JPS61193489A - 長波長に対して高い感度を有する無定形光受容体 - Google Patents

長波長に対して高い感度を有する無定形光受容体

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JPS61193489A
JPS61193489A JP61034918A JP3491886A JPS61193489A JP S61193489 A JPS61193489 A JP S61193489A JP 61034918 A JP61034918 A JP 61034918A JP 3491886 A JP3491886 A JP 3491886A JP S61193489 A JPS61193489 A JP S61193489A
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クリストフアー アール ロンスキー
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Exxon Research and Engineering Co
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  • Light Receiving Elements (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光受容体(phOtoreceptors )
に関する。
特に、本発明はλ〜0.9 メt mまでの波長に対し
て高感度の光受容性材料に関する。
〔従来の技術〕
光受容体の分光応答は、それが用いられる像形成方式の
型の決定に極めて重要である。光受容体の全体的な性能
は、その分光感度またはバンドギャップと電子の性質と
によって決定される。例えば、GaAsレーザーまたは
フォトダイオードによって放出される光を利用する方式
では、波長>0.85μmの光に対して高感度の光受容
体を有する必要がある。このためにはバンドギャップ<
1.45eVの材料が必要である。0.7μmを越える
高感度は、2〜0.88mの光を放出する固体レーザー
およびフォトダイオードと共に用いられるときの光受容
体の性能をも改良する。
水素によって不動態化された無定形シリコン(a−Si
  :H)あるいは弗素のような他の元素によって不動
態化された無定形シリコンは、光導電性受容体として電
子写真および撮像管に用いられている〔例えば米国特許
第4,394,426号、丸山(Maruyama )
他、ジャーナル オン ノン・クリスタリン ソリッズ
(Journal of Non−Crystalli
neSolids)59&60 (1983)1247
−1254、ノース ホランド パブリッシングカンパ
ニー (North Ho1land Publish
ing’ Company)および金材(Imamur
a )他、プロシーディングズオン ザ イレブンス 
コンファレンス(1979インターナシヨナル)オン 
ソリッド ステートデバイス(Proceedings
 of the 11th Conference(1
979International) on 5oli
d 5tateDeices) 、東京、19 ’79
 ;ジャパニーズ ジャーナル オン アプライド フ
ィジックス(Japanese Journal of
 Applied Physics) 19巻(198
0)補遺19−1.573−577頁参照〕。しかし、
それは〜1.7eVのバンドギャップを有するので22
0.78mに対する光吸収が低く、それ故これらの波長
では急速に光感度を喪失する。半導体の光吸収を増加さ
せるためにば、バンドギャップを減少させる必要があり
、より小さいバンドギャップと良好な電子性質とを有す
る無定形半導体を得るための企画がなされている。膜中
に〜50%のGeの存在で〜1.5e、Vのバンドギャ
ップが得られるa  S 1xGel−X: H合金の
ような小バンドギャップを有するa−Si:Hlに基づ
く無定形半導体が存在する。バンドギャップ、Eglを
1.5eV未溝に減少させるためには、膜中に〜50%
を越えるGeを有する必要がある。
しかし、G’eの分率が〜50%容量%を越えかつEg
