JPS6320594A - 硬貨計数処理機 - Google Patents

硬貨計数処理機

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JPS6320594A
JPS6320594A JP61163814A JP16381486A JPS6320594A JP S6320594 A JPS6320594 A JP S6320594A JP 61163814 A JP61163814 A JP 61163814A JP 16381486 A JP16381486 A JP 16381486A JP S6320594 A JPS6320594 A JP S6320594A
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JP61163814A
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幸雄 藤曲
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Musashi Engineering Co Ltd
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Musashi Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 a、産業上の利用分野 本発明は、複数金種の混合硬貨を選別計数する硬貨計数
処理機において、予め硬貨の計数枚数を設定し、複数金
種を所定枚数単位にて、且つ同時に選別計数を行い得る
ようになした計数枚数の設定処理に関するものである。
b、従来の技術 従来、複数金種の混合硬貨を選別計数する硬貨計数処理
機においては、硬貨処理に関する通常の選別及び計数機
能の他に、偽硬貨排除機能並びにこの偽硬貨排除機能を
兼用し、必要に応じて予め計数枚数を設定できるように
構成したプリセット機能等を備えている。
このプリセット機能としては、従来、種々の提案がなさ
れ、採用もされているが、その中で代表的なものについ
て述べると、例えば特開昭58−165o89号公報の
構成が挙げられる。
前述の従来例の場合、平坦な硬貨通路上をベルト駆動に
よって硬貨を目的の選別孔まで搬送させるようになすと
共に、硬貨通路の途中に配置した硬貨鑑別センサーの下
流側に配設され、それぞれ独立して揺動自在に形成され
た一対の硬貨阻止部材と、前記硬貨阻止部材間に位置さ
せて設けた偽硬貨排除用切欠部を独立して開閉自在に駆
動する板部材とによる偽硬貨排除機構を設け、この偽硬
貨排除機構を計数枚数の設定(所謂プリセット)処理時
に兼用させている。
そして、前述の構成において、プリセット動作の場合に
は、設定枚数に到達する最終硬貨が、金種・真偽鑑別部
で検出されると、その検出信号に基づいて硬貨阻止部材
を硬貨通路上に突出させ、最終到達硬貨以后に後続する
硬貨を当該硬貨阻止部材により留めるようになして、そ
の通過を阻止し、この滞留硬貨を手作業によって外部へ
取り出すと共にプリセットの完了した硬貨を収容部から
取り出した後、再びこのプリセット完了硬貨と同一の金
種に対するプリセット作業を継続させることができるよ
うにしている。
C9発明が解決しようとする問題点 従来の硬貨計数処理機は以上のように構成されているた
め、比較的低速搬送にて選別計数を行う場合、及び、特
定の一金種のみを対象として計数枚数の設定を行う場合
には適用できる反面、高速大量処理を目的として選別計
数を行う場合、及び、同一選別計数処理において複数金
種に関しプリセットを行う場合には、実用に供すること
は極めて困難なものである。
すなわち、前記従来例の機構において高速選別処理を行
った場合、プリセット時に硬貨は硬貨通路上に突出させ
た硬貨阻止部材に激突すると共に上方にとびはね、硬貨
通路外へとび出してその後の正確な計数が続行不可能と
なる。そのため、このとびばねを防止する対策として、
硬貨通路上に沿ってカバーを設けることが考慮されるが
、その場合には、硬貨が搬送面とカバーの間に詰め込ま
れる現象が生じ、硬貨の動きが完全に封じ込まれるので
、以後の硬貨搬送ができなくなるという問題点を有して
いた。
他方、前記硬貨2、阻止部材によって硬貨の通過を阻止
