JPS632063A - 超薄膜積層構造を有する光受容部材 - Google Patents

超薄膜積層構造を有する光受容部材

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JPS632063A
JPS632063A JP61146363A JP14636386A JPS632063A JP S632063 A JPS632063 A JP S632063A JP 61146363 A JP61146363 A JP 61146363A JP 14636386 A JP14636386 A JP 14636386A JP S632063 A JPS632063 A JP S632063A
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俊一 石原
Keishi Saito
恵志 斉藤
Kozo Arao
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 本発明は、電子写真用感光体等に用いられる光受容部材
、%に改善された電荷注入阻止層を有する光受容部材に
関する。
〔従来技術の説明〕
従来、電子写真用感光体等に用いられる光受容部材とし
ては、その光感度領域の整合性が他の種急の光受容部材
と比べて優れているのに加えて、ビッカース硬度が高く
、公害の問題が少ない等の点から、例えば特開昭54−
86341号公報や特開昭56−83746号公報にみ
られるようなシリコン原子を母体とする非晶質材料、い
わゆるアモルファスシリコン(以後、「5−8iJと表
記する。)から成る光受容部材が注目されている。
ところでこうした光受容部材は、支持体上Ka−8iで
構成される感光層を有するものであるところ、該感光層
が帯電処理を受けた際に、支持体側から感光層中に電子
が注入されるのを阻止する目的で支持体と感光層との間
に電荷注入阻止層を設けることが知られている。そして
、該電荷注入阻止層について、a−8i、多結晶質シリ
コン(以後、rpoly−s+Jと表記する)又は両者
を含むいわゆる非単結晶シリコン(以後、「Non−8
iJと呼称する〔尚、微結晶質シリコンと通称されるも
のは、a−8iに分類される。〕に1 n型不純物また
はn型不純物のドーピングされたものを使用することが
提案されている。
ところが、n型不純物またはn型不純物をドーピングさ
せたNon−81Mは、機能的には満足はされるものの
、支持体との密着性が悪く、支持体から剥離し易いとい
う問題を有し、その膜がpolly −Siである場合
にはその問題はさらに顕著である。
この問題を解決する策として、n型不純物又はn型不純
物をドーピングさせたNon−8i膜に1更に酸素原子
、炭素原子及び窒素原子の中の一種またはそれ以上を含
有せしめることが提案されている。
しかしながら、この方法例よってみても依然問題が存在
する。即ち、この方法によれば、支持体と前記膜との密
着性が向上し、そして前記膜のバンドギャップが拡大さ
れるという効果が期待できはするものの、禁制寄生に欠
陥準位を作ってしまう問題がある。この欠陥準位の生起
は、Non−8+膜に、p型半導体またばnfJl半導
体にするためのn型不純物またはn型不純物のドーピン
グを阻害するため、それら不純物の満足のゆくドーピン
グが困難になるという問題がある。
そしてこの問題を解決するについて、Non−8+膜中
へのドーピング処理のために供給するn型不純物または
n型不純物の量を多くすることが行われている。しかし
、この方法においても、供給されるそれら不純物は、全
せがドーパントとして作用しないことから、それら不純
物の反応系への供給量を絶えず監視して調節しないかぎ
り、欠陥準位の生起をもたらすところとなってしまうと
いう問題が存在する。
〔発明の目的〕
本発明け、構成層の中の電荷注入阻止層に係る上述の問
題を解決して所望機能を奏するものにした改善された多
層構成の、電子写真用の感光体等に用いられる、光受容
部材を提供することを主たる目的とするものである。
本発明の他の目的は、欠陥準位を有さずしてn型不純物
又はn型不純物が所望状態にドーピングされていて改善
された電荷注入阻止機能を奏する電荷注入阻止層を有す
る光受容部材を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、残留電位の問題がほとんどな
く、画像欠陥の問題がなくして、改善された電気的耐圧
性を有する電子写真用光受容部材を提供することにある
