JPS63190855A - メタクリル酸エステルの製造方法 - Google Patents

メタクリル酸エステルの製造方法

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JPS63190855A
JPS63190855A JP62020593A JP2059387A JPS63190855A JP S63190855 A JPS63190855 A JP S63190855A JP 62020593 A JP62020593 A JP 62020593A JP 2059387 A JP2059387 A JP 2059387A JP S63190855 A JPS63190855 A JP S63190855A
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Japan
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catalyst
reaction
acid ester
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methoxyisobutyrate
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村中 英一
Akira Itoi
井樋 明
Eiichi Sagawa
佐川 栄一
Yoshihiro Nodate
野館 義博
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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  • Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野3 本発明はメタクリル酸エステルの製造方法に関する。
メタクリル酸エステルはアクリル樹脂製品の主成分とし
て使用される9代表的なメタクリル酸エステルであるメ
タクリル酸メチルは透明で光沢が良く、電気絶縁性、耐
薬品性及び加工性に優れている。また、メタクリル酸エ
チル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸ブチル等は
、塗料、接着剤及び繊維処理剤等として有用な化合物で
ある。
〔従来の技術〕
既にβ−メトキシイソ酪酸エステルを脱アルコールして
メタクリル酸エステルを製造する方法としては、硫酸を
用いる方法、アリールスルホン酸、P−)ルエンスルホ
ン酸及びベンゼンスルホン酸を用いる方法(特公昭48
−14617)が知られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、硫酸を用いた場合は一般に分解及び副生
成物が生じ易く、そのために目的とするメタクリル酸エ
ステルの収率が低くなる欠点があり、この時多量の硫酸
を必要とする。またアリールスルホン酸、p−トルエン
スルホン酸及ヒペンゼンスルホン酸を用いる場合は反応
温度が100〜170℃と高く、またこの場合も副生成
物が生じ易く目的とするメタクリル酸エステルの収率が
低くなる欠点がある。
前述の欠点を解消する触媒として、ナトリウムメトキサ
イドまたはカリウムメトキサイドの使用が提案されてい
るが、しかし、これらの触媒も反応中、触媒活性が失活
し易く、必要となる触媒量が多くなるという欠点を有す
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは、触媒としてナトリウムメトキサイドまた
はカリウムメトキサイドを使用した場合の欠点を解消す
るために鋭意検討を重ねた結果、触媒を経時的に反応系
へ添加することにより、少量で長時間高い触媒活性を維
持でき、かつ副生成物の生成を抑えることができること
を見出し本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明は 一般式(1) %式%(1) (式中、Rは炭素数1〜4のアルキル基を示す)で表さ
れる、β−メトキシイソ酪酸エステルを脱アルコールし
、対応するメタクリル酸エステルを製造するに際して、
触媒としてナトリウムメトキサイドまたはカリウムメト
キサイドを経時的に反応系へ添加しながら反応させるこ
とを特徴とするメタクリル酸エステルの製造方法である
以下、本発明の方法を詳細に説明する。
本発明の方法に用いられるβ−メトキシイソ酪酸エステ
ルとしては、β−メトキシイソ酪酸メチル、β−メトキ
シイソ酪酸エチル、β−メトキシイソ酪酸n−プロピル
、β−メトキシイソ酪酸1so−プロピル、β−メトキ
シイソ酪酸ローブチル、β−メトキシイソ酪酸1so−
ブチル及びβ−メトキシイソ酪酸【−ブチルがあり、こ
れらのβ−メトキシイソ酪酸エステルを原料として対応
するメタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタク
リル酸n−プロピル、メタクリル酸1so−プロピル、
メタクリル酸ローブチル、メタクリル酸tso−ブチル
及びメタクリル酸t−ブチルを製造することができる。
本発明の方法に用いられる触媒は、ナトリウムメトキサ
イドまたはカリウムメトキサイドであり、これらの触媒
は高活性を有するものであるが、反応中次第に活性が低
下したり、使用量が多くなる欠点を有している。そこで
触媒の使用に際しては、反応系に経時的に添加して反応
を進めることが必要であり、その添加の方法は間欠的ま
たは連続的のいずれであってもよい、触媒は固体の状態
