JPS5854059B2 - 紙葉類の搬送状態検出装置 - Google Patents

紙葉類の搬送状態検出装置

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JPS5854059B2
JPS5854059B2 JP55164802A JP16480280A JPS5854059B2 JP S5854059 B2 JPS5854059 B2 JP S5854059B2 JP 55164802 A JP55164802 A JP 55164802A JP 16480280 A JP16480280 A JP 16480280A JP S5854059 B2 JPS5854059 B2 JP S5854059B2
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弘之 西村
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Omron Tateisi Electronics Co
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、たとえば紙幣、あるいはカード、さらには
定形シートなどの紙葉類を機械的に搬送した場合、搬送
途中でジャムしたか、あるいは正常に搬送されたかなど
の搬送状態を検知する紙葉類の搬送状態検出装置に関し
ている。
たとえば紙幣の金種判別や真偽判別を行なうピルチェッ
カにおいて、その入口側と出口側とに紙幣を検知するセ
ンサを設け、前述のピルチェッカに供給された紙幣の入
口側枚数と出口側枚数とを比較して同じ枚数であれば正
常、同じでないときは異常と判定することができる。
しかし、前述のピルチェッカに対し供給する紙幣の状態
が2枚連なった状態の場合、入口側では1枚と計数され
、この2枚連なり紙幣が内部で分離され正常な搬送で排
出されても出口側では2枚と計数されるので、1枚の差
ができ異常搬送と判定される。
上述のような場合の紙幣の検知は単にセンサを紙幣が通
過することで1枚を計数しているが、紙幣がセンサを通
過する時間を長さに換算して紙幣の長さを検知し、この
長さが所定長さ未満では1枚、それ以上では2枚と計数
することにより、前述の2枚連なり紙幣の分離に対して
対応することができる。
しかし、上述の所定長さの近辺では、その判定のあり方
によって現実の枚数とは異なってくる。
そこでこの発明は上述例の紙幣のような紙葉類の搬送状
態が良いときは正確な搬送チェックができ、搬送状態が
悪いときは冗長度をもたせてチェックの幅を広げてチェ
ックすることのできろ紙葉類の搬送状態検出装置の提供
を目的とする。
そしてこの発明によれば、紙葉類の長さを判定するため
に、第1、第2の長さ11,12と冗長度とする第1、
第2の長さ11,12の間にある第3の長さ13を設定
し、入口側では第2の長さ12未満の紙葉類検知長さl
xのとき1枚と計数し、また第2の長さ12以上では2
枚と計数し、ただし紙葉類検知長さnxが第1の長さ1
1から第2の長さ42未満のとき冗長枚数1枚を計数し
ておき、そして出口側では第3の長さ13未満の紙幣類
検知長さlyのとき1枚と計数し、また第3の長さ13
以上では2枚と計数し、これらの計数の入口側の計数枚
数より出口側の計数枚数を減算して算出した搬送枚数と
、前述の冗長枚数とを比較すれば、入口側に供給された
紙葉類が単一で良好に搬送されているときは冗長枚数が
零となっているので、前述の搬送枚数が零のとき正常な
搬送であり、搬送枚数があるときは異常搬送となり、正
確な搬送状態をチェックすることができる。
また入口側に供給される紙葉類の状態が2枚連なりのよ
うに悪いときは冗長枚数が計数されているので、搬送枚
数があっても、その範囲が冗長枚数以内であれば、正常
とするので、単に搬送枚数のみでチェックする場合に比
して、冗長枚数が許す分、チェックの幅にゆとりが持た
されることになり、前述例の2枚連なりの場合では、入
口側では1枚と計数され、内部で分離されると出口側で
は2枚と計数されて、搬送枚数に1枚が残るが、入口側
