Φ会争・・・溝 11b・・・・・・・・傾斜部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、カシメによりレンズをレンズ鏡筒に保持するレンズ
    保持構造において、 該レンズ鏡筒の一端部に該レンズを嵌合し てカシメられるカシメ部を設けると共に該カシメ部の内
    周面にほぼ周方向に延在する溝を設けたことを特徴とす
    るレンズ保持構造。 2、前記レンズ鏡筒は、熱可塑性樹脂から成り、前記カ
    シメ部は、熱カシメによりカシメられることを特徴とす
    る特許請求の範囲第 1項に記載のレンズ保持構造。 3、前記カシメ部の外周縁部は、光軸と角度をなす傾斜
    部となっていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    または第2項に記載のレンズ保持構造。
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