する方法に対し、硬貨供給、部における放出口を入口シ
ャッターによって閉鎖し1、硬貨の搬送を阻止すること
も提案されているが、高速搬送への適用を考慮した場合
、硬貨鑑別センサーによって設定値に相当する硬貨また
は偽硬貨を検出してから、入口シャッターを作動させる
までの間に該当硬貨に後続する数個の硬貨が同時に通過
し、搬送路上に存在することになる。
従って、今度はこれ等の硬貨を計数対温外として排除す
る必要性が生じていた。
本発明は以上の問題点を速やかに除去し、不特定の複数
金種に対し゛予め計数枚数を設定して選別計数を行う場
合、金種及び特定順位を指定することなく先きに設定枚
数に到達したものから順に計数枚数の完了(プリセット
完了)したものを得、同一選別計数動作において、不特
定の複数金種について同一計数枚数のプリセットを自動
的lこ設定できるようになした硬貨計数処理機を提供す
ることを目的とする。
d0問題点を解決するための手段 、本発明による硬貨計数処理機は、硬貨供給部から送出
される硬貨を搬送装置によって移送しながら計数し、計
数枚数が設定枚数になると前記搬送装置を停止させて計
数を中止するようにした硬貨選別計数機において、計数
枚数が前記設定枚数になると該設定枚数の到達硬貨以後
の後続する硬貨通路上の残留硬貨の枚数を算出する計数
手段と、硬貨通路に設けた硬貨排除孔に臨み該硬貨排除
孔を開閉自在に駆動し得るように設けられた硬貨排除手
段と、前記硬貨供給部の硬貨放出口近傍に臨んで配置さ
れ硬貨の送出を阻止自由に駆動し得るように設けられた
硬貨阻止手段とを備え、計数枚数が前記設定枚数に達し
たとき、前記硬貨阻止手段を駆動して硬貨供給部からの
硬貨の送出を阻止する一方、前記硬貨排除手段を駆動し
て硬貨排除孔を開口状態とし、前記硬貨の送出阻止に基
づく前記計数手段にて算出した残留硬貨を再度計数に付
すことなく直接排出せしめるようにした構成である。
00作用 本発明による硬貨計数処理機においては、硬貨搬送時に
金種・真偽鑑別部から出力する金種・計数信号をデータ
として制御部のメモリに記厖し、排除タイミング検出セ
ンサーからのタイミング信号に同期してこのデータをメ
モリから読み出して設定値計数比較部及び金種別計数比
較部に入力し、設定値計数比較部において設定値入力部
の設定値(プリセット値)との比較一致を行う一方、金
種別計数比較部に、おいて、金種検出用センサ一部から
の金種別計数信号と前述のデータとを比較することによ
り、それぞれの計数内容についてチェックを行うことに
よって、高精度の金種別硬貨計数処理を行うことができ
る。又、プリセット値に相当する出力が得られた時に計
数不要の排除すべき硬貨の枚数の算出を行うと共にそれ
等の硬貨を確実に排除できるので、高精度の設定処理を
行うことができ、金種の種類に拘わらず、先きに設定値
に達した金種から表示され、取り出すことができる。
f、実施例 以下、図面と共に本発明による硬貨計数処理機の好適な
実施例について詳細に説明する。
第2図は、硬貨を搬送して計数する機構を概略的に示す
ものであり、図において、符号1で示されるものは複数
金種の硬貨Aを載置する回転円板2と、この回転円板2
の周縁部2aに立設した円筒状の周壁部3とによって形
成され、後述のベルト駆動ζこよる硬貨搬送手段と共に
同一モータの駆動による回転円板2の回転に伴う遠心力
によって硬貨を外部へ送出するようになした硬貨供給部
であり、この周壁部6の下部に切欠したほぼ硬貨1枚分
の厚幅を有する繰出し溝4の側部には硬貨通路5を臨ま
せている。
又、この繰出し溝4の外側部にて硬貨供給部1の放出口
1aの近傍には必要に応じて硬貨の通過を阻止し得るよ
うに形成された硬貨案内アームを兼ねる入口シャッター
(以下、入口シャッターと称する)6が配設されると共
に、この入口シャッター6の作動腕6aはソレノイド8
に係合している。
この硬貨通路5には、前記放出口1aに臨んで取込みロ
ーラ7を配し、又、その前方に連通ずる搬送面5aには
、後述の各硬貨選別孔10A乃至10F上に及んで硬貨
を挟圧して搬送する無端で2本1対の搬送ベルト(図示
せず)が平行張設され、選別用硬貨を搬送する選別通路
5bが形成されている。従って前記搬送面5aiこより
硬貨搬送手段5cを構成している。
この選別通路5bには、それぞれ金種別の穴径を有し開
口面積が異なる選別孔10A乃至10Fが形成(但し、
