JP3798445B2 - 紙幣処理装置、紙幣処理方法及び券売機 - Google Patents

紙幣処理装置、紙幣処理方法及び券売機 Download PDF

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【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、乗車券や入場券等の券類を販売する券売機に係り、とくに券売機において釣札の出札及び収納札数をチェックする紙幣処理装置及び紙幣処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、乗車券販売機等の券売機は硬貨しか取り扱うことができなかったが、近年では硬貨の他に紙幣も取り扱うことのできる券売機が開発され、実用に供されている。
【0003】
この種の券売機は、本体の正面に硬貨投入口と紙幣投入口とを備えており、硬貨投入口から投入された硬貨は本体内に組み込まれた硬貨処理装置によって、また紙幣投入口から投入された紙幣は本体内に組み込まれた紙幣処理装置によってそれぞれ処理されるようになっている。紙幣処理装置は紙幣集積部として複数の金庫をもち、投入された紙幣は金種ごとに各金庫に集積され、さらに各金庫から釣り銭が取り出されるようになっている。
【0004】
このような券売機では発券する一方で、各金庫から釣札を1枚ずつ取り出し、これらを保留部に一時的に集積保留し、一括して総額を紙幣返却口に出札するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、利用者が釣札を紙幣返却口から取り忘れると、設定タイマーが作動して釣札は機械内部に再び取り込まれてしまう。釣札の取り忘れに気付いた利用者は係員を呼びつけ、釣り銭の額を自己申告するが、釣札の出札時に放出枚数と取り忘れによる収納枚数が機械側でチェックされていないため、係員はそれを信用せざるをえない。
【0006】
しかしながら、従来の券売機用紙幣処理装置においては、釣札の出札枚数と収納紙幣札数とが一致しているか不一致であるかを検知し記録する機構がないので、釣札の一部抜き取り等がなされたとしても、出札枚数と収納枚数との食い違いを係員は客観的に把握することができず、トラブルのもととなる。また、係員は利用者に対してトラブル状況を適切に説明することができない。
【0007】
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、釣札の取り忘れに適切に対処することができる紙幣処理装置、紙幣処理方法及び券売機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る紙幣処理装置は、複数枚の紙幣を集積し、これを釣札として一時保留する釣札保留部と、釣札が出札される出札口と、この出札口から前記釣札保留部までの間に設けられた搬送路と、この搬送路に沿って前記釣札保留部から前記出札口に釣札を一括に送り出す送出手段と、この送出手段により前記出札口に送り出されたが取り忘れられた釣札を、前記出札口から前記搬送路に沿って機内に戻す手段と、前記搬送路を通過する釣札の厚みを検出する手段と、前記搬送路を通って前記出札口に一括に送出される出札釣札の検出厚みと、前記出札口から前記搬送路を通って機内に戻される返戻釣札の検出厚みとを比較し、両者が一致するか否かを判定し、出力する手段と、を有することを特徴とする。
【0009】
本発明に係る券売機は、複数枚の紙幣を受け入れる紙幣挿入口と、この紙幣挿入口に挿入された紙幣を一時貯溜しておく挿入紙幣貯溜部と、紙幣を一時保管しておく金庫と、この金庫又は前記挿入紙幣貯溜部から1枚ずつ送られてきた紙幣を集積し、これを釣札として一時保留する釣札保留部と、釣札が出札される出札口と、この出札口から前記釣札保留部までの間に設けられた搬送路と、この搬送路に沿って前記釣札保留部から前記出札口に釣札を一括に送り出す送出手段と、この送出手段により前記出札口に送り出されたが取り忘れられた釣札を、前記出札口から前記搬送路に沿って機内に戻す手段と、前記搬送路を通過する釣札の厚みを検出する手段と、前記搬送路を通って前記出札口に一括に送出される出札釣札の検出厚みと、前記出札口から前記搬送路を通って機内に戻される返戻釣札の検出厚みとを比較し、両者が一致するか否かを判定し、記録する手段と、を有することを特徴とする。
【0010】
本発明に係る紙幣処理方法は、1枚ずつ送られてきた紙幣を集積し、これを釣札として一時保留する工程と、貯溜した釣札を搬送路を通して一括に出札口に出札する工程と、前記出札工程の際に、前記搬送路に沿って設けられた厚み検出手段により釣札の厚みを検出する第1の厚み検出工程と、出札口から取り忘れた釣札を前記搬送路を通して機内に戻す工程と、前記取り忘れ釣札返戻工程の際に、前記出札口から前記搬送路を通して機内に返戻される釣札の厚みを前記厚み検出手段により検出する第2の厚み検出工程と、第1の厚み検出結果と第2の厚み検出結果とを比較し、両者が一致するか否かを判定し、記録する工程と、を有することを特徴とする。