が〜1.5eV未満に減少するとき、合金膜の電子性質
に大きな劣化があることが知られている。〔例えばG、
中村(G、 Nakamur、+ )他、JapanJ
、 八pp1..  Phys、  2 0 、 1 
9 8 1  、: 5uppl’、  2 0 − 
1 .29 r=296 ;I?、 L、ワイスフィー
ルド(R,U。
Weisfield ) 、J・、’ Appl、’ 
Phys、、  54、(198’3 )6401参照
)。この劣化は、0.8−0.9μmの波長に対して高
感度を有する光受容体としてのa−3t  :H/a−
Ge  :Hの潜在的性能をひどく制限する。
本発明の1つの好ましい実施態様に於いては、赤外線に
対して高感度にするためにバンドギャップを選ぶことが
できる材料を含む光受容体部材を記載する。、950%
のGeであるGe:Si比でかつ十分に良好な電子性質
を有して感光性材料のバンドギャップを1.5eV未滴
に減少させ、感光性材料を0.9μmまでの波長に対し
て高度に感光性にすることが可能である。
〔発明の構成〕
本廃明は、多重層状無定形半導体材料に隣接する電荷搬
送可能材料層を含む光導電性部材である。
εの複合材料はどちらかの側に隣接ブロッキング層を有
することができ、あるいは2つのブロッキング層間に複
合材料をサンドインチしてもよい。
εの光導電性部材が電子写真に用いられるか撮像管に用
いられるかによって、全構造は金属層またはガラス層で
支持される。
本発明は赤外線に対して高感度を有する光受容性部材で
ある。この高感度は、高い赤外光吸収と良好な電子性質
とを有する多重層状材料を光受容性部材中へ添加するこ
とによって達成される。1つの好ましい実施態様に於て
、多重層状材料はa−Si : Hとa−Ge:Hとの
交互の薄層を含む。
かかる材料はしばしば超格子と呼ばれる。この構造物の
層1.3.5−−−−−−−および層2.4.6−−−
−−−−は同じ厚さを有しているので、構造物は層1の
厚さ十層2の厚さの反復距離を有する。
光受容性部材は電子写真および赤外線撮像管に用いられ
る。本発明の光受容性部材は、波長が赤外にあるレーザ
ー光源またはフォトダイオード光源を用いる方式と組合
わせるとき特に有用である。
第1図は、本発明の光受容性(photorecept
ive )部材の好ましい実施態様の概略図を示す。部
材の素子はブロッキング層2および8と、電荷を搬送す
る材料4と多重層状無定形超格子6と支持体10とを含
む。2つのブロッキング層は、以下で述べるように装置
の他の素子によっては必要でない場合があり得る。第1
図に示すように、光受容性部材はブロッキング層2に入
射する光に対して感受性である。層6ば層4より実質的
に薄い。
層4は、0.7μmを越える波長に対して感光性(ph
otosensitive )である必要のない有機材
料または無機材料であることができるが、電荷搬送可能
材料でなければならない。すなわち、層6中に吸収され
る光によって生成される電荷がその中へ有効に注入され
る材料である。さらに、この注入された電荷は層4を横
切って反対側の表面へ輸送され得る。層4は、電荷輸送
分子がその中に含まれているポリマー、ポリエステル、
ポリカルバメート、PVKのような有機材料であること
ができる。これらの材料に於て、電荷輸送が正孔による
ものであれば、この輸送は、層6゛中の光で生成された
正孔が容易にそのエネルギー準位中に注入され得るよう
に、層6の価電子帯に近いエネルギー準位で起こるはず
である。層4はSeまたは5eTeまたは5eTeAs
または同様な合金のような無機材料であってもよい。こ
れらの材料中での輸送が正孔によるものであるならば、
層4の価電子帯は、層6中で光で生成された正孔の有効
な注入のために層6の価電子帯に近くなければならない
。層4の材料が作動条件下で十分な抵抗(21012c
m−’)を有するならば、層4(の上または下)に隣接
するブロッキング層はなくてもよい。
本発明の光受容性部材は、超格子のa−Si層およびa
−Ge層の厚さを〜5人と〜100人の間で変化させる
ことによって赤外線に対して感受性にされる。超格子の
反復距離を〜10人から〜100Aまで増加するとき、
バンドギャップ(optical gap )は〜1.