選別孔10D及びIOEは図示せず)され、選別孔10
Aは1円硬貨選別用の開孔部であり、以下、硬貨径が大
きくなるに従って頭番に50円硬貨、5円硬貨、100
円硬貨、10円硬貨及び500円硬貨用にそれぞれ対応
している。又前記各選別孔10A乃至10Fを有する搬
送面5aの下面側の落下通路に位置して、その各手前側
には、金種検出用センサ一部11において金種判別用の
センサーとして機能する硬貨センサー11a乃至11f
がそれぞれ配設されており、何れも前記各選別孔10A
乃至10Fと対応関係を有して設けられている。
さらに、前記各選別孔10A乃至10Fの下部位置には
、それぞれ対応した状態で硬貨貯留部12A乃至12F
(但し、硬貨貯留部12D及び12には図示せず)が配
設され、選別計数された硬貨を収容するように構成され
ている。
又、前記硬貨供給部1の放出口1aの下流に位置する硬
貨通路5には、硬貨の金種・真偽等の鑑別出力並びに金
種別の計数出力を得るための硬貨鑑別センサー9が配設
され、この硬貨鑑別センサー9は光学的、磁気的或いは
静電的手段等のうち任意の手段によって構成される。
他方、前記硬貨鑑別センサー9の下流側にて、且つ選別
孔+OAの上流側には偽硬貨を落下排除するための偽硬
貨排除孔16が形成されると共に、その下部位置には当
該偽硬貨を収容するための硬貨貯留部14が配設されて
いる。
そして、この偽硬貨排除孔13を有する搬送面5aの下
面側には、第3図に示す如く、偽硬貨排除孔13を開閉
するように出没自在に形成された排除シャッター16を
備えた偽硬貨排除シャッター装置15が配設されている
。この偽硬貨排除シャッター装置15において、排除シ
ャッター16は支点軸161を中心に揺動する支持杆1
7の一端に移動自在に軸支されると共に、この支持杆1
7の他端はソレノイド18に係合されている。又、この
支持杆17における排除シャッター16の取付側にはス
プリング19が張設され、常態では排除シャッター16
が硬貨Aの搬送を妨げない程度にて偽硬貨排除孔13を
閉鎖する方向に作用している。
さらに、この偽硬貨排除孔13の手前位置、すなわち、
硬貨の搬送方向から見て前段側には硬貨の通過毎にタイ
ミング信号を出力する排除タイミンク検出センサー20
が配設されている。
次に、第1図に示す構成は、本発明による硬貨計数処理
機における計数枚数設定処理のための概略的ブロック構
成を示すものである。図において、符号9て示されるも
のは複数金種の混合硬貨について硬貨径、材質等を検出
し、且つ枚数について計測するための硬貨鑑別センサー
で、この硬貨鑑別センサー9の出力は、当該硬貨鑑別セ
ンサー9からの検出信号に基づき、外形寸法、材質、周
縁のギザギザの存否等を鑑別して硬貨の金種・真偽等を
識別すると同時に、金種別の枚数の計数を行うための金
種・真偽鑑別部21に入力している。
前記排除タイミング検出センサー20は、硬貨の通過毎
に検出信号を出力し、硬貨詰まり(ジャム)等の硬貨の
流れをその出力タイミンクによって監視する構成であり
、この排除タイミング検出センサー20の出力は、制御
部22の金種別計数比較部24に入力すると共に、金種
検出用センサ一部11の出力も第2メモリ22bを介し
て前記金種別計数比較部24に入力している。この金種
検出用センサ一部11は、センサー機能と金種別計数機
能とを有し、各金種に対応した各々の硬貨センサー11
a乃至11fにより選別孔10A乃至10Fへの落下枚
数について計測すると共に、その検出信号に基づいて金
種別の計数処理を行う構成である。
前記制御部22には、設定値入力部25が廣続されてお
り、プリセット値の入力に際し、所望の設定枚数をテン
・キー操作(図示せず)によって入力することができる
前記制御部22における金種別計数比較部24は、第1
メモIJ 22 aから読出された金種・真偽の鑑別及
び計数出力のデータ内容と、第2メモリ221)から読
出した金種検出用センサ一部11による金種別計数出力
の内容との比較を行い、両計数出力内容の差異について
監視する一方、設定値の最終到達硬貨が検出された時に
は金種検出用センサ一部11による金種別計数出力の内
容と、排除タイミンク検出センサー20からのタイミン
ク信号の出力内容との比較を行い、不要な排除すべき硬
貨の枚数を算出する構成である。
又、前記制御部22における設定値計数比較部23は、
