JP2004287505A - 自動販売機 - Google Patents
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Abstract
【課題】釣札排出時における中抜きによる不正などを確実に防止することができる自動販売機を提供する。
【解決手段】乗車券を自動的に販売するとともに、必要に応じて複数枚の釣銭紙幣を積層状態で紙幣排出口に排出する券売機において、利用者が取り忘れた釣札を内部に回収する際、回収した釣札の枚数をチェックし、排出時の枚数と一致しなかった場合には係員に報知する。
【選択図】 図5
【解決手段】乗車券を自動的に販売するとともに、必要に応じて複数枚の釣銭紙幣を積層状態で紙幣排出口に排出する券売機において、利用者が取り忘れた釣札を内部に回収する際、回収した釣札の枚数をチェックし、排出時の枚数と一致しなかった場合には係員に報知する。
【選択図】 図5
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば、利用者の操作により乗車券や食券などの券類を自動的に販売したり、あるいは、利用者の操作により清涼飲料水などの飲食物を自動的に販売する自動販売機に係り、特に釣銭として複数枚の紙幣を積層状態で紙幣排出部に排出する自動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、たとえば、利用者の操作により電車の乗車券を自動的に販売する券売機は、接客面に硬貨投入口および紙幣挿入口を備えており、硬貨投入口から投入された硬貨は内部に組込まれた硬貨処理装置によって処理され、また、紙幣挿入口から挿入された紙幣は内部に組込まれた紙幣処理装置によって処理されるようになっている。紙幣処理装置は、紙幣集積部として複数の金庫を持ち、挿入された紙幣は金種ごとに各金庫に集積され、さらに、必要に応じて各金庫から釣銭紙幣(以下、釣札とも言う)が取り出されるようになっている。
【0003】
このような券売機では、指定された乗車券を発行する一方で、必要に応じて各金庫から釣銭としての紙幣を1枚ずつ取り出し、これらを保留部に一時的に集積保留し、一括して総額(複数枚の釣札)を積層状態で紙幣排出部に排出するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この種の券売機は、利用者が釣札を紙幣排出部から取り忘れると、取忘れタイマが作動して、一定時間経過後に釣札は取り忘れ紙幣として内部に回収するようになっている。その場合、釣札の取り忘れに気付いた利用者は、係員呼出ボタンの操作により係員を呼び出し、釣銭の額を自己申告するが、釣札の排出時に排出枚数と取り忘れによる回収枚数が機械側でチェックされていないため、係員はそれを信用せざるをえない。
【0005】
このため、従来の券売機にあっては、釣札が排出された際に、取り忘れ紙幣として内部に回収される前に、利用者により釣札の一部を抜き取る、いわゆる中抜きによる不正がなされたとしても、排出枚数と回収枚数との食い違いを係員は客観的に把握することができず、利用者との間でトラブルのもととなる。また、係員は利用者に対してトラブル状況を適切に説明することができない。
【0006】
そこで、本発明は、釣札排出時における中抜きによる不正などを確実に防止することができる自動販売機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の自動販売機は、利用者により投入される貨幣あるいはそれに変わる媒体を受入れ、利用者により指定される物品を販売するとともに、必要に応じて複数枚の釣銭紙幣を積層状態で紙幣排出部に排出する自動販売機において、前記紙幣排出部に設けられ、積層状態で排出された複数枚の釣銭紙幣の積層厚さを検知する厚さ検知手段と、前記紙幣排出部に排出された複数枚の釣銭紙幣があらかじめ定められた所定時間経過しても前記利用者が取り去らなかった場合、当該釣銭紙幣を取り忘れ紙幣として内部に回収する釣札回収手段と、この釣札回収手段による釣銭紙幣の回収時、前記厚さ検知手段により検知された釣銭紙幣の積層厚さに変化があった場合、当該釣銭紙幣の枚数をカウントする回収枚数カウント手段と、この回収枚数カウント手段によるカウント値が前記紙幣排出部に排出した複数枚の釣銭紙幣の排出枚数と一致するか否かを判定する枚数判定手段と、この枚数判定手段による判定の結果、前記回収枚数カウント手段によるカウント値が前記紙幣排出部に排出した複数枚の釣銭紙幣の排出枚数と一致しなかった場合、その旨を係員に対し報知する報知手段とを具備している。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態に係る券売機の外観構成を概略的に示すものである。図1において、2は券売機本体であり、この本体2の接客面2Aには、案内文などを表示する表示部14、購入する乗車券の指定操作などを行なう操作パネル12、硬貨を投入する硬貨投入口10、紙幣を挿入する紙幣挿入口6、釣銭硬貨を排出する硬貨排出口20、複数枚の釣銭紙幣(釣札)を一括して積層状態で排出する紙幣排出部としての紙幣排出口8、プリペイドカードなどの金額カードを挿入するカード挿入口16、発行した乗車券を排出する乗車券排出口18などが設けられている。
