JPS63188849A - 磁気記録再生装置のトラツキングエラ−検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、回転ドラム上の近接した位置に取り付けられ
た２個１組の磁気ヘッドにより同時に別々のトラックに
記録し、再生するヘリカルスキャン方式のビデオテープ
レコーダ（以下ＶＴＲと称す）において、再生時のトラ
ッキングエラーを検出する検出装置に関するものである
。

従来の技術 従来、回転ドラム上の近接した位置に取シ付けられた２
個１組の磁気ヘッドによって、記録時に２本の記録トラ
ックを同時に形成するＶＴＲの一例として、映像信号を
輝度信号と色信号に分離したうえで別々の磁気ヘッドで
別々のトラックに記録し、再生する７７０分離型ＶＴＲ
が知られており、このＹ／Ｃ分離型”／ＴＲの特徴を生
かして再生時のトラッキングエラーを検出する装置とし
て特開昭６０−２５０４６号公報の磁気記録再生装置の
トラッキングエラー検出装置がある。

第６図から第８図を用いて、従来例を説明する。

第５図は７７０分離型ＶＴＲにおいて記録・再生兼用の
回転磁気ヘッドのみを示したものである。

ここでＹ　／　Ｃ分離型”／ＴＲとは映像信号を輝度信
号と色信号に分離したうえで、別々の磁気ヘッドにより
、別々のトラックに記録し、再生するヘリカルスキャン
方式のビデオテープレコーダである。

第５図において、１Ｃ及び２Ｃは色信号記録再生用の磁
気ヘッドであシ、以下Ｃヘッドと称する。

１ｙ及び２ｙは輝度信号記録再生用の磁気ヘッドであシ
、以下Ｙヘッドと称する。これら４個のヘッドは回転ド
ラム（図示せず）に取り付けられ、回転する。即ち、Ｃ
ヘッド１ＣとＹヘッド１ｙによって１フイールドの期間
にわたって色信号トラック（以下Ｃトラックと称する）
と輝度信号トラック（以下Ｙトラックと称する）が磁気
テープ上に隣接して平行に記録され、次の１フイールド
の期間にはＣヘッド２ＣとＹヘッド２ｙによって、同様
にＣトラックとＹトラックが記録される。このようにし
て記録された磁気テープ上の記録トラックの状態を示し
たのが第６図である。

第６図において、３は磁気テープ、４はあるフレームに
おける記録トラック、６は次のフレームにおける記録ト
ラックであり、ｙ２Ｌ、ｃｚ、ｙｂ、ｃｂという符号が
付されているのは各々第５図に示された磁気ヘッド１７
，１０，２７．２０によって記録されたトラックである
ことを示している。

さて、この様な７７０分離型ＶＴＲにおいて、再生時の
トラッキングエラーを検出するために、パイロット信号
をＣトラックのみ、周波数変調された色信号に重畳して
記録する。このパイロット信号は２種類の周波数ｆ＋、
ｆ２から成り、これらをフィールドごとに交互に記録す
る。

第７図はパイロット信号記録部の構成図である。

２種類の周波数の異なったパイロット信号を発生するパ
イロット信号発生回路６の２系統の出力信号はフィール
ド判別信号によって制御されるスイッチ回路７によって
第１フイールドでは周波数ｒ１のパイロット信号が、第
２フイールドでは周波数ｆ２のパイロット信号が選択さ
れた後、混合回路８に加えられる。混合回路８には色信
号が加えられており、パイロット信号と色信号は混合さ
れて記録アンプ９によって電流増幅された後、スイッチ
回路１０を介してＣヘッド１Ｃあるいは２Ｃに供給され
、磁気テープに記録される０ 第８図はパイロット信号再生部の構成図である。

Ｙヘッド１７．２７からの再生信号は、フィールド判別
信号によって制御されるスイッチ回路１１を介して再生
アンプ１２で増幅された後、各フィルタ１３，１４．１
５によって輝度信号、周波数ｆ１　のパイロット信号及
び周波数ｆ２のパイロット信号に分けられる。輝度信号
は出力端子より輝度信号処理回路（図示せず）に送られ
る。

