JPS6320070Y2 - - Google Patents

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JPS6320070Y2
JPS6320070Y2 JP1983083145U JP8314583U JPS6320070Y2 JP S6320070 Y2 JPS6320070 Y2 JP S6320070Y2 JP 1983083145 U JP1983083145 U JP 1983083145U JP 8314583 U JP8314583 U JP 8314583U JP S6320070 Y2 JPS6320070 Y2 JP S6320070Y2
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JP
Japan
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terminal
electric wire
base
insulator
cap
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JP1983083145U
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JPS59188695U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電球ソケツト用のインシユレータに
関し、特にインシユレータのベースに端子付電線
を固定するための手段に係る。
この種の電球ソケツト用インシユレータは、電
球ソケツトのの底部に組み込まれ、ベースの保持
孔の部分で端子付電線を電気的に絶縁状態で保持
している。このため電球ソケツト用インシユレー
タの組立工程では、ベースの保持孔に端子付電線
を通す作業が必要とされる。
ここでまず、従来の電球ソケツト用のインシユ
レータの構造を説明し、その問題点を明記する。
まず、第1図は従来の基本的な電球ソケツト用
のインシユレータ10を示している。このインシ
ユレータ10は、絶縁性のベース11と電線12
とで構成されている。上記ベース11は、中心位
置に電線12を保持するための保持孔13を備え
ている。また電線12は、たとえば被覆電線であ
り、一方の端部にのみ端子14を備えている。こ
の端子14は、電球に対する接触用のもので、リ
ベツト状の形状をしており、圧着により電線12
に接続されている。
さて、電線12は、端子14の付けられていな
い側の先端から保持孔13の内部に挿入され、端
子14の部分で保持孔13の内部に固定される。
この組付け方法では、小さな保持孔13に対する
電線12の挿通作業が面倒であり、また電線12
の挿入後に再び他方の端部に接続用の端子の取付
けなどが必要とされるため、作業能率が悪く、し
かも煩雑である。
そこで、第2図に示すような改良型のインシユ
レータ20が提案されている。このインシユレー
タ20はベース21の保持孔23の部分に外周に
通じるスリツト25を形成し、このスリツト25
の部分から電線22の端子24を挿入するように
している。しかしこのインシユレータ20では、
端子24の機械的な拘束がスリツト25の存在の
ために不充分となり、ベース21の熱的な変形や
振動によつて電線22および端子24の固定が不
安定な状態になる。
上記のように従来のインシユレータ10,20
では、組立の作業性および端子24の固定機能の
面からいずれも満足できるものではない。
したがつて本考案の目的は、端子付電線の挿入
作業を容易とし、かつその端子付電線の固定を確
実に行える電球ソケツト用のインシユレータを提
供することである。
上記目的のもとに、本考案は、ベースに端子付
電線の保持孔に通じる大きな開口部を形成し、こ
の開口部を通じて端子付電線を保持孔内に端子側
からでも挿通できるようにし、またその挿通後に
開口部にキヤツプをはめ込むことにより、電線を
抜け止め状態で確実に挟み込むようにしている。
以下、本考案の構造および機能を図に示す実施
例に基づいて具体的に説明する。
本考案の電球ソケツト用インシユレータ30
は、第3図ないし第5図に示すように、絶縁体た
とえばプラスチツクなどのベース31およびキヤ
ツプ32とで構成されている。上記ベース31
は、ほぼ中央位置に第6図および第7図に示すよ
うな電線33およびその直径よりも大きな端子3
6を通すために、端子36の大径部より大きなテ
ーパ状の開口部34を形成し、この開口部34に
側方で連通する状態で、例えば2つの保持孔35
を対称的に形成している。なお、保持孔35は、
電線33を収納するもので、端子36の大径部よ
り小さい孔であり、ベース31の表面側で端子3
6の大径部を収納するために段部37を形成し、
また裏面側で電線33を保持するためにスリーブ
38をそれぞれ一体的に形成し、さらにその内部
やや中央位置に端子36の浮き上がりを防止する
ために下向きのストツパー35aを一体的に形成
している。また端子36は、電線33の一端で従
来例と同様に圧着などの手段により固定されてい
る。この電線33は、一端で端子36を有する
他、他端側でも接続用の端子39を備えている。
この端子39は、電源端子などに接続するために
用いられる。
そして上記キヤツプ32は、上記開口部34の
内部にはまり合う円錐台状の形状をしており、連
結体40によりベース31に対し一体的に成形さ
れている。なお、連結体40は、ベース31の境
で肉薄部のヒンジ41を形成している。またキヤ
ツプ32は、保持孔35と対応する面で円弧状の
切欠き部42を形成し、かつこの切欠き部42の
表面側に段部27につながる段部47を形成して
いる。
つぎに電線33の組付け作業を説明する。電線
33は、第6図および第7図の示すように、両端
部分に端子36,39を備えており、その状態の
まま開口部34の内部に例えば底面側から挿入さ
れ、続いて保持孔35の内部に移動させられてか
ら、やや下方に引き下げられる。このようにする
と、端子36は、段部37の内部に納められ、ま
た電線33は、保持孔35の内部で摩擦的に保持
される。この状態で、電線33および端子36
は、ストツパー35aの係り合いにより抜け止め
状態となる。このようにして2本の電線33は、
それぞれの保持孔35の内部に挿入されるが、そ
の後にキヤツプ32は、開口部34の内部にはめ
込まれ、ベース31と一体化する。このときキヤ