〔発明の構成〕
本発明者らは、従来の、電荷注入阻止層を有する電子写
真用感光体等に用いられる光受容部材について、前述の
諸問題を解決して上述の本発明の目的を達成すべく鋭意
研究を重ねた結果、先づ前記光受容部材について、その
電荷注入阻止層として、構成原子の比の異なる2種類の
超薄膜層を複数回交互に積層させた層領域を有し、前記
2種類の超薄膜の界面において、前記構成原子の濃度の
分布が連続しているものを使用した場合電荷注入阻止層
についての前述の諸問題を解決できる知見を得た。
第1図、M2図は、本発明の超薄腹積ノ1構造(第1図
は、バンドギャップの異なる超薄膜積層構造の場合、第
2図は、価電子制御剤を添加した超薄膜積層構造の場合
)の模式的説明図である。第1 (87図、第2(a)
図は、超薄g積層構造のバンド構造の模式的説明図であ
り、第1(h)図、第2(b)図は、超薄膜積層構造の
構成要素の分布の模式的説明図である。
本発明の超薄膜積層構造のバンド構造は、第1(a)図
、第2(a)図に示すように各超薄膜の間でなめらかに
接続し、各超薄膜の間で少なくとも1つの構成原子の濃
度分布が、第1(b)図、第2(b)図に示すようにな
めらかに連続する特徴を有している。
本発明の超薄膜積層構造の様に、各超薄膜の間で少なく
とも1つの構成要素が連続的になめらかに変化すること
で、超薄膜形成時の支持体温度による各超薄膜構成要素
の超薄膜間の経時的な相互拡散また、超薄膜積層構造を
有する電子写真用光受容部材を長期間コロナ帯電下で使
用することによる各超薄膜構成原子の超薄膜間の経時的
な相互拡散などによる、光受容部材の電子写真特性(た
とえば、光感度、残留電位、暗減衰など)の経時劣化を
防止することができる。そしてなお−層に゛成子写真用
光受容部材としての特性を安定化させることができる。
また、本発明の超4層積層構造にすることで、各超薄膜
を明確に分離して積層した場合に比較して、各超薄膜間
の界面準位が減少し、電荷の移動が改善される。
また更に1本発明の超薄膜積層構造の電荷注入阻止層で
は、超薄膜間の界面準位が減少するため、界面準位を介
した支持体からの電荷の注入が減少し帯電能が一層向上
する。
更にまた、本発明の超薄膜at層構造にするこ−とによ
って、超薄膜各層間の密着性が向上する。
本発明の超薄膜積層構造において前記目的を達成するた
めには超薄膜界面近傍における構成原子の分布の幅は、
通常は5X〜70A1好ましくはIOA 〜60A、 
 より好ましくは15八〜50Aである。
以下、図示の実施例により本発明の詳細な説明する。な
お、光受容部材についての図示の例は電子写真用のもの
であるが、本発明はこれにより限定されるものではない
第3(A)乃至(F)図は、本発明の電子写真用の光受
容部材の層構成の典型的な例を、模式的に示した図であ
る。
第3(A)乃至(駒間において301は支持体、302
は電荷注入阻止層、303は感光層、感光層は307の
電荷輸送層、308の電荷発生層から溝或されても良い
、304は表面層、306け赤外光吸収層である。
本発明に用いる支持体301は、導電性のものであって
も、また電気絶縁性のものであってもよい。導電性支持
体としては、例えば、NiCr。
ステンレス、AJ、Cr、MoX Au、NbXTa。
VXTiXPtX Pb  等の金属又はこれ等の合金
が挙げられる。
電気絶縁性支持体としては、ポリエステル、ポリエチレ
ン、ポリカーボネート、セルロース、アセテート、ポリ
プロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポ
リスチレン、ポリアミド等の合成樹脂のフィルム又はシ
ート、ガラス、セラミック、紙等が挙げられる。これ等
の電気絶縁性支持体は、好適には少なくともその一方の
表面を導電処理し、該導電処理された表面側に光受容層
を設けるのが望ましい。
例えば、ガラスであれば、その表面に、N r Cr 
NAA’、  CrXMo、  AuXIr、 Nb、
 Ta、 V、 Ti、Pt 、 Pd 、  In2
O3,5n02、ITO(In2O3+5nOt)等か
ら成る薄膜を設けることによって導電性を付与し、或い
はポリエステルフィルム等の合成樹脂フィルムであれば
、N1(r、 Al、  Af、Pb。
ZnX Ni、AuX Cr、Mo、IrX NbX 
TaXV。
TIX Pt等の金属の薄膜を真空蒸着、電子ビーム蒸
着、スパッタリング等でその表面に設け、又は前記金属
でその表面をラミネート処理して、その表面に4tuを
