JPH02248941A - オーバーヘッドプロジェクター - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

〔産業上の利用分野］ 本発明は、単色あるいはカラーの複写装置を備えたオー
バーヘッドプロジェクタ−に関するものである。

【従来技術】

本出願人は、特願昭６１−１１３８７５号において複写
装置を備えたオーバーヘッドプロジェクタ−を提案して
いる。この複写装置は例えば、染料前駆物質および光硬
化性樹脂を内包したマイクロカプセルが表面に塗布され
た感光感圧媒体と、前記染料前駆物質と反応して発色す
る顕色剤が塗布された顕色媒体を用いた複写装置であり
、これによりオーバーヘッドプロジェクタ−を使用する
際、その原稿をその場で即座に複写し、記録、保存する
ことが可能である。

【発明が解決しようとする課題ｌ しかしながら、前記のオーバーヘッドプロジェクタ−に
備えられた複写装置においては、あらかじめ顕色剤が塗
布された顕色媒体上に、オーバーヘッドプロジェクタ−
用原稿の像を複写することはできるが、いわゆる普通紙
、プラスチックフィルムなどに対し複写することは不可
能であった。 【発明の目的］ 本発明は、上述した問題点を解決するためになされたも
のであり、オーバーへッドプロノエクターに用いられる
原稿の像を、あらかじめ顕色剤が表面に塗布されていな
い普通紙、プラスチックフィルムに対し複写できる装置
を提供することにある。 ［ａ題を解決するための手段］ この目的を達成するために本発明のオーバーヘッドプロ
ジェクタ−においては、いわゆる普通紙、プラスチック
フィルムなどに顕色剤を塗布する手段を有する。 【作用１ 上記の構成を有する本発明によれば、オーバーヘッドプ
ロジェクタ−の原稿を、普通紙、プラスチックフィルム
などに複写することができる。 【実施例】 以下、本発明を具体化した一実施例を図面を参照して説
明する。 図において、オーバーヘッドプロジェクタ−（以下ＯＨ
Ｐと略す）１はＯＨＰ用原稿６を載置可能なステージホ
ルダ７を備えている。前記ステージホルダ７の下方には
、投光、露光ランプ８が配置され、更に、そのステージ
ホルダ７と投光、露光ランプ８との闇には７レネルレン
ズ９及Ｃ／７＜ルタ１０が配置されている。前記フィル
タ１０は、投光時に使用される投光用フィルタ部１０＆
と、レッド、グリーン、ブルーの各基本色に対応するフ
ィルタ部１０ｂ、　１０ｅ、　１０ｄと単色露光用フィ
ルタ部１０ｅとから構成されている。前記ステージホル
ダ７の上方には映写レンズ１１及びハーフミラ−１２が
その順序でそれぞれ配置されている。 前記０ＨＰ１の上部には、前記ステージホルダ７上に載
置されたＯＨＰ原稿６の像を複写するために、感光感圧
媒体であるマイクロカプセルシート２７がアンコイラ２
０及びリコイフ２１によって設置されでいる。前記マイ
クロカプセルシート２７は、ＰＥＴ（ポリエチレンテレ
フタレート）を基材とし、そのミラ１−１８に対向する
表面には、光に感応して機械的強度が変化する感光物質
と、染料前駆物質が内包された、イエロー、シアン、マ
ゼンタ各色用の３種のカプセルが塗布されている。 前記へ−７ミラー１２の上方には、露光レンズ１５、シ
ャッター１６及びミラー１８が配置され、露光フンプ８
からの光が前記マイクロカプセルシート２７に投光され
るように構成されている。また、マイクロカプセルシー
ト２７の投光される部分の下方には一対の加圧ローラ１
９が設けられ、前記マイクロカプセルシート２７と、前
記マイクロカプセルの内包物と反応して発色するいわゆ
る顕色剤が表面に塗布された顕色媒体１４を挾持するよ
うに構成されている。さらに前記加圧ローラ１９の下方
には、複写用紙２８に対し、顕色剤を塗布するための顕
色剤供給器２２と、対向ロー２２６が、普通紙２８を挟
んで対向するように設けられ、前記顕色剤供給器２２は
、現像ローラ２５と、顕色剤を帯電させるためのブレー
ド２４と粒子状の顕色剤２３から構成されている。 次に本実施例のオーバーヘッドプロジェクタ−の動作を
説明する。 先ず、通常のＯＨＰとして使用する際は、フィルタ１０
は、可視光をすべて透過する投光用フィルタ１０ｍが選
択され、露光ランプ８からの光は、ステージホルダ７上
のＯＨＰ用原稿６及び映写レンズ１１を透過した後ハー
フミラ−１２により反射され、スクリーン３４に投影さ
れる。この時、シャッタ１６は閉じている９次に、図示