5eVから〜1.1eVまで変化する(第2図参照)。
第2図で、dr〜30人ではEg〜1.3eVになるこ
とがわかる。
層の厚さが減少するときに起こる光吸収の増加は赤外線
の吸収増加に導く。波長0.8= 0.9μmの入射光
の大きい分率が厚さ僅か1μmの膜に吸収される。この
ことは、異なるdr値を有する厚さ〜1μmの膜超格子
材料中に吸収される、波長0.8μmと0.9μmの入
射光の百分率を示す第3図に示されている(第3図に示
した場合のa−Si:Hとa−Ge:Hとの厚さの比は
1.t:t、。
である)。第3図には、バンドギャップ〜1.7eVの
厚さ1μmのa−3t:H膜の対応する値も示しである
第3図かられかるように、これらの波長の光の極めて大
きい分率を吸収するためには、a−Si:H/a−Ge
:H超格子材料の薄膜だけが必要である。かかる薄膜で
十分であることが、光生成キャリヤーの有効な抽出のた
めの超格子の電子性質についての必要条件を緩和する。
キャリヤーの有効な抽出物のための必要条件は光生成キ
ャリヤーの寿命二キャリヤーの走行時間である。
ここに述べたバンドギャップの減少は、個々のa−3t
 r H層、a−GesH層が等しい厚さをもたないで
dca(Geの厚さ): dst (Siの厚さ)の適
当な比を有することによっても達成される。
しかし、超格子中のSiの厚さは〜50人未満、好まし
くは〜30人未満に保たれるべきである。
これは、介在するa−Si層を横切って相隣るa−Ge
層間を有効な電子トンネル効果を可能にさせるためであ
る。このことは、これらの層状材料中のバンドギャップ
の変化は主として伝導帯(電子の広がった状態)の移動
から生ずるので必要なのである。
結果として、Ge中およびSi中の価電子帯間の不連続
性は<0.1eVとなり、ハンドギャップ差の残りは伝
導帯で起こる。
〜20人までの厚さのシリコンに対して〜5×10’V
/cmの平均電場までオーム電流で有効なトンネル効果
が起こる。これより高い電場では、Si層を通る電子の
輸送増加が得られる。
超格子層6と半導体または絶縁体4とは相互交換でき、
それによって超格子層6を必要なブロッキング層2に隣
接させて置くことができる。この場合には、垂直導電率
がトンネル効果に依存するので、層の平面内の導電率は
層に垂直な導電率より極めてずっと高くなり得る。高い
解像力のためには、この平行導電率が低くなければなら
ない。
このことは、a7Ge層内の電荷空乏をもつことにより
、あるいはフェルミ準位がa−Ge超格子の中央ギャッ
プであるようなドナー・アクセプター補償によって達成
される。
光受容体のa−Ge/a−Si超格子層の光感度は光吸
収および層に対して垂直(横)方向のキャリヤーの輸送
および寿命によって決定される。
指定された個々の厚さを有するa−Si/a −Ge層
状構造物の性質は1、電子写真に用いられるa−3t光
受容体のIR感度を増強するために必要な条件を満足す
る。特に、これらの交互層からなる61μmの部材は、
〜0.9μmまでの光を放出する固体レーザーおよびフ
ォトダイオードからの光を有効に吸収するために用いる
ことができる。さらに、これらの光生成キャリヤーは、
≦1×10S■/cmの電場に於て100%に近い収集
効率でかかる部材から抽出することができる。
上述したように、層4はa−Siのような無定形材料で
よい。a−3tに加えて、層4は、良好な輸送性と適当
な帯整合(band alignment )とを有す
る、すなわちその価電子帯が所要正孔電流を通すのに十
分な超格子の価電子帯と合わねばならないEgλ2 e
Vを有する広いバンドギャップの光受容体材料であるこ
とができる。層4は、注入された光生成キャリヤーを層
を横切って帯電表面へ到達させることができなければな
らない。層4の厚さは〜10人と〜50人・の間でなけ
ればならない。現在電子写真に用いられているかかる材
料には、無定形シリコンおよびセレンならびに有機ポリ
マーが含まれる。
基板10は光受容体の使用方法に依存する。光受容体を
電子写真に用いる場合には、基板10は金属である(金
属ドラムまたはベルトであることができる)。光受容体
を撮像管に用いる場合にば、5nO1ITO1CdOな
どのような透明な導電性酸化物電極を有するガラスのよ
うな透明材料である。
ブロッキング層2および8の性質も光受容体材料の使用