【0009】
本体2の内部には、硬貨投入口10から投入された硬貨を処理する硬貨処理装置(図示せず)が組込まれているとともに、図2にも示すように、紙幣挿入口6から挿入された紙幣4を処理する紙幣処理装置1が組込まれている。この紙幣処理装置1では、複数枚の紙幣4の一括挿入と釣銭紙幣の一括排出が可能となっている。
【0010】
紙幣処理装置1は、たとえば、図3に示すように、紙幣挿入口6から挿入された紙幣4を鑑査する紙幣鑑査部24を備えており、この紙幣鑑査部24で真札と判定された紙幣4は、紙幣搬送機構28により千円紙幣1次保留部30、5千円紙幣1次保留部32、1万円紙幣一次保留部兼釣札保留部34のいずれかに搬送されるようになっている。
【0011】
千円紙幣1次保留部30、五千円紙幣1次保留部32、1万円紙幣一次保留部兼釣札保留部34にそれぞれ保留された紙幣4は、たとえば、操作パネル12に設けられた券発行キーの1つが押下されると、紙幣搬送機構28により千円紙幣2次保留部42、5千円紙幣2次保留部48、1万円紙幣2次保留部54のいずれかに搬送されるようになっている。なお、2次保留部42,48,54はそれぞれ金庫44,50,56を備えている。
【0012】
紙幣鑑査部24は、取り込んだ紙幣の表面を画像情報として読取る読取装置などを備え、読取った画像情報に基づき紙幣の金種や真贋などを鑑査するもので、制御部72に接続されている。制御部72は、CPUおよびメモリなどを備えており、紙幣鑑査部24の鑑査結果に応じて紙幣を各部へ搬送する指令信号を出力するようになっている。
【0013】
すなわち、偽札と鑑査された偽札紙幣は紙幣挿入口6に戻される。また、しわが多いなどの理由から通常の取り扱いが困難と鑑査された不良紙幣は、搬送機構38によって上部リジェクト庫40に送られる。さらに、クリップやコインなどの異物を伴っていると鑑査された異物混入紙幣は、一括挿入一時プール部26に送られる。なお、各搬送路に設けられた駆動モータ70A,70B,70C,70D,70E,70F,70Gは制御部72によって制御される。
【0014】
一括挿入一時プール部26は、異物分離用として複数本のワイヤまたはピン(図示せず)を備えており、当該ワイヤまたはピンの間を通過させると、クリップなどの異物が紙幣から分離されるようになっている。分離された紙幣は、金種ごとに金庫ユニット46,52,58にそれぞれ搬送されるようになっている。一方、分離された異物は、一括挿入一時プール部26の後端部26aから搬送ベルト120上に落下して、トレイ122までベルト搬送され、さらに、トレイ122から紙幣排出口8の上部に滑り落ちるようになっている。
【0015】
釣札保留部34は、搬送路28,68を介して各金庫ユニット46,52,58および返却紙幣一括返却部66のそれぞれに連絡している。この釣札保留部34では、各金庫ユニット46,52,58から1枚づつ取出される紙幣を順次重ねて貯留するようになっており、貯留された紙幣(釣札)は釣札保留部34から一括して搬送路68に送り出され、返却紙幣一括返却部66に搬送されるようになっている。
【0016】
返却紙幣一括返却部66は、開閉扉を介して紙幣排出口8に連通する返却紙幣収納箱74を備えている。この返却紙幣収納箱74の紙幣導入側には紙幣通過検知用センサ92が設けられ、一括返却される釣札の通過完了が検知されるようになっている。また、返却紙幣収納箱74の紙幣取出側には紙幣取り忘れ検知用センサ96が設けられ、利用者による釣札の取り忘れが検知されるようになっている。
【0017】
駆動モータ70Gは、制御部72によって回転の向きを切換制御されるようになっている。釣札の排出時、駆動モータ70Gを正転させると、駆動プーリ91が図中にて反時計まわりに回転し、釣札が搬送路68から返却紙幣収納箱74に送り出される。釣札の回収時、モータ70Gを逆転させると、駆動プーリ91が図中にて時計まわりに回転し、釣札が返却紙幣収納箱74から搬送路68に戻される。