付与する。支持体の形状は無端ベルト状又は円筒状とし
、その厚さは、所望通りの光受容部材を形成しうる様シ
て適宜決定するが、光受容部材として可撓性が要求され
る場合には、支持体としての機能が充分発揮される範囲
内で可能な限り薄くすることができる。
しかしながら、支持体の製造上及び取扱い上、機械的強
度等の点から、通常は、10μ以上とされる。
本発明の光受容部材の感光層303は、シリコン原子を
母体とする非単結晶材料、特にシリコン原子を母体とし
、水素原子()I)又はハロゲン原子(X)の少なくと
もいずれか一方を含有するアモルファス材料、いわゆる
水素化アモルファスシリコン、ハロゲン化アモルファス
シリコン、あるいはハロゲン含有水素化アモルファスシ
リコン〔以下これらの総称的表記として「a−8i(H
,X)Jと表記する。〕iどで構成される層であって、
該ハロゲン原子(X)としては、具体的にはフッ素、塩
素、臭素、ヨウ素か挙げられ、特にフッ素、塩素を好適
なものとして挙げることができる。そして感光層303
中に含有せしめる水素原子(H)の情又はハロゲン原子
(X)の量、あるいは水素原子とハロゲン原子の量の和
(H+X)は、好ましくけ1〜40 atomic%、
より好ましくは5〜30 atomic%とするのが望
ましい。
また、本発明の光受容部材(Cおいて、感光層の層厚は
、本発明の目的を効率的て達成するには重要な要因の1
つであって、光受容部材に所望の特性が与えられるよう
に1光受容部材の設計の際)てけ充分な注意を払う必要
があり、通常は3〜100μとするが、好ましくは5〜
80μ、より好ましくは7〜50μとする。
本発明の光受容部材において、感光層を電荷発生層と電
荷輸送層とで構成する場合、電荷発生層の層厚は通常0
.1〜50μm好ましくlio、2〜30μm1より好
ましくけ0.2〜10μmとし、電荷輸送層の層厚は、
通常は3〜100μmとし、好ましくけ5〜80μm1
 より好ましくけ7〜50μmとする。
電荷発生層は、電荷輸送層ではさまれても良く、この場
合電荷発生層全体及び電荷輸送層全体の層厚が前記層厚
を満せば良い。
本発明の光受容部材は、前記支持体301と前記感光層
303との間に、電荷注入阻止層3ρ2を有するもので
あり、該電荷注入阻止層302ば、少なくとも構成原子
の一部が異なる超薄膜を、少なくとも2種類以上複数回
積層してなる須薄MfA層構造を有する層である。即ち
、電荷注入阻止効果を奏するn型不純物又はn型不純物
を含有するNon−8i ()(、X) C以後、「N
onNon−8i、X)Jと表記する。(但し、Mはn
型不純物又はn型不純物を表わす。)〕で構成される超
#膜層などや、支持体との密着効果等を奏する酸素原子
、炭素原子及び窒素原子の中から選ばれる少なくとも一
種を含有するNon −S iM (H。
X)(以後、[NonNon−8i、C,N、)(H,
X)Jと表記する。]で構成される超薄膜層などを、交
互に複数回積層してなるものである。
上述のn型不純物としては、周期律表第■族に属する原
子(以後、単に「第■族原子」と表記する。)、具体的
には、B(硼素)、Al(アルミニウム)、Ga(ガリ
ウム)、In(インジウム)、TA’(タリウム)等を
用いることができるが、特に好ま・しいものは、B、G
aである。
またn型不純物としては周期律表第V族に属する原子(
以後、単に「第V族原子」と表記する。)、具体的には
、P(燐)、”(砒素)、sb (アンチモン)、B’
(ビスマス)等を用いることができるが、特に好ましい
ものけ、P、 Asである。
電荷注入阻止層302中に含有せしめる第■族原子又は
第V族原子の量は、30〜5 X 10’ atomi
cpprr+、好ましくは50〜I X 10’ at
omic ppm。
最適にはI X 10”〜5 X 103103ato
 ppmとすることが望ましい。
また電荷注入阻止層302中に含有せしめる酸素原子、
炭素原子及び窒素原子の中から選ばれる少なくとも1種
の儀は、0.001〜50 atomic%、好ましく
け0.002〜40 atomie%、最適には0.0
03〜30 atomic %とするツカ望マシイ。
本発明の光受容部材の電荷注入阻止層302の層厚は、
300八〜10μ、好ましくけ400A〜8μ、最適に
は500八〜5μとするのが望ましい。
また、該電荷注入阻止層302を構成する超薄膜各層の
層厚は、10〜150A、好ましくは10〜い。
ところで、本発明の光受容部材における電荷注入阻止層
302け、上述のごとき超薄膜積層構造を有するNon