【0011】
【作用】
本発明に係る紙幣処理装置においては、出札釣札の厚みを検出し、これを記録する一方で、同じ搬送路を通って機内に返戻される釣札の厚みをも検出し、記録するので、2つの厚み記録を比較することにより係員は釣札の取り忘れが生じたときに適切に対処することができる。
【0012】
【実施例】
以下、添付の図面を参照しながら本発明の実施例について説明する。
図1において、2は本発明の一実施例に係る券売機の本体であり、この本体2の正面2Aには表示部14、操作パネル12、硬貨投入口10、紙幣投入口6、券及び釣り銭排出口20、紙幣排出口8、乗車券発行口16,18等が設けられている。
【0013】
本体2の内部には、硬貨投入口10から投入された硬貨を取り扱う硬貨処理装置(図示せず)が組み込まれ、さらに図2に示すように、紙幣投入口6から投入された紙幣4を取り扱う紙幣処理装置1が組み込まれている。この紙幣処理装置1では複数枚の紙幣4の一括挿入と釣札の一括返却が可能となっている。
【0014】
図3に示すように、紙幣処理装置1は、紙幣投入口6から投入された紙幣4を鑑別する紙幣鑑別部24を備えており、この紙幣鑑別部24で真札と鑑別された紙幣4は、第1の紙幣搬送手段である紙幣搬送機構28により千円紙幣1次保留部30、五千円紙幣1次保留部32、一万円紙幣一次保留部兼釣札保留部34のいずれかに搬送されるようになっている。
【0015】
さらに、千円紙幣1次保留部30、五千円紙幣1次保留部32、一万円紙幣一次保留部兼釣札保留部34にそれぞれ保留された紙幣4は、例えば操作パネル12に配設された券発行キーの1つが押下されると、紙幣搬送機構28により千円紙幣2次保留部42、五千円紙幣2次保留部48、一万円紙幣2次保留部54のいずれかに搬送されるようになっている。なお、2次保留部42,48,54はそれぞれ金庫44,50,56を備えている。
【0016】
紙幣鑑別部24は、投入紙幣を画像情報として読み取る読取装置などを備え、制御部72の入力側に接続されている。制御部72は、CPU及びメモリなどを備えており、紙幣の金種や真贋などを鑑別し、鑑別結果に応じて投入紙幣を各部へ搬送する指令信号を出すようになっている。すなわち、偽札と鑑別された偽札紙幣は紙幣投入口6に戻される。また、しわが多いなどの理由から通常の取り扱いが困難と鑑別された不良紙幣は、搬送機構38によって上部リジェクト庫40に送られる。さらに、クリップやコイン等の異物を伴っていると鑑別された異物混入紙幣は、一括挿入一時プール部26に送られる。なお、各搬送路に設けられた駆動モータ70A,70B,70C,70D,70E,70F,70Gの電源スイッチは制御部72の出力側に接続されている。
【0017】
一括挿入一時プール部26は異物分離用として複数本のワイヤ又はピン(図示せず)を備えており、ワイヤ又はピンの間を通過させるとクリップなどの異物が紙幣から分離されるようになっている。分離された紙幣は、金種ごとに金庫ユニット46,52,58にそれぞれ搬送されるようになっている。一方、分離された異物は、一括挿入一時プール部の後端部26aから搬送ベルト120上に落下し、トレイ122までベルト搬送され、さらにトレイ122から紙幣排出口8の上部に滑り落ちるようになっている。
【0018】
釣札保留部34は搬送路28,68を介して各金庫ユニット46,52,58及び返却紙幣一括返却部66のそれぞれに連絡している。この釣札保留部34では各金庫ユニット46,52,58から1枚づつ放出される釣札を順次重ねて貯留するようになっており、貯留された釣札は釣札保留部34から一括して搬送路68に送り出され、釣札放出収納枚数検知機構109を経由して返却紙幣一括返却部66に搬送されるようになっている。
【0019】
返却紙幣一括返却部66は、開閉扉を介して紙幣排出口8に連通する返却紙幣収納箱74を備えている。この返却紙幣収納箱74の釣札導入側には釣札通過検知用センサ92が設けられ、一括返却される釣札の通過完了が検知されるようになっている。また、返却紙幣収納箱74の釣札取出側には釣札取り忘れ検知用センサ96が設けられ、利用者による釣札の取り忘れが検知されるようになっている。
【0020】
駆動モータ70Gは制御部72によって回転の向きを切換制御されるようになっている。モータ70Gを正転させると駆動プーリ91が図中にて反時計まわりに回転し、釣札が搬送路68から返却紙幣収納箱74に送り出される。モータ70Gを逆転させると駆動プーリ91が図中にて時計まわりに回転し、釣札が返却紙幣収納箱74から搬送路68に戻される。なお、搬送路68に戻された釣札は下部リジェクト庫60,62に搬送される。このように搬送路68は釣札の送り出しと回収との共通の搬送路として用いられるようになっている。
