JP5544841B2 - 硬貨処理機 - Google Patents

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本発明は、硬貨の入出金処理を行う硬貨処理技術に関するものである。
一般に、硬貨処理機では、硬貨の入金中に何らか異常により硬貨処理機が停止した場合、搬送路中に残留した硬貨が装置内の有高としてカウントアップされた確定硬貨であるか、装置内有高としてカウントアップされていない未確定硬貨であるかを明確にし有高を確定する必要がある。
この有高確定のために、異常が検知された後、認識部と金種別硬貨収納庫との間に設けられた通過検知手段として機能する確定センサにより入金搬送路上に装置内に収納すべきでない硬貨が検知されたとき、表示器等の報知手段で係員に残留した硬貨を機外へ除去すべきことを報知するようにする技術があった(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−249840号公報
しかしながら、上記従来の硬貨処理機では、硬貨が確定か未確定かいずれの位置にあるか不明であったり、未確定硬貨の除去の際の衝撃などにより硬貨が動いてしまったりして、係員が、確定硬貨か未確定硬貨かを誤って判断して除去し、装置内有高を誤ってカウントする場合があった。
本発明は、前述の課題を解決するため次の構成を採用する。すなわち、硬貨の金種を認識する認識部と、硬貨の搬送異常を検知する搬送異常検知手段を備え、投入された硬貨を認識して金種別硬貨収納庫に収納する硬貨処理機であって前記認識部と前記金種別硬貨収納庫の間に設けられ、前記搬送異常検知手段により硬貨の搬送異常が検知されたときに硬貨の搬送方向とは逆方向に移動するゲート手段設けた。
本発明の硬貨処理機によれば、硬貨の金種を認識する認識部と、硬貨の搬送異常を検知する搬送異常検知手段を備え、投入された硬貨を認識して金種別硬貨収納庫に収納する硬貨処理機であって前記認識部と前記金種別硬貨収納庫の間に設けられ、前記搬送異常検知手段により硬貨の搬送異常が検知されたときに硬貨の搬送方向とは逆方向に移動するゲート手段設けたので、確定硬貨か未確定硬貨かの判断ミスを防止し、残留硬貨のカウントミスを確実に防止することができる。
実施例1のPOSレジスタの概観図である。 実施例1の硬貨処理機の平面図(上面図)である。 実施例1の硬貨処理機の入金部の構成図(上面図)である。 実施例1の硬貨処理機の制御系ブロック図である。 実施例1の硬貨処理機の動作フローチャートである。 実施例1の硬貨処理機の動作説明図(上面図)である。 実施例1の硬貨処理機の動作説明図(上面図)である。 実施例1の硬貨処理機の動作説明図(上面図)である。 実施例1の硬貨処理機の動作説明図(上面図)である。
以下、本発明に係わる実施の形態例を、図面を用いて説明する。図面に共通する要素には同一の符号を付す。
(構成)
実施例1の硬貨処理機の構成を図1に示したPOSレジスタの概観図と、図2および図3の硬貨処理機の上面図および入金部の詳細構成図を用いて説明する。
一般に、POSレジスタは、図1の概観図のように、硬貨処理機1と紙幣処理機2が設けられており、顧客から受け取った硬貨を投入する硬貨入金口4、顧客へ釣銭として支払う硬貨を払い出す出金口33、受け入れ不能と判別された硬貨を収納するリジェクト部19が設けられている。
紙幣入出金機2は、顧客から受け取った紙幣を入金したり、顧客へ釣銭として支払う紙幣を払い出す紙幣入出金口34、紙幣処理機2内に収納されている紙幣を回収し、収納する回収カセット部35が設けられている。
POSレジスタ3には硬貨処理機1の硬貨や紙幣処理機2内の紙幣の回収および補充指示を入力するためのキーなどが備えられた操作パネル30と、店員が入力した内容や装置の状態を表示するための操作表示部31、32が設けられている。
一方、硬貨処理機1は、図2および図3に示したように、顧客から受け取った入金硬貨を入金する硬貨入金口4と、入金硬貨を搬送し金種を選別する金種選別機構である搬送路5と、入金された硬貨を金種別に収納し出金指示により出金する金種別収納庫6と、金種別収納庫6から出金された硬貨を搬送する出金搬送部7と出金硬貨を放出する出金口33により構成される。
搬送路5の入り口には、外形、外径、穴の有無等の形状、材質を検出することにより、硬貨の真偽及び金種を判別する認識部9が設けられている。
搬送路5の搬送面18には金種別選別穴11が形成されており、各金種の硬貨の外形(外径)よりわずかに大きい穴で、硬貨の外形の小さい順に1円用、50円用、5円用、100円用、10円用、500円用の金種別選別穴11が、搬送A方向に順に並んで配置されている。また、各選別穴11の手前には搬送監視センサ17が設けられている。
14はリジェクトであり、認識部と後述する金種別硬貨選別孔との間に設けられ、認識部で偽硬貨と鑑別された硬貨や金種を鑑別することができなかった硬貨等のリジェクト硬貨を入金搬送路10から排除しリジェクト部19に導いて排出するための開口部である。なお、このリジェクト穴14は図示しない開閉機構により開閉可能に構成されている。
また、硬貨12を搬送するための搬送路5には、硬貨12の搬送方向と垂直のずれを防止するための幅寄せガイド15と、硬貨12を矢印A方向に搬送するための搬送ベルト8が配置されおり、搬送路5と搬送ベルト8の間に硬貨12を押圧しながら挟み、幅寄せガイド15に沿って硬貨12を搬送するようになっている。