【0018】
搬送路68に戻された釣札は、そのまま下部リジェクト庫60,62へ搬送される場合と、釣札保留部34に一時回収され、しかるのち下部リジェクト庫60,62に搬送される場合とがある。このように、搬送路68は釣札の排出と回収との共通の搬送路として用いられるようになっている。
【0019】
紙幣排出口8の返却紙幣収納箱74内には、たとえば、図4に示すように、積層状態で排出された複数枚の釣札4の積層厚さを検知する厚さ検知手段としての圧力センサ111が設けられている。すなわち、積層された複数枚の釣札4の両面からローラ112,113により所定の圧力を与え、この圧力の変化を圧力センサ111により検知することにより、積層状態で排出された複数枚の釣札4の積層厚さを検知するようになっている。
【0020】
次に、上記のような構成において動作を説明する。
利用者が紙幣挿入口6に紙幣を挿入し、操作パネル12において所定の操作を行なうことにより必要な購買データを入力する。紙幣挿入口6に挿入された紙幣は、紙幣鑑査部24を通って鑑査され、その鑑査結果に応じて一次保留部30,32,34にそれぞれ送られ、しかるのち各金庫ユニット46,52,58にそれぞれ送られる。
【0021】
購買データが入力されると、制御部72は、発券動作のための信号を各部に発するとともに、入力金額に対する釣銭の額を算出する。そして、制御部72は、算出した釣銭額に基づく制御信号を各金庫ユニット46,52,58にそれぞれ送ることにより、各金庫ユニット46,52,58から釣札保留部34に向けて1枚ずつ紙幣を送り出させる。送り出された紙幣は、釣札保留部34に次々に集積され、排出時まで一時的に保留される。
【0022】
こうして、釣札保留部34に複数枚の釣札紙幣(釣札)の集積が完了すると、制御部72は、釣札排出信号を各部に発する。これにより、釣札は積層状態のまま釣札保留部34から搬送路68に送り出され、搬送路68を通って紙幣排出口8に排出される。
【0023】
以下、紙幣排出口8に釣札が排出された以降の動作について、図5に示すフローチャートを参照して説明する。
紙幣排出口8に排出された積層状態の釣札4は、図4に示すように、その両面からローラ112,113により所定の圧力で挟持された状態となる。圧力センサ111は、ローラ112を介して釣札4の積層枚数の変化による圧力の変化を検知する。制御部72は、圧力センサ111の出力信号に基づき複数枚の釣札4の積層厚さを検知する(ステップS1)。
【0024】
次に、制御部72は、紙幣取り忘れ検知用センサ96の出力信号により、紙幣排出口8に釣札4が存在するか否かをチェックし(ステップS2)、釣札4が存在しなければ、利用者が釣札4を受取ったものと判断して、処理を終了する。ステップS2のチェックの結果、釣札4が存在すれば、制御部72は、紙幣取り忘れ検知用センサ96が釣札4を検知してから一定時間経過したか否かをチェックし(ステップS3)、一定時間経過していなければステップS1に戻り、上記同様な動作を繰り返す。
なお、上記一定時間経過したか否かのチェックは、たとえば、紙幣取り忘れ検知用センサ96が釣札4を検知すると動作を開始する取り忘れタイマを用いて行なわれる。
【0025】
ステップS3のチェックの結果、一定時間経過していれば、制御部72は、利用者が釣札4を取り忘れたものと判断し、紙幣排出口8の扉を閉じて、積層状態の釣札4をそのまま搬送路68により逆送し、機内に回収する(ステップS4)。このとき、制御部72は、ステップS1にて先に検知した釣札4の積層厚さに変化があったか否かをチェックし(ステップS5)、釣札4の積層厚さに変化がなかった場合、回収した釣札4をそのまま下部リジェクト庫60(62)へ送って収納し(ステップS6)、処理を終了する。
【0026】
ステップS5のチェックの結果、釣札4の積層厚さに変化があった場合、制御部72は、たとえば、中抜きによる不正などがあった可能性があるものと判断して、回収した釣札4を釣札保留部34に一時収納し、その回収した釣札4の枚数をカウントする(ステップS7)。
【0027】
なお、上記回収した釣札4の枚数カウントは、たとえば、釣札保留部34に一時収納した複数枚の釣札4を、釣札保留部34から1枚ずつ送り出して下部リジェクト庫60(62)へ送るとともに、この1枚ずつ送り出した釣札を図示しない検知器で検知して、その検知信号をカウントすることにより行なわれる。
【0028】
次に、制御部72は、ステップS7でカウントした釣札4の回収枚数と先に釣札4を排出した際の排出枚数とを比較し、両枚数が一致するか否かチェックする(ステップS8)。このチェックの結果、回収枚数と排出枚数とが一致した場合、制御部72は、不正はなかったものとして処理を終了する。
