JPS631888Y2 - - Google Patents

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JPS631888Y2
JPS631888Y2 JP7637984U JP7637984U JPS631888Y2 JP S631888 Y2 JPS631888 Y2 JP S631888Y2 JP 7637984 U JP7637984 U JP 7637984U JP 7637984 U JP7637984 U JP 7637984U JP S631888 Y2 JPS631888 Y2 JP S631888Y2
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plate
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JP7637984U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は金属製キヤビネツトとした厨房台のキ
ヤビネツト構造、詳しくは金属製キヤビネツトへ
の天板部分の取付構造の改良に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来、金属製キヤビネツトを用いた厨房台にお
いて、金属製からなるキヤビネツトへの天板の取
付けは、第4図に示すようなステンレス鋼板など
の薄肉の金属板からなる天板1の場合は、第4図
及び第5図に示す第4図のA−A断面図の如く、
天板1の左右両側縁に垂下する側片1aにこの天
板1固定用の皿ネジ3が埋設されるバーリング孔
1bを設け、一方、ステンレス鋼板や塩ビ鋼板等
の薄板をプレス成形して形成するキヤビネツトの
側板2には、上端に折曲片2aを一体に形成し、
折曲片2aの垂直面2b部分には、前記天板1の
側片1aに設けたバーリング孔1bと合致するよ
うにバーリング孔2cが穿孔されており、上記側
板2の折曲片2a上に天板1の裏面を当接載置し
て、前記天板1の側片1aのバーリング孔1bに
皿ネジ3を通し側板2のバーリング孔2cに螺合
して、天板1を側板2自体の側面部分に固定する
構造としている。
一方、上記薄板の金属板からなる天板1に替え
て、木製天板等の厚肉の天板を金属製キヤビネツ
トに取付ける場合は、第6図に示すように厚肉の
木製天板8の左右両側端の木口面を覆つてサイド
キヤツプ7等を取付ける必要などがあるので結局
前記第4図及び第5図に示した形状の側板2は使
えず、第6図に示すように、金属製の側板5の上
端を水平に折曲して折曲片5aを設けると共にこ
の折曲片5aに丸孔5cを設け、折曲片5a上に
木製天板8を載置して折曲片5aの下面側からタ
ツピンネジによつて側板5に木製天板8を固定す
る構造が一般に採られている。すなわち従来にお
いては、薄肉の金属板からなる天板の場合と、木
製等の厚肉の天板の場合とで、別形状の側板を作
成して使用していたのである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記の如く、従来においては、ステンレス鋼板
等からなる薄肉の天板の場合と木製等の厚肉の天
板の場合とで別形状の金属製側板を製作使用して
いるので、単に側板の種類が増えるだけでなく、
側板トリミング等のカツトピアス型、バーリング
型、ベンド型等も異なるので、型代の増大、型の
段取り増大、作業種類の増大及び仕掛りの増大な
どを引き起こす問題があつたのである。
本考案は上記問題点に鑑み、薄肉の金属製天板
の場合の金属製キヤビネツト部分への取付け構造
を改良することにより、同一形状、同一寸法の側
板を使用したキヤビネツトで異なつた種類の天板
の載せ換えを可能となし、側板の標準化によりコ
スト低減が計れるキヤビネツトの構造を提供する
ことを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するための手段を、実施例に対
応する第1図〜第3図を用いて説明すると、第1
図に示すような側縁に垂下する側片1aを有する
金属製の天板1、または第2図に示すような側面
部分をサイドキヤツプ7で覆うようにしてなる金
属製の天板6と、上端部を水平に折曲して折曲片
5aを設けると共に該折曲片5aに任意間隔で小