しないコピースイッチをＯＮにすると、マイクロカプセ
ルシートへの露光が行なわれると同時に、用紙トレイ３
２から普通紙である複写用紙２８が供給ローラ２９によ
ってＯＨＰ１内部へ供給される。 詳しくは、まず、フィルタ１０は、レッド色層のフィル
タ１０ｂが選択されるため、露光ランプ８のレッド光の
みが透過され、ＯＨＰ原稿６の像のうちレッド色部分を
透過し、映写レンズ１１、ハーフミラ−１２、露光レン
ズ１５及び開放状態となったシャッタ１６を通過する。 そしてレッド光は、さらにミラー１８で反射されマイク
ロカプセルシー）２７へ至る。これによりマイクロカプ
セルシート２７の表面に塗布されたシアン用のマイクロ
カプセルが硬化される。同様に、グリーン色用のフィル
タ１０ｃ及びブルー色層のフィルタ１０ｄが順次選択さ
れ、その度露光され、原稿６上の像に基づいて、マイク
ロカプセルシートのマゼンタ用のカプセル、イエロー用
のマイクロカプセルが順次硬化する。こうして３回の露
光によりマイシロカプセルシート２フ上に原稿６のカラ
ー画像に応じた光潜像が形成される。一方、先に０ＨＰ
Ｉ内部に供給された複写用紙２８は上方へ搬送され、対
向ロー２２６へ達し、顕色剤が塗布される。ここで、顕
色剤供給器２２内部では、あらかじめ顕色剤２３が現像
ローラ２５及びブレード２４と摩擦されることにより帯
電され現像ロー２２５に付着している。対向ローラ２６
には、上記顕色剤の帯電極性とは異極性の高電圧が直流
電源３４により印加されており、これにより前記現像ロ
ーラ２５と対向ロー？２６の間に電界が生じ、顕色剤が
静電気力によって現像ローラ２５から離れ、複写用紙２
８に付着する。こうして複写用紙２８の表面に粒子状の
顕色剤が塗布された顕色媒体１４が得られ、前記顕色媒
体１４は、加圧ローラ１９へ搬送される。先に説明した
ように光潜像が形成されたマイクロカプセルシート２７
のカプセル面と、顕色媒体１４の顕色剤塗布面が対向す
るようにしてマイクロカプセルシート２７と顕色媒体１
４が重ね合わされ圧力ローラ１９を通過される。尚、以
上説明した複写用紙に顕色剤を塗布する動作は、マイク
ロカプセルシートに光潜像を形成する動作の時間内に充
分行うことができる。 さて、圧力ローラ１９によって加圧されたマイクロカプ
セルシートの表面のマイクロカプセルのうち、光硬化し
たカプセルは破壊されないが、硬化していないカプセル
は破壊され内包された染料前駆体が流出し、顕色媒体の
顕色剤と反応し、発色し、顕色媒体にカラー像が形成さ
れる１例えば原稿６のレッド色部分に対応してシアン用
のマイクロカプセルのみが硬化した部分は、硬化されて
いないマゼンタ用及びイエロー用のカプセルが破壊され
、顕色媒体は、マゼンタとイエローの混合色であるレッ
ド色に発色する。このようにして複写用紙は、原稿６の
カラー画像が複写された後マイクロカプセルシートとは
分離され、取出口３１より取出トレイ３３へ排出される
。＊た、マイクロカプセルシート２７はリコイフ２１に
よって巻き取られる。 【発明の効果１ 以上詳述したことから明らかなように、本発明によれば
、オーバーへッドプロクエクターにおいて、現在使用中
の原稿あるいは追加、修正等の書軽込みを行った原稿を
他の複写装置を用いることなく即座に複写することがで
きる。また、複写用紙などの普通紙、プラスチックフィ
ルムに直接カラー画像を複写できる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明を具体化した実施例を示すもので、本発明
のオーバーヘッドプロジェクタ−の概略図である。 １・・・オーバーへ７ドブロシエクター、６・・・ＯＨ
Ｐ用原稿、７・・・ステージホルダ、２７・・・第一の
媒体、２８・・・第二の媒体、２３・・・第二の成分。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、オーバーヘッドプロジェクター用の原稿上に描かれ
   た像をスクリーン上に投影するオーバーヘッドプロジェ
   クターにおいて、前記原稿上の像を複写するための複写
   装置を備え、 前記複写装置は、光に反応して機械的強度が変化すると
   共に、第一の成分を内包するマイクロカプセルを担持す
   る第一の媒体と、前記第一の成分と反応して発色する第
   二の成分を担持する第二の媒体を用い、かつ任意の媒体
   に第二の成分を塗布する手段を有する複写装置であるこ
   とを特徴とするオーバーヘッドプロジェクター。