JPH03141912A - 炊飯器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は家庭で使用される炊飯器に関するものである。

従来の技術 近来、タイマ装置の付いた炊飯器においては電池等を利
用して時計機能を持たせ、希望する時刻に炊飯を終了さ
せるものが出てきており、かつ、このような炊飯器にお
いては炊飯途中に停電が起こった場合でも停電復帰後、
停電以前の動作を完全に再現しているものである。

しかし、−殻内な炊飯器においては、炊飯終了までの時
間を入力する方式のタイマ装置を採用し、このタイプの
炊飯器のタイマ装置においては、数十分から１時間程度
までの停電に対して、コンデンサ等を用いた簡易的な停
電補償回路によってその動作を補償している。

つまり、タイマ動作中もしくは炊飯中である場合と、炊
飯器が使用されていない場合の区別をコンデンサが充電
されているかいないかで示している。このため、停電か
ら復帰した場合には、たとえ停電以前がタイマ動作中で
あってもすぐに炊飯を行っていたものである。

またこのとき、コンデンサによる簡易的な停電補償回路
であるため停電以前のメニューは記憶しておらず、停電
復帰後はもっとも利用頻度の高い白米メニューで炊飯を
再開しているものである。

第３図に従来例の炊飯器のブロック図を示す。

／／はヒータや炊飯の材料を収容する鍋等から構成され
る炊飯手段、１２はタイマ炊飯をするためにタイマ時間
を入力するタイマ入力スイッチ、／３は白米・玄米・お
かゆ等の複数の炊飯メニューを選択スるメニュー選択ス
イッチ、ｌψはタイマ時間が入力されているときはタイ
マ炊飯を、入力されていないときはただちに炊飯を開始
するスタートスイッチ、／！はタイマ動作、炊飯動作や
メニュー選択動作、タイマ時間入力動作を停止する取消
スイッチ、／６はタイマ時間や炊飯メニュ、炊飯工程等
を表示する表示手段、／７はタイマ炊飯中や炊飯中は充
電され、それ以外では充電されていないコンデンサを主
構成要素とする炊飯状態記憶手段である。

７ｇは制御手段で、タイマ時間入力スイッチ／２と、メ
ニュー選択スイッチ／３と、スタートスイッチ／ｌＬＬ
の入力を受けて、炊飯手段／ｌを制御して炊飯を行い、
−度停電があった後に復帰したときにはコンデンサ／７
Ａの状態をみて充電されているときには炊飯を開始する
ものである。

第４図は従来例の炊飯器でタイマ炊飯を行っている際に
停電が起こった場合の動作を示す。

１）は停電がｋかった場合の炊飯動作でタイマセットし
た１２時間後には炊飯終了している。

２）はタイマ動作中に停電が起こった場合で、停電復帰
後停電以前のメニューにかかわらず白米メニューですぐ
に炊飯を行うため、炊飯終了予定であった１２時間後に
は長時間の保温を行っているものである。

発明が解決しようとする課題 以上のように従来の炊飯器においては、タイマ動作中に
停電があった場合には停電復帰後すぐに炊飯を開始する
ため、希望する炊飯終了時間においては、炊きたての米
でなく長時間保温した米を食さねばならず、しかも玄米
やおかゆを炊飯していた場合でも白米メニューの炊飯工
程で炊飯を行っているためうまく炊飯できない場合があ
るという課題を有していた。

本発明）ま前記従来の課題を解決するもので、簡易バッ
クアップの付いた炊飯器において、タイマ動作中に停電
があっても、停電復帰後停電時間も含めてタイマ動作を
継続することを目的とする。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の炊飯器は、炊飯を行
うための炊飯手段と、タイマ炊飯を行うためにタイマ時
間を入力するタイマ時間入力スイッチと、白米・玄米・
おかゆ等の複数の炊飯メニューを選択するメニュー選択
スイッチと、炊飯を開始するスタートスイッチと、炊飯
器に商用交流電源が供給されている場合のみ信号を出力
し、供給が停止すると信号の出力を停止し、かつ、この
商用交流電源の周波数を測定してタイマ時間を計測する
停電検知手段と、前記メニュー選択スイッチト前記スタ
ートスイッチの出力をうけると前記炊飯手段を制御して
炊飯を行い、かつタイマ時間が入力されている場合には
入力されたタイマ時間で炊飯を終了するように前記炊飯
手段を制御する制御手段と、前記停電検知手段の出力が
停止した際に、所定の停電補償時間Ｔ２の間のみ前記制
御手段の記憶を保持させ、かつ、タイマ動作中であった
場合のみ停電中も時間のカウントを継続する停電補償手
段と、前記制御手段の出力を受けて、タイマ時間や、炊
飯メニーー、炊飯工程等を表示する表示手段と、を設げ
たものである。

