JPS63193514A - 高周波コイル - Google Patents

高周波コイル

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Publication number
JPS63193514A
JPS63193514A JP2658787A JP2658787A JPS63193514A JP S63193514 A JPS63193514 A JP S63193514A JP 2658787 A JP2658787 A JP 2658787A JP 2658787 A JP2658787 A JP 2658787A JP S63193514 A JPS63193514 A JP S63193514A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flanges
strands
core
gap
wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2658787A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiko Ota
幸彦 太田
Hidenori Kakehashi
英典 掛橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2658787A priority Critical patent/JPS63193514A/ja
Publication of JPS63193514A publication Critical patent/JPS63193514A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、けい光灯用インバータ電子安定器や他の種
々の機器に用いる高周波コイルに関するものである。
〔背景技術〕
従来、高周波コイルとして、主脚の両端にフランジを設
けたボビン状の開磁路型コアを用いたものがある。両フ
ランジ間のギャップは数n程度のものである0巻線はリ
ッツ線等を用いており、復列で多層に巻装される。
しかし、このように複列に巻装すると、コアの両フラン
ジ間のギャップを通過する磁束に、フランジと垂直な成
分だけでなく平行な成分も生じる。
このため素線の導電体中に渦電流損が生じる。また、素
線を復列で多層にS装する場合、素線間に空間が大きく
生じ、また絶縁被覆の占める割合が多くなり、一定のイ
ンダクタンスを得るにつき小型化が図り難いという問題
点があった。
〔発明の目的〕
この発明は、素線中で渦電流を員を生しることがなく、
かつ同じくインダクタンスを得るにつき小型化が図れる
高周波コイルを提供することを目的とする。
〔発明の開示〕
この発明の高周波コイルは、主脚の両端にフランジを有
するコアと、前記両フランジ間のギャップに略等しい幅
のリボン状の素線を前記コアの前記主脚に重ね巻きした
巻線とを備えたものである。
この発明の構成によれば、素線にコアのフランジ間のギ
ャップに略等しい幅のリボン状のものを用いており、単
列に巻装するので、前記フランジ間のギヤノブを通過す
る磁束はフランジ面にほとんど垂直であり、平行成分が
少ない。そのため、素線の導電体中に渦電流…が生じな
い。また、リボン状の素線を単列で重ね巻きするので、
素線間の空間が小さく、かつ絶縁被覆の占める割合が小
さくてすむ。したがって、同じインダクタンスを得るに
つき小型化できる。
実施例 この発明の一実施例を第1図ないし第3図に基づいて説
明する。この高周波コイルは、主111111aの両端
にフランジ1bを有するボビン状の開磁路型のコアlと
、前記両フランジlb間のギャップ間隔Bに略等しい幅
のリボン状の素線2を前記主脚1に重ね巻きした巻線3
とを備えたものである。
主脚1aには絶縁フィルム4を巻回し、その上に素線2
を巻付ける。
コア1のギャップの間隔Bは1011以下(例えば数I
m程度)であり、主脚1の断面形状およびフランジ1b
の側面形状は、丸形または角形等としである。コアlは
フランジ1bを含んで全体を磁性体としあり、その材質
は、高周波に適したフェライト材、アモルファス材、ま
たはその腹合したもの等が用いられる。特に、Mn−Z
nフェライト祠は、抵抗率が一般に1〜100Ω・CI
であり、好適である。鉄系アモルファス材も使用できる
が、抵抗率が10−6Ω・■と低く、導電部との間に絶
縁被覆が必要である。
素線2は、第1図および第2図に示すような構造のマグ
ネットワイヤであり、外側被覆2cはポリオレフィン系
、ポリエステル、ナイロン等の熱可塑性樹脂および可撓
性のある半硬化不飽和ポリエステル樹脂等からなる。外
側被覆2cにフェライト等の磁性粉を混入すると、Q値
の向上が図れる。エナメル被覆2bは、ポリウレタン1
ポリエステル、ナイロン、ホルマール樹脂等の5〜30
μm厚のものである。エナメル被覆2bの厚みは長径方
向(幅方向)の両端2b’で50μm以上必要であり、
100μm以上が望ましい。短径方向(厚さ方向)は数
μm以上あればよい。隣り合う素線2間の絶縁構成は、
エナメル被覆2b81層と外側被覆2C各1層との計4
層となり、ピンホール等の欠陥が導電体2a間に貫通す
ることはない。また、通常隣り合う導電体2a間に印加
される電圧は低い。そのため、巻線3のスペースファク
タを高めるために、4Nの絶縁層の合計厚さを10μm
以下に抑えることが望ましい。導電体2aは、銅合金ま
たはアルミニウムでリボン状としてあり、短径は0.1
〜1璽璽、長径は数l■としである。
この構成によると、素線2にコア1のフランジlb間の
ギャップ間隔Bに略等しい幅のリボン状のものを用いて
おり、単列に巻装するので、第3図に破線で示すように
フランジlb間のギャップを通過する磁束はフランジ1
b面にほとんど垂直であり、平行成分が少ない。そのた
め、素線2の導電体2a中に渦電流損が生じない。また
、リボン状の素線2を単列で重ね巻きするので、素線2
間の空間が小さく、かつ絶縁被覆の占める割合が小さく
てすむ。したがって、同じインダクタンスを得るにつき
小型化できる。
また、素線2にこの実施例の構成のものを用いた場合は
、幅方向両端においてエナメル被覆2bおよび外側被覆
