JPS63198315A - 固体電解コンデンサの製造方法 - Google Patents

固体電解コンデンサの製造方法

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JPS63198315A
JPS63198315A JP3101387A JP3101387A JPS63198315A JP S63198315 A JPS63198315 A JP S63198315A JP 3101387 A JP3101387 A JP 3101387A JP 3101387 A JP3101387 A JP 3101387A JP S63198315 A JPS63198315 A JP S63198315A
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JP
Japan
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layer
anode body
solder
solid electrolytic
electrolytic capacitor
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Application number
JP3101387A
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Inventor
斉木 義彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は固体電解コンデンサの製造方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、固体電解コンデンサは弁作用を有する金属粉末を
加圧成形して成る陽極体を主体とするコンデンサ素子に
外装樹脂を被覆して形成されていた。
第2図は従来の固体電解コンデンサの一例を示す断面図
である。
第2図に示すように弁作用を有する金属粉末を加圧成形
して形成された円筒状の陽極体11にあらかじめ弁作用
を有する金属線を陽極リード12として植立し真空焼結
して、陽極体11の円筒の側面と底面に陽極酸化の手法
により酸化皮膜層を形成し、酸化度M層表面に二酸化マ
ンガン等の半導体層を形成する。更に、接触抵抗を減少
するためグラファイト層13を介在させて順次銀ペース
ト層14.はんだ層15から成る陰極導体層を形成し、
コンデンサ素子20の陽極リード12に陽極リード引出
し線]9を溶接し、側面のはんだ層15に陰極リード1
7をはんだ付けし、コンデンサ素子20の全面を熱硬化
性樹脂材にて被覆して外装樹脂体を形成することにより
固体電解コンデンサ素子が得られていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述したように、従来の固体電解コンデンサは、はんだ
層形成時の熱によりはんだ層がグラファイト層から剥離
するいわゆるはんだ剥離現象が生じ、誘電体損失の正接
(以下tanδと称す)が増大するという欠点がある。
このはんだ剥離現象は、はんだ、銀ペースト、グラファ
イトの熱膨張係数が異なるために発生するものであり、
急激な温度変化を受ける素子底面部の剥離がほとんどで
ある。
急激な温度変化を緩和するためにはんだ浴浸漬前に素子
を100〜150℃の雰囲気中に数十秒〜数分間放置し
、素子をあらかじめ温めた後浸漬して、はんだ剥離なあ
る程度抑えることが可能であるが、素子を温める時間だ
け作業性が劣るという問題点があった。
本発明の目的は、はんだ剥離現象がなく、誘電体損失の
正接の増大がない固体電解コンデンサの製造方法を提供
することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の固体電解コンデンサの製造方法は、弁作用を有
する金属粉末と金属線を加圧成形した後真空焼結しリー
ドが植立された陽極体を形成する工程と、前記陽極体を
陽極酸化して表面に酸化被膜を形成する工程と、前記陽
極体を硝酸マンガン溶液中に浸漬した後熱処理して酸化
皮膜の上に二酸化マンガン層を形成する工程と、前記陽
極体をグラファイト懸濁液中に浸漬した後乾燥して前記
二酸化マンガン層の上にグラファイト層を形成する工程
と、前記陽極体を銀粉末を含む懸濁液中に浸漬した後乾
燥して前記グラファイト層の上に銀ペースト層を形成す
る工程と、前記陽極体の底面部樹脂層を被着させる工程
と、前記樹脂層が被着された底面部を除く前記銀ペース
ト層上にはんだ層を被覆する工程とを含んで構成される
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
第1図は本発明の一実施例を示す断面図である。