孔5b、5cを設けてなる金属製の側板5と、前
記天板1の側片1aまたは天板6の側面部分を覆
うサイドキヤツプ7が係止される係止部4aと側
面に前記側板5の折曲片5aが挿入される溝4b
が設けられ、前記側板5の折曲片5aの小孔5
b、5cと合致する位置の前記溝4bの上下に小
孔4c、4dを設けてなる結合具4とを有し、該
結合具4の前記溝4bに前記側板5の折曲片5a
を挿入し該結合具4の小孔4c、4dと前記側板
5の折曲片5aの小孔5b、5cとにネジ9を貫
通して該結合具4を前記側板5の折曲片5aに着
脱可能に螺着し、該結合具4の前記係止部4a
に、前記第1図に示した天板1の側片1aまたは
前記第2図に示したサイドキヤツプ7を結合する
ようにした構成である。
〔実施例〕
以下に本考案の実施例を第1図〜第3図により
説明する。
第1図は側縁に垂下する側片が一体に形成され
ている金属製天板の場合のキヤビネツトにおける
側板との結合状態の一実施例を示す要部断面図、
第2図は金属製天板の両側を覆つてサイドキヤツ
プが取付けられる天板の場合のキヤビネツトにお
ける側板との結合状態の一実施例を示す要部断面
図、第3図は第2図の分解斜視図である。
ステンレス鋼板や塩ビ鋼板等の薄板をプレス成
形して形成するキヤビネツトの側板5には、前記
従来技術として第6図で示した厚肉の木製天板を
取付ける場合の側板と同様に側板5の上端部を水
平に折曲げて折曲片5aが設けられており、さら
にこの折曲片5aに任意の間隔で、第1図及び第
2図におけるバーリング孔5bと第3図に示す丸
孔5c等の小孔を穿設する。4は、第1図におけ
る側縁に垂下する側片1aを一体に形成した天板
1を固定、または第2図におけるサイドキヤツプ
7を取付けるための結合具であり、この結合具4
には、上記天板1の側片1aまたはサイドキヤツ
プ7を係止するための係止部4aと、前記側板5
の折曲片5aが全長に渡つて挿入可能な溝4bを
側面に有し、この折曲片5aに設けたバーリング
孔5bと合致する位置にタツピンネジ9の挿入用
の丸孔4cと、バーリング孔5bの突起とタツピ
ンネジ9のネジ下を逃げるために逃げ孔4dを、
上記溝4bの上下に各々設けており、この結合具
4は第1図及び第2図に示すように、側板5の折
曲片5aが結合具4の溝4bに挿入され、結合具
4の丸孔4cと前記側板5の折曲片5aに設けた
バーリング孔5bとにタツピンネジ9を螺合結合
して、側板5の折曲片5aに着脱可能に螺着され
る。尚タツピンネジ9により側板5の折曲片5a
に設けられたバーリング孔5bに螺合締結してい
る前記結合具4は、板金で作ると複雑形状のため
加工しにくいので、合成樹脂で成形すると作り易
い。合成樹脂の場合は材料費を低減する意味で肉
盗みをし、角材に溝を入れた形状の〓から一定の
肉厚〓〓に断面形状をするとともにタツピンネジ
9を止める際にドライバーが入り易いように結合
具の上片に、第3図に示すように切欠き4cを設
けてある。また溝4bから上端までの高さ、すな
わち、前記係止部4aの高さは天板1の高さに合
わせて有り、この係止部4aには流し台の天板1
の側片1aまたはサイドキヤツプ7に設けたバー
リング孔1b、7aと合致する位置に皿ネジ3の
固定用の孔と該孔のボス4fが裏側に突出してい
る。さらに溝4bから下の垂直片は、側板5の内
壁に密着し、結合具がガタつかないように一定の
長さを有している。そして上記の如く側板5の折
曲片5aに着脱可能に螺着された結合具4の係止
部4aに、第1図に示す天板1の場合はこの天板
1の側片1aから皿ネジ3により固定し、また第
2図に示した天板6の場合は天板6を結合具4の
上に単に載置しサイドキヤツプ7を皿ネジ3によ
り固定して天板6をサイドキヤツプ7を介して結
合するのである。
〔考案の効果〕
本考案は上記の如く、金属製の側板の上端に形
成した水平な折曲片に、係止部を有する結合具を
着脱可能に螺着し、この結合具の係止部に金属製
天板の側片またはサイドキヤツプを結合するよう
にしている。すなわち側板自体ではなくこの側板
に着脱可能に螺着した結合具に薄肉天板または薄
肉天板の側面部分を覆うサイドキヤツプを結合す
る構造としており、薄肉天板の場合は上記結合具
を使い、また厚肉の木製天板の場合は上記結合具
を側板から取外せば第6図に示した従来と同様に
側板の折曲片に直接結合できるので、ステンレス