Non−8i、C,N)(H,X)、即ちa−SiM(
0,C,N)(H,X)又はpoly −SiM (0
C,N)(H,X)などで構成されるものであるが、後
者のpoly−SiM(0,C,N)(H,X)で構成
される層は、種々の方法、例えば以下て記載するような
方法により適宜形成される。
その1つの方法は、基体温度を高温、具体的には400
〜450℃に設定し、該基体上にプラズマCVD法によ
り膜を堆積せしめる方法である。
他の方法は、基体表面に先ずアモルファス状の膜を形成
、即ち、基体温度を約250℃にした基体上にプラズマ
CVD法により膜を形成し、該アモルファス状の膜をア
ニーリング処理することによりpoly化する方法であ
る。該アニーリング処理は、基体を400〜450℃に
約20分間加熱するか、あるいは、レーザー光を約20
分間照射することにより行なわれる。
なお言うまでもないが、こうしたp01’l−81−8
i、C,N)(H,X)で構成される電荷注入阻止層3
02上には、通常のプラズマCVD法(基体温度約25
0℃)によりa−8j(H,X) で構成される感光層
303が形成される。
本発明においては、NoNon−8i 0 、 C、N
 )(H,X)で構成される電荷注入阻止層を前述のご
とき超薄膜積層構造層とすることが必要とされるが、電
荷注入阻止層302上に形成される前述の感光層303
についても超薄膜積層構造層とすることができる。
即ち、a  S r (Hr X)などで構成される感
光層303中には、感光層の伝導性を制御する効果を奏
する第■族原子又は第V族原子を含有せしめ、感光層の
光感度を向上せしめることができる。また、感光層の膜
品質を向上せしめるとともに、感光層の高暗抵抗化をは
かる目的で、酸素原子、炭素原子及び窒素原子の中から
選ばれる少なくとも一種を含有せしめることができる。
a−8i(H9X)などで構成される感光層中に、こう
したその他の構成原子を含有せしめる場合、構成原子の
少なくとも一部が異なる超薄膜を少なくとも2a類以上
複数回積層した超薄膜積層構造とすることにより、バン
ドギャップを調整することができる。
このところについて第11 (A) 、 (B)図を用
いて説明する。
第11 (A) 、 (B)図はエネルギーバンドの説
明図であり、図中、BPはフェルミエネルギー、Ecけ
伝導帯端エネルギー、Evは価電子帯端エネルギー、ν
はバンドギャップを表わしている。
第11 (A)図は、バンドギャップの異なる二種の超
薄膜を積層した場合を説明する図である。
即ち、a−8i(1(、X)中に窒素原子、炭素原子及
び窒素原子の中から選ばれる少なくとも一種を含有せし
めた場合ばば、a−8i()(、X)よりもバンドギャ
ップが拡大することを本発明者らは事実として確認して
いるところ、更に次のところも確認した。例えば該a−
8i()(、X)で構成される超薄膜とa−8i(0,
C,N)(H,X)で構成される超薄膜のように、バン
ドギャップの異なる超薄膜層を積層すると、狭いバンド
ギャップを有する超薄膜層で、量子効果により、図中破
線で示すが如き、サブバンドが形成される。
該サブバンドは、伝導帯及び価電子帯の端部よりもエネ
ルギー的に高い位置に形成され、その結果、超薄、膜層
を積層した感光層のバンドギャップは、狭いバンドギャ
ップを有する層のバンドギャップよりも広がることとな
る。そして、第11 (B)図は、p型不純物を含有す
るa−8i(HI X)で構成される超薄膜層(以後「
p型層薄膜層」と称する。)と、n型不純物を含有する
a−8t(H,X)で構成される超薄膜層(以後「n型
超薄膜層」と称する。)とを交互に積層した場合を説明
する図である。この場合には、伝導帯側では、p型層薄
膜層ではさまれたn型超薄膜層で、量j効果により伝導
帯端エネルギー Ecよりも高いエネルギー側にサブバ
ンドが形成される。また同様に、価電子帯側では、p型
層薄膜層において低z子奇瑞エネルギーET/よりも高
いエネルギー側に量ケ効果によるサブバンドが形成され
る。それぞれのサブバンドは、伝導帯側ではp型超薄膜
看へ、また価電子帯側ではn型超薄膜層へしみだしが生
じる。その結果、光吸収は、伝導帯のサブバンドと、価
電子帯のしみだしたサブバンドの間で生じるため、p型
超薄膜1とn型超薄膜層とを積層した感光層のバンドギ
ャップは、それぞれp型層薄膜層及びn型超博、膜層固
有のバンドギャップよりも狭くなることとなる。
以−ヒのことから具体的には感光層303を、例えば、
a−8i(I(、X)で構成される超薄膜層とa  S