方法に依存する。長波長放射線は層状超格子6内に電子
正孔対を生成する。この場合、例えば、光受容体を層2
の表面上に負イオンを析出させるために負のコロナを用
いる電子写真装置中で用いるならば、層2は電子ブロッ
キング層(正孔ブロッキングでない)となり、層8は正
孔ブロッキング層(電子ブロッキングではない)となる
もし層4の抵抗率が表面上に電荷を保持するのに十分で
あるならば、ブロッキング層2を有する必要がないこと
があり得る。
基板に隣接するブロッキング層は、ドープされたa−S
i:Hの薄層またはS io 2 、S iC%SiN
 のような適当な薄い絶縁体層であることができる。ド
ープされたa−Si:Hは、正孔のためのブロッキング
であるためにはn+ドープされねばならず、かつ電子に
対するブロッキングであるためには、p+ ドープされ
ねばならない。コロナのためのブロッキング層は、解像
度を保持するために適当な薄い絶縁体層でなければなら
ない。
しかし、層4とコロナ自体との間の接触が十分にブロッ
キングである場合にはかかるブロッキング層は不要であ
ることがあり得る。
正電荷が層2の表面に与えられる場合には、層2は正孔
ブロッキング層であり、層8は電子プロソキング層であ
る。
光で生成された電子および正孔は、丁度現在の通常の電
子写真装置に於けるように、無定形半導体層4を横切る
第1図に示した実施態様に於て、光受容体を負コロナで
用いる場合、電子は超格子層6から層8および金属基板
10へ行くのにバリヤーがない。
材料4のようなa−3tでは、正札は、超格子層6から
無定形半導体層4へ行くのに僅かなバリヤー、〜1 e
V、を有する。コロナが正であれば、層2は正孔ブロッ
キングであり、層8は電子ブロッキングである。この場
合には、電子は、a−Si無定形半導体層4に入るため
に〜0.4eVまでの小バリヤーを克服しなければなら
ない。光受容体を横切る大きい電位差と高い電場とは、
電子がこのバリヤーを越えるのを助ける。さらに、超格
子層の厚さを変化させることにより、ハンドギャップを
徐々に変えて(例えば〜1.3’eVから1.7eVへ
)この遷移を容易にさせることができる。
光受容体の別の実施態様は、超格子層6が層8と層4の
間ではなく層2と層4の間に介在することができる以外
は第1図に示したと同じ構造を含む。作動は第1図に示
す構造のものと同様であり、正コロナを用いるか負コロ
ナを用いるかに依存している。
負コロナでは、電子が無定形半導体層4中へ注入され、
正コロナでは、正孔が層4中へ注入されるであろう。
光受容体を撮像管に用いる場合には、基板は透明な導電
性酸化物電極を有するガラスであり、光はガラス基板I
Oから材料へ入射する。層2は電子ビームで帯電される
。作動は、電子ビームが1/30秒毎に層2を走査する
以外は既述の負コロナ電子写真に似ている。
この場合に於ける光受容体の厚さは〜2−5μmであり
、従って超格子層6は〈1μmである。
入射光に平行、でかつ交互層に垂直な方向の光生成電子
の輸送は、これらの電子のa−8i:H中間層を通って
隣接するa−Ge層からトンネルする能力およびそれら
の電子の再結合速度によって決定される。トンネル効果
はa−8r:I−Tの厚さおよびEgに依存する。再結
合は、a−Ge中およびa  Si/a−Gt3界面に
於ける再結合中心の密度によって決定される(a−Si
中にjJ4.ける再結合は、欠陥密度が低いので無視で
きる)。従って、この部材にはa  S i’ / a
−Ge界面が多いので界面欠陥密度が低いことが極めて
重要である。このことは、B、アヘレスおよびT、ティ
ージェ(B、^beles and  T、 Tied
je )がジャーナルオプ ノン・クリスタリン ソリ
ソズ(Journalof Non−Crystall
ine 5olids)、Vol、 66 (1984
)、p;  35xに記載しているような条件下で製造
された層によって達成されるが、かがる製造条件に限定
されるものではない。特に、アベレスおよびティージェ
(八beles and Tiedje )が記載して
いようなシャープな界面をもたらす製造条件下で層状材
料を製造する必要が無い場合もあり得る。
キャリヤー輸送がトンネル効果に依存しているので、与
えられたEgに対してa−Si層の厚さを最適にするこ
とが重要である。この厚さに一8Eg〜1.3eVに対