【0029】
ステップS5のチェックの結果、回収枚数と排出枚数とが一致しなかった場合、制御部72は、利用者による中抜きによる不正などがあったものと判断して、係員に対しその旨を報知し(ステップS8)、処理を終了する。
【0030】
なお、前記実施の形態では、回収した釣札の枚数チェックを行なう場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものでなく、さらに、回収した釣札の種類を鑑査し、先に釣札を排出した際の当該釣札の種類とを比較し、両種類が一致するか否かチェックし、一致しなかった場合に係員に対しその旨を報知するようにしてもよい。
【0031】
また、前記実施の形態では、利用者の操作により乗車券を自動的に販売する券売機に適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものでなく、たとえば、利用者の操作により食券を自動的に販売する券売機、あるいは、利用者の操作により清涼飲料水などの飲食物を自動的に販売する自動販売機にも同様に適用できる。
【0032】
また、前記実施の形態では、利用者により投入される貨幣を受入れ、利用者により指定される物品を販売する自動販売機に適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものでなく、貨幣に変わる媒体、たとえば、磁気カード式の金額カード(ストアードフェアカード)、あるいは、ICカード式の金額カードを受入れ、利用者により指定される物品を販売する自動販売機にも同様に適用できる。
【0033】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、利用者が取り忘れた釣札を内部に回収する際、回収した釣札を鑑査することにより、釣札排出時における中抜きによる不正などを確実に防止することができる自動販売機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る券売機の外観構成を概略的に示す正面図。
【図2】同じく券売機の外観構成を概略的に示す側面図。
【図3】紙幣処理装置の内部構成を概略的に示す側面図。
【図4】圧力センサの設置状態を説明するための図。
【図5】釣札の回収処理を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
4…紙幣(釣札)、6…紙幣挿入口、8…紙幣排出口(紙幣排出部)、12…操作パネル、24…紙幣鑑査部、34…釣札保留部、60,62…下部リジェクト庫、68…搬送路、72…制御部、96…紙幣取り忘れ検知用センサ、111…圧力センサ(厚さ検知手段)、112,113…ローラ。
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば、利用者の操作により乗車券や食券などの券類を自動的に販売したり、あるいは、利用者の操作により清涼飲料水などの飲食物を自動的に販売する自動販売機に係り、特に釣銭として複数枚の紙幣を積層状態で紙幣排出部に排出する自動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、たとえば、利用者の操作により電車の乗車券を自動的に販売する券売機は、接客面に硬貨投入口および紙幣挿入口を備えており、硬貨投入口から投入された硬貨は内部に組込まれた硬貨処理装置によって処理され、また、紙幣挿入口から挿入された紙幣は内部に組込まれた紙幣処理装置によって処理されるようになっている。紙幣処理装置は、紙幣集積部として複数の金庫を持ち、挿入された紙幣は金種ごとに各金庫に集積され、さらに、必要に応じて各金庫から釣銭紙幣(以下、釣札とも言う)が取り出されるようになっている。
【0003】
このような券売機では、指定された乗車券を発行する一方で、必要に応じて各金庫から釣銭としての紙幣を1枚ずつ取り出し、これらを保留部に一時的に集積保留し、一括して総額(複数枚の釣札)を積層状態で紙幣排出部に排出するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この種の券売機は、利用者が釣札を紙幣排出部から取り忘れると、取忘れタイマが作動して、一定時間経過後に釣札は取り忘れ紙幣として内部に回収するようになっている。その場合、釣札の取り忘れに気付いた利用者は、係員呼出ボタンの操作により係員を呼び出し、釣銭の額を自己申告するが、釣札の排出時に排出枚数と取り忘れによる回収枚数が機械側でチェックされていないため、係員はそれを信用せざるをえない。