 INl (H* X )で構成される超薄膜層とを交
互>C複数回積層した超薄膜積層構造層、又は、a−8
i(H,X)で構成される超薄膜層とa−8i(o、c
、N)(a、x)で構成される超薄膜構造層とを交互に
複数回積層した超薄膜積層構造層、あるいけ、a−8i
M(H,X)で構成される超薄膜層とa−8i(0,C
,N)(H,X)で構成される超薄膜層とを交互に複数
回積層した超薄膜積層構造層とすることができる。
本発明の光受容部材における感光層303上には、表面
層304が設けられる。該表面層は、酸素原子、炭素原
子及び窒素原子の中から選ばれる少なくとも一種を含有
するa−87()(、X)〔以後、「a−8i(0,C
,N)(H,X)Jと表記する。〕又は窒素原子及び硼
素原子を母体とする非晶質材料〔以後、「a−BN()
(、X)Jと表記する。〕、あるいは、炭素原子を母体
とする非晶質材料〔以後、「a−C(H* X )Jと
表記する。〕で構成される。
本発明の光受容部材に表面層304を設ける目的は、耐
湿性、連続繰り返し使用特性、電気的耐圧性、使用環境
特性、および耐久性等を向上せしめることにある。
特に、表面層としてa−8i (0、C、N)(H,X
)で構成される層を用いた場合には、表面層と感光層を
構成するアモルファス材料の各々が、シリコン原子とい
う共通した構成原子を有しているので、表面層304と
感光層303との界面において化学的安定性が確保でき
る。
こうしたa−8i(0,C,N)(H,X)で構成され
る表面層とする場合、表面層中に含有せしめる酸素原子
、炭素原子又は窒素原子の量の増加に伴って、前述の緒
特性は向上するが、多すぎると膜品質が低下し、電気的
および機械的特性も低下する。こうしたことから、これ
らの原子の量は、0.001〜90 atomic%、
好ましくハ1〜9Q a l □ml C%、最適には
10〜80 atomic%とするのが望ましい。
また、本発明の光受容部材において、表面層304の層
厚も本発明の目的を効率的に達成するために重要な要因
の1つであり、所望の目的に応じて適宜決定されるもの
であるが、表面層に含有せしめる構成原子の量、あるい
は表面層に要求される特性に応じて相互的かつ有機的関
連性の下に決定する必要がある。更に生産性やt産性も
加味した経済性の点においても考慮する必要もある。こ
うしたことから、本発明の光受容部材の表面層の層厚ば
3 X 10’−”〜30μ、より好ましくけ4XIO
−”〜20μ、特に好ましくは5X10”−”〜10μ
とする。
第3(B)図に示す例では、前述の第3(A)図に示す
電荷注入阻止層303に、更にゲルマニウム原子又はス
ズ原子の少なくとも一方を含有せしめ、該電荷注入阻止
層303に長波長吸収層としての機能を兼ねそなえさせ
た例である。即ち、支持体301と感光層303との間
に設けられる層305け、p型不純物又はn型不純物、
および酸素原子、炭素原子及び窒素原子の中から選ばれ
る少なくとも一種と、更にゲルマニウム原子又はスズ原
子の少なくとも一方を含有するNon −5i(H,X
)C以後、l’−Non−8i (Ge 、 Sn )
 M(o 、 c 、 N) (HI X)Jと表記す
る。〕で構成されている。核層305にゲルマニウム原
子又はスズ原子を含有せしめることにより、苧導体レー
ザ等の長波長の光源を使用した場合において、感光層3
03では殆んど吸収しきれない長波長側の光を、核層3
05で実質的に完全に吸収することができるようになり
、このことにより支持体301表面からの反射によって
生じる干渉を防止することができるものである。
ゲルマニウム原子又はスズ原子の少なくとも一方を含有
する、超薄膜積層構造を有する電荷注入阻止jを得るた
めには、p型不純物又はn型不純物を含有するNon−
8i (H、X)で構成される超薄膜構造層、および酸
素原子、炭素原子及び窒素原子の中から選ばれる少なく
とも一種とp型不純物又はn型不純物とを含有するNo
n−s r (Ht X)で構成される超薄M構造層の
いずれか一方あるいは両方に、ゲルマニウム原子又はス
ズ原子の少なくとも一方を含有せしめ、これらの層を交
互に多数回積層すればよい。
長波長側の光を吸収するために含有せしめるゲルマニウ
ム原子又はスズ原子の量は、1〜9.5 X 10’ 
atomic ppm、好ましくケlX10!〜9 X
 10’ atomic ppm、最適には5X10”
〜8X10’ atomic ppmとする0:dfW
まLい。
第3(B)図に示す列における、感光層303及び表面
