JPS6319113A - 炊飯器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般家庭用として使用される炊飯器に関する
ものである。

従来の技術 近年、マイクロコ〆ユータを用いて制御を行なうように
した炊飯器において、白米以外のメニューが選択使用で
きるものが多く市販されている。−方、炊飯器使用時に
誤ってスイッチを入れ忘れ、いざ食事という時に炊飯が
なされていないことに気がついてあわてて炊飯すること
は多くあり、このため、通常のマイクロコンピュータ制
御方式の炊飯よりももっと速く炊ける特殊炊飯機能を併
設することも考えられている。しかしながら、白米はい
ざ知らず他のメニューで特殊炊飯をしても食に十分供す
るものができるかは疑問である。

発明が解決しようとする問題点 このような構成では、白米以外の他のメニュー３ハ・−
７ で特殊炊飯をすれば食に値するものはできず、しかるに
メニューが選択でき、特殊炊飯機能も有しておれば、使
用者に、白米以外のメニューでも使用できるものである
かのような誤解を与えるという問題点を有していた。

本発明はこのような問題点を解消するもので、白米以外
の他のメニューも選択でき、かつ特殊炊飯機能も併設す
る炊飯器において、メニュー未選択時または白米選択時
のみ特殊炊飯が有効となる炊飯器を提供することを目的
とするものである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、通常炊飯を行な
う炊飯手段以外に、特殊炊飯シーケンスを有し、特殊炊
飯スイッチが押された際に、メニュー選択スイッチによ
りメニューが選択されていない場合、または白米が選択
されている場合にのみ特殊炊飯シーケンスにもとづいて
炊飯する特殊炊飯手段を設けたものである。

作　　用 上記構、成によれば、メニュー選択スイッチにより白米
以外の他のメニューが選択されている場合には特殊炊飯
スイッチを無効とするため、使用者に誤解を与えること
なく、白米メニューのみ特殊炊飯が使用できるものであ
る。

実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。

第１図は本発明の一実施例における炊飯器のブロック図
を示したもので、１はメニュー選択スイッチで、白米や
他のメニューを選択する。２は記憶手段で、メニュー選
択スイッチ１により選択されたメニューの炊飯シーケン
スを出力する。３は炊飯スイッチで通常の炊飯を開始さ
せるものである。４け通常炊飯手段で、この通常炊飯手
段４は炊飯スイッチ３が押されると、その時メニュー選
択スイッチ１により選択されたメニューの炊飯シーケン
スを記憶手段２より入力して炊飯動作を行なう。

ここで通常炊飯を第３図ａを用いて説明する。炊飯スイ
ッチ３が押されると、まず第１の所定の温度で第１のタ
イマー時間で示される時間だけ温度調節する。その後、
再度火力を上げ、第２．第３の所５ベーノ゛ 定の温度を通過する時間Ｔに応じてその後の火力を調節
、すなわち、Ｔにより米の量を推定して火力を調節して
いる。このようにして米がおいしく炊けるのであるが、
少し時間がかかりすぎる。そこで炊き忘れ等の際に特殊
炊飯を用いるわけである。

特殊炊飯は第３図すに示すように所定の温度まで一杯の
火力で炊き、そして一定時間休止後、再度−杯の火力で
炊き上げるわけである。なお、第１図において、５は特
殊炊飯スイッチで、この特殊炊飯スイッチ５を押すと、
特殊炊飯手段６にょ力前述の特殊炊飯が行なわれるので
あるが、白米以外のメニューで特殊炊飯を行なっても食
に値しないため、メニュー選択スイッチ１によりメニュ
ー選択されていない場合、または白米が選択されている
場合のみ特殊炊飯動作を行なうものである。

次に本発明の一実施例の具体的な回路図を第２図に示す
。この第２図において、２１は交流電源で、その両端に
トライアック２２とヒータ２３が直列に接続され、前記
トライアック２２によりヒ６ｔ・−７ −タ２３への通電が制御される。また交流電源２１の両
端には、ダイオード２４、抵抗２５、コンデンサ２６が
直列に接続され、またこのコンデンサ２６０両端には抵
抗２７と定電圧ダイオード２８が直列に接続され、この
定電圧ダイオード２８の両端が以下の回路の直流電源と
なる。