再生時の記録トラックと回転磁気ヘッドは、第６図に示
す位置関係となる。

まずヘッド１７．ＩＣにより記録トラックＹ’　ｒｃａ
　を走査して第１フイールドを再生する場合、ヘッド１
ｙ、１ｃによる走査軌跡が再生すべきトラックから上に
ずれた時にはヘッド１ｙの再生出力において周波数で１
の信号成分が増加し、下にずれた時には周波数で２の信
号成分が増加する。

またヘッド２７，２Ｃにより記録トラックｙｂ。

ｃｂ　を走査して第２フイールドを再生する場合、ヘッ
ド２７，２ｃによる走査軌跡が再生すべきトラックから
上にずれた時にはヘッド２ｙの再生出力において周波数
ｆ２の信号成分が増加し、下にずれた時には周波数ｆ１
の信号成分が増加する。

ここで再び第８図のパイロット信号再生部の動作を説明
する。バンドパスフィルタ１４を通過したパイロット信
号ｆ１は検波器１６によって、その振幅に対応したレベ
ル信号に変換され、スイッチ回路１日に入力される。ま
たバンドパスフィルタ１５を通過したパイロット信号ｆ
２は検波器１７によって、その振幅に対応したレベル信
号に変換され、スイッチ回路１８に入力される。スイッ
チ回路１８はフィールド判別信号によって制御され、第
１フイールドを再生している時には、再生パイロット信
号ｆ１の信号レベルが差動増幅器１９の＋端子に、再生
パイロット信号ｆ２の信号レベルが差動増幅器１９の一
端子に入力される。逆に第２フイールドを再生している
時には、再生パイロ、／）信号ｆ１の信号レベルが差動
増幅器１９の一端子に、再生パイロット信号ｆ２の信号
レベルが差動増幅器１９の子端子に入力されるｂこのよ
うＫすると、再生フィールドばかかわりなく、第６図に
おけるヘッド走査が上にずれだ時には差動増幅器１９か
ら出力されるトラッキングエラー信号のレベルが増加し
、下にずれた時には減少し、トラッキングエラーを検出
することができる。

発明が解決しようとする問題点 しかし上記の従来例において、パイロット信号ｆｊ　”
　ｆ２の周波数は１００Ｋ　〜２００ＫＨｚ程度に設定
されており、よってバンドパスフィルタ１４゜１５の設
定周波数が比較的高いため、バンドパスフィルタを通過
した信号には周波数ｆ１・ｆ２以外の周波数成分のノイ
ズを多く含むため、差動増幅器の出力であるトラッキン
グエラー信号はノイズを多く含み、よって安定なトラッ
キングエラー信号を得ることができない。

本発明はかかる点に鑑み、簡単な構成で精度良くトラッ
キングエラーを検出できる磁気記録再生装置のトラッキ
ングエラー検出装置を提供することを目的とする。

問題点を解決するための手段 本発明は、回転ドラム上の近接した位置に取り付けられ
た第１と第２の２個１組の磁気ヘッドと、この第１と第
２の２個１組の磁気ヘッドと１８００対向する位置に取
り付けられた第３と第４の２個１組の磁気ヘッドを有し
、記録時、前記第１及び第２の磁気ヘッドが磁気テープ
上を走査する時には前記第１及び第２の磁気ヘッドによ
る記録トラックが同時に形成され、かつこれら２つの記
録トランクには第１のパイロット信号ｆ１が記録され、
前記第３及び第４の磁気ヘッドが磁気テープ上を走査す
る時には前記第３及び第４の磁気ヘッドによる記録トラ
ックが同時に形成され、かつこれら２つの記録トラック
には第２のパイロット信号ｆ２が記録され、再生時、前
記第１及び第２の磁気ヘッドが磁気テープ上を走査する
時には前記第１の磁気ヘッドの再生信号に含まれる隣接
トラックの第２のパイロット信号ｆ２と前記第１のパイ
ロット信号ｆ１の差周波数成分１ｒ２｜と、前記第２の
磁気ヘッドの再生信号に含まれる隣接トラックの第２の
パイロット信号ｆ２と前記第１のパイロット信号ｆ１の
差周波数成分ｌｆ＋ｆ２｜とのレベル差をトラッキング
エラー信号とし、前記第３及び第４の磁気ヘッドが磁気
テープ上を走査する時には前記第３の磁気ヘッドの再生
信号に含まれる隣接トラックの第１のパイロット信号ｆ
１と前記第２のパイロット信号ｆ２の差周波数成分ｌｒ
１　ｆ２｜と、前記第４の磁気ヘッドの再生信号に含ま
れる隣接トラックの第１のパイロット信号ｆ１　　と前
記第２のパイロット信号ｆ２の差周波数成分ｌｒ＋ｒ２
｜とのレベル差をトラッキングエラー信号とするもので
ある。