で冗長枚数がすでに1枚と計数されているので、この搬
送状態では正常と判定され、これによって正常な搬送状
態を検出することができる。
このような特徴を有するこの発明の一実施例を以下図面
に基づいて詳述する。
第1図はレシート1の長さの設定を示し、レシート1の
1枚分の長さをlとし、この長さlより少し長い第1の
長さ11と、レシート1の2枚分の長さ21より少し短
い第2の長さ12と、冗長度とする第3の長さ13とを
設定し、また上述の第3の長さ13は であって、基本長さlの約1.5倍に設定されている。
そしてこれらの長さの設定から、レシート1の枚数を計
数するとき、搬送径路の入口側ではその長さ7xが長さ
42未満を1枚、長さ12以上を2枚と計数し、そして
入口側長さJlxが長さ11から12未満までを冗長枚
数、1枚と計数する。
さらに搬送径路の出口側ではその長さlyが長さ13未
満のとき1枚、長さ13以上のときを2枚と計数する。
そして入口側の計数枚数より出口側の計数枚数を減算し
て算出した搬送枚数と冗長枚数とを比較し、この冗長枚
数が零のときは搬送枚数が零であることが正常な搬送で
あり、もし搬送枚数に枚数が計数されているときはジャ
ムなどの異常搬送であると判定する。
さらに冗長枚数が計数されているときは搬送に2枚連な
りなどの状態でレシート1が搬送されたことを示すので
、搬送枚数が前述の冗長枚数以下であれば、2枚連なり
の状態のまま、または分離された状態で搬送されたこと
を示し、それ故にこの状態を正常と判定する。
そして冗長枚数を越える搬送枚数が計数されているとき
はジャムなどの異常搬送と判定する。
第2図はレシート1を機械的に繰出し、このレシート1
を読取処理装置でレシート1のデータを読取って処理す
る処理装置を示し、この処理においてレシート1を読取
り処理する搬送径路での搬送状態を検出する例を示す。
レシート繰出し装置2は一定の大きさのレシート1群を
収納し、これらのレシート1群は繰出しローラ3と押し
板4との間に押入される。
上述の押し板4は適宜のスプリング(図外)で前部の繰
出しローラ3側に付勢されていて、繰出しローラ3が回
動することによってレシート1は1枚ずつ繰出される。
なお、図中5は偏心ローラであってレシート1に振動を
付与してその分離を図り、摩擦ローラ6に対向するロー
ラ7とによってレシート1の1枚繰出しを規制する。
8は残検知センサであって、適宜のマイクロスイッチな
どで構成され、押し板4の適宜連設部分を検知してレシ
ート1の切れを検知する。
搬送機構9は適宜の搬送ベルトや搬送ローラなどでレシ
ート1を搬送し得るように構成され、しかも前段の繰出
し装置2の繰出し速度より搬送速度を速くして構成され
その搬送径路中には読取り部10によってレシート1の
データが読取られる。
搬送機構9の入口側と出口側とにはそれぞれ光電センサ
からなるレシート検知センサSA、SBとが設けられ、
これらのセンサSA、SBはレシート1が通過する間検
知信号”I、 ?+を出力する。
また搬送機構9の内部には搬送ローラ11の回転に連動
してパルスを発生するパルスジェネレータ12が設けら
れ、このパルスジェネレータ12はレシート1の1關の
搬送に対し1パルスが出力されるように設定され、この
パルス数をレシート1の検知時間中計数することによっ
て、レシートの長さilxまたはzyを検知する。
そして搬送機構9の後段側には回収箱13が設けられ、
処理されたレシート1を回収する。
第3図は制御回路を示し、制御装置14はCPUおよび
ROMを含み、ROMに格納されたプログラムに沿って
各回路装置を制御し、繰出し装置2に対してはレシート
1の繰出しおよび停止の制御を行ない、搬送機構9に対
してはレシート1の搬送および停止の制御を行ない、読
取り部10に対してはデータの読取り制御を行なう。
RAM15は各種データの記憶や読出しを行ない、さら
に前述の搬送機構9中を搬送するレシート1の搬送枚数
を計数して記憶する搬送計数エリアCnと、前述した冗
長枚数を計数して記憶する冗長計数エリアCjとを有し
、さらに前述の第1、第2、第3の長さ11,122.