【0005】
このため、従来の券売機にあっては、釣札が排出された際に、取り忘れ紙幣として内部に回収される前に、利用者により釣札の一部を抜き取る、いわゆる中抜きによる不正がなされたとしても、排出枚数と回収枚数との食い違いを係員は客観的に把握することができず、利用者との間でトラブルのもととなる。また、係員は利用者に対してトラブル状況を適切に説明することができない。
【0006】
そこで、本発明は、釣札排出時における中抜きによる不正などを確実に防止することができる自動販売機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の自動販売機は、利用者により投入される貨幣あるいはそれに変わる媒体を受入れ、利用者により指定される物品を販売するとともに、必要に応じて複数枚の釣銭紙幣を積層状態で紙幣排出部に排出する自動販売機において、前記紙幣排出部に設けられ、積層状態で排出された複数枚の釣銭紙幣の積層厚さを検知する厚さ検知手段と、前記紙幣排出部に排出された複数枚の釣銭紙幣があらかじめ定められた所定時間経過しても前記利用者が取り去らなかった場合、当該釣銭紙幣を取り忘れ紙幣として内部に回収する釣札回収手段と、この釣札回収手段による釣銭紙幣の回収時、前記厚さ検知手段により検知された釣銭紙幣の積層厚さに変化があった場合、当該釣銭紙幣の枚数をカウントする回収枚数カウント手段と、この回収枚数カウント手段によるカウント値が前記紙幣排出部に排出した複数枚の釣銭紙幣の排出枚数と一致するか否かを判定する枚数判定手段と、この枚数判定手段による判定の結果、前記回収枚数カウント手段によるカウント値が前記紙幣排出部に排出した複数枚の釣銭紙幣の排出枚数と一致しなかった場合、その旨を係員に対し報知する報知手段とを具備している。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態に係る券売機の外観構成を概略的に示すものである。図1において、2は券売機本体であり、この本体2の接客面2Aには、案内文などを表示する表示部14、購入する乗車券の指定操作などを行なう操作パネル12、硬貨を投入する硬貨投入口10、紙幣を挿入する紙幣挿入口6、釣銭硬貨を排出する硬貨排出口20、複数枚の釣銭紙幣(釣札)を一括して積層状態で排出する紙幣排出部としての紙幣排出口8、プリペイドカードなどの金額カードを挿入するカード挿入口16、発行した乗車券を排出する乗車券排出口18などが設けられている。
【0009】
本体2の内部には、硬貨投入口10から投入された硬貨を処理する硬貨処理装置(図示せず)が組込まれているとともに、図2にも示すように、紙幣挿入口6から挿入された紙幣4を処理する紙幣処理装置1が組込まれている。この紙幣処理装置1では、複数枚の紙幣4の一括挿入と釣銭紙幣の一括排出が可能となっている。
【0010】
紙幣処理装置1は、たとえば、図3に示すように、紙幣挿入口6から挿入された紙幣4を鑑査する紙幣鑑査部24を備えており、この紙幣鑑査部24で真札と判定された紙幣4は、紙幣搬送機構28により千円紙幣1次保留部30、5千円紙幣1次保留部32、1万円紙幣一次保留部兼釣札保留部34のいずれかに搬送されるようになっている。
【0011】
千円紙幣1次保留部30、五千円紙幣1次保留部32、1万円紙幣一次保留部兼釣札保留部34にそれぞれ保留された紙幣4は、たとえば、操作パネル12に設けられた券発行キーの1つが押下されると、紙幣搬送機構28により千円紙幣2次保留部42、5千円紙幣2次保留部48、1万円紙幣2次保留部54のいずれかに搬送されるようになっている。なお、2次保留部42,48,54はそれぞれ金庫44,50,56を備えている。
【0012】
紙幣鑑査部24は、取り込んだ紙幣の表面を画像情報として読取る読取装置などを備え、読取った画像情報に基づき紙幣の金種や真贋などを鑑査するもので、制御部72に接続されている。制御部72は、CPUおよびメモリなどを備えており、紙幣鑑査部24の鑑査結果に応じて紙幣を各部へ搬送する指令信号を出力するようになっている。
【0013】
すなわち、偽札と鑑査された偽札紙幣は紙幣挿入口6に戻される。また、しわが多いなどの理由から通常の取り扱いが困難と鑑査された不良紙幣は、搬送機構38によって上部リジェクト庫40に送られる。さらに、クリップやコインなどの異物を伴っていると鑑査された異物混入紙幣は、一括挿入一時プール部26に送られる。なお、各搬送路に設けられた駆動モータ70A,70B,70C,70D,70E,70F,70Gは制御部72によって制御される。
