JPS63200308A - 磁気ヘツド用コアおよびそのコアピ−ス並びにこれらの加工方法 - Google Patents

磁気ヘツド用コアおよびそのコアピ−ス並びにこれらの加工方法

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JPS63200308A
JPS63200308A JP2966687A JP2966687A JPS63200308A JP S63200308 A JPS63200308 A JP S63200308A JP 2966687 A JP2966687 A JP 2966687A JP 2966687 A JP2966687 A JP 2966687A JP S63200308 A JPS63200308 A JP S63200308A
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JP
Japan
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core
magnetic
center
magnetic head
magnetic poles
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Application number
JP2966687A
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English (en)
Inventor
Norimi Metori
目鳥 律美
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Nippon Chemi Con Corp
Original Assignee
Nippon Chemi Con Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、磁気記録および再生を行う磁気ヘッドに係
り、特にこの磁気ヘッドを構成するコアの読取り/書込
み部および消去部を形成する孔の位置決め並びにその寸
法精度を簡便に向上させることができる磁気ヘッド用コ
アの構造およびその加工方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、フロッピディスク等に使用される磁気ヘッドを製
造する場合のコアの加工方法として、それぞれ所定寸法
に加工すると共に磁気読取り/書込み部および消去部を
形成する孔に対してガラス充填を施したセンタコアおよ
びサイドコアをガラスボンディングによって接合してコ
アブロックを構成し、このコアブロックを所定間隔でス
ライスして所定厚のコアピースを形成し、得られた各コ
アピースに有機接着剤等を使用して一対のスライダを固
着しコアユニットを構成するものが知られている。
第13図乃至第23図は、前述した従来の磁気ヘッド用
コアの加工工程を示すものである。第13図において、
参照符号10.12はそれぞれ磁性材料からなるサイド
コアおよびセンタコアを示し、これらサイドコア10お
よびセンタコア12の接合面には、それぞれ第14図に
示すように、磁気読取り/書込み用磁極を形成するため
のトラック溝14aおよび14bを所定のピッチ(第1
5図参照)で刻設する。次いで、これらのサイドコア1
0およびセンタコア12に設けた溝部分に対してガラス
充填を施し、その後ラップ処理を行って余分なガラス材
料を除去すると共に寸法調整および接合面の鏡面仕上げ
を施す。
このように構成したサイドコア10およびセンタコア1
2を第16図に示すように、それぞれトラック溝14a
および14bが一致するように組合せ、その接合面間で
石英皮膜およびガラスを熱拡散させることにより、これ
らのサイドコア10およびセンタコア12を接合固着し
て所定のギャップ形成を行い、上面に磁気読取り/書込
み用磁極を形成する孔14を有する磁気読取り/書込み
部側コア接合体16が構成される。
また、前述した加工工程と同様にして、第13図に示す
サイドコアおよびセンタコアと同一のコアをそれぞれ用
意し、これらのコアに対して第17図に示すような所定
のピッチで、磁気消去用磁極を形成するためのトラック
HA 24 aおよび24bを刻設し、ガラス充填およ
びラップ処理を行った後、サイドコア18とセンタコア
20とを接合rIa着して第18図に示す如き磁気消去
部側コア接合体22を構成し、その上面に磁気消去用磁
極を形成する孔24を設ける。
さらに、これらの磁気読取り/書込み部側コア接合体お