lJ3を記憶したエリアを有している。
前述の入口側レシート検知センサSAおよび出口側レシ
ート検知センサSBはそれぞれインバータ16,17、
アンプ18,19を介してアンドゲート20.21に接
続されており、さらにこれらのアンドゲート20.21
にはパルスジェネレータ12の出力が入力されるように
接続されている。
そのために各センサSA、SBがレシート1を検知する
と、その検知間中パルスジェネレータ12からのパルス
がアントゲ−)20.21より出力されるので、このパ
ルス数をそれぞれ入ロ側カウンタCA、出ロ側カウンタ
CBが計数することによって各カウンタCA、CBの計
数値は入口側長さlxおよび出口側長さlyの値となっ
て制御装置14に入力される。
さらに各アンプ18,19の出力はそれぞれインバータ
22.23、微分回路24,25を介して出力され、こ
れら微分回路24,25の出力は各レシート検知センサ
SA、SBがレシート1の後端縁を検知した出力となる
ため、制御装置14にはそれぞれ入口側通過検知信号A
および出口側通過検知信号Bとして入力される。
このように構成したレシート処理装置の搬送機構9にお
ける搬送状態検出動作について第4図を参照して述べる
と、まず制御装置14はプログラムにしたがって入ロ側
カウンタCA、出ロ側カウンタCB、およびRAM15
の搬送計数エリアCn冗長計数エリアCjをリセットす
る。
そして制御装置14は繰出し装置2および搬送機構9を
駆動してレシート1を1枚ずつ繰出し、これを搬送して
読取り部10で読取って処理した後回収箱13に放出す
る。
上述の処理において、1枚のレジ・−ト1が繰出されて
、搬送機構9の入口側のレシート検知センサSAに検知
されると、カウンタCAはその検知間中のパルスを計数
して、長さに換算し、入口側長さlXを制御装置14に
入力する。
そして制御装置14は内蔵のレジスタにこれをストアさ
れる。
上述のレシート1が入口側のレシート検知センサSAを
通過すると、入口側通過検知信号Aが制御装置14に入
力され、これによって装置14はRAM15の搬送計数
エリアCnに1枚をストアする。
そして入口側長さllxが設定長さ111,12゜13
のいずれの範囲に存するかを判定する。
すなわち入口側長さllxが第1の長さ11から第2の
長さ12未満であれば、レシート1が2枚連なり状態で
繰出された可能性を有しているので、RAM15の冗長
計数エリアCjに1枚ストアする。
しかし、上述の入口側長さAxがAI<Ax<12の範
囲にないときはついで長さlXが第2の長さ12以上で
あるかを判定し、この長さ42以上であればレシート1
が2枚連なり状態で繰出されたものと扱い、RAMのエ
リアCnをさらに+1加算し、また第2の長さ12未満
であればそのときの入口側長さllxは第1の長さ11
未満と判定されることになる。
その結果入口側では長さ12未満では1枚、長さ12以
上では2枚と計数すると共に、11〈lx<12のとき
冗長1枚と計数することになる。
その後カウンタCAはリセットされる。
さらに上述のレシート1が読取り処理されて、出口側の
レシート検知センサSHに検知されると、カウンタCB
は前述と同様にその長さxyを計数して、制御装置14
に入力し、そして制御装置14は内蔵のレジスタにこれ
をストアする。
上述のレシート1が出口側のレシート検出センサSBを
通過すると、出口側通過検知信号Bが制御装置14に入
力され、これによって装置14はRAM15の搬送計数
エリアCnを1枚減算する(なお上述のエリアCnは入
口側で+1加算し、出口側では1減算されるため正常時
では零の搬送枚数となる。
)そして出口側長さAyが設定長さ13未満かあるいは
長さ13以上かを判定する。
すなわち出口側長さlyが第3の長さ13以上であれば
搬送計数エリアCnをさらに1枚減算する。
その結果出口側では第3の長さ43未満を1枚、長さ1
3以上を2枚と計数して、搬送計数エリアCnの入口側
枚数より出口側枚数を減算して搬送枚数を記憶する。
その後カウンタCBはリセットされる。
このような計数処理を繰出し装置2の収納レシート1が
なくなるまで繰返し行なわれ、残り検知センサ8がレシ
ート切れを検知することによって制御装置14は繰出し
装置2および搬送機構9を停止し、ついでRAM15の
エリアCnとCjとの搬送枚数と冗長枚数とを比較して