【0014】
一括挿入一時プール部26は、異物分離用として複数本のワイヤまたはピン(図示せず)を備えており、当該ワイヤまたはピンの間を通過させると、クリップなどの異物が紙幣から分離されるようになっている。分離された紙幣は、金種ごとに金庫ユニット46,52,58にそれぞれ搬送されるようになっている。一方、分離された異物は、一括挿入一時プール部26の後端部26aから搬送ベルト120上に落下して、トレイ122までベルト搬送され、さらに、トレイ122から紙幣排出口8の上部に滑り落ちるようになっている。
【0015】
釣札保留部34は、搬送路28,68を介して各金庫ユニット46,52,58および返却紙幣一括返却部66のそれぞれに連絡している。この釣札保留部34では、各金庫ユニット46,52,58から1枚づつ取出される紙幣を順次重ねて貯留するようになっており、貯留された紙幣(釣札)は釣札保留部34から一括して搬送路68に送り出され、返却紙幣一括返却部66に搬送されるようになっている。
【0016】
返却紙幣一括返却部66は、開閉扉を介して紙幣排出口8に連通する返却紙幣収納箱74を備えている。この返却紙幣収納箱74の紙幣導入側には紙幣通過検知用センサ92が設けられ、一括返却される釣札の通過完了が検知されるようになっている。また、返却紙幣収納箱74の紙幣取出側には紙幣取り忘れ検知用センサ96が設けられ、利用者による釣札の取り忘れが検知されるようになっている。
【0017】
駆動モータ70Gは、制御部72によって回転の向きを切換制御されるようになっている。釣札の排出時、駆動モータ70Gを正転させると、駆動プーリ91が図中にて反時計まわりに回転し、釣札が搬送路68から返却紙幣収納箱74に送り出される。釣札の回収時、モータ70Gを逆転させると、駆動プーリ91が図中にて時計まわりに回転し、釣札が返却紙幣収納箱74から搬送路68に戻される。
【0018】
搬送路68に戻された釣札は、そのまま下部リジェクト庫60,62へ搬送される場合と、釣札保留部34に一時回収され、しかるのち下部リジェクト庫60,62に搬送される場合とがある。このように、搬送路68は釣札の排出と回収との共通の搬送路として用いられるようになっている。
【0019】
紙幣排出口8の返却紙幣収納箱74内には、たとえば、図4に示すように、積層状態で排出された複数枚の釣札4の積層厚さを検知する厚さ検知手段としての圧力センサ111が設けられている。すなわち、積層された複数枚の釣札4の両面からローラ112,113により所定の圧力を与え、この圧力の変化を圧力センサ111により検知することにより、積層状態で排出された複数枚の釣札4の積層厚さを検知するようになっている。
【0020】
次に、上記のような構成において動作を説明する。
利用者が紙幣挿入口6に紙幣を挿入し、操作パネル12において所定の操作を行なうことにより必要な購買データを入力する。紙幣挿入口6に挿入された紙幣は、紙幣鑑査部24を通って鑑査され、その鑑査結果に応じて一次保留部30,32,34にそれぞれ送られ、しかるのち各金庫ユニット46,52,58にそれぞれ送られる。
【0021】
購買データが入力されると、制御部72は、発券動作のための信号を各部に発するとともに、入力金額に対する釣銭の額を算出する。そして、制御部72は、算出した釣銭額に基づく制御信号を各金庫ユニット46,52,58にそれぞれ送ることにより、各金庫ユニット46,52,58から釣札保留部34に向けて1枚ずつ紙幣を送り出させる。送り出された紙幣は、釣札保留部34に次々に集積され、排出時まで一時的に保留される。
【0022】
こうして、釣札保留部34に複数枚の釣札紙幣(釣札)の集積が完了すると、制御部72は、釣札排出信号を各部に発する。これにより、釣札は積層状態のまま釣札保留部34から搬送路68に送り出され、搬送路68を通って紙幣排出口8に排出される。
【0023】
以下、紙幣排出口8に釣札が排出された以降の動作について、図5に示すフローチャートを参照して説明する。
紙幣排出口8に排出された積層状態の釣札4は、図4に示すように、その両面からローラ112,113により所定の圧力で挟持された状態となる。圧力センサ111は、ローラ112を介して釣札4の積層枚数の変化による圧力の変化を検知する。制御部72は、圧力センサ111の出力信号に基づき複数枚の釣札4の積層厚さを検知する(ステップS1)。
【0024】