よび磁気消去部側コア接合体22をそれぞれセンタコア
12.20部分でガラス薄板26を介して第19図に示
すように各スリットの相互位置合せを行って、これらを
ガラス接着し、第20図に示すようにセンタコアを積層
形成した一定のコアブロック28を構成する。次に、こ
のコアブロック28を、第21図に破線で示すように設
定したスライス線に沿って、スライシングマシン等によ
ってスライスして第22図に示すようなコアピース30
を得ると共に、このコアピース30の両方のスライス面
を高精度に研磨してコア全厚寸法加工を行い、上面にバ
ルク形の磁気読取り/書込み部および消去部を適正に形
成する。そして、第23図に示すように、前記コアピー
ス30の高精度に研磨した両側面の上部にそれぞれスラ
イダ32.34を有機接着剤によって接合固着してコア
ユニット36を構成する。このコアユニット36に図示
していないコイル、後部コアピース等を適宜装着するこ
とにより、所要の磁気ヘッドを構成することができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前述した従来の磁気ヘッド用コアの加工方法において、
コアピース30の上面に形成される磁気読取り/書込み
部および消去部の孔の形状は、第21図に示す通りであ
る。この場合、第21図において1点鎖線で示すデータ
幅DWに対し、相対する一対の磁気読取り/書込み用磁
極を形成する孔14.14が左右対称に離間位置し、ま
た磁気消去用磁極を形成する3つの孔24.24.24
がその1つを中心としてその左右に対称に離間位置して
いる。しかるに、この場合、磁気消去用磁極を形成する
孔のうち、その中心に位置する孔24に対し、左右に対
称に位置する2つの孔24.24は、隣接トラックを消
去する際にその消去幅を設定するものであり、本質的に
は磁気消去R能を有せず、消去ヘッドの消去幅が適正で
あれば不要なものである。従って、これらの加工のため
に多くの時間とコストを費している難点がある。また、
従来の加工方法においては、コアブロックを構成するに
際し、各コア接合体の接合形成を行う場合、予めサイド
コアおよびセンタコアの接合面にそれぞれトラック溝の
溝加工を施した後、これらの位置合せを適正に行いつつ
接合するため、前記溝加工および接合作業に多大な工数
と時間とを要する難点がある。
そこで、本発明の目的は、磁気読取り/@込み部および
消去部をそれぞれ形成するコアブロックの加工を容易化
すると共にコアピースの加工性を改善し、低コストで高
精度な磁気ヘッド用コアおよびそのコアピース並びにこ
れらの加工方法を提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係る磁気ヘッド用コアの加工方法は、サイドコ
アとセンタコアとの接合により第一、第二のコア接合体
を形成し、前記各コア接合体に対して各々の接合面を横
切ってセンタコアを貫通する孔が各接合面に沿って複数
配列するように孔加工を施して前記各コア接合体に複数
の磁極を同態様に形成し、前記各コア接合体を各センタ
コアで所定のスリットを設けて向い合せにかつ前記各々
の磁極が市松状に配列するように接合してコアブロック
を形成し、一方の前記コア接合体の各磁極を分割するよ
うな位置で該コアブロックを順次裁断してコアピースを
形成し、該コアピースの裁断面を挟んで一対のスライダ
を接合することを特徴とする。
また、本発明に係る磁気ヘッド用コアのコアピースは、
サイドコアとセンタコアとを接合し、この接合面よりセ
ンタコアを横切って複数の孔および磁極が交互に所定間
隔で整列するような同一態様の孔加工を施した一対のコ
ア接合体を用い、前記各コア接合体を各センタコアで所
定のスリットを設けて向い合せにかつ前記各々の磁極が
市松状に配列するように接合してコアブロックを形成し
、一方の前記コア接合体の各磁極を分割するような位置
で該コアブロックを順次裁断して形成するコアピースで
あって、前記裁断された!i極と裁断されない磁極の各
々は前記スリットおよび前記孔加工面を挟んで各々独立
していることを特徴とする。
さらに、本発明に係る磁気ヘッド用コアは、サイドコア
とセンタコアとを接合し、この接合面よりセンタコアを
横切って複数の孔および磁極が交互に所定間隔で整列す
るような同一態様の孔加工を施した一対のコア接合体を
用い、前記各コア接合体を各センタコアで所定のスリッ
トを設けて向い合せにかつ前記各々の磁極が市松状に配
列するように接合してコアブロックを形成し、一方の前
記コア接合体の各磁極を分割するような位置で該コアブ