尚該制御部22の第1メモIJ 22 aから読出され
た金種・真偽の鑑別及び計数出力に関するデータ内容と
、置数記憶部22cから読出した設定値入力部25によ
る入力設定内容との比較を行い、両計数内容の一致につ
いて監視すると共に一致信号が得られた時には、後述の
入口シャッタ−6、排除シャッター16及び硬貨供給部
・搬送部5累動用モータ26等の駆動に対する側脚信号
を出力し得る構成である。
前記制御部22の出力は計数表示部3oに印加され、こ
の計数表示部3oは金種別に選別・計数された硬貨の枚
数を表示すると共に、偽硬貨の混入が検出された場合に
は「エラー」の表示、又、枚数設定が完了(プリセット
完了)した場合にはその旨を表示する構成である。
前記制御部22;こは、第1ソレノイド、駆動部27、
第2ソレノイド駆動部28及びモータ、下動部29が接
続され、第1ソレノメド駆動部27の出力は入口シャッ
タ−6を開閉する入ロシセノター、駆動用ソレノイド8
に接続され、第2ソレノイド駆動部28の出カニは排除
シャッター16を開開する排除シャン々−,%動用ツレ
7ノイド18に接続されると共1こ、モータ、下動部2
9の出力は硬貨供給部・搬送部駆動用モータ26にそれ
ぞれ接続されている。
本発明による硬貨計数処理機は、以上のように構成され
ており、以下に、その動作(こついて説明する。
今、硬貨の計数枚数の設定値(プリセット値)を100
枚と仮定した場合について述べる。先ず、設定値入力部
25におけるテン・キー操作により所望する設定枚数j
”1oo枚」を入力すると、その設定値は制御部22に
おける置数記憶部220に記憶される。そして、図示し
ない別操作にて硬貨供給部・搬送部を動用モータ26を
始動させると、硬貨供給部1内の混合硬貨は回転円板2
の回転と共に放出口1aを介して硬貨通路5に順次送出
される。これ等の硬貨は整列の後、硬貨通路5に配設さ
れた硬貨鑑別センサー9によって硬貨内容を検知され、
金種・真偽鑑別部21において金種・真偽等の鑑別並び
(こ金種別の計数が行われる。この鑑別・計数に基づく
出力信号(以下、金種・計数信号と称す)は制御部22
に入力し、第1メモIJ 22 aにおいて金種別の計
数内容と通過硬貨の入力順による時系列的な配列内容と
がそれぞれ記憶される。
この第1メモIJ 22 aに記憶されたデータは、前
記搬送中の硬貨が排除タイミング検出センサー20を通
過する時に出力するタイミング信号に同期して入力順に
順次読出され、金種別計数比較部24及び設定値計数比
較部23に入力すると共に、計数表示部30において時
々刻々変化する金種別の枚数表示が行われる。
前記硬貨鑑別センサー9及び排除タイミンク検出センサ
ー20を通過した硬貨は、さらに前段の選別通路5bに
搬送され、選別孔10A乃至10Fに至ってそれぞれの
該当する選別孔内に選択落下し、各硬貨センサー11a
乃至1jfによって金種別の落下数が検出された後、真
硬貨用の硬貨貯留部12A乃至12Fに収容される。又
、前記各硬貨センサーtea乃至11fからの出力信号
は、金種検出用センサ一部11において計数処理された
後、金種別の計数内容が制御部22の第2メモIJ 2
2 bに記憶される。
一方、前記設定値計数比較部26においては、第1メモ
IJ 22 aから読出されたデータ、すなわち、前記
金種・真偽鑑別部21による金種・計数信号が入力する
たびにその計数値と設定値入力部25による設定値との
比較照合を金種毎に行い、両計数値の内容が一致しない
場合には硬貨の搬送と金種・真偽鑑別の動作を継続させ
る。
そして、前記硬貨鑑別センサー 9の出力により、常時
、通過硬貨の種類と枚数を監視している金種・真偽鑑別
部21において、何れかの金種が設定枚数に等しくなっ
たことが検出された場合、例えば第4図に示す如く、5
0円と100円の2種類の硬貨が設定値(100枚)に
近い状態となり、その後、前記設定枚数と等しくなる最
終到達硬貨として50円硬貨の方が先に到達したことが
検出された場合、その前後の状態を表わす金種・計数信
号に関し第1メモ1J22aにおいて記憶/読出しが行
われると、前記計数表示部30には50円硬貨に関して
「101枚」、100円硬貨に関して「100枚」、1
0円硬貨に関して「50枚」並びにその他の金種につい
ての計数内容が各々表示されると共に、前記設定値計数
