JPS63193760A - 網接続制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野〕 この発明は、ＰＢ傷信号用いてリングバック信号を発生
する網接続制御装置に関するものである。

〔従来の技術〕

、第２図は従来の網接続制御装置の構成を示す図である
。

この図において、１．２は電話機が接続される内線、３
はファクシミリが接続される内線、４はデータ端末、５
は回線、６は保護回路、７は着信検出回路、８は極性検
出回路、９はループ作成回路、１０は呼出信号発生回路
、１１，１２．１３はそれぞれ前記内線１．２．３のル
ープ監視回路、１４．１５は電源で、それぞれの電圧は
＋ＥＶ、−ＥＶとなっている。１６はＰＢ信号受信回路
、１７は１１００Ｈｚ検出回路、１８は音声合成送出回
路、１９は信号発生手段としてのＰＢ信号送出回路で、
自動発信用のＰＢ傷信号送出する。２０はＢＥＥＰ送出
回路、２１は変復調回路、２２は信号切換回路、２３は
着信用のリレースイッチ、２４は呼出信号発生回路切替
用のリレースイッチ、２５，２６．２７は内線切替用の
リレースイッチ、２８は着信選択スイッチ、２９はリン
グバック信号発生回路、１００は制御回路である。

次にその機能の一例について説明する。

この網接続制御装置では、着信があり、制御回路１００
が着信検出回路７を介して着信を検出すると、リレース
イッチ２３を反転させ、ループ作成回路９によって回線
５を捕捉して仮着信を行う。次いで、ＢＥＥＰ送出回路
２ｏによる例えば１１００ＨｚのＢＥＥＰおよび音声合
成送出回路１Ｂによる例えば「お呼びしますので、お待
ち下さい。」等のメツセージを順次回線５を介して発信
側に送出し、仮着信したことおよび内線の選択信号が受
信可能であることを通知する。そして、この仮着信徒の
一定時間、例えば選択信号受信可能時間としての６秒以
内に回線６を介して選択信号としてのＰＢ傷信号送出さ
れてきたときは、制御回路１００がＰＢ信号受信回路１
６を介して取り込んだこのＰＢ傷信号情報を判断して、
内線１〜３のいずれかに着信させる。例えば内線２が選
択されたのであれば、リレースイッチ２４．２６を反転
させるとともに、呼出信号発生回路１０を起動し１、呼
出信号発生回路１０で発生された呼出信号は内線２に接
続された電話機（図示せず）に到達して、その内部のサ
ウンダを鳴動させる。

第３図は以上の動作シーケンスを示す図である。

また、６秒以内にＰＢ傷信号送出されてこなかったとき
には、呼出信号発生回路１０で発生された呼出信号が、
着信選択スイッチ２８によりあらかじめ選択されている
内線１に接続された電話機（図示せず）に到達し、その
内部のサウンダを鳴動させる。

いずれの場合にも、サウンダの鳴動中にオフフックすれ
ば、ループ監視回路１１または１２によりループオンが
検出されるので、制御回路１００はリレースイッチ２４
を反転させるとともに、ループ作成回路９および呼出信
号発生回路１ｏを制止して通話可能な状態とする。

このような網接続制御装置では、着信時に一旦、ループ
作成回路９によって回線５を捕捉して仮着信を行うため
、この時点で電話網から送出されるリング信号に対応す
るリングバック信号によるリングバックトーンが停止し
た状態となり、発信者に着信を誤認させる。これを防ぐ
ために従来は音声合成送出回路１８によりメツセージを
送出したのち、接続する内線の電話機のサウンダを鳴動
させる時に、４００Ｈｚの信号を１６Ｈｚの信号で変調
してリングバック信号を発生するリングバック信号発生
回路２９により着信が行われるまでの間、リングバック
信号を回線５より電話網に送出していた。また、内線転
送中にも、同様にリングバック信号を発生させて回線５
より電話網に送出していた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記のような従来の網接続制御装置では、発振器を備え
たリングバック信号発生回路２９を設ける必要があった
ため、装置のコストが上がるという問題点があった。

