JPS6320508Y2 - - Google Patents

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JPS6320508Y2
JPS6320508Y2 JP1981010331U JP1033181U JPS6320508Y2 JP S6320508 Y2 JPS6320508 Y2 JP S6320508Y2 JP 1981010331 U JP1981010331 U JP 1981010331U JP 1033181 U JP1033181 U JP 1033181U JP S6320508 Y2 JPS6320508 Y2 JP S6320508Y2
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press
sliding body
pin
column
movable base
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JP1981010331U
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【考案の詳細な説明】 本考案は工作物のピン穴にピンを圧入する装置
に関するものである。
本考案の目的は、圧入ヘツドによつて圧入すべ
きピンを圧入位置に搬入するに際し、圧入ヘツド
の落下に対する作業者の安全を図つたことであ
る。
治具上に置かれた工作物のピン穴にピンを昇降
動作する圧入ヘツドによつて圧入する際に、従来
では圧入すべきピンを圧入ヘツドの軸線上に配置
されたガイドブツシユに作業者が手作業によつて
挿入保持させている。従つて、圧入ヘツドの真下
に作業者の手が挿入されることになり、誤作動で
圧入ヘツドが突然落下したときには怪我をする危
険性があつた。
本考案は上記従来の危険性を排除するために提
案されたもので、その特長とするところは、圧入
ヘツドの上昇時には圧入ヘツドの真下に対して側
方にずれた位置に旋回し、圧入ヘツドが所定量だ
け下降動したところで圧入ヘツドの真下に旋回動
する旋回アームを設け、この旋回アーム先端部に
設けた把持爪に、前記側方にずれた位置にて圧入
すべきピンを把持させ、圧入ヘツドの下降動作と
連繋して圧入位置まで旋回動するようにしたもの
である。
以下本考案の実施例を図面に基いて説明する。
第1図において1はベース、2はベース1上に直
立固定されているコラムである。このコラム2に
は上下に支持体3,4が固着され、両支持体3,
4間に鉛直軸線方向に一対のパイロツトバー5が
固設されている。パイロツトバー5には可動台6
が案内筒7を介して昇降動自在に案内されてい
る。この可動台6の上面には、上方の支持体3上
に設置されている加圧シリンダ8のピストンロツ
ド8a結合され、また下面にはヘツド支持体9、
ヘツド保持軸10及びピン圧入ヘツド11が設け
られている。
一方、ピン圧入ヘツド11の真下のベース1上
には工作物Wを治具14によつて支持したパレツ
ト12が位置決め装置13によつて定位置に置か
れるようになつている。
本考案は上記の構造において次のような装置を
設けたものである。
前記可動台6より下方に、パイロツトバー5に
案内筒15を介して昇降動自在に摺動体19を設
け、可動台6の下面と案内筒15の上面との間の
パイロツトバー5の軸方向にスプリング18を介
在する。そして、下方の支持体4上にはストツパ
21を設け、摺動体19が所定量下降したときに
当接して摺動体19の下降動を規制する当接部材
20が設けられている。従つて、可動台6の下降
動において摺動体19は前記当接部材20がスト
ツパ21に当接するまではスプリング18を介し
て一体に動作するが、当接部材21がストツパ2
1に当接した後には摺動体19の下降動は規制さ
れ、可動台6は所定の下降端までスプリング18
を圧縮して下降動するのである。
而して、前記摺動体19にはピン搬入用の旋回
アーム16が設けられている。これは第2図及び
第3図で明らかなように、パイロツトバー5と平
行な軸線方向の軸受筒22が摺動体19の一方の
側端部前面に固設され、この軸受筒22内に回動
軸23が軸承されている。前記旋回アーム16
は、この回動軸23の下端部に固着され、回動軸
23の回転によつて水平方向に所要の角度で旋回
動するものである。また、旋回アーム16の先端
部には圧入すべきピンpの把持爪29が設けられ
ている。すなわち、把持爪29は一対で構成さ
れ、枢軸30により開閉自在に枢着されていてス
プリング35により常時閉じ方向に作動されてい
る。36は閉じ状態を保持するストツパピンであ
る。
この把持爪29が前記回動軸23の回動に基く
旋回アーム16の旋回動によりピン搬入時にはピ
ン圧入ヘツド11の真下に対して側方にずれた位
置であるピン搬入位置Aと、ピン圧入ヘツド11
の真下であるピン圧入位置Bとの2位置にわたつ
て旋回動する。その旋回動手段は、回動軸23の
上端部に溝カム24を設け、パイロツトバー支持
体38に固定した支持ブラケツト33に支持され
ている係合ピン25が係合案内され、回動軸23
より突設したスプリング支持ピン26と案内筒1
5の保持ブロツクとの間に引張スプリング27を
張設し、この引張スプリング27により旋回アー
ム16をピン圧入位置B側へ旋回力を付勢した構
成となつている。
さらに、摺動体19には前記把持爪29の下側
において、ピン圧入位置BではピンPを貫通させ
るガイドブツシユ17を有し、ピン搬入位置Aで
は把持爪29に把持させたピンPの下端を受け止
めて落下を防止する支承面を有するガイドブツシ
ユ支持体28が取付けられている。
また、摺動体19には、上方に延在する係合部
材31が固設され、その上端にはヘツド支持体9
側に向つて突起32が突設されている。そして、
ヘツド支持体9の下端には前記突起32と係合す
る係合体37が設けられており、ヘツド支持体9
の上昇時に摺動体19を上方に引き上げるように
してある。
次に上記構成の動作について説明する。可動台
6の上昇端においては、スプリング18により摺
動体19は下方に押圧されているので、ヘツド支
持体9に突設れている係合体37と係合部材31
の突起32とが係合する状態となつており、摺動
体19は旋回アーム16、ガイドブツシユ支持体
28と共に上方に引上げられ、且つピン圧入ヘツ
ド11は第2図の仮想線で示すように摺動体19
に対して上方に位置している。しかも回動軸23
に設けた溝カム24及びこれに係合する係合ピン