層304は、前述の第3(A)図におけるものと同じで
ある。
最後に、第3(C)図に示す例は、長波長吸収機能を有
するN306と、電荷注入阻止機能を有する層302と
を別々の層として、支持体301上にこの順に設け、更
にその上に感光層303及び表面Ni304を設けたも
のである。核層においては、層306は、ゲルマニウム
原子又はスズ原子の少なくとも一方を含有するNon−
8i(H,X)〔以後、「Non−8i (Ge 、 
Sn)、(H,X)と表記する。〕で構成されており、
その他の層、即ち電荷注入阻止層302、感光層303
及び表面層304は第3(A)図に示す場合と同様のも
のである。
第3(D)乃至(F)図は、第3(A)乃至(C)図に
おいて感光層303を電荷発生層308と電荷輸送層3
07で形成したものである。
第4図は、本発明の超薄膜&層構造をRP放電または、
マイクロ波放電で炸裂するための堆積膜形成装置の模式
的説明図である。
堆積膜形成装置は、高真空にし得る堆積室11パワー導
入用の’1tFiを兼ねた周囲壁2、上壁3、底壁4、
碍子5、加熱用ヒーター7、ガス導入管8、ガス放出孔
9、パルプ10、排気管11、排気パルプ12、電圧印
加手段13、内圧センサー15、ガス供給系20.ガス
ボンベ201〜205、パルニア’ 211〜215、
マス70コントo −ラ−221〜225、流入バルブ
231〜235、流出パルプ241〜245、圧力調整
器251〜255、そして、マス70コントローラー2
21〜225、流出パルプ241〜245および排気パ
ルプ12を制御するためのマイクロコンピュータ−(不
図示)から構成され、反応容器1内に円筒状基体6が設
置される。
たとえば本発明の超薄膜積層構造は前記装置で以下の様
にして形成した。超薄膜形収用の第1の原料ガスを20
1に入れ、第2の原料ガスを202に入れ、第1の原料
ガス及びに2の原料ガス希釈用のガスを203に入れた
まず、超薄M積層構造形成前に堆積室1内を十分に排気
して、マスフローコントローラ221゜222 、22
3及び流入パルプ241 、242 、243をマイク
ロコンピュータ−により第7図に示すように@原料ガス
を制御し、堆積室IK導入した。
第7図の流量の変化領域は、流入バルブ241゜242
の開孔度をマイクロコンピュータ−により制御して行っ
た。そして、各原料ガスの導入と同時にRFt源または
マイクロ?l!、電源である電圧印加手段13より所定
の電力を電極を兼ねた周囲壁2へ導入した。前記超薄膜
積層構造の全体の層厚は、第7図に示す流量の変化様式
で所定の時間保つことで制御した。
第5図は、本発明の超薄膜積層構造を、少なくとも2種
類のガスを、異なった空間でそれぞれ活性化し、それぞ
れ別々の経路で堆積室に導入し堆積室内で反応させて、
形成するための堆積膜形成装置の模式的説明図である。
前記堆積膜積層形成装置は、高真空にし得る堆積室50
1、基体503の支持台502、加熱用ヒーター504
、導IvJ505、カス供給ボンへ506゜507 、
508 、509 、ガス導入管510、内圧センサー
511、熱活性化室512、電気炉513、固体8i粒
514、活性種(A)用化合物導入管515、活性種(
A)用導管516、活性種(B)用導管517゜524
 、525 、パルプ518、排気パルプ520、排気
管521、マイクロ波プラズマ発生装置522゜527
、マイクロ波活性化室523 、526から構成されて
いる。
前記堆積膜形成装置で本発明の超薄膜積層構造を形成す
る方法の1例を以下に示す。
ガス供給ボンベ509を水素ガスボンベとし、ガス供給
ボンベ506を第1の原料ガスボンベとし、更にガス供
給ボンベ507を第2の原料ガスボンベとした。
まず、超薄膜積層構造形成前に堆積室501内を十分に
排気して、マスフローコントローラー506b 、 5
07b 、 509b、及び供給バルブ506d 。
507d 、 509dをマイクロコンピュータ−によ
り、第8図に示すような所定の流量に各原料ガスを制御
し、各マイクロ波活性化室523 、526に導入した
。各マイクロ波活性化室523 、526によって、水
素ガス及び、第1の原料ガス、第2の原料ガスを活性化
し、各活性種を堆積室501へ導入した。前記超薄膜積
層構造の全体の層厚は、第8図に示す流量の変化様式で
所定の時間保つことで制御した。
第6図は、本発明の超薄膜積層構造を、気体状原料ガス
と、該気体状原料ガスを酸化する気体状ハロゲン系酸化
剤との酸化反応によって形成する堆積膜形成装置の模式
的説明図である。