作用 本発明は前記した構成により、２個１組の磁気ヘッドに
よシ記録・再生されるビデオテープレコーダにおいて簡
単な構成で精度よいトラッキングエラー信号を得ること
ができる。

実施例 以下、本発明の磁気記録再生装置のトラッキングエラー
検出装置について図面を参照しながら説明する。

本発明の第１の実施例を第１図〜第４図を用いて説明す
る。第２図は２個１組の磁気ヘッドにより記録・再生さ
れるＶＴＲにおいて、記録・再生兼用の回転磁気ヘッド
のみを示したものである。

第２図において、第１の磁気ヘッド２０＆と第２の磁気
ヘッド２０ｂは近接して配され、また第１の磁気ヘッド
２０＆と１８０°対向する位置に第３の磁気ヘッド２｜
１Ｌを配し、第２の磁気ヘッド２０ｂと１８００対向す
る位置に第４の磁気ヘッド２｜ｂを配する。これら４個
の磁気ヘッドは回転ドラム（図示せず）に取り付けられ
回転する。

第１図に記録トラックのパターンを示ス。第１の磁気ヘ
ッド２０？Ｌ及び第２の磁気ヘッド２０ｂによって記録
トラック２２２Ｌ及び記録トラック°２２ｂが磁気テー
プ２３上に隣接して平行に記録され、第１フイールドを
形成する。次に第３の磁気ヘッド２｜２Ｌ及び第４の磁
気ヘッド２｜ｂによって、記録トラック２２０及び記録
トラック２２ｄが磁気テープ２３上に隣接して平行に記
録され、第２フイールドを形成する。

さてこの様なＶＴＲにおいて、再生時のトラッキングエ
ラーを検出するために、パイロット信号を映像信号に重
畳して記録する。このパイロット信号は２種類の周波数
ｆ１・ｆ２からなり、これらをフィールドごとに交互に
記録する。ｆ１°ｆ２の値については映像信号を極力妨
害しないために１００Ｋ　〜２００ＫＨｚ程度の範囲内
、かツｆＨ／２の奇数倍に選ぶ。但し、ｆ、とは映像信
号の水平同期信号である。いま第１フイールドに周波数
ｆ１のパイロット信号を、また第２フイールドには周波
数ｆ２のパイロット信号を記録する。

次に再生時において、第１フイールドを再生する時、第
１の磁気ヘッド２０２Ｌ及び第２の磁気ヘッド２０ｂが
それぞれ記録トラック２２＆及び記録トラック２２ｂを
走査する。ここで第１の磁気ヘッド２０ｉＬ及び第２の
磁気ヘッド２０ｂは隣接トラックに記録されているパイ
ロット信号ｆ２をクロストークとして再生するが、第１
及び第２の磁気ヘッドの走査軌跡が再生すべきトラック
から上にずれた時には第２の磁気ヘッド２０ｂの再生出
力において、周波数ｆ２の信号成分が増加し、下にずれ
た時には第１の磁気ヘッド２０１Ｌの再生出力において
周波数ｆ２の信号成分が増加する。

ここで、第１の磁気ヘッド２０＆及び第２の磁気ヘッド
２０ｂの再生出力とパイロット信号ｆ１を平衡変調器に
入力すると、平衡変調器の出力にばｌｆ、＋ｆ１じＩｆ
、−ｆ司１１ｆｌ＋ｆ２｜　、　Ｉｒ、ｆ２｜の周波数
の信号を得ることができ、１ｒ＋−ｆ２｜の周波数の信
号に同調する同調増幅器により１ｒ１−ｆ２｜の周波数
の信号のみを得る。