搬送状態を判定する。
たとえば入口側も出口側も1枚ずつ正常に処理されてレ
シート1が通過したときは、搬送枚数は零であり、また
冗長枚数も零である。
そのためにこのような比較結果がでたときは正常な搬送
と判定する。
たとえばレシート1が2枚連なり状態で入口側を通過し
たときは、その2枚連なり状態のまま排出される場合と
、内部で分離される場合とがあり、またその長さlXが
Al<Ax<J’3の場合と、13〈lX<12の場合
と、12≦llxの場合とがある。
入口側長さlxが11<lx<13.13<lxく12
でも入口側では搬送枚数は1枚と計数され、かつ冗長枚
数が1枚と計数されているので、内部で分離して出口側
で2枚と計数されて誤差1枚がでても、冗長枚数が1枚
計数されて冗長度が1枚持たされているので、正常な搬
送と判定する。
また入口側長さlXが12≦lJxであれば、冗長枚数
は零で、入口側枚数は2枚と計数され、出口側では13
≦lyのとき2枚と計数するので、この場合正常と判定
される。
しかし入口側で単一にレシート1が入り、出口側で長さ
13未満の2枚連なり状態で排出されると、入口側枚数
2枚で冗長枚数は零、出口側では1’l<13の場合1
枚と計数しているので誤差1枚がで、このとき冗長度は
零であるため、異常搬送と判定される。
この場合は搬送機構9の内部の引っかかりが、単一に割
れている2枚のレシート1を第3の長さ13未満になる
まで作用しているのでジャムの危険度が高いと判定され
る。
しかし、上述の2枚連なりの長さlyが第3の長さ13
以上であれば搬送の引っかかり作用が少ないと判定され
る。
これらの判定結果から明らかなように搬送枚数Cnと冗
長枚数Cjとの絶対値を比較して搬送枚数Cnの絶対値
が冗長枚数以下であれば正常、冗長枚数を越えるときは
異常の搬送と判定することができる。
そして異常搬送と判定されたときは係員を呼出して係員
によって処理される。
なお上述の第1の実施例において、パルスジェネレータ
12はレシート1の搬送に対応してパルスを出力するが
、このパルスは適宜の発振器からのパルスを用いること
もできる。
さらに搬送状態の判定はレシート1が全部なくなってか
ら行なっているが、1枚ごとに回収箱13へ回収される
ごとに判定するもよい。
つIJ)で第2の実施例について説明する。
この実施例はたとえば銀行業務で使用される自動預金支
払機において、預金のために受は入れた紙幣の真偽判別
および金種判別を行なうピルチェッカ内の搬送状態を検
出する例を示す。
第5図は紙幣の長さの設定を示し、ここで使用される紙
幣は万円孔、五千円札、千円札の3種類であって、これ
らの紙幣は短手方向に搬送される。
そのため紙幣の長さは約75mmm85關であって紙幣
の1枚分の長さlをこの範囲に設定している。
第1の長さ11は基準長さl(75mm〜85im)よ
り少し長い100 mrn、第2の長さ12は2枚分の
基準長さ21 (150mm〜170mm)より少し短
い130 m7L、冗長度とする第3の長さ13はの1
15山であって、前述の第1実施例の長さ設定条件と同
じである。
さらに紙幣の3枚目についても前述とほぼ等価な割合で
長さ設定されており、第4の長さ14は基準の長さlの
2倍の長さ21(150ux〜170關)より長い18
011LWL、第5の長さ15は基準の長さlの3倍の
長さ31(225山〜255mm)よりも少し短い21
0mm、第6の長さはの195mm(長さ14と長さ1
5との中間長さ)である。
なお紙幣の4枚目以降の設定も上述と同様にして行なう
ことができる。
上述のような長さの設定から紙幣の枚数を計数するとき
、搬送径路の入口側ではその長さlxが長さ12未満を
1枚、長さ12以上から長さ15劣でを2枚と計数し、
長さ11から42未満までを冗長枚数1枚と計数するこ
とは第1の実施例と同様である。
また入口側長さlxが長さ45以上を3枚と計数し、長
さ14から長さ15未満までをさらに冗長枚数1枚と計
数し、3枚連なりの紙幣では冗長枚数が2枚となる。
搬送径路の出口側では、この出口を紙幣の収納部と返却
部の2個所を設けるとすれば、その出口側長さAyまた
はljzが長さ13未満のとき1枚、長さ43以上から
長さ16未満までを2枚と計数することは第1の実施例
と同様である。
さらに長さ16以上を3枚と計数する。
