JPS63193150A - 記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はカラー記録装置に、特に発色剤と特定波長の光
に反応して該発色剤を不動化させる感応物質を内包した
マイクロカプセルをコーティングしたシートを画像形成
シートとして用いるカラー記録装置に関するものである
。

〔発明の概要〕

本発明は、色彩の異なる発色剤と特定波長の光に感応し
て発色剤を不動化させる感応物質を封入したマイクロカ
プセルをコーティングしてなる画像シートに原稿像をス
リント走査型光学系により結像した後、画像シートと現
像シートのコーティング面を重ね合わせた状態で保持し
つつマイクロカプセルを破壊し、前記発色剤と現像剤を
反応させ、現像シート上に原稿と一致したカラープリン
トを得るものである。

〔従来の技術〕

従来、原稿のコピーを得る装置として、電子写真方式を
用いた複写機が広く知られている。

Ｃ発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、従来のカラー複写機においては、シアン
、マゼンタ、イエローのトナーを重ねて色再現するため
各色のトナーの供給が必要であり装置が複雑であった。

又、シアン、マゼンタ、イエローのトナーをそれぞれ印
刷する３回のプロセスが必要であり、色ズレ、印刷速度
の点でも問題があった。

Ｃ問題点を解決するための手段〕 本発明は、上記の問題を解決するため、色彩の異なる発
色剤と特定波長の光に感応して発色剤を不動化させる感
応物質を封入したマイクロカプセルをコーティングして
なる画像シートと、該シートを搬送する手段と、原稿像
を前記画像シートに投影露光するためのスリットを有す
る反射鏡とレンズで構成される投影露光手段と、前記画
像シートの発色剤と反応して発色反応を起こす現像剤を
コーティングしてなる現像シートと、前記露光手段の下
流側において前記画像シートのコーティング面と現像シ
ートのコーティング面を重ね合わせた状態で保持しつつ
画像シートのマイクロカプセルを破壊する手段とで記録
装置を構成した。

〔作用〕

前述した画像シートに、光源により照明された原稿像を
スリットを有する反射鏡とレンズで構成される投影露光
手段を介し、かつこの投影露光手段を走査させながら投
影露光するとカプセルＡＨ。

Ａｚ、Ａｚ内の感応組成物す、、ｂ、、ｂ、の粘度が変
化する。

このように感光した画像シートに圧力をかけてマイクロ
カプセルＡ＋、Ａｘ、Ａｓを破壊すると、光感応を受け
たカプセルと未感応のカプセルから流出する発色前駆物
質の量に差異が生じ、画像シート上には露光波長に相関
する色彩が現出されて原稿に一致したカラープリントが
現出することになる。

（実施例〕 以下に本発明の詳細を図示した実施例に基づいて説明す
る。第１図は、本発明の一実施例を示すものであって、
図中符号１は、第２図面像シートを示す断面図に示すよ
うにシートＢの表面に、シアン、マゼンタ、及びイエロ
ーを呈色する発色先駆物質”　Ｉｎ　ａ　Ｒ＋　ａＳと
各色の発色前駆物質毎に異なる波長λ１．λ２．λ、の
光により感応して粘度等を変化して発色前駆物質を不動
化する感応組成物す、、ｂ、、ｂ、をゼラチン等の薄膜
Ｃにより囲繞したマイクロカプセルＡ　Ｉｎ　Ａ　富、
　Ａ　＊を均一にコーティングしてなる画像シートであ
り、供給ロール１１からガイドローラ１３、露光部１５
、現像装置３を経由して移動するように構成され、巻き
取りロール１２により巻き取られている。

２は、第３図現像シートを示す断面図に示すようにシー
トＥの表面に現像剤りをコーティングしてなる現像シー
トであり、供給ロール１４から現像部３、ロールヒータ
４を経由して移動するように構成されている。

棒状白色光源７　（例えばハロゲンランプ）により照明
された原稿像は、数枚のレンズ群により構成された投影
レンズｌＯおよび反射鏡９のスリット走査型光学系によ
り画像シートｌの画像形成領域に投影露光できる構成に
なっている。８は投影光の光路を示す。

