JPS6320316A - 光硬化性オリゴマーの製法 - Google Patents

光硬化性オリゴマーの製法

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JPS6320316A
JPS6320316A JP61164116A JP16411686A JPS6320316A JP S6320316 A JPS6320316 A JP S6320316A JP 61164116 A JP61164116 A JP 61164116A JP 16411686 A JP16411686 A JP 16411686A JP S6320316 A JPS6320316 A JP S6320316A
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松本 圭三
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、新規な光硬化性オリゴマーに関する。さらに
詳しくは、紫外線硬化性を有する多官能性オリゴマーで
あって、とくに印刷インキ用バインダーに適する光硬化
性オリゴマーに関する。
本発明の光硬化性オリゴマーは印刷インキ用バインダー
として好適に使用できるほか、オーバープリントフェス
用バインダー、塗料用バインダー、ソルダーレジストな
どとしても使用しつるが、本明細書においては印刷イン
キ用バインダーを代表させて説明する。
[従来の技術] 従来より、紫外線硬化型インキは、通常はエポキシ樹脂
とアクリル酸とを反応してえられる不飽和エポキシ樹脂
エステルなどにトリメチロールプロパントリアクリレー
トなどの反応性稀釈剤、光増感剤および顔料などを適宜
配合してえられる組成物として知られている。このうち
不飽和エポキシ樹脂エステル、不飽和ポリエステル樹脂
などはインキ用バインダー中の多官能性オリゴマーとし
て位置づけられているが、該オリゴマーは光沢、顔料分
散性、粘度、印刷適性、硬化速度などのえられるインキ
の諸物性に密接に関連するため前記構成成分のなかでも
とくに重要である。近年、紫外線硬化型イン上であって
も従来の溶剤型インキと同程度の印別適性を有すること
が要求され、従来の多官能性オリゴマーである不飽和エ
ポキシ樹脂などでは該要求を充分満足しえない状況にあ
る。たとえば不飽和エポキシ樹脂として、エポキシ化植
物油と(メタ)アクリル酸との反応物が知られているが
、該反応物は粘度が低いため、これを用いて紫外線硬化
型インキを調製したばあいには印刷適性のうち、殊にミ
スチング現象が顕著に認められるという欠点がある。そ
のため斯界において、優れた印刷適性を有する紫外線硬
化型インキを提供しうる新規な多官能性オリゴマーの開
発か要望されている。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は従来技術では解決しえなかった前記問題点を解
決するためになされたものである。
しかして本発明者らは、印刷適性のほか、硬化速度、印
刷皮膜の硬度および可撓性、機上安定性などをも考慮し
て、これら諸性能を満足することができる優れた多官能
性オリゴマーを開発すべく鋭意研究を重ねた結果、ロジ
ン成分を側鎖に有する特定の多官能性オリゴマーを用い
ることにより、前記問題点を悉く解決しうろことを見出
した。本発明は、かかる新しい知見に基づいて完成され
たものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、りa)(メタ)アクリル酸とロジングリシジ
ルエステルとの反応物、+b>ジイソシアネート類およ
び(c)(メタ)アクリル酸とエポキシ化植物油との反
応物を構成成分として含有することを特徴とする光硬化
性オリゴマーに関する。
[実施例] 本発明において、光硬化性オリゴマーは(メタ)アクリ
ル酸とロジングリシジルエステルとの反応物(以下、(
a)成分という)、ジイソシアネート類(以下、φ)成
分というおよび(メタ)アクリル酸とエポキシ化植物油