鋼板等から薄肉の天板の場合と木製等の厚肉の天
板の場合との両方の側板を、同一形状、同一寸法
とすることが可能となり、側板の標準化により型
の段取り換えがなくなり、単一種類での生産量も
増えるのでコスト低減ができ、また側板の標準化
により仕掛り量を減らすことが可能となるなどの
大きな効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の実施例を示し、第1
図は側片が一体に形成された金属製天板の場合の
側板との結合状態を示す要部断面図、第2図はサ
イドキヤツプが取付けられる金属製天板の場合の
側板との結合状態を示す要部断面図、第3図は第
2図の場合における取付状態を示す分解斜視図で
ある。第4図〜第6図は従来例を示し、第4図は
取付状態を示す分解斜視図、第5図は第4図のA
−A断面図、第6図は厚肉の木製天板の場合の側
板との結合を示す断面図である。 符号の説明、1……天板、1a……側片、1b
……バーリング孔、2……側板、2a……折曲
片、2b……垂直面、2c……バーリング孔、3
……皿ネジ、4……結合具、4a……係止部、4
b……溝、4c……丸孔(小孔)、4d……逃げ
孔(小孔)、4e……切欠き、4f……ボス、5
……側板、5a……折曲片、5b……バーリング
孔(小孔)、5c……丸孔(小孔)、6……天板、
7……サイドキヤツプ、7a……バーリング孔、
8……木製天板、9……タツピンネジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 側縁に垂下する側片を有する金属製の天板また
    は側面部分をサイドキヤツプで覆うようにしてな
    る金属製の天板と、上端部を水平に折曲して折曲
    片を設けると共に該折曲片に任意間隔で小孔を設
    けてなる金属製の側板と、前記天板の側片または
    天板の側面部分を覆うサイドキヤツプが係止され
    る係止部と側面に前記側板の折曲片が挿入される
    溝が設けられ、前記側板の折曲片の小孔と合致す
    る位置の前記溝の上下に小孔を設けてなる結合具
    とを有し、該結合具の前記溝に前記側板の折曲片
    を挿入し該結合具の小孔と前記側板の折曲片の小
    孔とにネジを貫通して該結合具を前記側板の折曲
    片に着脱可能に螺着し、該結合具の前記係止部
    に、前記天板の側片またはサイドキヤツプを結合
    するようにしてなることを特徴とするキヤビネツ
    トの構造。
JP7637984U 1984-05-24 1984-05-24 キヤビネツトの構造 Granted JPS60187629U (ja)

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JP7637984U JPS60187629U (ja) 1984-05-24 1984-05-24 キヤビネツトの構造

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JP7637984U JPS60187629U (ja) 1984-05-24 1984-05-24 キヤビネツトの構造

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JPS60187629U JPS60187629U (ja) 1985-12-12
JPS631888Y2 true JPS631888Y2 (ja) 1988-01-18

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JP7637984U Granted JPS60187629U (ja) 1984-05-24 1984-05-24 キヤビネツトの構造

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JP5264875B2 (ja) * 2010-12-28 2013-08-14 クリナップ株式会社 収納庫

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JPS60187629U (ja) 1985-12-12

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