なお紙幣の4枚目以降にも長さが設定されているときは
上述の計数要領で行なう。
そして入口側の計数枚数より出口側の計数枚数を減算し
て算出した搬送枚数を冗長枚数と比較して、この冗長枚
数が零のときは搬送枚数が零であることが正常な搬送で
あり、もし搬送枚数に枚数が計数されているときはジャ
ムなどの異常搬送であると判定する。
さらに冗長枚数が計数されているときは搬送に2枚また
は3枚連なりなどの状態で紙幣が搬送されたことを示す
ので、搬送枚数が前述の冗長枚数以下であれば正常搬送
と判定し、冗長枚数を越えるときは異常搬送と判定する
そしてこれらの搬送状態の判定は前述の第1の実施例と
同様である。
第6図は自動頭金支払機において、頭金のために投入さ
れた紙幣の真偽判別および金種判別を行なうピルチェッ
カ内の搬送状態を検出する例を示し、上述のピルチェッ
カにおいて不良紙幣については客側に返却し真紙幣は内
部に取込まれる。
そのためにピルチェッカは出口を収納部側と返却側との
2個所を構成している。
図において入金口30は頭金のために紙幣31を投入す
るため0口であり、この入金口30の下部には投入紙幣
31を内部に取込むための取込み部32が構成されてい
る。
この取込み部32は投入される紙幣31の一方の面に対
向して偏心ローラ33とその下部に取込みローラ34を
設け、紙幣31の他方の面に対向して押し板35を設は
底面には底板36を有し、押し板35はローラ33,3
4側にスプリング37によって付勢されている。
頭金紙幣31はローラ33,34と押し板35との間に
一括して投入されて、押し板35は紙幣31をローラ3
3.34側に押圧付勢するb5、この押し板35は紙幣
31を受入れるとき、適宜のカム機構により後退されて
受入れを可能にする。
そして紙幣31の受入れを検知することにより抑圧姿勢
にもどされる。
前述の取込みローラ34には摩擦ローラ38が対設され
、偏心ローラ33が回動されて紙幣31の重さなりをそ
の振動でほぐし、その紙幣31を取込みローラ34が回
動されることによって一枚ずつ内部に取込む。
なお、図中39は紙幣投入および空検返センサであって
、紙幣31の投入と、紙幣31が内部に取込まれて空に
なったことを検知する。
ピルチェッカ40は前段の取込み部32から取込まれた
紙幣31の真偽および金種を判定するものであって、内
部には搬送ベルトまたは搬送ローラなどによって構成さ
れる搬送機構41と、紙幣31の印刷パターンを磁気的
に読取る読取り部42とを備えている。
上述の搬送機構41は判別した紙幣31を収納部側と返
却部側とに振分は搬送する機能を備え、この振分けは読
取り部42の判定に基づいて振分は板43が振分は駆動
されることによって行なわれる。
そして上述のピルチェッカ40の入口側、収納側(第1
の出口側)、返却側(第2の出口側)にはそれぞれ光電
センサからなる紙幣検知センサSA、SB、SDが設け
られている。
第7図は制御回路を示し、制御装置44はCPUおよび
ROMを含み、ROMに格納されたプログラムに沿って
各回路装置を制御する。
表示装置45は客に対し操作手順を案内する案内表示、
頭金のために投入した金額を表示する頭金表示、支払い
のために入力した支払い金額表示などを行なう。
貨幣放出装置46は支払いのための貨幣を放出する。
記憶装置47は支払い取引きや頭金取引きなどの取引き
明細をジャーナルやレシートに印字記録し、レシートは
客側に放出される。
キー人力装置48はテンキーやファンクションキーを備
え、取引きの指定、暗証番号の入力、支払い金額の入力
などを行なう。
カードリーダ49は客が所定しているカードを受入れて
、カードに記録された口座奇骨などのカードデータを読
取る。
RAM5Qは各種データの記憶や読出しを行ない、さら
に前述の搬送枚数を計数した搬送計数エリアCnと、冗
長枚数を計数した冗長計数エリアCjとを有し、さらに
前述の設定長さ11〜16を記憶したエリアを有してい
る。
入口側、収納側、返却側の各紙幣検知センサSA、SB
、SDはインバータ51,52,53およびアンプ54
,55,56を介してアンドゲート57,58,59に
接続され、そしてこれらのアンドゲート57〜59には
クロックパルスが入力される。
上述のクロックパルスは前述した第1実施例のようにパ
ルスジェネレータからのパルス、または適宜の発振器か