比較部26において設定値入力部25による設定値とに
ついて比較照合が行われ、その結果、両計数値の内容が
一致して一致信号が出力すると、第1ソレノイド駆動部
25に対し制御部22から直ちに制御信号が印加され、
入口シャッター、駆動用ソレノイド8を付勢する。
このソレノイド8の作動は入口シャンク−6に伝達され
、当該入口シャンク−6は硬貨供給部1の放出口1aに
突入して閉鎖状態とし、後続の硬貨が硬貨通路5へ送出
されるのを阻止する。
この後、前記最終到達硬貨(すなわち50円硬貨)が硬
貨通路を搬送し、排除タイミンク検出センサー20にお
いてその通過を検出されてタイミング信号が出力すると
、第2ソレノイド、駆動部28に対し制御部22から制
御信号が印加され、排除シャッター駆動用ソレノイド1
8を付勢する。このソレノイド18の作動は排除シャッ
ター16に伝達され、前記最終到達硬貨が偽硬貨排除孔
13を閉鎖している排除シャッター16上を通過した直
後に、当該偽硬貨排除孔13を開口状態とする。
又、前記硬貨排除動作に先立ち、設定値計数比較部23
から一致信号が出力された時、この設定値の最終到達硬
貨板石に後続する硬貨については選別計数対象から除外
して排除するため、制御部22から制御信号が出力し、
金種別計数比較部24においては、排除タイミング検出
センサー20からのタイミング信号と金種検出用センサ
一部11による金種別計数信号との内容を比較照合し、
排除すべき硬貨についての算出を行う。すなわち、排除
タイミンク検出センサー20による硬貨の通過を示すタ
イミング信号の出力内容から、第2メモIJ 22 b
から読出した金種検出用センサ一部11による金種別計
数信号の出力内容の引き算を行うと、減算出力として「
3」が得られ、この減算結果に基づき排除すべき硬貨の
枚数は、前記第4図において示す排除対象硬貨の如く3
枚と判定される。
この場合、前記タイミング信号は排除タイミンク検出セ
ンサー20を通過した硬貨の総数を表わしている。すな
わち、前記設定値の最終到達硬貨を含み、当該硬貨に先
行して搬送している硬貨が所定の選別孔jOA乃至10
Fに至り、硬貨貯留部j2A乃至12F’に落下収容さ
れた金種別の硬貨の枚数(金種別計数信号に相補)を合
計したものと、前記最終到達硬貨板石に後続し、設定値
計数比較部23における一致信号の出力に基づいて前記
入口シャッター6が硬貨供給部1の放出口1aを閉鎖駆
動した時、その直前に前記硬貨鑑別センサー9と当該入
口シャッター6間の硬貨通路5上に送出されていた硬貨
の枚数とを合算した数量の硬貨が、前記排除タイミング
検出センサー20を通過したことを意味している。
従って、前記の如く排除すべき硬貨の枚数が算出される
と、制御部22はこの排除対象硬貨(3枚)の搬送に相
当する時間、すなわち、当該排除対象硬貨のうち最後部
に位置する硬貨(101枚目の5Q円硬貨相当)が硬貨
通路5を搬送し、偽硬貨排除孔15に落下するまでの時
間、或いは前記硬貨供給部1の硬貨放出口1aを閉鎖し
た状態の入口シャッター6と硬貨鑑別センサー9との間
の硬貨通路5に整列し得る硬貨の最大枚数に相当する時
間、若しくは任意に設定した時間等における何れかの方
法による設定時間を以って前記排除シャッター16をタ
イマー駆動し、当該偽硬貨排除孔16の開口時間を制御
する。
この結果、前記硬貨供給部1の放出口1aを入口シャッ
ター6が閉鎖した時点において、当該入口シャッター6
と硬貨鑑別センサー9間の硬貨通路s上に送出されてい
た硬貨、すなわち、前記最終到達硬貨板石に後続する1
00硬貨(100枚目の硬貨相当)、10円硬貨(SO
枚目の硬貨相当)及び50円硬貨(101枚目の硬貨相
当)の6枚の硬貨が開口状態の前記偽硬貨排除孔16に
落下し、偽硬貨用の硬貨貯留部14に収容される。
これ等の硬貨の排除が終了すると、金種別計数比較部2
4から前記第1メモIJ 22 aに対して補正信号が
印加され、前記硬貨の排除に伴う当該第1メモIJ 2
2 a内の金種別計数メモリ部について計数内容の補正
が行われる。この場合、前記第1メモIJ 22 、a
には第4図に示す如き設定値の最終到達硬貨板石に後続
する100円硬貨(100枚目相当)、10円硬貨(5
0枚目相当)、50円硬貨(101枚目相当)も含めた
全通過硬貨に関し、金種・真偽鑑別部21において金種