スリット走査型光学系は、図示しない機構により一定速
度で原稿面と平行に走査される。又、同時に画像シート
１もスリット走査型光学系と同一速度で移動し、−回の
走査で原稿６の画像シートｌへの投影露光が完了する。

スリット走査型光学系は、既存の複写機に用いられてい
る光学系と同一機構であり、反射鏡９、投影レンズ１０
の位置をかえることにより、拡大縮小が行える構成とな
っている。

３は、前述した現像装置で上下２本のローラを持ったカ
レンダロールからなり、画像シート１と現像シート２を
重ね合わせた状態で圧搾して、マイクロカプセルＡ＋、
Ａｔ、Ａｓを破壊するように構成されている。なお、図
中符号４は、現像装置３から排出された現像シート２を
加熱して発色を助成するロールヒータを示す。

画像シートｌには、投影露光された原稿像が含む特定波
長の光λ１．λ２．λ、に多数のマイクロカプセルＡ　
Ｉｎ　Ａ　寞、　Ａ　ｓが感応するとともにその光量に
対応して感応組成物ｂ１．ｂ１＋　ｂ＊の硬度が変化し
て潜像が形成される。

このようにして、潜像が形成された領域の画像シート１
は、現像シート２とともに現像装置３に移動される。現
像装置３は、搬送されてきた画像シート１と現像シート
２を重ね合わせた状態で圧力を作用させて、マイクロカ
プセルＡ＋、Ａｘ、Ａｚを破壊する。

この時、画像シート上の各マイクロカプセルＡｔ。

Ａｔ、Ａｓに封入されている光怒応組成物す、、ｂｔ。

ｂ、が露光量に対応して硬化しているため、露光量に対
応してカプセルＡＩ、Ａ！、Ａ３内部から流出する発色
前駆物質ａｌ＊　ａ２．ａ３の量が異なる。

これにより、現像装置３において加圧された部分の画像
シート１からは、露光量に相応した量の発色前駆物質ａ
Ｉｔ　ａｌｒ　ａ３が、現像シート２にコーティングさ
れた現像剤り上に浸み出し、現像剤りと反応して、それ
ぞれシアン、マゼンタ、イエロー色を呈する。言うまで
もなく１つの画素には、３原色を呈色する多数のマイク
ロカプセルがコーティングされているため、１つの画素
は微小な３原色色素の集合として表現され、各原色が融
和した状態で色素が現出される。

現像装置３を出た現像シート２は、ロールヒータ４によ
り加熱され、現像剤り上に浸み出した発色前駆物Ｎ　ａ
ｌｒ　ａｚ＋　ａｓと現像剤りとの反応が急速に進んで
、原稿と一致した色彩パターンが印刷される。

Ｃ発明の効果〕 以上、説明したように本発明によれば従来の電子写真方
式を用いた複写機の欠点であった装置の複雑さ、各色ト
ナーの色ズレ、印刷速度が遅い等を解決した記録装置を
実現できる。

又、スリット走査型の露光手段を用いることにより、大
画面の原稿を記録する場合も、光学系に必要な距離を短
くできるので装置の小型化を実現できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例を示す装置断面図、第２図
は、画像シートを示す断面図、第３図は、現像シートを
示す断面図である。 １・・・画像シート　　　２・・・現像シート３・・・
現像装置　　　　５・・・原稿ガラス６・・・原稿　　
　　　　１０・・・投影レンズ以上 出願人　セイコー電子工業株式会社 代理人　弁理士　最　上　　務（他１名）穿２図 藝４東シート乞五１酋ｉ１［１１因 １３１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 色彩の異なる発色剤と特定波長の光に感応して発色剤を
   不動化させる感応物質を封入したマイクロカプセルをコ
   ーティングしてなる画像シートと、該シートを搬送する
   手段と、原稿像を前記画像シートに投影露光するための
   スリットを有する反射鏡とレンズで構成される投影露光
   手段と、前記画像シートの発色剤と反応して発色反応を
   起こす現像剤をコーティングしてなる現像シートと、前
   記露光手段の下流側において前記画像シートのコーティ
   ング面と現像シートのコーティング面を重ね合わせた状
   態で保持しつつ画像シートのマイクロカプセルを破壊す
   る手段からなる記録装置。