ロックを順次裁断してコアピースが形成され、該コアピ
ースを挟んで一対のスライダを接合してなる磁気ヘッド
用コアであって、前記一対のスライダ間では前記スリッ
トと前記孔加工面とが連続していることを特徴とする。
〔作用〕
本発明に係る磁気ヘッド用コアの加工方法によれば、コ
アブロックを構成するサイドコアとセンタコアのコア接
合体を形成するに際し、予めトラック溝等の加工を施さ
ないでコア接合体を作成した優、読取り/書込み用の磁
極を形成するコア接合体と消去用の磁極を形成するコア
接合体に対し、それぞれ同一寸法の幅と離間距離とを有
する溝加工を行うことにより、前記溝加工の工数を大幅
に省略すると共に均質加工を容易かつ高精度に達成する
ことができる。また、コアブロックの加工に際し、各コ
ア接合体の磁極形成を行うための位置合せも容易となる
ばかりでなく、これらコア接合体の接合固定に際して溝
加工部分へのガラス充填やラップ処理を行うことによっ
て、コアブロックの加工時間を短縮し、コアピースの成
形も容易かつ高精度になし得る。
従って、本発明によれば、品質の安定した磁気ヘッドを
低コストに量産することができる。
〔実施例〕
次に、本発明に係る磁気ヘッド用コアの実施例につき、
その典型的な加工方法を示す添付図面を参照しながら以
下詳細に説明する。
第1図乃至第12図は、本発明に係る磁気ヘッド用コア
の加工工程の一実施例を示すものである。なお、本実施
例において、説明の便宜上第13図乃至第23図に示す
従来の加工工程における磁気ヘッド用コアと同一の構成
部分については、同一の参照符号を用いて説明する。
第1図乃至第3図は、本発明による磁気読取り/書込み
部側コア接合体16の加・工工程を示すものである。す
なわち、本実施例においては、第1図に示すように、予
めサイドコア10とセンタコア12とをその接合面間で
石英皮膜およびガラスを熱拡散させて接合固着した後、
第2図および第3図に示すように、それぞれ所定間隔離
間させてセンタコア12の上面を全面的に横断するトラ
ック溝14cを刻設する。同様に、第4図乃至第6図は
、本発明による磁気消去部側コア接合体22の加工工程
を示すものである。この場合も、第4図に示すように、
予めサイドコア18とセンタコア20とをその接合面間
で石英皮膜およびガラスを熱拡散させて接合固着した後
、第5図および第6図に示すように、それぞれ所定間隔
離間させてセンタコア20の上面を全面的に横断するト
ラック溝24Cを刻設する。しかるに、本発明において
、磁気消去部側コア接合体22に刻設するトラック溝2
4cは、前述した磁気読取り7m込み部側コア接合体1
6に刻設するトラック$ 140とその溝幅(データ幅
)および離間距離を同一寸法に設定する。この結果、前
記各コア接合体16.22に対するトラック溝14C1
24Cの刻設は、同一寸法で簡便に加工することができ
る。
なお、前述したように、本発明においては、磁気読取り
/書込み部側コア接合体16および磁気消去部側コア接
合体22にそれぞれ刻設するトラック溝14c、24c
は、それぞれ同一寸法であるため、トラック溝14C1
24Cの孔加工を同時に行うことができる。
このように構成した前記各コア接合体16゜22は、一
方のコア接合体16において隣接する各一対のトラック
溝14G、14cを磁気読取り/書込み用磁極を形成す
る孔部14とし、また他方のコア接合体22において1
つ置き毎のトラック溝24cを磁気消去用磁極を形成す
る孔部24として、第7図に示すように、各コア接合体
16.22を各センタコア12.20で所定のスリン1
〜を設けて向い合せにかつ各磁極が市松状に配列するよ
うな位置合せを行い、それぞれセンタコア12゜20部
分でガラス薄板26を介してガラス接着し、第8図に示
すように、センタコアを積層形成した一定のコアブロッ
ク28を構成する。また、コアブロック28の加工に際
し、磁気読取り/書込み用磁極を形成する孔部14およ
び消去用磁極を形成する孔部24にそれぞれガラス充填
を施し、その後ラップ処理を行って余分なガラス材料を
除去する。
次に、このコアブロック28を、第9図に破線で示すよ
うに設定したスライス線に沿って、スライシングマシン
等によってスライスして第10図に示すような多数のコ
アピース30を得る。このようにして得られたコアピー
ス30は、全厚寸法加工を施すと共に適宜鏡面仕上げを
行った後、上端部両側面に対しそれぞれスライダ32.
34を接着剤等によって接合固着して、第11図に示す
ようなコアユニット36を構成する。そして、このコア
ユニット36に、第12図に示すように、コイル38.