この結果、第１の磁気ヘッド２０１Ｌ及び第２の磁気ヘ
ッド２０ｂの走査軌跡が再生すべきトラックから上にず
れた時には第２の磁気ヘッド２０ｂの再生出力が平衡変
調器、同調増幅器を経て得られる１ｒ１ｒ２｜の周波数
信号が増加し、下にずれた時には第１の磁気ヘッド２０
２Ｌの再生出力が平衡変調器、同調増幅器を経て得られ
る１ｒ１−ｆ２｜の周波数信号が増加する。

また第２フイールドを再生する時、第３の磁気ヘッド２
｜＆及び第４の磁気ヘッド２｜ｂがそれを走査する。こ
こで第３の磁気ヘッド２｜？Ｌ及び第４の磁気ヘッド２
｜ｂは隣接トラックに記録されているパイロット信号ｆ
１をクロストークとして再生するが、第３及び第４の磁
気ヘッドの走査軌跡が再生すべきトラックから上にずれ
た時には第４の磁気ヘッド２｜ｂの再生出力において、
周波数ｆ１の信号成分が増加し、下にずれた時には第３
の磁気ヘッド２｜＆の再生出力において、周波数ｆ１の
信号成分が増加する。

ここで、第３の磁気ヘッド２｜＆及び第４の磁気ヘッド
２｜ｂの再生出力とパイロット信号ｆ２を平衡変調器に
入力すると、平衡変調器の出力にはｌｆ２＋ｆ２｜，１
ｆ２−ｆ２｜．ｌｆ１＋ｆ２｜，１ｆｉ−ｆ２｜の周波
数の信号を得ることができ、ｌｒ＋−ｒｚｌ　　の周波
数の信号に同調する同調増幅器により１ｒ＋−ｆ２｜の
周波数の信号のみを得る。

この結果、第３の磁気ヘッド２｜＆及び第４の磁気ヘッ
ド２｜ｂの走査軌跡が再生すべきトラックから上にずれ
た時には第４の磁気ヘッド２｜ｂれるｌｆ、−ｒ２｜の
周波数信号が増加し、下にずれだ時には第３の磁気ヘッ
ド２｜２＋、の再生出力が平衡変調器、同調増幅器を経
て得られるｌｒ、−ｒ２｜０周波数信号が増加する。

このようにして、２個１組の各磁気ヘッドの再生パイロ
ット信号と基準パイロット信号を平衡変調し、同調増幅
して得られるｌｒ、　　ｒ２｜の周波数成分をそれぞれ
差動増幅器の子端子、一端子に入力することにより、差
動増幅器の出力レベルはトラッキングのずれ方向と量を
示す。

第３図は本実施例の記録部の構成図である。２種類の周
波数の異なったパイロット信号ｆ１・ｆ２を発生するパ
イロット信号発生回路２４の２系統の出力信号はフィー
ルド判別信号によって制御されるスイッチ回路２５によ
って第１フイールドでは周波数ｆ１のパイロット信号が
、第２フイールドでは周波数ｆ２のパイロット信号が各
々選択された後、混合回路２６．２７に加えられる。混
合回路２６．２７にはそれぞれ映像信号人、映像信号Ｂ
が入力されており、パイロット信号と映像信号が混合さ
れた記録信号は記録アンプ２８．２９によって電流増幅
された後、スイッチ回路３ｏを介して磁気ヘッドに供給
され、磁気テープ（図示せず）に記録される。スイッチ
回路３ｏはフィールド判別信号により制御され、第１フ
イールドでは、映像信号人とパイロット信号ｆ１が周波
数多重された信号が第１の磁気ヘッド２０２Ｌによって
記録され、映像信号Ｂと・パイロット信号ｆ１が周波数
多重された信号が第２の磁気ヘッド２０ｂによって記録
される。第２フイールドでは、映像信号人とパイロット
信号ｆ２が周波数多重された信号が第３の磁気ヘッド２
｜＆によって記録され、映像信号Ｂとパイロット信号ｆ
２が周波数多重された信号が第４の磁気ヘッド２｜ｂに
よって記録される。