らのパルスであって、このパルスは各アンドゲート57
〜59がセンサSA、SB。
SDの紙幣31検知によって開かれている間出力し、各
カウンタCA、CB、CDはそのときのパルスを計数し
て、それぞれ紙幣31の入口側長さlX1収納側長さ1
1 yN返却側長さAzの値を出力する。
また前述の各アンプ54〜56の出力はインバータ60
,61,62および微分回路63,64゜65を介して
出力され、この各回路63〜65の出力A、B、Cは対
応するそれぞれの紙幣検知センサSA、SB、SDの通
過検知信号となる。
このように横取した自動頭金支払装置におけるビルチェ
ッカ40内の搬送状態検出動作について第8図を参照し
て述べると、まず制御装置44はプログラムにしたがっ
てイニシャルリセットを行ない、各カウンタCA、CB
、CDおよびRAM50のエリアCn、Cjはリセット
される。
そして制御装置44は取込み部32およびビルチェッカ
40を駆動する。
上述の駆動に先がけて入金口30の取込み部32は各種
の頭金紙幣31が一括して投入され、これらの紙幣31
は取込み部32が駆動されることにより、1枚ずつ内部
に取込みピルチェッカ40に搬送する。
ピルチェッカ40では内部の搬送機構41によって紙幣
31を搬送し、読取り部42の真偽および金種判別に基
づいて振分は板48を振分は駆動して収納部あるいは返
却部に振分は処理をする。
上述のピルチェッカ40の処理において、1枚の紙幣3
1が取込まれてピルチェッカ40の入口側のセンサSA
で検知されると入口側カウンタCAはその間のパルスを
計数し、その長さIlxの値を制御装置44に入力する
そして紙幣31が上述のセンサSAを通過して通過検知
信号が出力されると、制御装置44はRAM50のエリ
アCnに紙幣1枚をストアする。
そして制御装置44は入口側長さlxが設定長さ11〜
16のいずれの範囲に存するかを判定する。
すなわち、入口側長さllxが 11くlx<12 の範囲にあるか否かをチェックし、この範囲にあるとき
は、取込み紙幣31が2枚の可能性有りと判定してRA
M50のエリアCjに冗長枚数1枚を計数させてストア
する。
しかし上述の範囲にないときはこの計数はない。
ついで入口側長さlxが第2の長さ42以上あるかを判
定し、この長さ12以上あるときは取込み紙幣31が2
枚であると判定して、RAM50のエリアCnに+1加
算して2枚をストアし、また長さ12未満であれば入口
長さllxは長さ11未満と判定される。
前述の人口側長さlXが第2の長さ42以上と判定され
る場合、さらにその長さllxが44<7x<A’5 の範囲にあるか否かをチェックし、この範囲にあるとき
は、取込み紙幣が3枚の可能性有りと判定してRAM5
0のエリアCjに冗長枚数をさらに+1加算し、冗長枚
数を2枚ストアする。
さらに入口側長さlxが第5の長さ15以上あるかを判
定し、この長さ15以上あるときは取込み紙幣31が3
枚あると判定して、RAM50のエリアCnにさらに+
1加算して3枚をストアする。
このような入口側長さ1.xのチェックが終了すると、
入口側カウンタCAはリセットされ、紙幣31は読取り
部42で印刷パターンを読取り制御装置44はこの読取
りデータに基づいて紙幣の真偽および金種を判定して、
振分は制御する。
そして振分けられた紙幣31はそれぞれの収納側または
返却側で紙幣検知センサCBまたはCDに検知されるこ
とによって出口側長さlyまたは11zのチェックが行
なわれる。
すなわち、収納側の通過検知信号Bの出力があったか否
かをチェックし、この信号Bの出力があれば紙幣31は
収納側に振分けられたことを示す。
また上述の信号Bがないときは返却側の通過検知信号り
の出力があったか否かをチェックし、この信号りの出力
があれば紙幣31は返却側に振分けられたことを示す。
そして両信号B、Dが出力されていない場合はまだ両セ
ンサSB、SDに紙幣31が到達していないことを示す
ピルチェッカ40に取込んだ紙幣31が第1の出口の収
納側のセンサSBに検知されると、カウンタCBは前述
と同様にその出口側長さAyの値を制御装置44に入力
する。
そして紙幣31が前述のセンサSBを通過して信号Bを
出力することによって、制御装置44はRAM50のエ
リアCnにストアされている入口側枚数より1枚を減算
する。
ついで出口側長さlyが第3の長さ13以上か否かを判
