JPH03160447A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ｃ度業上の利用分野〕 本発明は光を利用した画像形成装置、さらに詳しくは、
感光性物質及び転写物質を含むマイクロカプセルを表面
に塗布した感光体を露光する事によって転写物質の転写
性を制御し、該転写物質を転写部材に加圧することによ
り該感光体に形成された画像を該転写部材に転写、定着
させる感光転写型画像形成方法を利用したカラー画像形
成装置に関する． 〔従来の技術〕 感光性物質の持つ光硬化特性もしくは光軟化特性を利用
し、転写物質の転写性を制御して画像を形成するように
した例えば米国特許第３２１９４４６号明細書あるいは
特開昭５８−８８７３９号公報、特開昭５９−３０３５
７号公報等に開示された画像形成方法は、銀塩写真法と
比べて露光後の工程が簡単で、かつ電子写真法に比べて
諧調表現力に優れた利点を有している． しかし画像形成する手段として、感光シートを用いる場
合は画像形成時間を短縮するために画像の露光を感光シ
ートを連続的に移動させて行ない、露光、現像、定着工
程を連続させることが一般的であった．そのため例えば
補助露光装置によりスライドフイルムから、透過画像を
形成しようとする場合には、前記感光シートが移動して
いるため、前記スライドフィルムも感光シートに同期さ
せて移動させる必要があった。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしこの方法によると、例えば補助露光装置によりス
ライドフィルムから、透過画像を形成しようとする場合
には、前記感光シートが移動しているため、前記スライ
ドフィルムも感光シートに同期させて移動させる必要が
あり、補助露光装置の構造が複雑になるた″め、装置が
大きくなるだけでなく、高価になると言う欠点があった
．〔課題を解決するための手段〕 本発明一はこのような問題に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、原稿からの反射画像を露光する
ときは感光シートを移動させるが、原稿以外の画像を露
光するときは、感光シートを停止させ、少なくとも補助
露光装置の画像が結像する露光台は、該画像の範囲を露
光できる面を形成させることにより解決しようとするも
のである．〔実施例〕 以下に本発明の好適な実施例について図面とともに説明
する．第１図は本発明の画像形成装置を示す側断面図で
ある． この画像形成装置１には、感光剤としてシアン、マゼン
タ、イエローの各色素前駆体を収容し、かつレッド、グ
リーン、ブルーの各波長光エネルギーに対して硬化する
マイクロカプセルを分散塗布した感光シ一トｆが使用さ
れ、カセット１０内の供給軸１１に巻かれた感光シ一ト
ｆを露光台２に給送し、ここで原稿ｄ面から集光レンズ
ユニット３を経て感光シートｆ上に導かれた露光ランブ
４の光により原稿画像に応じた潜像を形成した上、圧力
現像ユニット内の上下のローラ５、６間に給送する一方
、給紙カセット内に収容した転写シ一トＳをこれらのロ
ーラ５、６間に導き、両者を圧接することによって露光
工程で硬化しなかった感光シートｆ上のカプセルを破壊
して内部の色素前駆体を転写シートＳ上に転写するよう
にしたもので、その後感光シ一トｆはカセット１０内の
巻取り軸１２により巻取り、転写シ一トＳは加熱定着ユ
ニット８内を通して発色反応の促進と光沢処理を施した
上、トレイ１３上に排出するように構成されている。

画像形成装置１に於て原稿ｄ面を複写する場合は、光Ｂ
４が第１図の左の方から右の方へのスキャン露光と同期
して感光シ一トｆが、カセット１０から送り出されて露
光台２上でスキャン露光される．ここで原稿以外の画像
を照射する一例として、スライドフィルムをスライドオ
プション２０によって露光する場合には、感光フィルム
ｆは露光台２上で停止し、ミラー２２ａが２２ｂの位置
に移動し、スライドオプション２０のスライドフィルム
２３を補助光源２４と投影レンズ２５により露光台２上
の感光シ一トｆに面露光されることにより画像が形成さ
れる． 第２図は本発明による原稿以外の画像を照射する別の実