第４図は本実施例の再生部の構成図である。第１フィー
ルド再生時には、第１の磁気ヘッド２０ａの再生出力が
スイッチ３１を介して再生アンプ３２に供給され、増幅
された再生信号はローパスフィルタ３４を通過すること
によシ映像信号Ａが取り除かれ、再生パイロット信号が
平衡変調器３６に供給される。同様に第２の磁気ヘッド
２ｏｂの再生出力がスイッチ３１を介して再生アンプ３
３に供給され、増幅された再生信号はローパスフィルタ
３５を通過することにより映像信号Ｂが取り除かれ、再
生パイロット信号が平衡変調器３７に供給される。平衡
変調器３θ、３７には、前述のパイロット信号発生回路
２４から出力されるパイロット信号ｆ１がスイッチ回路
４３によって選択されて基準パイロット信号として入力
され、よって平衡変調器３６，３了の出力には、再生パ
イロット信号ｆ１・ｆ２　と基準パイロット信号ｆ１の
和及び差の周波数の信号ｉｆ、＋ｆ１１　、　ｌ　ｆ’
、−ｆｌｌ　。

Ｉｆ＋＋ｆ’ｚｌ、ｌｆ＋　　ｆｚｌカ４ラレ、コノウ
チＩｒ、　　ｆ２｜の周波数成分のみが同調増幅器３８
゜３９により増幅され、検波器４０．４１に入力される
。検波器４０，４１では１ｒ、　　’２｜の周波数成分
の信号の振幅に対応したレベル信号を出力し、出力信号
は差動増幅器４２に供給される。ここで、第１の磁気ヘ
ッド２０ａ及び第２の磁気ヘッド２０ｂの走査軌跡が再
生すべきトラックから上にずれた時には第２の磁気ヘッ
ド２０ｂの再生出力においてパイロット信号ｆ２が増加
するため平衡変調器３７から出力される１ｒ＋−ｒ２｜
の振幅が大きくなり、よってトラッキングエラー信号の
レベルカ下がり、下にずれた時には第１の磁気ヘッド２
０ｉＬの再生出力においてパイロット信号ｆ２が増加し
、よって平衡変調器３６から出力される（　ｆ’、　−
ｆ２｜の振幅が大きくなり、よってトラッキングエラー
信号のレベルが上がる。

次に第２フイールド再星時には、フィールド判別信号が
切り換わり、よってスイッチ回路３１及び４３が切り換
わる。そこで第３の磁気ヘッド２｜１１Ｌの再生出力は
スイッチ３１を介して再生アンプ３２に供給され、増幅
された再生信号はローパスフィルタ３４を通過すること
により映像信号人が取り除かれ、再生パイロット信号が
平衡変調器３６に供給される。同様に第４の磁気へノド
２｜ｂの再生出力はスイッチ３１を介して再生アンプ３
３に供給され、増幅された再生信号はローパスフィルタ
３５を通過することによシ映像信号Ｂが取り除かれ、再
生パイロット信号が平衡変調器３７に供給される。平衡
変調器３６．３７にはパイロット信号発生回路２４から
出力されるパイロット信号ｆ２がスイッチ回路４３によ
って選択されて基準パイロット信号として入力され、よ
って平衡変調器３６．３７の出力には、再生パイロット
信号ｆ１・ｆ２　と基準パイロット信号ｆ２の和及び差
の周波数の信号１　ｆ２＋ｆ２｜１　ｌｆ２　　ｆｌ１
　＋Ｉｆ’＋　＋ｆ２　ｌ　、　ｌ　ｆｌ−ｆｌ１７６
：得うレ、コ（７）つｔ）１ｒ＋−ｒ２｜の周波数成分
のみが同調増幅器３８゜３９により増幅されて検波器４
０．４１に入力される。ここで第３の磁気ヘッド２｜＆
及び第４の磁気ヘッド２｜ｂの走査軌跡が再生すべきト
ラックから上にずれた時には第４の磁気ヘッド２｜ｂの
再生出力においてパイロット信号ｆ１が増加するため、
平衡変調器３７から出力される１ｒ＋−ｒ２｜の振幅が
大きくなり、よってトラッキングエラー信号のレベルが
下がり、下にずれた時には第３の磁気ヘッド２｜＆の再
生出力においてパイロット信号ｆ１が増加するため平衡
変調器３６から出力されるｌｆ、−ｆｌの振幅が大きく
なり、よってトラッキングエラー信号のレベルが上がる
。