との反応物(以下、(c)成分という)から構成される
前記くω成分としては、一般式[1〕 :CH2閣 C −O 直 0−C)12−  CH−OH ■ c)+2[1] R+ (式中、R+ はロジン残基、R2は水素原子またはメ
チル基を示す)で表わされる反応物かあげられる。ここ
に使用されるロジン類は、えられるインキの紫外線硬化
速度、光硬化性オリゴマーの色調などを考慮して決定さ
れ、通常は水素化ロジン、不均化ロジンなどの共役二重
結合を安定化処理したロジンが適当とされる。
前記中)成分としては、従来公知のいずれをもそのまま
使用しうる。これらの具体例としては、イソホロンジイ
ソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、ト
リレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネ
ート、フェニレンジイソシアネートなどをあげることが
できる。しかしながら、前記(ω成分との反応に際して
、(b)成分中の一方のイソシアネート基が選択的に反
応にあずかることにより末端に遊離のイソシアネート基
を有する化合物を高純度でうるためには、山)成分中に
存在するイソシアネート基が等価でないことが望ましく
、かかる点を考慮すれば、上記のなかでもイソホロンジ
イソシアネート、トリレンジイソシアネートが好ましい
ものとされる。
前記(c)成分は、(メタ)アクリル酸のカルボキシル
基とエポキシ化植物油に存在するオキシラン環とのエス
テル化反応によってえられる多官能性アクリレートであ
り、一般式[■] :示し、a+b、c+d、e+fは
6〜20の整数である)で表わすことができる。ここで
エポキシ化植物油とは、大豆油、綿実油、サフラワー油
、亜麻仁油、桐油、脱水ヒマシ油などの乾性油の不飽和
結合部を酸化し、オキシラン基を導入してえられるもの
をいう。エポキシ化植物油のエポキシ化率は、使用する
植物油の不飽和度により変動するが、通常はオキシラン
酸素含有率が4〜996、酸価1以下、ヨウ素価6以下
のものが市販されており、本発明においては該市販品を
そのまま使用することができる。
つぎに、本発明の光硬化性オリゴマーの製造方法につい
て説明する。
まず最初に、該オリゴマーの構成成分の製法について説
明すると、(ω成分は(メタ)アクリル酸とロジングリ
シジルエステルとをエステル化反応せしめてえられるが
、この反応に際してエステル化触媒としてイミダゾール
類、第4級アンモニウム塩などの公知のものを、また重
合防止剤としてフェノール類、キノン類、フェノチアジ
ンなどの公知のものを適宜選択して使用することができ
る。(メタ)アクリル酸とロジングリシジルエステルと
の仕込モル比は化学量論的には1:1とされるが、工業
的には1:0.9〜1:1.1の範囲であればよい。エ
ステル化触媒の使用量は、(メタ)アクリル酸とロジン
グリシジルエステルとの仕込合計量100部(重量部、
以下同様)に対して0.1〜2部、重合防止剤の使用量
は該仕込合計量に対して0.001〜0.5部とするの
がよい。反応温度は、通常80〜130℃であればよく
、また反応時間は生成物の酸価を追跡して決定され、通
常は3〜lO時間とされる。
(c)成分は、(メタ)アクリル酸と前記エポキシ化植
物油とをエステル化反応せしめてえられ、この反応に際
して、前記(ω成分の製造時に用いるのと同様のエステ
ル化触媒、重合防止剤を使用することができる。(メタ
)アクリル酸とエポキシ化植物油との仕込モル比はエポ
キシ化植物油のエポキシ当量により変化するが、通常は
2:1〜4:1、好ましくは 1.8:1〜3.3:1
の範囲であればよい。
このようにしてえられた前記各種成分をつぎの方法に準
じて調合することにより本発明のオリゴマーを製造する
ことができる。すなわち、前記(ω成分の存在下に山)
成分を加えて反応させることにより末端に遊離のイソシ
アネート基を有する化合物をえたのち、ついで該化合物
に対して前記(c)成分を反応させることによりオリゴ
マーがえられる。