で添加することもできるが、より活性を高め、使用量を
減らすためには、溶媒に溶解して添加することが好まし
い、溶媒としてはメタノールが適当である。
これらの触媒を溶媒に溶解して用いた場合の使用量はβ
−メトキシイソ酪酸エステルに対して0.1〜10重量
%の範囲であり、より好ましくは0.2〜5重量%範囲
である。また触媒の添加は反応終了時まで続けてもよい
が、β−メトキシイソ酪酸エステルの転化率が80%に
達すれば、反応は添加済触媒の活性で完了するので、こ
の時点で触媒の添加を終了してもよい。
本発明の方法において脱アルコール反応は常圧あるいは
減圧下で実施できる0反応温度は50〜150℃の範囲
であり、より好ましくは60〜110°Cの範囲である
反応時間は使用する原料量、温度及び触媒量等によって
変わるが通常は0.5〜5時間である。
目的物であるメタクリル酸エステルは反応終了後、蒸留
等の常用の方法で得ることができるが、反応時に生成及
び添加したメタノール、メタクリル酸エステルを速やか
に連続的に留去し、その後蒸留等により精製する方法が
好ましい。
〔作用及び発明の効果〕
本発明の方法によれば多量の硫酸を用いたり、反応を高
温で行うといった操作を必要とせず、温和な条件のもと
て短時間のうちに反応を進めることができる、また触媒
活性は他の触媒に比べて十分高く、触媒を反応開始時に
一括添加した場合に比べて、少量の触媒量で反応を速や
かに進行せしめることが可能である。
更に、メタクリル酸を始めとする副生成物が殆ど生成す
ることなく、目的とするメタクリル酸エステルを高収率
で製造することができる。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明の方法を具体的に説明する。
実施例1 攪拌機、温度計及び分留塔を備えた内容積50011の
フラスコにβ−メトキシイソ酪酸メチル330g(2,
5sol)を仕込み、反応圧力400smHgで攪拌し
ながら加熱した。系内が安定したところで触媒としてナ
トリウムメトキサイドの28重量%メタノール溶液をマ
イクロチューブポンプを用いて反応系に連続的に添加し
た。ナトリウムメトキサイドの28重量%メタノール溶
液の添加速度は16g7時間で、2.5時間添加した。
ナトリウムメトキサイドの総添加量は11.2gであっ
た0反応開始後、生成及び添加したメタノール、メタク
リル酸メチルを留出させた0反応は3時間で終了し、次
いで圧力を60−m1gまで減じ、残りのメタクリル酸
メチルを留出せしめた。
反応で生成した副生成物はt、Ogで、仕込みβ−メト
キシイソ酪酸メチルの0.3重量%であった。
反応終了後、留出液を水洗浄等後300msHgで減圧
蒸留し、目的のメタクリル酸メチル240.2gを得た
。β−メトキシイソ酪酸メチル基準の収率は96%であ
った。
実施例2〜4 実施例1と同じ装置を使用し、同様な方法で原料β−メ
タクリル酸酸二エステル種類を変えて対応するメタクリ
ル酸エステルを合成した結果を表1に示す。
実施例5 実施例1と同じ装置を使用し、β−メトキシイソ酪酸メ
チル330g(2,5sol)を仕込み、反応圧力40
0mg+f1gで攪拌しながら加熱した。系内が安定し
たところで触媒としてカリウムメトキサイドの28重量
%メタノール溶液を実施例1と同様に添加速度16g/
時間で添加した。添加時間は3時間で、カリウムメトキ
サイドの総添加量は13.4gであった。
反応時間は4時間であった。
反応で生成した副生成物は、仕込みβ−メトキシイソ酪
酸メチルの0.6重量%であった。
反応終了後、実施例1と同様に精製し、メタクリル酸メ
チル209.0gを得た。β−メトキシイソ酪酸メチル
基準の収率は83.5%であった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式(1) ▲数式、化学式、表等があります▼(1) (式中、Rは炭素数1〜4のアルキル基を示す)で表さ
    れる、β−メトキシイソ酪酸エステルを脱アルコールし
    、対応するメタクリル酸エステルを製造するに際して、
    触媒としてナトリウムメトキサイドまたはカリウムメト
    キサイドを経時的に反応系へ添加しながら反応させるこ
    とを特徴とするメタクリル酸エステルの製造方法。
JP62020593A 1987-02-02 1987-02-02 メタクリル酸エステルの製造方法 Expired - Lifetime JPH0710799B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0781759A3 (de) * 1995-12-27 1997-12-03 Basf Aktiengesellschaft Verfahren zum Verestern von (Meth)acrylsäure mit einem Alkanol

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0781759A3 (de) * 1995-12-27 1997-12-03 Basf Aktiengesellschaft Verfahren zum Verestern von (Meth)acrylsäure mit einem Alkanol

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JPH0710799B2 (ja) 1995-02-08

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