40および孔部コアピース42を装着ないし接合固定す
ることにより、所要の磁気ヘッドを構成づることができ
る。
〔発明の効果〕
前述した実施例から明らかなように、本発明によれば、
サイドコアとセンタコアとのコア接合体を構成するに際
し、予めコア接合体を形成した後、磁気読取り/書込み
用!!極を形成するためのトラック溝と消去用磁極を形
成するためのトラック溝とをそれぞれ同一寸法で刻設す
ることができ、これにより従来の溝加工に比べて作業工
数の低減と共に加工作業も容易化され加工精度も著しく
向上させることができる。
なお、コア接合体に対するトラック溝の加工に際して、
加工作業も一段と省力化され、加工作業能率を高めるこ
とができる。
また、これらコア接合体によりコアブロックを構成する
に際しても、磁気読取り用磁極を形成する孔部と消去用
磁極を形成する孔部との位置合せも容易となり、しかも
これら孔部に対するガラス充填やラップ処理もコアブロ
ックの加工時に一括処理することができるので、作業工
数の低減と共に作業時間の短縮化を実現することができ
る。従って、品質の安定した磁気ヘッド用コアを短時間
に量産することができ、磁気ヘッドの品質向上を図るこ
とができるばかりでなく、製造コス1−も大幅に低減す
ることができる。
以上、本発明の好適な実施例について説明したが、本発
明の精神を逸脱しない範囲内において種々の設計変更を
なし得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第12図は本発明に係る磁気ヘッド用コアの
加工工程の一実施例を示すそれぞれコアの斜視図および
要部平面図、第13図乃至第23図は従来の磁気ヘッド
用コアの加工工程を示すそれぞれコアの斜視図および要
部平面図である。 10.18・・・サイドコア 12.20・・・センタコア 14.24・・・孔部 16.22・・・コア接合体 26・・・ガラス薄板 28・・・コアブロック 30・・・コアピース 32.34・・・スライダ 36・・・コアユニット 38.40・・・コイル 42・・・後部コアビース FIG、3      FIG、6 FIG、9         FIo、10FIG、1
1 FIG、13 FIG、12 FIo、14 号、17

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ナイトコアとセンタコアとの接合により第一、第
    二のコア接合体を形成し、前記各コア接合体に対して各
    々の接合面を横切ってセンタコアを貫通する孔が各接合
    面に沿って複数配列するように孔加工を施して前記各コ
    ア接合体に複数の磁極を同態様に形成し、前記各コア接
    合体を各センタコアで所定のスリットを設けて向い合せ
    にかつ前記各々の磁極が市松状に配列するように接合し
    てコアブロックを形成し、一方の前記コア接合体の各磁
    極を分割するような位置で該コアブロックを順次裁断し
    てコアピースを形成し、該コアピースの裁断面を挟んで
    一対のスライダを接合することを特徴とする磁気ヘッド
    用コアの加工方法。
  2. (2)サイドコアとセンタコアとを接合し、この接合面
    よりセンタコアを横切って複数の孔および磁極が交互に
    所定間隔で整列するような同一態様の孔加工を施した一
    対のコア接合体を用い、前記各コア接合体を各センタコ
    アで所定のスリットを設けて向い合せにかつ前記各々の
    磁極が市松状に配列するように接合してコアブロックを
    形成し、一方の前記コア接合体の各磁極を分割するよう
    な位置で該コアブロックを順次裁断して形成するコアピ
    ースであって、 前記裁断された磁極と裁断されない磁極の各々は前記ス
    リットおよび前記孔加工面を挟んで各々独立しているこ
    とを特徴とする磁気ヘッド用コアのコアピース。
  3. (3)サイドコアとセンタコアとを接合し、この接合面
    よりセンタコアを横切って複数の孔および磁極が交互に
    所定間隔で整列するような同一態様の孔加工を施した一
    対のコア接合体を用い、前記各コア接合体を各センタコ
    アで所定のスリットを設けて向い合せにかつ前記各々の
    磁極が市松状に配列するように接合してコアブロックを
    形成し、一方の前記コア接合体の各磁極を分割するよう
    な位置で該コアブロックを順次裁断してコアピースが形
    成され、該コアピースを挟んで一対のスライダを接合し
    てなる磁気ヘッド用コアであって、 前記一対のスライダ間では前記スリットと前記孔加工面
    とが連続していることを特徴とする磁気ヘッド用コア。
JP2966687A 1987-02-13 1987-02-13 磁気ヘツド用コアおよびそのコアピ−ス並びにこれらの加工方法 Pending JPS63200308A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60150215A (ja) * 1984-01-14 1985-08-07 Ngk Insulators Ltd 複合型磁気ヘツド用コアの製造法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60150215A (ja) * 1984-01-14 1985-08-07 Ngk Insulators Ltd 複合型磁気ヘツド用コアの製造法

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