ツプ32の切欠き部42は、電線33を保持孔3
5とともに押え込み、電線33を保持孔35の内
部に確実に固定する。なお、電線33の引き下げ
は、キヤツプ32を開口部34にはめ込んでから
行つてもよい。
上記実施例は、ベース31とキヤツプ32を一
体的に構成しているが、両者は、別体に構成して
もよい。第8図はベース31およびキヤツプ32
を別体として構成し、さらに両者をピン43およ
び連結体40の孔44により着脱自在に組み合わ
せる例を示している。また、この例でのキヤツプ
32は、外周に突条45を備えており、その部分
で開口部34の溝46に弾性変形によりはまり合
う。このような機械的な係り合いによると、ベー
ス31とキヤツプ32とは、確実に組み合わせら
れ、より一層強く一体化する。また両者の一体的
な組合せ手段は、接着剤を用いて、あるいは超音
波融着などによつて固定してもよい。
さらに上記の実施例は、いずれも1つのベース
31に対し1つのキヤツプ32を組み合わせてい
るが、これらの組合せは、当然そのような数に限
定されない。またベース31の開口部34は、保
持孔35の数と対応して複数設けてもよい。また
端子付の電線33の挿入本数は、実施例のように
2本と限らず、1本あるいは3本以上であつても
よい。またベース31とキヤツプ32との連結手
段の向きおよび連続する箇所の個数、また連結部
材等は、必要に応じて種々変更して用いられる。
本考案では、下記の特有の効果が得られる。端
子付の電線が端子側の部分よりベースの大きな開
口部を通じて保持孔の内部に挿入できるから、電
線の挿通作業が能率良く行え、また電線の両端に
端子があらかじめ設けられている場合でも、電線
の保持孔への挿入が可能となる。このように電線
の挿入が簡単に行われるから、この端子付の電線
は、自動挿入機を用いてベースに自動的に組付け
ることも可能となる。またベースとキヤツプとが
電線の挿入後に一体的に組み合わせられるから、
電線が確実に固定され、またキヤツプやベースの
開口部などに特別な加工精度が必要とされず、し
たがつて製作が容易であり、製品が安価に提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のこの種のインシユレータの斜面
図、第2図は従来の改良例のインシユレータの斜
面図、第3図は本考案の電球ソケツト用インシユ
レータの平面図、第4図は第3図の−線での
断面図、第5図は第3図の−線での断面図、
第6図は本考案の電球ソケツト用インシユレータ
に端子付電線を組み込む場合の斜面図、第7図は
電線の組み込み状態での断面図、第8図は本考案
の他の実施例での一部の断面図である。 10……従来の電球ソケツト用のインシユレー
タ、20……従来の改良型のインシユレータ、3
0……本考案の電球ソケツト用インシユレータ、
31……ベース、32……キヤツプ、33……電
線、34……開口部、35……保持孔、36……
端子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 電線の直径よりも大きな端子を有する端子付
    電線と、上記端子を通す開口部および上記端子
    の大径部より小さくかつ上記開口部に側方で連
    通し上記端子付電線を収納する保持孔を有する
    絶縁性のベースと、上記開口部の内部にはまり
    合い上記保持孔内の端子付電線を挟み込む絶縁
    性のキヤツプとを備えることを特徴とする電球
    ソケツト用インシユレータ。 (2) キヤツプをベースと一体的に構成してなるこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の電球ソケツト用インシユレータ。 (3) キヤツプをベースと別体に構成してなること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の電球ソケツト用インシユレータ。 (4) キヤツプをベースに対し着脱自在に連結させ
    てなることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第3項記載の電球ソケツト用インシユレー
    タ。
JP8314583U 1983-06-01 1983-06-01 電球ソケツト用インシユレ−タ Granted JPS59188695U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8314583U JPS59188695U (ja) 1983-06-01 1983-06-01 電球ソケツト用インシユレ−タ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8314583U JPS59188695U (ja) 1983-06-01 1983-06-01 電球ソケツト用インシユレ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59188695U JPS59188695U (ja) 1984-12-14
JPS6320070Y2 true JPS6320070Y2 (ja) 1988-06-03

Family

ID=30213104

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JP8314583U Granted JPS59188695U (ja) 1983-06-01 1983-06-01 電球ソケツト用インシユレ−タ

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JP (1) JPS59188695U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5316872U (ja) * 1976-07-23 1978-02-13

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5316872U (ja) * 1976-07-23 1978-02-13

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JPS59188695U (ja) 1984-12-14

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