・真偽等の鑑別並びに金種別の計数が行われた結果が記
憶さV、τおり、前記排除対象硬貨の排出(こ伴って相
応する硬貨分についての減算が行われろ結果、″!N該
第1メモ1J22aに5ける金種別計数メモリ部の計数
内容は、100円硬貨(100枚)は99枚に、50円
硬貨(101枚)は100枚に、10円硬貨(50枚)
は49枚にそれぞれ補正され、当該補正後の計数内容に
ついては、計数表示部30においてその他の金種別の計
数内容と共に正しい枚数に訂正された表示が行われる。
この後、所定のタイマー時間が経過し、且つ硬貨搬送面
Sa上に硬貨が残留していないことが各センサ一部の出
力関係において検知されると、前記モータ駆動部29に
対し制御信号が制御部22から印加され、硬貨供給部・
搬送部駆動用モータ26への電源供給を中止して前記回
転円板2及び硬貨搬送用ベルトの駆動を停止させる。又
、前記第1ソレノ′イド駆動部27及び第2ソレノイド
駆動部28に対しても制御信号が再度印加され、入口シ
ャンク−駆動用ソレノイド8並びに排除シャッター駆動
用ソレノイド18に対する付勢を解除する。
そして、前記選別計数のための硬貨搬送手段に対するモ
ータの駆動が停止状態(こなると、%jj御部22は、
前記第1メモ’J 22 aに記憶されている金種・真
偽鑑別部21による金種・計数信号のデータ、並びに第
2メモIJ 22 bに記憶されている金種検出用セン
サ一部11による金種別計数信号のデータに関し、金種
別計数比較部24において比較照合を行い、両データが
正しく出力された計数内容に基づくものであるか否かに
ついての検証を行う。この場合、前記第1メモリ22a
から読出したデータと、第2メモリ221)から読出し
たデータの各金種についての内容は、特別な検出ミスが
ない限り各計数値は常に一致し、そして、この全金種に
ついて一致状態が得られた時、それを示す一致信号が出
力する。従って、このことは前記プリセット値に相当す
る50円硬貨の計数についても、比較照合の結果、両計
数内容が正しかったことを意味している。又、この比較
参照により、前記金種・計数信号に基づくデータ並びに
金種別計数信号に基づくデータについては、両データの
各々の計数内容に対する真偽性のチェフクが併わせ行わ
れたことになる。
そして、前記一致信号が出力したことにより、排除対象
硬貨の算出が正確に行われ、且つ当該硬貨が間違いなく
排出されたことを検知すると、制御部22は、さらに前
記入口シャッタ−6、排除シャッター16等の制御部材
における復帰のための操作が正確に行われ、元の状態に
正しく復帰終了したことを検知した時プリセツト完了と
判断すると共?こ計数表示部30に対して制御信号を印
加し、50円硬貨についてプリセットが完了したことを
報知するため、「プリセット完了」の表示を行わせる。
従って、前記計数表示部23において、プリセット完了
の表示と共に金種欄に設定枚数(100枚)が表示され
ている50円硬貨に関し、オペレータは該当する硬貨貯
留部+2Bから当該硬貨を取り出すことができる。
この後、オペレータが図示しないスイッチを操作し、前
記硬貨供給部・搬送部共通駆動用のモータ26を再始動
させることによって計数動作が再開され、前記プリセッ
ト完了の50円硬貨以外の金種の選別計数については、
当該モータ26の駆動停止時点における金種別に計数さ
れた内容を無効とすることなく、制御部22の第1メモ
IJ 22 aにおいて記憶保持されている金種・真偽
鑑別部21による金種・計数信号のデータ、並びに第2
メモIJ 221)において記憶保持されている金種検
出用センサ一部11による金種別計数信号のデータに対
して、それぞれ継続して累計加算が行われる。
そして、何れかの金種について、再び設定枚数(100
枚)に相当する最終到達硬貨が検出されると、前記同様
に一致信号及びタイミング信号等に基づいて、入ロンヤ
ッタ−6及び排除シャッター16等の制御部材の開閉動
作、並びにモータ26の停止等をこ関する一連の動作制
御が行われ、硬貨貯留部12A乃至12r゛からはプリ
セット完了した当該不特定金種の硬貨を取り出すことが
可能となる。
以下、これ等の設定枚数に基づく選別計数動作は、不特
定の金種について、前記同様に何れかの金種が設定枚数
に到達した時点において、その都度該当する金種の硬貨
を取り出すことが可能となり、且つその他の金種につい