前記(ω成分の存在下に(11>成分を加えて反応させ
るばあいには、(ω成分と山)成分との仕込モル比は通
常1:0.8〜1:1.2の範囲であればよい、該反応
は本質的にはイソシアネート基と水酸基との反応である
ため、山)成分のイソシアネート基の反応性が等価のば
あいには、+b>成分の両端に(ω成分または山)成分
が反応するため、分子末端に遊離イソシアネート基を選
択的に残存せしめることが必ずしも容易ではなく、その
ため若干の副生物を生じる。しかし、+b+成分として
トリレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネー
トなどを用いれば両イソシアネート基の反応性の相違か
ら、容易に目的の中間体をうろことができる。この際の
反応条件は、N00価を追跡して適宜決定され、通常は
反応温度が50〜100℃、反応時間が1〜5時間の範
囲とすればよい。ついで、該中間体と(c)成分とを反
応させるが、かかるばあいにも前記中間体の製造条件と
同様に反応温度および反応時間を設定することができ、
この反応に際して、該中間体と(c)成分との仕込モル
比は2.5〜=1〜0.5:1とすればよい。仕込モル
比が約1:1であれば、主として4官能性オリゴマーと
なり、また同モル比が約2:1のばあいには、主として
5官能性オリゴマーとなる。前記中間体の仕込モル比が
(c)成分1に対して0.5未満のばあいは、えられる
オリゴマー中に含有されるロジン量が過小となり、印刷
適性、硬化速度および印刷皮膜の硬度ならびに機上安定
性などの本発明のオリゴマーの特性か劣るようになる。
また、該仕込モル比が2.5をこえるばあいには、えら
れるオリゴマーの粘度が高くなり、そのため粘度調整に
用いるトリメチロールプロパントリアクリレートなどの
反応性稀釈剤の使用量が増加することとなり、本発明の
オリゴマーの特性が劣るようになる。
このようにしてえられた本発明の多官能性オリゴマーは
、その光硬化性を利用することにより広範囲な用途に適
用することができ、たとえば印刷インキ用バインダーと
して使用したばあいにはえられる印刷インキの硬化速度
が速く、しかも光沢、顔料分散性、印刷適性などの点で
従来の溶剤型印刷インキと比較して遜色がないという優
れた利点を有する。そのほか、オーバープリントフェス
用バインダー、塗料用バインダー、ソルダーレジストな
どとしても好適に使用しうる。
以下、合成例、実施例および比較例をあげて本発明の詳
細な説明するが、本発明はこれら名利のみに限定される
ものではない。
合成例1 (ロジンエポキシアクリレート)攪拌機、温
度計、冷却器およびチッ素導入管を備えた5g容フラス
コ内をチッ素ガスで置換したのち、該フラスコ内に、不
均化ロジンモノグリシジルエステル2568部(5,8
1モル)、98%(重量%、以下同様)アクリル酸42
7部(5,81モル)、エステル化触媒としてベンジル
トリメチルアンモニウムクロライド(以下、BTMMC
という)3.0部(全仕込量に対し11000pp )
 、重合防止剤4−メトキシフェノール(以下、MEI
IQという)3.0部およびフェノチアジン3.0部を
仕込み、チッ素気流下で105〜115℃で6時間かけ
て反応を完結させた。該反応物の酸価は4.8、外観は
褐色透明バルサム状であった。えられたロジンエポキシ
アクリレートを樹脂Aとする。樹脂Aの計算上の分子量
は514であった。
合成例2(酸化脂肪油トリアクリル化物)攪拌機、温度
計、冷却器および空気導入管を備えた5J?容フラスコ
にエポキシ化大豆油としテADK CIZER0−13
0P (、オキシラン酸素含有率6.9%、酸価0.3
、ヨウ素価2.0、アデカ・アーガス化学■製) 24
87部(2,467モル)を仕込んだ。また別の1g容
ビーカーで98%アクリル酸533部(7,401モル
)、エステル化触媒として2−メチルイミダゾール12
部および重合防止剤MEIIQ 3.0部を混合し溶解
させたのち、その173量を前記5g容フラスコに仕込
み、空気を反応液中にバブリングしながら95〜105