して20−30人を越えることはできない。また、a−
Geは、低密度の深いギャップ状態(,510”c+n
−3eV−’)をもたらす条件下でデポジションさせね
ばならない。このため、ダングリング(danglin
g )結合を飽和させるためにHまたはFのような“不
動態化剤(パシベーター)”が所要である。光生成キャ
リヤーの電子輸送は第1図に示した層状構造物の光導電
性を決定する。等しい厚さのa−SiiHとa−Ge:
Hとを有する層状材料の有効電子μ。τ8積(平行およ
び横方向の)をEgの関数として第4図に示す。
これらのμ8τ。積は、オーム接触による光導電測定か
ら決定される。横方向の有効なμ8τ8の1.4eV以
下での減少が厚さ〜20人のa−3t : Hに対応す
る電子トンネル効果の減少から生ずることに注目された
い。μare積> I Q−’cm”V−’が高品質a
−3tに匹敵することにも注目されたい。
光生成正孔の輸送も再結合によって決定される。
しかし、a”−Geおよびa−Siの価電子帯間の電位
障壁が小さい(〜0.”1 eV)ので、包囲温度に於
ける輸送は、この低い障壁以上の熱的放出によって進行
できる。ドープされてないa−Si/a−Ge層状構造
物では、正札は少数キャリヤーであり、光導電性へあま
り寄与しない。しかし、正孔は、本発明に於て記載され
た光受容体の作動の決定に於ては電子と丁度同じように
重要となる。
ここに記載する本発明に於ては、電子と正孔の両方が層
状部材からa−Si中および基板中および光受容体の帯
電表面へ有効に押し出されるときに長波長に於ける高い
量子収率が得られる(太陽電池に似ている)。これらの
キャリヤーを押し出す能力は、両キャリヤーの再結合寿
命と電場とによって決定される。この収集される能力は
、両光生成キャリヤーがそこから収集される層状部材の
厚さである収集幅Xcで表わされる。ブロッキング接触
では層状部材中に正の空間電荷が生成されるので、電場
Eは一様でなくかつその大きさおよびそれが及ぶ距離は
電圧に依存する。
本発明に於けるIR長波長光を有効に利用する能力は、
ブロッキング、ショットキーバリヤー接触として(厚い
a−3t膜を有するかまたは有しない絶縁体層ではなく
)蒸着白金を有するa−3t: H/a−Ge :、H
層からなる厚さ〜1μm膜中の量子効率を測定すること
によって示された。これらの構造物では、ショットキー
バリヤーから生ずる拡散電位(〜0.4V)のために内
部バイアスなしでも有効なキャリヤー収集が得られた。
a−Si/a−Ge層状構造物の厚さは0.6−1.0
μmであった。光生成キャリヤーを収集できる厚さはバ
イアスに依存する。これらの実験で印加することのでき
る電圧は薄い絶縁性異種接合型ブロッキング接触より劣
るショットキーバリヤーのブロッキング特性によって限
定された。白金に対して0および一2vの逆バイアスで
、層状膜へ入射するλ−0,8μmとλ=0.9μmの
光子1個当たりの収集キャリヤー数すなわち量子効率を
それぞれ第5図および第6図に示す。厚さ1μmのa 
−Si:Hについてこれらの波長でa−Si:HIJ中
で得ることができた最大量子効率は、オー0.8μm7
’0.3%、λ−0,9p mで0.01%である。
Eg −1,3eVでは、外部バイアスが無くても、λ
−0,8μmに対して量子効率は15%でありかつλ−
0,9μmに対しては、2■の印加逆バイアスで量子効
率は1.umのa−Si : Hの1000倍も高い(
すなわち1000=1010.01)ことがわかる。
本発明の層状材料の〉0.7μmの広範囲の波長にわた
る高い光感度は第8図に示しである。第8図は、Eg 
−1,36eVを有する材料の量子効率を波長の関数と
して示す。これらの量子効率は厚さ0.8μmの膜につ
いて白金に対して一2vを印加して得たものである。
第7図には、それぞれ17人および15人のa−3t:
 H/a−Get H層を有するEg=、1.31eV
膜につりで、収集効率を印加バイアスの関数として示し
である。0.8μm膜を横切る印加電圧と共に収集効率
が単調に増加し、5Vではλ−0,8μmに対する収集
効率は60%以上であり、λ−0,9μmに対して20
%以上であることがわかる。5■での収集幅Xcは0.
5 p mであるので、Xcを横切る平均電場はI X
 105V/c+nに相当する(このことは、僅か0.