前記堆積膜形成装置は、ガス供給ボンベ601〜604
、ガスの導入管601a 〜604a 、 ?スフロー
メーター601 b〜604b 、ガス圧力計601C
〜604C、流入バルブ601d 〜604d 、 6
01e 〜604e。
圧力計601 f〜604f、ガス導入管609 、6
10、基体ホルダー612、基体加熱用ヒーター613
、基体l晶度モニター用熱電対616、基体618、真
空排気バルブ619、堆積室620から構成されている
たとえば、本発明の超薄膜積層構造は、前記装置で以下
の様にして形成した。超薄膜形成用の第1の原料ガスを
604に入れ、第2の原料ガスを603に入れ、前記各
原料ガスと酸化作用をするハロゲン系酸化剤を601に
入れた。
まず超薄膜積層構造形成前に、堆積室620内を十分に
排気して、マス70−コントローラー604b 、 6
03b 、601b及び流入パルプ1504d 、60
3d。
601ri’)マイクロコンピュータ−により第9図に
示すように各原料ガス及びハロゲン系酸化剤を制御し、
堆積室620に導入した。
前記原料ガスとハロゲン系酸化剤はガス導入管610と
609の先端で化学反応し、活性種が生成され基体61
8上に堆積膜が形成される。
前記超薄膜種1構造の全体の層厚は、第9図に示す流量
の変化様式で所定の時間保つことで制御した。
以下実施例に従って本発明を説明する。
実施例1 第4図に示した製造装置を用いて、第1表に示す層形成
条件で、RF枚電電分解法、AIシリンダー基体表面に
第3(A)図に示す層構成の電子写真用光受容部材を得
た。
本発明の超薄膜積層構造を有する電荷注入阻止層は、第
7図に従って、Ntガス(第2の原料ガス) SIH,
ガス及びB2 Ha / H2ガス(第1の原料ガス)
、H!ガス(希釈ガス)を制御して作製した。
得られた光受容部材を、帯′?!露光実験装置に装置し
て、■5.0KVで0.3秒間コロナ帯電を行ない、直
ちに光像を照射した。光像の照射はタングステンランプ
光源を用い、Q、7 lux −secの光量を透過型
のテストチャートを通して行なった。
その後育ちにe荷電性の現像剤で該光受容部材表面をカ
スケード現儂することKより、該光受容部材表面上に良
好なトナー画像を得た。次いで該トナー画像を■5.Q
KVのコロナ帯電で転写紙上に転写したところ、解像力
に優れ、階調再現性の良好な、鮮明な高濃度の画像が得
られた。
実施例2 層形成条件を第2表に示す条件とした以外はすべて実施
例1と同様にして、第3(C)図に示す層構成の電子写
真用光受容部材を得た。
得られた光受容部材を用いて、実施例1と同様の方法で
コロナ帯電、タングステンランプによる光像照射、現像
、転写を行なったところ、解像力に優れ、階調再現性の
良好な、鮮明な高濃度の画像が得られた。
また、この電子写真用光受容部材を用い、実施例1と同
様に帯電し、波長788 nmの半導体レーザーにより
画像露光を行なった。そして実施例1と同様に現像、転
写を行なったところ、干渉縞のない鮮明な画像が得られ
た。
実施例3〜5 第1層形成時の層形成条件を第3表に示す条件とした以
外はすべて実施例1と同様にして、電子写真用光受容部
材を得た。
得られた夫々の光受容部材を用いて、実施例1と同様に
して、画像形成を行なった(但し、実施列3においては
、帯電をe帯電とし、■荷電性の現像剤を用いて現像し
、e帯電により転写した。)ところ、解像力に優れ、階
調再現性の良好な、鮮明な高濃度の画像が得られた。)
実施例6〜11 第2層形成時の層形成条件を第4表に示す条件とした以
外はすべて実施例1と同様にして、電子写真用光受容部
材を得た。
得られた夫々の光受容部材を用いて、実施例1と同様に
して画像形成を行なったところ、解像力に優れ、階調再
現性の良好な、鮮明な高濃度の画像が得られた。
実施例12 第1表に示す層形成条件で層形成した電子写真月光受用
部材(即ち、第1層を超薄膜積層構造とした電子写真用
光受容部材)と、第5表に示す層形成条件で層形成した
電子写真用光受容部材(即ち、第1層を単層構造とした
電子写真用光受容部材)とにおいて、夫々の第1層の層
形成条件のうちの82H6ガスの量のみを種々に変化さ
せて、夫々の場合における帯電能の比較を行なった。
但し、帯電能の測定は、夫々の電子写真用光受容部材’
t (E17.5 KV”ro、15秒間コロナ帯Nを
行ない、0.2秒後に振動容量型の表面電位で測定した
その結果を、第10図に示す。該図から明らかなごとく
、第1層を超薄膜積層構造とした電子写真用光受容部材
(図中−・−・−で表わす。)の方が、第1層を単層構