℃で30分間反応させたのち、残り2/3量を1時間か
けて滴下し、その後1時間反応を行なった。この間の反
応温度を95〜105℃に維持した。その後115〜1
25℃に昇温し8時間かけて反応を完結させた。該反応
物の酸価は4.9、粘度は18700cps(E型粘度
計、30℃)、外観は褐色透明液状樹脂であった。えら
れた酸化脂肪油トリアクリル化物を樹脂Bとする。樹脂
Bの計算上の分子量121Gであった。
合成例3(酸化脂肪油トリアクリル化物)合成例2にお
いて、エポキシ化大豆油としてADK CIZER0−
130PにかえてサンソサイザーE −2000(オキ
シラン酸素含有率6.0%以上、酸価0.5以下、ヨウ
素化6以下、新日本理化■製)を用いたほかは同様にし
て樹脂をえた。該樹脂の酸化は3.5、粘度は1B、Q
O(lcps  (E型粘度計、30℃)で外観は褐色
透明状液状樹脂であった。
えられた酸化脂肪油トリアクリル化物を樹脂Cとする。
樹脂Cの計算上の分子量121Bであった。
実施例1 攪拌機、温度計および冷却器を備えた500m1容フラ
スコに樹脂A48.7部、イソホロンジイソシアネート
(以下、IPDIという) 21.1部およびME!I
Q 0.3部を仕込み75〜80℃で2時間反応させ、
樹脂AとIPDIの付加物を形成した。ついで樹脂8 
230.3部を仕込み75〜80’Cで、1時間反応さ
せたのち、ウレタン化触媒としてオクチル第一スズを2
M加え、同温度で3時間攪拌して反応させ、オリゴマー
をえた。えられたオリゴマーの紫外線硬化インキとして
の性能および硬化皮膜の性能を下記の方法により評価し
た。その結果を第2表および第3表に示す。
(紫外線硬化型インキとしての性能評価)(1)インキ
化処方 実施例1〜7および比較例1でえられた各種オリゴマー
、カーミソ6B1トリメチロールプロパントリアクリレ
ート、0−ベンゾイル安息香酸メチル(商品名ニゲイト
キュアOB、味大東化学工業所製)、MEIIQをそれ
ぞれ第2表に示す割合で配合し、3本ロールで練肉して
、インコメ−ターで測定したタック値が20±2となる
各種インキをえた。
(2)インキ性能評価方法 タック値:インコメ−ターを用い、測定温度30±1℃
、回転数120Orpmの条件で測定を行なった。その
他の条件はJIS K−5701に準じた。
フロー値ニスブレッドメーターを用い、インキの5秒お
よび90秒後のひろがり直径そのものをmi小単位測定
した。測定温度は25±1℃、その他の条件はJIS 
k−5701に準じた。
硬化性(硬化時間):インキ0.6gをR1テスター(
■明製作所製)を用いてカルトン紙に展色し、ただちに
80W/cm高圧水銀ランプで10cmの距離から紫外
線を照射したのち、R1テスターにより両面時アート紙
を圧着し、インキが付着しなくなるまでに要した照射時
間(秒)を硬化時間として求める。
原インキおよび乳化インキの光沢二上記でえられた硬化
後の印刷物の光沢(原インキ光沢)を肉眼観察して評価
する。またインキ0.6gと湿し水とをR1テスターで
乳化させ水切りしたのち、カルトン紙に展色し、原イン
キ光沢の測定時と同一条件で硬化し、硬化後の印刷面の
光沢を乳化インキの光沢とし、同様に肉眼で観察し下記
の基準により評価する。
◎:非常に良好(印刷面が平滑であり、非常に艶がある
) O:良 好(印刷面に艶がある) Δ:Oと×との中間 ×:不 良(印刷面に艶がなく、光を当てても反射しな
い) ミスチング:インコメ−ターのロールの前に紙を置きイ
ンキが付着したロールを1200回転させてインキをミ
スチングさせ、紙面に飛散したインキの状態を肉眼で観
察し下記の基準で評価する。
O:少ない・・・・使用適当 X:多い・・・・使用不適当 洗浄性:各種インキの付着したインコメ−ターのロール
の灯油による洗浄性を評価する。
貯蔵安定性:インキをガラス容器に入れて密栓し、ふ卵
器(40℃)中で放置し、重合して固化するまでの日数
を測定する。
ブロンジング:RIテスターを用いてカルトン紙に展色