5μmの厚さの層状部材で同じ量子効率が得られること
をも意味する)。
第7図のデータは、より良いブロッキング接触で10V
を印加するならば、λ−0,8μmに対する量子効率は
100%近くなりかっλ−0,9μmに対する量子効率
は約35%になる。(a−Si:H20um層より17
0倍高く、l pma−3t sH層より3.500倍
高い)ことを示している。
ここに記載した本発明に於て、厚さ20μmのa−Si
層4では、部材を横切って〜l05V/■の電場を得る
ために光受容体を200Vに帯電させねばならないだろ
う。本発明に於ては、層状部材とa−3t との間で価
電子帯が近接整合しているので、光生成キャリヤーのa
−3t中への抽出について期待されるべき問題はない。
また、層状材料6からの光生成キャリヤーの抽出を最適
にするために、その厚さを感光体の作動条件下で存在す
るXcに等しくすべきである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の1つの実施態様の概略図であり、 第2図は、a−5i : Hとa −Ge : Hとの
厚さの比カ月、1:1であるa−Si :  H層 a
−Ge;H多重層材料の光ギヤツブを反復距離の関数と
して示し、 第3図は、厚さ1μmのa−Si:H層a−Ge:H多
重層状材料膜中に於けるλ−0,8μmおよびλ−0,
9μmの吸収された光の百分率を第2図のa−Ge :
 H層a−3t : H層の反復距離の関数として示し
、厚さ1μmのa−Si:H膜の対応する吸収をも示し
、 第4図は、μ8が電子の移動度でありかつてわが電子の
寿命で”ある、Egの関数としての電子移動度・寿命積
を等しい厚さのa−Si:Hとa −Ge:Hとを有す
るa−Si : H層 a −Ge : H超格子につ
いて示し、“平行”曲線は層に対して平行な輸送の場合
で蹴り、1横方向゛曲線は約1μmの厚さの膜で10’
V/cmの電場に対して層を横切る有効μ8τ8であり
、 第5図は、第2図のa−3t : H層a−Ge :H
超格子の量子効率(入射光子1個当たりの収集されたキ
ャリヤーの数)をλ−0,8μmについてEgの関数と
して示し、これらの量子効率は半透明白金ショットキー
バリヤー接触を有する厚さ0、7−1.0μmの膜で得
たものであり、Aは印加電圧の無い場合の収集効率であ
りかつBは白金に対して一2■を印加した場合の収集効
率であり、第6図は、第3図のa−Si : H層 a
 −Ge :H超格子の量子効率をλ−0,9μmにつ
いてEgの関数として示し、かつ第3図の条件下でAお
よびBの結果であり、 第7図は、Egが1.31eVである第3図および第4
図のa−3t : H層a−Ge : H超格子膜の量
子効率をλ−0,8μmおよび0.9μmについて印加
電圧の関数として示しく膜の厚さは0.8μmである)
、 第8図は、Eg =1.36 eVでありかつ白金に対
して一2vを印加したときの第5図および第6図の材料
の量子効率を波長の関数として示す。 A 図面番号の説明 2・・・ブロッキング層 4・・・電荷搬送材料層 6・・・多重層状無定形超格子 8・・・ブロッキング層 10・・・支持体。 FIG、 2 a、(R> d、<E> FIG、 3

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)電荷搬送可能材料層と、 (b)該電荷搬送可能材料層に隣接する多重層状半導体
    または絶縁体材料と、 (c)該電荷搬送可能材料層と該多重層状無定形半導体
    との一方に隣接する第1ブロッキング層と、 (d)該第1ブロッキング層と該電荷搬送可能材料との
    一方に隣接する支持体層と からなる赤外線に対して高感度の光導電性部材。
  2. (2)該電荷搬送可能材料層と該多重層状無定形半導体
    材料との他方に隣接する第2ブロッキング層をも含む特
    許請求の範囲第(1)項記載の光導電性部材。
  3. (3)該支持体層が金属である特許請求の範囲第(2)
    項記載の光導電性部材。
  4. (4)該多重層状無定形半導体がa−Siとa−Geと
    の交互層からなる特許請求の範囲第(3)項記載の光導
    電性部材。
  5. (5)該電荷搬送可能材料層が無定形半導体である特許
    請求の範囲第(4)項記載の光導電性部材。
  6. (6)該無定形半導体層がa−Siである特許請求の範
    囲第(5)項記載の光導電性部材。
  7. (7)該電荷搬送可能材料層が有機材料である特許請求
    の範囲第(1)項記載の光導電性部材。
  8. (8)該有機材料がポリマー、ポリエステルまたはポリ
    カルバメートまたはPVKからなる群から選ばれる物質
    である特許請求の範囲第(7)項記載の光導電性部材。
  9. (9)該a−Siとa−Geとの交互層のおのおのが5
    Å−100Åである特許請求の範囲第(4)項記載の光
    導電性部材。
  10. (10)該a−Siとa−Geとの交互層が弗素または
    水素によって不動態化される特許請求の範囲第(9)項
    記載の光導電性部材。
JP61034918A 1985-02-19 1986-02-19 長波長に対して高い感度を有する無定形光受容体 Pending JPS61193489A (ja)

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