また、搬送路5の幅寄せガイド15寄りには通過検知手段として機能する確定センサ24が配置されており、認識部9で金種を正常に鑑別された後にここを通過した硬貨12は装置内の有高としてカウントアップされる。
確定センサ24の幅寄せガイド15の反対側には硬貨12の搬送を塞き止めるゲート手段として機能するゲート26が配置されている。このゲート26は後述のアクチュエータ16により回転支点を中心に回動する構造となっている。そして、正常に硬貨12を搬送しているときは、ゲート26は幅寄せガイド15との間に硬貨12が通過するための所定の隙間を空けた位置に停止保持されている。
次に、硬貨処理機1の制御系の構成を図4の制御系ブロック図を用いて以下説明する。硬貨処理機1の制御系は、硬貨出金搬送などの搬送を制御するための図示しない光学センサ群と、前述の確定センサ24と、搬送監視センサ17と、金種の識別等を行う認識部9が制御部20の入力とし接続され、前述のアクチュエータ16、搬送系の駆動源であるモータ駆動部23が出力として接続された構成となっている。
また、硬貨12の搬送状態や制御状態或いは金種に応じた認識データなどを格納する記憶部21が制御部20に接続されている。
(動作)
以上の構成による実施例1の硬貨処理機は以下のように動作する。この動作を、図5の動作フローチャートおよび図6ないし図9の動作説明図を用いて説明する。なお、硬貨処理機1の硬貨入出金動作のほかは、一般的な硬貨処理機1の動作と同様であるので、簡略化のためにその説明は省略する。
まず、POSレジスタ3の操作表示部31または32に取引種別選択画面を表示し(ステップS11)、操作パネル30により硬貨入金取引を選択され、硬貨12が硬貨入金口4に入金されると(ステップS12)、当該硬貨12が硬貨入金口4から繰出されて搬送路5に搬送され、幅寄せガイド15によりガイドされながら、認識部9により金種判定される(ステップS13)。
搬送監視センサ17により硬貨12の搬送が正常に行われているかどうかを確認する(ステップS14)。
ここで、硬貨12の搬送中に硬貨ジャム等何らかの異常が検知された場合(ステップS15)、搬送ベルト8の駆動を停止し硬貨12の搬送を停止するとともに、ゲート26を矢印B方向に回動させ、図6の状態から図7の状態とし、幅寄せガイド15方向にせり出させて隙間を狭くすることにより未確定硬貨12xを塞き止める(ステップS16)。
このゲート26の動作により確定センサ24を通過中の未確定硬貨5は搬送上流方向(矢印A方向の逆方向)に押し戻されるため、搬送が停止した際に、ゲート26の搬送上流側の硬貨12は未確定硬貨であり、搬送下流側の硬貨12は確定硬貨であるということが明確に判断できる。
また、ゲート26の動作時に図8に示したように、確定、未確定が明確でない位置に硬貨12が停止し、ゲート26の回動動作により押し戻せない場合、搬送を停止した際に、確定センサ24上に硬貨12が残留しているので(ステップS17)、搬送ベルト8を搬送の搬送上流方向に駆動し確定センサ4がオフとなるまで硬貨12を矢印C方向に逆搬送させる(ステップS18)。
このとき、図9に示したように、搬送下流にある確定硬貨12aも搬送上流(矢印A方向の逆方向)に搬送されるが、ゲート26に塞き止められるため、未確定エリアに戻ることはない。
以上の実施例の説明では、ゲート26の回動動作により押し戻せない場合、ステップS18にて、硬貨12を搬送上流に搬送させる例を示したが、搬送下流に搬送するようにしてもよい。この場合、図8における未確定硬貨12xは、確定エリアに移動し確定硬貨12aとなる。
(実施例1の効果)
以上のように、実施例1の硬貨処理機によれば、硬貨の金種を認識する認識部と、硬貨の搬送異常を検知する搬送異常検知手段を備え、投入された硬貨を認識して金種別硬貨収納庫に収納する硬貨処理機において、前記搬送異常検知手段により硬貨の搬送異常が検知されたときに硬貨の搬送を塞き止めるゲート手段と設けたので、確定硬貨か未確定硬貨かの判断ミスを防止し、残留硬貨のカウントミスを確実に防止することができる。
以上述べたように、本発明は、硬貨の入出金処理を行う金融機関やコンビニエンスストア等の店舗に設置される自動取引装置や自動釣銭機などに広く用いることができる。
1 硬貨処理機
4 硬貨入金口
5 搬送路
8 搬送ベルト
9 認識部
11 選別穴
12、12a、12x 硬貨
14 リジェクト穴
15 幅寄せガイド
16 アクチュエータ
17 搬送監視センサ
20 制御部
24 確定センサ
26 ゲート

Claims (3)

  1. 硬貨の金種を認識する認識部と、硬貨の搬送異常を検知する搬送異常検知手段を備え、投入された硬貨を認識して金種別硬貨収納庫に収納する硬貨処理機であって、
    前記認識部と前記金種別硬貨収納庫の間に設けられ、前記搬送異常検知手段により硬貨の搬送異常が検知されたときに硬貨の搬送方向とは逆方向に移動するゲート手段を設けたことを特徴とする硬貨処理機。
  2. 前記ゲート手段は、小片を搬送方向とは逆方向に回動させる回動手段であることを特徴とする請求項1記載の硬貨処理機。
  3. 前記認識部と前記金種別硬貨収納庫との間に硬貨の通過を検知する通過検知手段を備え、
    前記搬送異常検知手段により硬貨の搬送異常が検知されたときに、硬貨の搬送を塞き止め、前記通過検知手段にて硬貨が検知されなくなるまで逆方向に搬送するようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の硬貨処理機。
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