次に、制御部72は、紙幣取り忘れ検知用センサ96の出力信号により、紙幣排出口8に釣札4が存在するか否かをチェックし(ステップS2)、釣札4が存在しなければ、利用者が釣札4を受取ったものと判断して、処理を終了する。ステップS2のチェックの結果、釣札4が存在すれば、制御部72は、紙幣取り忘れ検知用センサ96が釣札4を検知してから一定時間経過したか否かをチェックし(ステップS3)、一定時間経過していなければステップS1に戻り、上記同様な動作を繰り返す。
なお、上記一定時間経過したか否かのチェックは、たとえば、紙幣取り忘れ検知用センサ96が釣札4を検知すると動作を開始する取り忘れタイマを用いて行なわれる。
【0025】
ステップS3のチェックの結果、一定時間経過していれば、制御部72は、利用者が釣札4を取り忘れたものと判断し、紙幣排出口8の扉を閉じて、積層状態の釣札4をそのまま搬送路68により逆送し、機内に回収する(ステップS4)。このとき、制御部72は、ステップS1にて先に検知した釣札4の積層厚さに変化があったか否かをチェックし(ステップS5)、釣札4の積層厚さに変化がなかった場合、回収した釣札4をそのまま下部リジェクト庫60(62)へ送って収納し(ステップS6)、処理を終了する。
【0026】
ステップS5のチェックの結果、釣札4の積層厚さに変化があった場合、制御部72は、たとえば、中抜きによる不正などがあった可能性があるものと判断して、回収した釣札4を釣札保留部34に一時収納し、その回収した釣札4の枚数をカウントする(ステップS7)。
【0027】
なお、上記回収した釣札4の枚数カウントは、たとえば、釣札保留部34に一時収納した複数枚の釣札4を、釣札保留部34から1枚ずつ送り出して下部リジェクト庫60(62)へ送るとともに、この1枚ずつ送り出した釣札を図示しない検知器で検知して、その検知信号をカウントすることにより行なわれる。
【0028】
次に、制御部72は、ステップS7でカウントした釣札4の回収枚数と先に釣札4を排出した際の排出枚数とを比較し、両枚数が一致するか否かチェックする(ステップS8)。このチェックの結果、回収枚数と排出枚数とが一致した場合、制御部72は、不正はなかったものとして処理を終了する。
【0029】
ステップS5のチェックの結果、回収枚数と排出枚数とが一致しなかった場合、制御部72は、利用者による中抜きによる不正などがあったものと判断して、係員に対しその旨を報知し(ステップS8)、処理を終了する。
【0030】
なお、前記実施の形態では、回収した釣札の枚数チェックを行なう場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものでなく、さらに、回収した釣札の種類を鑑査し、先に釣札を排出した際の当該釣札の種類とを比較し、両種類が一致するか否かチェックし、一致しなかった場合に係員に対しその旨を報知するようにしてもよい。
【0031】
また、前記実施の形態では、利用者の操作により乗車券を自動的に販売する券売機に適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものでなく、たとえば、利用者の操作により食券を自動的に販売する券売機、あるいは、利用者の操作により清涼飲料水などの飲食物を自動的に販売する自動販売機にも同様に適用できる。
【0032】
また、前記実施の形態では、利用者により投入される貨幣を受入れ、利用者により指定される物品を販売する自動販売機に適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものでなく、貨幣に変わる媒体、たとえば、磁気カード式の金額カード(ストアードフェアカード)、あるいは、ICカード式の金額カードを受入れ、利用者により指定される物品を販売する自動販売機にも同様に適用できる。
【0033】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、利用者が取り忘れた釣札を内部に回収する際、回収した釣札を鑑査することにより、釣札排出時における中抜きによる不正などを確実に防止することができる自動販売機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る券売機の外観構成を概略的に示す正面図。
【図2】同じく券売機の外観構成を概略的に示す側面図。
【図3】紙幣処理装置の内部構成を概略的に示す側面図。
【図4】圧力センサの設置状態を説明するための図。
【図5】釣札の回収処理を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
4…紙幣(釣札)、6…紙幣挿入口、8…紙幣排出口(紙幣排出部)、12…操作パネル、24…紙幣鑑査部、34…釣札保留部、60,62…下部リジェクト庫、68…搬送路、72…制御部、96…紙幣取り忘れ検知用センサ、111…圧力センサ(厚さ検知手段)、112,113…ローラ。