この発明は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、リングバック信号発生回路を新たに設けることな
く容易な構成でリングバック信号を発生して電話網に送
出できる網接続制御装置を得ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係る網接続制御装置は、ＰＢ傷信号より内線
が選択されてから着信までの間および内線転送中、一定
時間間隔で所定の変調音を送出するリングバック信号と
近似した時間間隔で信号発生手段よりＰＢ傷信号たはＰ
Ｂ傷信号生成するための正弦波信号を発生させ、かつＰ
Ｂ傷信号より内線が選択されてから選択された内線への
着信までの間および内線転送中のリングバック信号の有
信号時間帯で、ＰＢ傷信号たはＰＢ傷信号生成するため
の正弦波信号をリングバック信号の変調を行うための信
号の周期に近似させてオン、オフ制御する制御手段を備
えたものである。

〔作用） この発明においては、ＰＢ傷信号より内線が選択されて
から選択された内線への着信までの間および内線転送中
に、制御手段が信号発生手段よりＰＢ傷信号たはＰＢ傷
信号生成するための正弦波信号をリングバック信号と近
似した時間間隔で発生させ、かつリングバック信号の有
信号時間帯で、リングバック信号の変調を行うための信
号の周期に近似させてオン、オフ制御し、これらの信号
がリングバック信号として電話網へ送出される。

〔実施例〕

第１図は、第２図に示した網接続制御装置と同様の機能
を有するこの発明の網接続制御装置の一実施例の構成を
示す図である。

この図において、第２図と同一符号は同一または相当部
分を示し、３０は制御手段である。

次にリングバック信号の発生動作について説明する。

この発明の網接続制御装置は、仮着化後に着信する内線
の選択がＰＢ傷信号よって行われると、内線が選択され
てから着信までの一定時間制御手段３０がＰＢ信号送出
回路１９から低群の６９７Ｈｚの正弦波信号をリングバ
ック信号と近似した時間間隔で断続的に発生させ、かつ
通常の４００Ｈｚの信号を１６Ｈｚの信号で変調して生
成されるリングバック信号の有信号時間帯、例えば１秒
間で、リングバック信号の変調を行うための１６Ｈｚの
信号の周期、すなわち約６０ｍ５に近似させてオン、オ
フ制御する。また、リングバック信号の無信号時間帯、
例えば、２秒間では、オフ状態とする。このようにして
発生されて、回線５へ送出されたリングバック信号は、
その信号成分および波形が通常のリングバック信号に類
似しているため、発信者の電話機においてはリングバッ
クトーンが送出されているのと同じ状態を得ることかで
きる。この実施例では６９７Ｈｚの正弦波信号を発生さ
せたが、７７０Ｈｚ、８５２Ｈｚ、９４１Ｈｚ、１２０
９Ｈｚ、１３３６Ｈｚ、１４４７Ｈｚの正弦波信号を発
生させても、聴感上違和感のないリングバック信号を得
ることができる。

また、ＰＢ傷信号生成するための正弦波信号を元にして
発生させたリングバック信号を用いることによって、前
述したようなＰＢ傷信号用いた選択着信機能やＰＢ傷信
号用いた内線転送機能等を備えた網接続制御装置におい
て誤動作が生じることを防ぐために、６９７Ｈｚの一種
類の周波数成分の正弦波信号のみを用いたが、ＰＢ傷信
号対応した接続制御を行う網接続制御装置を、ＰＢ傷信
号例えば３０ｍｓ以上連続して検出したときに、上記の
接続制御を行うように構成しておけば、２種類の周波数
成分からなる通常のＰＢ傷信号用いることも可能になり
、この場合にも聴感上違和感のないリングバック信号を
得ることができる。