造とした電子写真用光受容部材(図中−o −o−で表
わす。)よりも、B2H6の量が低濃度の頭載から高い
帯電能を示し、同じB2H6濃度では、より高い帯電能
を示すことが判明した。
実施例13 層形成条件を第5表に示す条件(基体温度約280℃、
堆積時内圧約3 X 10−” Torr )とし、第
4図に示す堆積膜形成装置を用い、第1層は、本発明の
超薄膜積層構造とし、マイクロ波プラズマ放電によって
、成子写真用光受容部材を得た。
得られた光受容部材を用いて、NP9030(キャノン
株製)画像形成を行なったところ、解像力に優れ、階調
再現性の良好な、鮮明な高濃度の画像が得られた。
実施例14 層形成条件を第6表に示す条件(基体温度約280℃、
堆積室内圧約Q、5Torr)とし、第5図の堆積膜形
成装置を使用して、電子写真用光受容部材を得た。得ら
れた光受容部材を外径8〇−φ長さ358Mのシリンダ
ーに取りつけた。
得られた光受容部材を用いて、NP9030(キャノン
株製)画像形成を行なったところ、解像力に優れ、階調
再現性の良好な、鮮明な高濃度の画像が得られた。
実施例15 層形成条件を第7表に示す条件(基体温度的280℃、
堆積室内圧約Q、5 Torr )とし、第6図の堆積
膜形成装置を使用して、電子写真用光受容部材を得た。
得られた光受容部材を外径8〇−φ長さ358−のAl
シリンダーに取りつけた。
得られた光受容部材を用いて、NP9030(キャノン
株制)画像形成を行なったところ、解像力に優れ、階調
再現性の良好な、鮮明な高濃度の画像が得られた。
〔発明の効果の概略〕
本発明の超薄膜積層構造の様て、各超薄膜の間で少なく
とも1つの構成要素が連続的になめらかに変化すること
で、超薄膜形成時の支持体温度による各超X膜構成要素
の超薄膜間の経時的な相互拡散また、超薄膜積層構造を
有する電子写真用光受容部材を長期間コロナ帯区下で使
用することによる各超薄膜構成要素の超薄膜間の経時的
な相互拡散などによる、光受容部材の電子写真特性(た
とえば、光感度、残留電位、暗減スなど)の経時劣化を
防止することができる。そして、なを−層電子写真用光
受容部材としての特性を安定化させることができる。
また、本発明の超薄、摸攬1層構造にすることで、各超
薄膜を明確て分4して積層した場合に比較して、各超薄
膜間の界面皐位が減少し、電荷の移動が改善される。
また、更シて本発明の超薄膜状層構造の電荷注入阻止層
では、留薄嘆間の界ゴ単位が減少するため、界面学位を
介した支持体からの電荷の注入が減少し帯電能が一層向
上する。
更にまた、本発明の超薄膜種71溝造にすることによっ
て、超薄膜各層間の密着性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明の超薄膜積層構造の説明図であ
る。 第3図は本発明の超薄膜積層構造層を有する光受容部材
の説明図である。 第4図、第5図、第6図は、本発明の超薄、摸積層構造
を作製するための堆積膜形成装置の説明図である。 第7図、第8図、第9図は本発明の超薄7膜積層構造を
作製する場合の流量の説明図である。 第10図は本発明の実施例で用いた帯電能の説明図であ
る。 第11図は、本発明の超薄膜FRJ警構造の説明図であ
る。 第4図【ついて、 1・・・膜堆撰室、2・・・パワー導入用の電極を兼ね
た周囲壁、6・・・円筒状基体、8・・・ガス導入管、
12・・・排気パルプ、20・・・原料ガス供給系第5
図について、 501・・・膜堆積室、503・・・基体、512・・
・熱活性化室、523・・・マイクロ波活性化室、51
0・・・原料ガス導入管 第6図について、 601〜604・・・原料ガス供給ボンベ、609 。 610・・・原料ガス導入管、618・・・基体、62
0・・・膜堆積室

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 支持体と、非単結晶材料で構成される電荷注入阻止層と
    を有し、該電荷注入阻止層が、構成原子の比が異なる少
    なくとも2種類の超薄膜を複数回交互に積層させて成る
    層領域を有し、前記2種類の界面において前記構成原子
    の濃度の分布が連続している事を特徴とする超薄膜積層
    構造を有する光受容部材。 (但し、前記構成原子の比とは、各構成原子の比は、X
    i/ΣXiと表わされ、Xiが零の場合も含まれるもの
    とする。)
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