し、1時間室温で放置したのち、硬化性試験と同様な条
件で紫外線を0.5秒照射して硬化させ、肉眼で観察し
て下記の基準により評価する。
○:展色直後硬化した試料と比較し、同等の色調。
×:顔料とビヒクルの分離がみられ、反射光が金色を呈
する。
(クリアー硬化皮膜の性能評価) 1硬化皮膜の作製 実施例1〜7および比較例1でえられた各種オリゴマー
60部、ビスフェノールAテトラエチレングリコールジ
アクリレート40部、ダロキュア−1173(メルク社
製、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパ
ン−1−オン)3部を混合し、エポキシ板にバーコータ
ーにより膜厚10ρとなるように塗布し、以下の硬化条
件で紫外線を照射して硬化させた。
80W/cs+X l灯、照射距jllocm、照射時
間0.5秒 2性能評価方法 硬化速度:タックフリーに要する照射時間(秒) 皮膜硬度: JIS−に−5400に基づく鉛筆硬度密
着性: JIS−に−5400に基づいて試験を行なっ
た。
耐溶剤性:メチルエチルケトンに1時間浸漬したのち、
肉眼で観察し、下記の 基準により評価した。
○:変化なし △:表面がやや白色化 実施例2〜4 実施例1において、ロジンエポキシアクリレート、酸化
脂肪油トリアクリル化物、IPDIの使用量を第1表に
示すように変えたほかは、実施例1と同様にしてオリゴ
マーをえた。えられたオリゴマーの物性を実施例1と同
様にして評価した。その結果を第2表および第3表に示
す。
実施例5〜6 攪拌機、温度計および冷却器を備えた5(10ml容フ
ラスコに第1表に示すように樹脂、トリレンジイソシア
ネート(以下、TDIという。なお、2.4−TDIを
80%含有する。)およびMEHQ 0.3部を仕込み
、45〜50℃で2時間反応させ、ロジンエポキシアク
リレートとTDIの付加物をえた、ついで樹脂Bを仕込
み75〜80’Cに昇温し1時間反応させたのち、ウレ
タン化触媒としてオクチル第一スズを2a加え、同温度
で3時間攪拌しながら反応させてオリゴマーをえた。え
られたオリゴマーの物性を実施例1と同様にして評価し
た。その結果を第2表および第3表に示す。
実施例7 実施例2において、使用した酸化脂肪油トリアクリル化
物である樹脂Bを樹脂Cにがえて用いたほかは、実施例
1と同様にして反応を行ない、オリゴマーをえた。えら
れたオリゴマーの物性を実施例1と同様にして評価した
。その結果を第2表および第3表に示す。
比較例1 500ml容のビーカーに樹脂A94.5部、樹脂82
23.5部を仕込み、50℃で保??L L均一になる
まで攪拌した。えられたオリゴマーの物性を実施例1と
同様にして評価した。その結果を第2表および第3表に
示す。とくに、タック値は14.9よりも大きくならな
かった。
[発明の効果] 上記のように、本発明の光硬化性オリゴマーは、その光
硬化性を利用することにより広範囲な用途に適用するこ
とができ、たとえば印刷インキ用バインダーとして使用
したばあいにはえられる印刷インキの硬化速度がはやく
、しかも光沢、顔料分散性、印刷適性などの点で従来の
溶剤型印刷インキと比較して遜色がないという優れた利
点を有する。そのほか、オーバープリントフェス用バイ
ンダー、塗料用バインダー、ソルダーレジストなどとし
ても好適に使用しうるという効果を奏する。
′吐゛侵

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 (a)(メタ)アクリル酸とロジンダリシジルエス
    テルとの反応物、(b)ジイソシアネート類および(c
    )(メタ)アクリル酸とエポキシ化植物油との反応物を
    構成成分として含有することを特徴とする光硬化性オリ
    ゴマー。
JP61164116A 1986-07-11 1986-07-11 光硬化性オリゴマーの製法 Granted JPS6320316A (ja)

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