定し、以上であれば2枚の紙幣31が排出されたものと
扱って、RAM50のエリアCnにストアされている入
口側枚数よりさらに1枚を減算する。
この場合出口側枚数は2枚を計数したことになる。
さらに出口側長さlyが第3の長さ13以上であったと
きは、ついで第6の長さ46以上か否かを判定し、長さ
lYが長さ16以上であるときは3枚の紙幣31が排出
されたものと扱って、相国50のエリアCnの入口側枚
数よりさらに1枚を減算する。
この場合出口側枚数は3枚を計数したことになる。
このような第1出口の出口側長さlyのチェックが終了
すると、収納側カウンタCBはリセットされる。
なお紙幣31が第2の出口である返却側より排出された
場合も、その出口側長さlzのチェックは前述の収納側
の長さlyのチェックと同様に行なわれて、そのチェッ
クの終了後返却側カウンタCDはリセットされるため、
その詳細な説明は省略する。
上述のような長さのチェックおよび計数処理は取込み部
32の紙幣31が全部取込まれるまで繰返えし行なわれ
、紙幣検知センサ39が紙幣31のなくなったことを検
知すると、制御装置44はRAM50のエリアCn、C
jの搬送枚数と冗長枚数との比較を行なって、搬送状態
を判定する。
すなわち、冗長枚数が零のときは冗長度を与えて計数し
た紙幣1がないので搬送枚数は零であることを正常とし
、これに枚数が残っているときは異常搬送と判定される
また冗長枚数に枚数があるときはその枚数分の紙幣31
について冗長度を与えて計数しているので、搬送枚数に
冗長枚数以下であれば正常と判定する。
しかし冗長枚数を越えるときはその越える枚数分につい
ては冗長度を与えていないので、異常搬送と判定する。
そして異常搬送と判定された場合は紙幣31のジャムや
あるいはジャムの危険性を有するものであるため係員を
呼び出し係員によって処理される。
なお、上述の第2の実施例における紙幣31の搬送状態
の判定は紙幣31がピルチェッカ40に対し1枚取込ま
れるごとに行なってもよい。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の実施例を示し、第1図はレシート長さ
の設定を示す説明図、第2図はレシート処理装置の概略
側面図、第3図はその制御回路ブロック図、第4図はそ
のフローチャート、第5図は紙幣の長さ設定を示す説明
図、第6図は紙幣取込み部およびピルチェッカ部分の概
略側面図、第7図は自動頭金支払機の制御回路ブロック
図、第8図はそのフローチャートである。 1・・・・・・レシート、9,41・・・・・・搬送機
構、SA・・・・・・入口側検知センサ、SB、SD・
・・・・・出口側検知センサ、CA・・・・・・入口側
カウンタ、CB、CD・・・・・・出口側カウンタ、1
4,44・・・・・・制御装置、is、so・・・・・
・RAM、31・・・・・・紙幣、40・・・・・・ビ
ルチェッカ、Cn・・・・・・搬送計数エリア、Cj・
・・・・・冗長計数エリア。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 紙葉類の1枚分の長さlより少し長い第1の長さ1
    1と、2枚分の長さ21より少し短い第2の長さ12と
    、これら第1、第2の長さ11,12の間にあって冗長
    度とする第3の長さ13とを設定する設定手段と、 入口側センサの紙葉類検知長さlxが設定長さ12未満
    のとき1枚、設定長さ12以上のとき2枚に計数すると
    共に、第1の長さ11から第2の長さ12未満のとき冗
    長枚数1枚を計数する第1の計数手段と、 出口側センサの紙葉類検知長さlyが第3の長さ13未
    満のとき1枚、第3の長さ43以上のとき2枚に計数す
    る第2の計数手段と、 前記入口側の計数枚数より出口側の計数枚数を減算して
    算出した搬送枚数と前記冗長枚数とを比較して、搬送枚
    数が冗長枚数と等しいかまたは未満かによって紙業類の
    搬送の正常を判定する判定手段 とを備えた紙業類の搬送状態検出装乱
JP55164802A 1980-11-20 1980-11-20 紙葉類の搬送状態検出装置 Expired JPS5854059B2 (ja)

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