ても累計加算を行いながら継続してプリセットされた計
数枚数に対する選別計数処理ができる。
尚、前述の計数枚数設定処理の各工程は、第5図のフロ
ーチャートにおけるルーチン■板石の工程に示される通
りである。又、ルーチン■については偽硬貨の検出・排
除の場合に適用するもので、本発明の要旨とは直接関係
がないので具体的な説明は省略する。
g1発明の効果 本発明による硬貨計数処理機は、以上のように計数され
る硬貨の内容と枚数を、金種・真偽鑑別部及び金種検出
用センサ一部からの2系統のデータを基にチェックを行
い、且つプリセット値の到達時に硬貨通路上の残留硬貨
の枚数を算出すると共に、当該硬貨の搬送を停止させる
ことなく自動的に排除し得るようになしたもので、複数
金種に対し予め計数枚数を設定して選別計数を行う場合
、特に高速搬送処理による硬貨の選別計数を目的とした
場合には、計数精度の大幅向上と相俟った有効的なプリ
セット処理を行うことができるものである。
又、金種及び特定順位を指定することなく、先きに設定
枚数に到達したものから項に、計数枚数の設定完了(プ
リセット値に達したもの)した金種の硬貨を自動的に取
り出すことができ、且つプリセット完了以外の金種につ
いては累計加算を継続できるので、所定数(プリセット
数)ごとの硬貨を、不特定の金種について高速処理で得
ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明による硬貨計数処理機における計数枚数設
定処理方法を示すためのもので、第1図は処理系の全体
構成を示すブロック図、第2図は機構系の全体構成を示
す平面構成図、第6図は第2図の要部を示す詳細構成図
、第4図は硬貨搬送状態の一例を示す説明図、第5図は
硬貨計数処理の状態を示すフローチャートである。 1は硬貨供給部、6は入口シャッター、9は硬貨鑑別セ
ンサー、11は金種検出用センサー部、13は偽硬貨排
除孔、16は排除シャッター、20は排除タイミング検
出センサー、21は金種・真偽鑑別部、22は制御部、
24は金種別計数比較部、25は設定値入力部、23は
計数表示部、27は第1ソレノイド駆動部、28は第2
ソレノイド駆動部、29はモータ駆動部である。 特許出願人  武蔵エンジニアリング株式会社代 理 
人  曽   我   道   照   □゛″−。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 硬貨供給部から送出される硬貨を搬送装置によって移送
    しながら計数し、計数枚数が設定枚数になると前記搬送
    装置を停止させて計数を中止するようにした硬貨選別計
    数機において、計数枚数が前記設定枚数になると該設定
    枚数の到達硬貨以後の後続する硬貨通路上の残留硬貨の
    枚数を算出する計数手段と、 硬貨通路に設けた硬貨排除孔に臨み該硬貨排除孔を開閉
    自在に駆動し得るように設けられた硬貨排除手段と、 前記硬貨供給部の硬貨放出口近傍に臨んで配置され硬貨
    の送出を阻止自由に駆動し得るように設けられた硬貨阻
    止手段とを備え、 計数枚数が前記設定枚数に達したとき、前記硬貨阻止手
    段を駆動して硬貨供給部からの硬貨の送出を阻止する一
    方、前記硬貨排除手段を駆動して硬貨排除孔を開口状態
    とし、前記硬貨の送出阻止に基づく前記計数手段にて算
    出した残留硬貨を再度計数に付すことなく直接排出せし
    めるようにしたことを特徴とする硬貨計数処理機。
JP61163814A 1986-07-14 1986-07-14 硬貨計数処理機 Pending JPS6320594A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008121809A (ja) * 2006-11-14 2008-05-29 Randomaaku Technol:Kk センターリングおよびこれを備えた誘導結合プラズマ分解装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58163089A (ja) * 1982-03-24 1983-09-27 グローリー工業株式会社 硬貨分類機

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