作用 本発明の前記構成によれば、炊飯器のタイマ動作中に停
電があった場合、停電中にも時間のカウントを継続する
ため停電復帰後も実際の時間通りタイマ時間を進めた所
から停電以前のメニューのままでタイマ炊飯を再開する
ものである。

実施例 第１図に本発明の一実施例のブロック図を示す。

／はヒータや、米・水等の材料を収容する鍋等から構成
される炊飯手段、２はタイマ時間を入力するタイマ時間
入力スイッチ、３は白米・玄米・おかゆ・おこわ・白米
高速炊飯の複数の炊飯メニューを選択スるメニュー選択
スイッチ、≠はタイマ時間が入力されているときはタイ
マ炊飯を行い、タイマが入力されていないときは直ちに
炊飯を開始スるスタートスイッチ、夕はタイマ動作・炊
飯動作・メニュー選択動作・タイマ時間入力動作を停止
する取消スイッチ、６はタイマ時間や、白米・玄米・お
かゆ等の炊飯メニュー、前炊き・炊きあげ・むらしの炊
飯工程を表示するＬＣＤとタイマ・炊飯・保温の炊飯状
態を示すＬＥＤから紅る表示手段、７は炊飯器に商用交
流電源が供給される場合のみ信号を出力し、供給が停止
すると信号の出力を停止し、交流電源の周波数に基づい
て時間を計測する停電検知手段、ｔはメニュー選択スイ
ッチ３とスタートスイッチφの入力を受けて炊飯手段／
を制御して炊飯を行い、かつタイマ時間が入力されてい
る場合にはタイマ炊飯を行い、タイマ時間のデクリメン
トが終了した時点で炊飯を終了するように、白米・おか
ゆ・玄米のそれぞれの゛メニューに応じて定めた所定の
炊飯開始時間に炊飯を開始する制御手段、りは停電検知
手段７の出力が停止した際に、所定の停電補償時間のみ
、制御手段ｒに記憶された炊飯メニューと炊飯工程を記
憶させ続け、かつタイマ動作中であった場合のみ停電中
も時間のカウントを継続する停電補償手段、ＩＯは商用
交流電源、を示す。

第２図に本発明の一実施例の動作を示す。

１）は停電がなかった場合の炊飯動作で、タイマセット
した１２時間後には炊飯を終了している。

２）はタイマ動作中に停電が起こった場合で、停電復帰
後も実際の時間通うにタイマ動作を継続し炊飯動作を行
っているものである。

発明の効果 以上のように本発明の構成によれば、簡易ノくツクアッ
プの付いた炊飯器においてタイマ炊飯を行っている際に
停電があっても、停電復帰後タイマ動作を継続するため
、早く炊飯が終了してしまって希望する食事時には長時
間保湿した米になっていることもなく、希望する時間に
炊きたての米が得られるものであり、かつ使用者が停電
以前に入力した炊飯メニューを停電後も記憶しているた
めたとえば、おかゆのはずが停電後白米の炊飯方法で炊
飯したためふきこぼれた、といった炊飯の失敗もなくな
るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の炊飯器の一実施例の炊飯器を示すブロ
ック図、第２図は本発明の炊飯器の一実施例の炊飯器の
動作を示す炊飯工程図、第３図は従来例の炊飯器のブロ
ック図、第４図は従来例の炊飯器の動作を示す炊飯工程
図、を示すＯ７：炊飯手段、　２：タイマ時間入力スイ
ッチ、３：メニュー選択スイッチ、 ψニスタートスイッチ、！：取消スイッチ、：表示手段
、 ：停電検知手段、 ？ 二制御手段、 り ：停電補償手段、 ＩＯ＝商用交流電源。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 炊飯を行うための炊飯手段と、タイマ炊飯を行うために
   タイマ時間を入力するタイマ時間入力スイッチと、白米
   ・玄米・おかゆ等の複数の炊飯メニューを選択するメニ
   ュー選択スイッチと、炊飯を開始するスタートスイッチ
   と、炊飯器に商用交流電源が供給されている場合のみ信
   号を出力し、供給が停止すると信号の出力を停止し、か
   つ、この商用交流電源の周波数を測定してタイマ時間を
   計測する停電検知手段と、前記メニュー選択スイッチと
   前記スタートスイッチの出力をうけると前記炊飯手段を
   制御して炊飯を行い、かつタイマ時間が入力されている
   場合には入力されたタイマ時間で炊飯を終了するように
   前記炊飯手段を制御する制御手段と、前記停電検知手段
   の出力が停止した際に、所定の停電補償時間Ｔ＿２の間
   のみ前記制御手段の記憶を保持させ、かつ、タイマ動作
   中であった場合のみ停電中も時間のカウントを継続する
   停電補償手段と、前記制御手段の出力を受けてタイマ時
   間や、炊飯メニュー、炊飯工程等を表示する表示手段と
   、により構成される炊飯器。