変復調回路を有し、端末等が接続可能な網接続制御装置
では、一般に自動発信を行うためのＰＢ信号送出回路を
備えているので、新たな構成要素としては制御手段を付
加するだけでよい。

なお、上記実施例では制御手段３０を制御回路１００内
に組み込み、電気的な制御によって直接ＰＢ信号送出回
路１９をオン、オフ制御するように構成したが、オン、
オフ制御をリレースイッチ等を設けて行うように構成す
ることも可能である。

また、上記実施例ではリングバック信号の変調を行うた
めの１６Ｈｚの信号の周期に対応した６０ｍ５で正弦波
信号をオン、オフしたが、これは１６Ｈｚ〜３０Ｈｚの
周期に対応した時間オン。

オフすれば実用上問題がなく、また、これらの範囲で変
化させるようにしてもよい。

（発明の効果） この発明は以上説明したとおり、ＰＢ傷信号より内線が
選択されてから着信までの間および内線転送中、一定時
間間隔で所定の変調音を送出するリングバック信号と近
似した時間間隔で信号発生手段よりＰＢ傷信号たはＰＢ
傷信号生成するための正弦波信号を発生させ、かつＰＢ
傷信号より内線が選択されてから選択された内線への着
信までの間および内線転送中のリングバック信号の有信
号時間帯で、ＰＢ傷信号たはＰＢ傷信号生成するための
正弦波信号をリングバック信号の変調を行うための信号
の周期に近似させてオン、オフ制御する制御手段とを備
えたので、リングパック信号発生回路を新たに設けるこ
となく、簡易な構成でリングバック信号を発生でき、ま
た、ＰＢ傷信号用いた接続制御にも悪影響を与えないと
いう効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の網接続制御装置の一実施例の構成を
示す図、第２図は従来の網接続制御装置の構成を示す図
、第３図は内線への選択着信の動作シーケンスを示す図
である。 図中、１．２．３は内線、４はデータ端末、５は回線、
６は保護回路、７は着信検出回路、８は極性検出回路、
９はループ作成回路、１０は呼出信号発生回路、１１．
１２．１３はループ監視回路、１４．１５は電源、１６
はＰＢ信号受信回路、１７は１１００Ｈｚ検出回路、１
８は音声合成送出回路、１９はＰＢ信号送出回路、２０
はＢＥＥＰ送出回路、２１は変復調回路、２２は信号切
換回路、２３は着信用のリレースイッチ、２４は呼出信
号発生回路切替用のリレースイッチ、２５．２６．２７
は内線切替用のリレースイッチ、２日は着信選択スイッ
チ、３０は制御手段、１００は制御回路である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電話網の回線を複数の内線に分岐交換し、前記電話網に
   送出するＰＢ信号およびこのＰＢ信号を生成するための
   正弦波信号を発生する信号発生手段を備えるとともに、
   前記電話網からの着信前に仮着信を行い、この仮着信か
   ら一定の選択信号受信可能時間内に前記電話網の回線を
   介して送出されてくるＰＢ信号による前記内線への選択
   着信または内線転送の少なくとも一方を行う網接続制御
   装置において、前記ＰＢ信号により内線が選択されてか
   ら前記着信までの間および内線転送中、一定時間間隔で
   所定の変調音を送出するリングバック信号と近似した時
   間間隔で、前記信号発生手段より前記ＰＢ信号または前
   記ＰＢ信号を生成するための正弦波信号を発生させ、か
   つ前記ＰＢ信号により前記内線が選択されてから選択さ
   れた前記内線への着信までの間および内線転送中の前記
   リングバック信号の有信号時間帯で、前記ＰＢ信号また
   は前記ＰＢ信号を生成するための正弦波信号を前記リン
   グバック信号の変調を行うための信号の周期に近似させ
   てオン、オフ制御する制御手段を備えたことを特徴とす
   る網接続制御装置。