25の作用によつて旋回アーム16は第3図の仮
想線で示すようにピン圧入ヘツド11の真下に対
して側方にずれた位置に旋回している。作業者
は、このピン搬入位置Aにある把持爪29の間に
ピンPを挿入し、起動釦を押す。これにより加圧
シリンダ8は可動台6を下降動し、摺動体19及
び旋回アーム16もスプリング18を介して一体
に下降する。この摺動体19の下降動に伴つて溝
カム24と係合ピン25の相対変位により旋回ア
ーム16が旋回動し、ストツパ34に当接してピ
ン圧入位置Bとなる旋回端に達する。この状態で
摺動体19は当接部材20がストツパ21に当接
して下降動作が停止され、可動台6のみがスプリ
ング18を圧縮して下降し、やがて、把持爪29
に把持されているピンPをピン圧入ヘツド11の
先端で押圧し、ガイドブツシユ17を貫通して工
作物Wのピン穴に圧入するのである。
ピンの圧入後には可動台6は上昇動するが、ピ
ン圧入ヘツド11がガイドブツシユ17及び把持
爪29から抜き取られるまでは摺動体19は前記
下降端で停止している。そして係合体37が係合
部材31の突起32に係合して摺動体19を上方
に引き上げ、その動作によつて溝カム24と係合
ピン25との作用により旋回アーム16をピン搬
入位置A側に旋回動して原位置に戻されるのであ
る。
尚、旋回アーム16のピン圧入位置B方向への
旋回中においては、把持爪29に把持されたピン
Pはガイドブツシユ支持体28のピン落下防止板
面上に沿つて移送されるので、仮りに把持力が弱
くても落下することがなく、また、旋回アーム1
6がピン圧入位置Bの旋回端まで達したときには
ストツパ34の規制によりピンPはガイドブツシ
ユ17の穴に対応し、工作物Wのピン穴と正しく
対応する。
以上のように本考案装置によると、圧入すべき
ピンの搬入に際しては、ピン圧入ヘツドの真下よ
り側方に回避した旋回アーム端の把持爪に挿入す
るものであるから、若し誤動作等で圧入ヘツドが
落下しても安全であると共に、旋回アームは圧入
ヘツドの昇降動作に連動して単一の溝カムと係合
ピンとの作用によりピン搬入位置とピン圧入位置
の2位置にわたつて正確確実に旋回させるので特
別な駆動源を不要とし、安価に提供し得る効果が
ある。また可動台と摺動体の昇降動作並びに可動
台のみの昇降動作を1つのシリンダで行い、可動
台と摺動体の昇降動作時に把持爪を圧入位置とこ
の圧入位置に対して側方にずれた位置との間で前
記シリンダによつて移動させることができるた
め、安価で構造が簡単な装置を提供できる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の正面図、第2図は同主要
部を断面にした拡大正面図、第3図は第2図−
線断面図、第4図は第2図−線断面図であ
る。 1……ベース、2……コラム、5……パイロツ
トバー、6……可動台、8……加圧シリンダ、9
……ヘツド支持体、11……ピン圧入ヘツド、1
5……案内筒、16……旋回アーム、17……ガ
イドブツシユ、18……スプリング、19……摺
動体、21……ストツパ、22……軸受筒、23
……回動軸、24……溝カム、25……係合ピ
ン、27……引張スプリング、28……ガイドブ
ツシユ支持体、29……把持爪、31……係合部
材、32……突起、37……係合体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コラムの側面に昇降動作可能に案内され圧入ヘ
    ツドを下端部に有する可動台と、同じくコラムの
    側面に前記可動台の下方で相対変位可能にかつ同
    方向に昇降動作可能に案内された摺動体と、この
    摺動体と可動台との間に介挿され摺動体を下方向
    に押圧するスプリングと、コラムの一部に係合し
    て摺動体の所定以上の下降を規制するストツパ手
    段と、可動台がコラムに対して所定以上上昇した
    ときに摺動体の一部に係合し可動台とともに摺動
    体を上昇させる係合手段と、コラムの上部に設け
    られ前記可動台を昇降動作させる加圧シリンダ
    と、前記摺動体にこれの摺動方向と平行な軸線回
    りに回転可能に軸承され下端に旋回アームを備え
    た回動軸と、旋回アームの先端に枢着され圧入す
    べきピンを把持する把持爪と、コラムの一部に係
    合しコラムに対する摺動体の昇降動作により摺動
    体の下降端位置においては前記把持爪が圧入ヘツ
    ドの真下の圧入位置に、摺動体の上昇位置におい
    ていは把持爪が圧入位置より側方にずれた位置に
    くるように前記回動軸を回転させる溝カム手段を
    設けたことを特徴とするピン圧入装置。
JP1981010331U 1981-01-29 1981-01-29 Expired JPS6320508Y2 (ja)

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JPS57126937U JPS57126937U (ja) 1982-08-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2801702B2 (ja) * 1989-11-30 1998-09-21 ダイハツ工業株式会社 圧入装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5217273A (en) * 1975-05-09 1977-02-09 Tadiran Israel Elect Ind Ltd Insert mounting machine
JPS538709A (en) * 1976-07-12 1978-01-26 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Revolvig field electric machine
JPS54147586A (en) * 1978-05-12 1979-11-17 Hitachi Ltd Multi-function assembling device
JPS55108796A (en) * 1979-02-14 1980-08-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd Device for inserting component

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