２９はサーミスタで、このサーミスタ２９け直流電源間
に抵抗３ｏと直列に接続され、この分圧力Ａ　／　Ｄ変
換器３１を介してマイクロコンピュータ（以下マイコン
と称す）３８に入力される。これによりそれぞれ第１か
ら第５の所定の温度を検知する。３２は炊飯スイッチで
、抵抗３３と直列に直流電源間に接続され、マイコン３
８に入力する。３４は特殊炊飯スイッチで、抵抗３５と
直列に接続され、マイコン３８に入力する。３６はメニ
ュー選択スイッチで、抵抗３７と直列に接続されてマイ
コン３８に入力する。メニューはマイコン３８からＬＣ
Ｄ３９に表示される。一方、マイコン３８はその時の状
況に応じて、トランジスタ４０をオン、オフさせ、抵抗
４１を介してトライ７　ヘーノ アック２２を制御する。

次に特殊炊飯の有効と無効を第４図を用いて説明する。

第４図はＬＣＤ３９の表示を示す。

第４図ａは白米がメニュー選択されて点滅している状態
を示す。この時、特殊炊飯スイッチ３４を押すと有効と
なって第４図すに示す表示に移り、特殊炊飯を実行する
。一方、第４図Ｃは玄米がメニュー選択されている様子
を示す。この時は特殊炊飯スイッチ３４を押しても無効
で、そのｉｔの表示状態を維持する。

以上のように、メニュー選択スイッチ３６によりメニュ
ーが選択されていない場合や、白米が選択されている場
合のみ、特殊炊飯スイッチ３４が有効となるもので、使
用者にとって極めてわかり易い特殊炊飯機能付き炊飯器
を提供できるものである。

発明の効果 以上のように本発明によれば、白米以外のメニュー付き
炊飯器に特殊炊飯機能を併設し、白米時のみ特殊炊飯機
能が行われるように構成しているため、使用者にとって
は、大変わかりやすく、したがって白米以外の他のメニ
ューでも特殊炊飯機能が使えるものであるかのような誤
解を招くということのない炊飯器を提供することができ
るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す炊飯器のブロック図、
第２図は同炊飯器の具体的な回路図、第３図ａ、ｂは通
常炊飯と特殊炊飯の動作を示すグラフ、第４図ａ、ｂ、
ｃは同炊飯器のＬＣＤ表示を示す図である。 １・・・・・・メニュー選択スイッチ、２・・−記憶手
段、３・・・・・・炊飯スイッチ、４・・・・・・通常
炊飯手段、５・・・・・特殊炊飯スイッチ、６・・・・
・・特殊炊飯手段、３８・・・・・・マイクロコンピュ
ータ。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第３
図 （の）遁帛侭を瓦 ＠４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 白米とそれ以外の複数のメニューを選択するメニュー選
   択スイッチと、このメニュー選択スイッチで選択される
   各メニューに応じた炊飯シーケンスを記憶する記憶手段
   と、通常の炊飯動作を開始するための炊飯スイッチと、
   この炊飯スイッチが押された時に前記メニュー選択スイ
   ッチで選択されたメニューに応じて前記記憶手段より出
   力される炊飯シーケンスにより炊飯動作を行なう通常炊
   飯手段と、特殊炊飯を開始させるための特殊炊飯スイッ
   チと、白米がメニュー選択された際に前記通常炊飯手段
   が前記記憶手段より出力される炊飯シーケンスに従い炊
   飯する場合よりも速く炊飯する特殊炊飯シーケンスを有
   し、前記特殊炊飯スイッチが押された際に、前記メニュ
   ー選択スイッチによりメニューが選択されていない場合
   、または白米が選択されている場合にのみ前記特殊炊飯
   シーケンスにもとづいて炊飯する特殊炊飯手段とを備え
   た炊飯器。