Claims (3)
- 利用者により投入される貨幣あるいはそれに変わる媒体を受入れ、利用者により指定される物品を販売するとともに、必要に応じて複数枚の釣銭紙幣を積層状態で紙幣排出部に排出する自動販売機において、
前記紙幣排出部に設けられ、積層状態で排出された複数枚の釣銭紙幣の積層厚さを検知する厚さ検知手段と、
前記紙幣排出部に排出された複数枚の釣銭紙幣があらかじめ定められた所定時間経過しても前記利用者が取り去らなかった場合、当該釣銭紙幣を取り忘れ紙幣として内部に回収する釣札回収手段と、
この釣札回収手段による釣銭紙幣の回収時、前記厚さ検知手段により検知された釣銭紙幣の積層厚さに変化があった場合、当該釣銭紙幣の枚数をカウントする回収枚数カウント手段と、
この回収枚数カウント手段によるカウント値が前記紙幣排出部に排出した複数枚の釣銭紙幣の排出枚数と一致するか否かを判定する枚数判定手段と、
この枚数判定手段による判定の結果、前記回収枚数カウント手段によるカウント値が前記紙幣排出部に排出した複数枚の釣銭紙幣の排出枚数と一致しなかった場合、その旨を係員に対し報知する報知手段と、
を具備したことを特徴とする自動販売機。 - 前記厚さ検知手段は、前記紙幣排出部に排出された積層状態の複数枚の釣銭紙幣の少なくとも一方の面から所定の圧力を与え、この圧力の変化を圧力センサにより検知することにより、積層状態で排出された複数枚の釣銭紙幣の積層厚さを検知することを特徴とする請求項1記載の自動販売機。
- 前記釣札回収手段による釣銭紙幣の回収時、前記厚さ検知手段により検知された釣銭紙幣の積層厚さに変化があった場合、当該釣銭紙幣の種類を判定する種類判定手段と、この種類判定手段の判定結果が前記紙幣排出部に排出した複数枚の釣銭紙幣の種類と一致するか否かを判定する種類一致判定手段とをさらに具備し、
前記報知手段は、前記枚数判定手段による判定の結果、前記回収枚数カウント手段によるカウント値が前記紙幣排出部に排出した複数枚の釣銭紙幣の排出枚数と一致しなかった場合、あるいは、前記種類一致判定手段による判定の結果、前記種類判定手段の判定結果が前記紙幣排出部に排出した複数枚の釣銭紙幣の種類と一致しなかった場合、その旨を係員に対し報知することを特徴とする請求項1記載の自動販売機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003075409A JP2004287505A (ja) | 2003-03-19 | 2003-03-19 | 自動販売機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
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JP2004287505A true JP2004287505A (ja) | 2004-10-14 |
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ID=33290731
Family Applications (1)
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JP2003075409A Pending JP2004287505A (ja) | 2003-03-19 | 2003-03-19 | 自動販売機 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2004287505A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007133785A (ja) * | 2005-11-11 | 2007-05-31 | Toyo Network Systems Co Ltd | 紙葉類取扱い装置、及び金銭取扱い装置 |
-
2003
- 2003-03-19 JP JP2003075409A patent/JP2004287505A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007133785A (ja) * | 2005-11-11 | 2007-05-31 | Toyo Network Systems Co Ltd | 紙葉類取扱い装置、及び金銭取扱い装置 |
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