2cの厚みを十分に厚くしであるので、コア1のフラン
ジ1bとの間の絶縁耐力が確保される。そのため特別な
加工が不要で低コストとできる。この実施例のような間
隔Bが数mlのボビン形のコアlにリボン状の素線2を
巻回した巻線3の絶縁方法として、他に次のように成型
ボビンを用いる方法、樹脂コーティングを行う方法、絶
縁フィルムを用いる方法等が採用できる。しかし、これ
らにはいずれも加工面や絶縁性能に問題があり、この実
施例の素線2を用いることが望ましい。すなわち、成型
ボビンをコア1に被せると、ボビンの肉厚とクリアラン
スとで少なくとも3 am程度の厚さを余分に必要とし
、素線のスペースファクタが小さくなる。コア1にナイ
ロン、アクリル、エポキシ等の樹脂を静電塗装や流動浸
せき法でコーティングする場合は、コーティング層に厚
みむらが生したり、ピンホールが発生したりする恐れが
あり、絶縁性の信顛度が低い。絶縁フィルムをコア1の
フランジlbの内側に介在させる方法は、間隔Bが小さ
いために作業が困難である。
これらに比べ、この実施例の素線2を用いると各面で優
れている。
次の表は、を限要素法による解析結果を示す。
この解析結果から、これら実施例1.2は、ギャップで
の漏れ磁束が、従来のギヤツブ付ET形コアの高周波コ
イルよりも少なく、近接した鉄板による特性劣化が少な
いことがわかった。Q4tiは比較例と同等かそれ以上
の値が得られる。このような動特性上の効果があるため
、この高周波コイルはけい光灯用インバータ電子安定器
等に好適である。
同表の比較例は、従来のギャンプ付El形コアを用い、
Q、 I X 30本のリンツ線を用いた例である。実
施例1は、寸法へが30Φ鶴、間隔Bが4Inのコア1
を用い、素線2の被覆厚さCを200μmとしである。
コアlの材質はMn−Znフェライトで抵抗率が50Ω
・1のものである。絶縁フィルム4は、100μm厚の
ポリエステルフィルムを3層巻きとしである。素′gA
2は外側被覆2cがポリエステルのものである。素綿2
の加工方法は、0.6φのポリウレタン等のエナメル線
に200μm厚の外側被覆を設けた丸線を用い、ロール
で押圧することにより厚さ0.20鶴のリボンとしてコ
アlに巻取る方法を用いている。実施例2は、素線2の
厚さを0.10■寵としたものであり、他は実施例1と
同じである。
表 (発明の効果〕 この発明の高周波コイルは、素線にコアのフランジ間の
ギャップに略等しい幅のリボン状のものを用いており、
車列に巻装するので、前記フランジ間のギヤノブを通過
する磁束はフランジ面にほとんど垂直であり、平行成分
が少ない、そのため、素線の導電体中に渦電流i員が生
じない、また、リボン状の素線を単列で重ね巻きするの
で、素線間の空間が小さく、かつ絶縁被覆の占める割合
が小さくてすむ、したがって、同じインダクタンスを得
るにつき小型化できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の断面図、第2図はその巻
線作業の途中の状態の斜視図、第3図は同じくその磁束
流れの説明図である。 !・・・コア、1a・・・主脚、!b・・・フランジ、
2・・・素線、2ト・・導電体、2b・・・エナメル被
覆、2c・・・外6!l被屓、3・・・巻線 1b7ランレ 第1図 u 、O弓 手続補正書(眺 昭和62年11月26日 珈62年特 許 願第026587号 2、発明の名称 高周波コイル 3、補正をする者 事件との関係  出願人 4、代理人 5、補正命令の日付 自発補正 (1)明細書第4頁第4〜6行目、「一般に・・・・・
・と氏く、」とあるを「一般に100Ω・cm以上であ
り、好適である。アモルファス材も使用できるが、低抗
率が10−4Ω・cmと低く、」と訂正する。 (2)明細書第7頁第19行目、r50Ω・CmJとら
るを[500Ω・CmJと訂正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  主脚の両端にフランジを有するコアと、前記両フラン
    ジ間のギャップに略等しい幅のリボン状の素線を前記コ
    アの前記主脚に重ね巻きした巻線とを備えた高周波コイ
    ル。
JP2658787A 1987-02-06 1987-02-06 高周波コイル Pending JPS63193514A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2658787A JPS63193514A (ja) 1987-02-06 1987-02-06 高周波コイル

Applications Claiming Priority (1)

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JP2658787A JPS63193514A (ja) 1987-02-06 1987-02-06 高周波コイル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63193514A true JPS63193514A (ja) 1988-08-10

Family

ID=12197677

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2658787A Pending JPS63193514A (ja) 1987-02-06 1987-02-06 高周波コイル

Country Status (1)

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JP (1) JPS63193514A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009016638A (ja) * 2007-07-06 2009-01-22 Kyocera Chemical Corp 高圧トランスおよびその製造方法
JP2012044150A (ja) * 2010-07-21 2012-03-01 Kobe Steel Ltd リアクトル

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