タンタル粉末を加圧成形し、高温で真空焼結した陽極体
1にタンタルリード2を植立させた後、リン酸水溶液中
で化成電圧100Vを印加して陽極酸化し、タンタルの
酸化皮膜(図示省略)を形成した。次に、硝酸マンガン
溶液中に浸漬して硝酸マンガンを付着さぜな後、温度2
50〜300℃の雰囲気中で熱分解して二酸化マンガン
N(図示省略)を形成した。この浸漬および熱分解は数
回繰り返し行う。次に、水溶性高分子材の水溶液にグラ
ファイト粉末を懸渇させたグラファイト液中に二酸化マ
ンガン層を形成した素子を浸漬した後、温度150〜2
00°Cの雰囲気中で乾燥してグラファイト層3を形成
した。次に、銀粉末とアクリル樹脂からなる銀ペースト
を有機溶剤にて希釈した溶液中に素子を浸漬した後温度
150〜200℃の雰囲気中で乾燥してペースト層4を
形成した。
次に、素子底面部に液状エポキシ樹脂を被着させ、温度
150〜170℃の雰囲気中で乾燥して樹脂層6を形成
した。次に、温度200〜260℃のはんだ浴に、フラ
ックス(図示省略)をつけた素子を予備加熱をしないで
浸漬して、はんだ層5を形成したにの時、はんだ剥離は
全く見られなかった。比較のため銀ペースト層4まで本
実施例と同一方法、同一材料にて作成した素子を同一条
件ではんだ浴に浸漬した結果、75%のはんだ剥離が発
生した。次に、はんだ付は可能な先端部をL形に折り曲
げた陽極リード引出し線9を溶接し、はんだ層5に陰極
リード引出し線7をはんだ付けして、素子の全周面を熱
硬化性樹脂材にて被覆して外装樹脂R6を設は樹脂外装
型のタンタル固体電解コンデンサを形成した。
このように作製したタンタル固体電解コンデンサの中か
ら任意に200個取り出し、周波数IKHz″rtan
δを測定した。従来品との比較結果を第1表に示す。
第1表 上述のように、本発明の固体電解コンデンサは、第1表
に示す如く、tanδの平均値、ばらつきとも小さいこ
とがわかる。
上記実施例では、弁作用を有する金属としてタンタルを
用いたが、タンタル以外にニオブ、バナジウム、ハフニ
ウム、ジルコニウム等を用いることができる。また、素
子底面部を被覆する樹・脂としてエポキシ樹脂を用いた
が、フェノール、シリコーン、ポリイミド、フェノール
変性エポキシ、ポリ塩化ビニル、アクリル、セルロース
、フッソ系アクリルポリマー等の樹脂およびそれらの混
合物を用いることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、銀ペースト層形成後の素
子底面に樹脂層を形成した後、素子側面部にのみはんだ
層を形成することにより下記に述べる効果がある。
(1)素子底面部に形成された熱伝導性が小さく、はん
だと濡れない樹脂がはんだ浴浸漬時の急激な熱応力を緩
和してはんだ剥離を防止する。
(2)素子底部のはんだ剥離を防止できるので、従来剥
離対策をして行っていた複数回の銀ペースト塗布を1回
に゛削減できる。
(3)素子側面の樹脂が形成されていないのでリード引
出し線をはんだ付けできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図は従来
の固体電解コンデンサの一例を示す断面図である。 1・・・陽極体、2・・・陽極リード、3・・・グラフ
ァイト層、4・・・銀ペースト層、5・・・はんだ層、
6・・・樹脂層、7・・・陰極リード、8・・・外装樹
脂、11・・・陽極体、12・・・陽極リード、13・
・・グラファイト層、]4・・・銀ペースト層、15・
・・はんだ層、17・・・陰極リード、18・・・外装
樹脂。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  弁作用を有する金属粉末と金属線を加圧成形した後真
    空焼結しリードが植立された陽極体を形成する工程と、
    前記陽極体を陽極酸化して表面に酸化被膜を形成する工
    程と、前記陽極体を硝酸マンガン溶液中に浸漬した後熱
    処理して酸化皮膜の上に二酸化マンガン層を形成する工
    程と、前記陽極体をグラファイト懸濁液中に浸漬した後
    乾燥して前記二酸化マンガン層の上にグラファイト層を
    形成する工程と、前記陽極体を銀粉末を含む懸濁液中に
    浸漬した後乾燥して前記グラファイト層の上に銀ペース
    ト層を形成する工程と、前記陽極体の底面部に樹脂層を
    被着させる工程と、前記樹脂層が被着された底面部を除
    く前記銀ペースト層上にはんだ層を被覆する工程とを含
    むことを特徴とする固体電解コンデンサの製造方法。
JP3101387A 1987-02-13 1987-02-13 固体電解コンデンサの製造方法 Pending JPS63198315A (ja)

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