【0021】
次に、図4を参照しながら釣札放出収納枚数検知機構109について説明する。
釣札放出収納枚数検知機構109は、2対のセンサ111a,111b,113a,113bと、1対のローラ112a,112bと、ポテンショメータ114とを備えている。一方のセンサ111a,111bは共通搬送路68を挟んでローラ112a,112bよりも返却紙幣一括返却部66に近いほうに設けられ、他方のセンサ113a,113bは共通搬送路68を挟んでローラ112a,112bよりも返却紙幣一括返却部66から離れた遠いほうに設けられている。両センサ111a,111b,113a,113bともに釣札4の通過検知用であり、発光部および受光部を備えている。
【0022】
一方のローラ112aは揺動アーム115の先端側に設けられ、支軸116まわりに可動に支持されている。他方のローラ112bの取付け位置は固定されている。支軸116にはポテンショメータ114が設けられ、釣札4の通過による可動ローラ112aの変位量が微小回転角として検出されるようになっている。ポテンショメータ114は制御部72の入力側に接続されており、検出信号が制御部72に入力されると、一括返却される釣札4の厚みが算出されるようになっている。揺動アーム115の後端側にはスプリング117が設けられ、可動ローラ112aは固定ローラ112bのほうへ押し付けられるようになっている。
【0023】
警報器119が制御部72の出力側に接続され、センサ96からの釣札取り忘れ検知信号が制御部72に入ると警報が発せられるようになっている。また、制御部72は設定タイマー(図示せず)を内蔵しており、釣札の出札時においては設定タイマーにより所定時間経過後に紙幣排出口8の扉が自動的に閉じられるようになっている。この場合に、釣札取り忘れの未然防止のため、紙幣排出口8の扉が閉じる数秒前に警報が鳴るようにタイマー設定してもよい。
【0024】
次に、図5を参照しながら上記装置を用いて紙幣を処理する場合について説明する。
利用者が投入口6に紙幣を投入し、操作パネル12の入力キーを操作して必要な購買データを入力する(工程S1)。投入紙幣は鑑別部24を通って各金庫ユニット46,52,58及び一次保留部30,32,34にそれぞれ送られる。入力データ信号が制御部72に入ると、CPUは発券動作のための信号を各部に発するとともに、釣り銭の額を算出する。CPUは算出した額に基づき信号を各金庫ユニット46,52,58にそれぞれ送り、各部から釣札保留部34に向けて1枚ずつ紙幣を送り出させる。紙幣は釣札保留部34に次々に集積し、出札時まで一時的に保留される。釣札の集積が完了すると、CPUは釣札出札信号を各部に発する。これにより釣札は釣札保留部34から搬送路68に送り出され、搬送路68を通って釣札放出収納枚数検知機構109に到達する。
【0025】
釣札4の出札時においては、釣札放出収納枚数検知機構109のセンサ113bが先ず明から暗に変化する(工程S2)。次いで、出札釣札4がローラ112a,112bの間を通過する際に、センサ113b及びセンサ111bは同時に暗となる(工程S3)。これら両センサ111b,113bが同時に暗のときに、可動ローラ112aがアーム115とともに揺動し、ポテンショメータ114がその変位量を検出する。これにより出札釣札4の厚みが検知される(工程S4)。さらに、出札釣札4がローラ112a,112bの間を通過してしまうと、アーム115がスプリング117により引き戻され、可動ローラ112aは再び固定ローラ112bに当接する。さらに、センサ113bが暗から明に変わり、次いでセンサ111bが暗から明に変わる。そして、釣札4は出札口8に出札される。
【0026】
出札された釣札を利用者が取り忘れると(工程S5)、所定時間経過後に出札口8の扉が閉じて、釣札4は搬送路68を逆送され、機内に再び取り込まれる(工程S6)。この取り忘れは、設定タイマーとセンサ96とによって検知される。釣札取り忘れ信号が制御器72のCPUに入力されると、警報119が鳴る。この釣札返戻時においても、センサ111b,113bが同時に暗の状態の時のポテンショメータ114の変化量から返戻釣札の厚みを検出する(工程S7)。
【0027】
CPUは、出札釣札の検出厚みと返戻釣札の検出厚みとを比較し、両者が相違するか否かを判定する(工程S8)。両者の厚みが同じであると判定した場合は、券売機は待機状態に移行する(工程S12)。両者の厚みが相違すると判定した場合は、釣札厚みのチェック内容を記録し、さらに警報を鳴らす(工程S9)。警報が一定時間鳴ると、券売機は停止する(工程S10)。係員は警報を聞きつけ、記録された釣札厚みのデータを調べ、利用者にトラブルの内容を説明する。これにより釣札取り忘れのトラブルが回避される。そして、リセットボタンを押して券売機を復旧させ(工程S11)、券売機は待機状態に移行する(工程S12)。