施例としてスライドオプション２０を画像形成装置１の
上方に配置した場合の実施例に付いて述べた側断面図で
ある．上方のスライドオプション２０からの補助画像を
面露光するには感光シ一トｆを水平に配置する必要があ
り、そのために本実施例では移動自在なガイドローラ２
１を有しており、原稿露光するときにはガイドローラは
２１ａの位置にあり、面露光するときには矢印方向に移
動し２ｌｂの位置で固定される．この状態で感光シ一ト
ｆは水平に配置され、スライドオプション２０からの補
助画像を面露光することができる．補助露光が終了した
ときにはガイドローラ２１は、矢印と逆方向に移動し２
１ａの位置に固定される．感光シ一トｆがたるみを持た
ないようにするためには、カセット１０の巻取軸ｌ２を
回転させることにより、たるみ分削除することができる
． 第３図は本発明によるスライドオプション２０を画像形
成装置１の側方に配置した場合の実施例に付いて述べた
側断面図である．側方のスライドオプション２０からの
補助画像を面露光するには感光シ一トｆを垂直に配置す
る必要があり、そのために本実施例では移動自在なガイ
ドローラ２１を有しており、原稿露光するときにはガイ
ドローラは２１ａの位置にあり、面露光するときには矢
印方向に移動し２ｌｂの位置で固定される。この状態で
感光シ一トｆは垂直に配置され、スライドオプション２
０からの補助画像を面露光することができる。補助露光
が終了したときにはガイドローラ２１は、矢印と逆方向
に移動し２１ａの位置に固定される。感光シ一トｆがた
るみを持たないようにするためには、カセット１０の巻
取軸１２を回転させることにより、たるみ分削除するこ
とができる． 以上のような実施例によれば、原稿以外の画像を補助露
光する場合には、補助露光装置に特別な画像移動装置を
必要とせず、小型で安価な補助露光装置を提供すること
ができる． 本実施例は面露光の例としてスライドオプションの場合
に付いて説明したが、投射型液晶プロジェクターオプシ
ョンや、ＣＲＴ画面を直接または光学レンズを通して露
光するＣＲＴオプション等にも応用できる、 Ｃ発明の効果〕 本発明は、原稿からの反射画像をスキャン露光するとき
は感光シートを同期させで移動させるが、原稿以外の画
像を露光するときは、感光シートを停止させて露光する
ことができるため、例えばスライドフイルムをスライド
オプションにより露光するときに、感光シートに同期さ
せてスライドフィルムを移動させる機構がスライドオプ
ションに不要となりスライドオプションの信頼性を向上
させるとともに、コストダウンに大きな効果を有する．
さらに画像形成装置の構造を市販のスライドブロジェク
タが取り付けられるようにすれば、ユーザは新たに専用
のスライドオプションを購入しなくても、簡単に既に所
有しているスライドブロジエクタで、画像を形成させる
ことができる．また、スライドフィルムだけではなく、
あらゆる静止画像発生装置からの画像を形成することが
できるため、オプションのバリエーションが広くでき、
その効果は絶大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による実施例の側断面図、第２図は本発
明による別の実施例の側断面図、第３図は本発明による
別の実施例の側断面図，１・・・画像形成装置 ２・・・露光台 ２０・・・スライドオプション ２１・・・ガイドローラ である． 以上

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 原稿を照射する照明光源部と、光に反応する光硬化性ま
   たは光軟化性材料及び、色素前駆体を封入したマイクロ
   カプセルを塗布した感光シートと、前記原稿からの反射
   光を集光し前記感光シート上に結像させる光学部と、前
   記光学部からの画像の移動に同期して前記感光シートを
   移動させる露光部と、顕色材が塗布された転写シートと
   、前記色素前駆体を前記転写シート上に転写発色させ画
   像を形成する現像部と、前記転写シートの画像を定着さ
   せる定着部とからなるものにおいて、 前記原稿以外の画像を照射するときは、前記感光シート
   を停止させて露光することを特徴とする画像形成装置。