【0028】
【発明の効果】
本発明によれば、釣札の放出枚数と取り忘れによる収納枚数の相違を調べることにより、釣札の返却状況の異常を知ることができ、取り忘れによるトラブルを防ぐことができる。
【0029】
また、釣札が一括して、放出、収納される共通の搬送路に紙幣の厚み検知用のポテンショメータを一つ配置するという簡易な構造を採用することで、その状況を調べることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】券売機の前面外観を示す正面図。
【図2】券売機の概略側面図。
【図3】券売機の内部構造を示す断面図。
【図4】本発明の実施例に係る紙幣処理装置を示す構成ブロック図。
【図5】本発明の実施例に係る紙幣処理方法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…紙幣処理装置
2…本体
4…釣札(紙幣)
6…紙幣投入口
8…紙幣排出口
68…搬送路
72…制御器
92,96,111a,111b,113a,113b…センサ
109…釣札放出収納枚数検知機構
112a…可動ローラ
112b…固定ローラ
114…ポテンショメータ
119…警報器。

Claims (7)

  1. 複数枚の紙幣を集積し、これを釣札として一時保留する釣札保留部と、
    釣札が出札される出札口と、
    この出札口から前記釣札保留部までの間に設けられた搬送路と、
    この搬送路に沿って前記釣札保留部から前記出札口に釣札を一括に送り出す送出手段と、
    この送出手段により前記出札口に送り出されたが取り忘れられた釣札を、前記出札口から前記搬送路に沿って機内に戻す手段と、
    前記搬送路を通過する釣札の厚みを検出する手段と、
    前記搬送路を通って前記出札口に一括に送出される出札釣札の検出厚みと、前記出札口から前記搬送路を通って機内に戻される返戻釣札の検出厚みとを比較し、両者が一致するか否かを判定し、出力する手段と、
    を有することを特徴とする紙幣処理装置。
  2. 厚み検出手段にポテンショメータを用いることを特徴とする請求項1記載の紙幣処理装置。
  3. さらに、出札時のポテンショメータの変位量と取り忘れ釣札返戻時のポテンショメータ変位量とが不一致のときに警報を発する手段を有することを特徴とする請求項2記載の紙幣処理装置。
  4. さらに、複数枚の紙幣を受け入れる紙幣挿入口と、
    この紙幣挿入口に挿入された紙幣を一時貯留しておく挿入紙幣貯留部と、
    この挿入紙幣貯留部から紙幣を1枚ずつフィードする分離部と、
    前記挿入紙幣貯留部の下方に設けられ、挿入紙幣に混入した異物を紙幣から分離して機外に排出する異物排出手段と、
    を有することを特徴とする請求項1記載の紙幣処理装置。
  5. 複数枚の紙幣を受け入れる紙幣挿入口と、
    この紙幣挿入口に挿入された紙幣を一時貯溜しておく挿入紙幣貯溜部と、
    紙幣を一時保管しておく金庫と、
    この金庫又は前記挿入紙幣貯溜部から1枚ずつ送られてきた紙幣を集積し、これを釣札として一時保留する釣札保留部と、
    釣札が出札される出札口と、
    この出札口から前記釣札保留部までの間に設けられた搬送路と、
    この搬送路に沿って前記釣札保留部から前記出札口に釣札を一括に送り出す送出手段と、
    この送出手段により前記出札口に送り出されたが取り忘れられた釣札を、前記出札口から前記搬送路に沿って機内に戻す手段と、
    前記搬送路を通過する釣札の厚みを検出する手段と、
    前記搬送路を通って前記出札口に一括に送出される出札釣札の検出厚みと、前記出札口から前記搬送路を通って機内に戻される返戻釣札の検出厚みとを比較し、両者が一致するか否かを判定し、記録する手段と、
    を有することを特徴とする券売機。
  6. さらに、出札釣札の検出厚みと取り忘れ釣札の検出厚みとが不一致のときに警報を発する手段を有することを特徴とする請求項5記載の券売機。
  7. 1枚ずつ送られてきた紙幣を集積し、これを釣札として一時保留する工程と、
    貯溜した釣札を搬送路を通して一括に出札口に出札する工程と、
    前記出札工程の際に、前記搬送路に沿って設けられた厚み検出手段により釣札の厚みを検出する第1の厚み検出工程と、
    出札口から取り忘れた釣札を前記搬送路を通して機内に戻す工程と、
    前記取り忘れ釣札返戻工程の際に、前記出札口から前記搬送路を通して機内に返戻される釣札の厚みを前記厚み検出手段により検出する第2の厚み検出工程と、
    第1の厚み検出結果と第2の厚み検出結果とを比較し、両者が一致するか否かを判定し、記録する工程と、
    を有することを特徴とする紙幣処理方法。
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