本実施例では平衡変調器を用いてｌｒ、−ｒ２｜の周波
数成分を作り、この成分を同調増幅器を通して得ている
が、ｆ１キロ、５　Ｘ　ｆＨ，ｆ２キ７．５　ｒＨ（ｆ
ｕ　＝　１ｓ、７　ＫＨｚ　）　　と設定すると１　ｆ
、　−ｒ２｜はｆ、となり、同調増幅器の同調周波数が
低いため、同調増幅器を通過して得られる信号はノイズ
の少ない安定した信号であり、よって安定したトラッキ
ングエラー信号が得られる。

また同調増幅器３８．３９は２つとも１ｆ１ｒ２｜の周
波数成分を通過させるように設定すればよく、これら２
つの同調増幅器の特性を合わせることは容易に行なうこ
とができる。

本実施例では上記２つの理由で非常に精度のよいトラッ
キングエラー信号を得ることができる。

発明の詳細 な説明したように、本発明によれば簡単な構成で精度の
高いトラッキングエラー信号を得ることができる。まだ
フィールドに対応した周波数のパイロット信号が記録さ
れており、再生パイロット信号の周波数によって、実際
に再生しているフィールドを知ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による磁気テープ上の記録トランクの状
態を示す平面図、第２図は回転磁気ヘッドの配置を示す
概念図、第３図、第４図は本発明の第１の実施例のトラ
ッキングエラー検出装置のブロック図、第５図はＹ／Ｃ
分離型ＶＴＲの回転磁気ヘッドの配置を示す概念図、第
６図は従来のトラッキングエラー検出方法における磁気
テープ上の記録トラックの状態を示す平面図、第７図。 第８図は従来のトラッキングエラー検出装置のブロック
図である。 ６．２４・・・・・・パイロット信号発生回路、８，２
６゜２７・・・・・・混合回路、９．２８．２９−・・
・・・記録アンプ、１３・・・・・・バイパスフィルタ
、１４．１５・・・・・・バンドパスフィルタ、１６．
１７，４０．４１・・・・・検波器、１９　、４２・・
・・・・差動増幅器、３６．３７・・・・・・平衡変調
器、３８．３９・・・・・同調増幅器。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第　２　区 ■ 第３図 第５図 第７図 邑信号入方馬± １号へ力ｍ＋ 第８図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 回転ドラム上の近接した位置に取り付けられた第１と第
   ２の２個１組の磁気ヘッドと、この第１と第２の２個１
   組の磁気ヘッドと１８０°対向する位置に取り付けられ
   た第３と第４の２個１組の磁気ヘッドを有し、記録時、
   前記第１及び第２の磁気ヘッドが磁気テープ上を走査す
   る時には前記第１及び第２の磁気ヘッドによる記録トラ
   ックが同時に形成され、かつこれら２つの記録トラック
   には第１のパイロット信号ｆ＿１が記録され、前記第３
   及び第４の磁気ヘッドが磁気テープ上を走査する時には
   前記第３及び第４の磁気ヘッドによる記録トラックが同
   時に形成され、かつこれら２つの記録トラックには第２
   のパイロット信号ｆ＿２が記録され、再生時、前記第１
   及び第２の磁気ヘッドが磁気テープ上を走査する時には
   前記第１の磁気ヘッドの再生信号に含まれる隣接トラッ
   クの第２のパイロット信号ｆ＿２と前記第１のパイロッ
   ト信号ｆ＿１の差周波数成分｜ｆ＿１−ｆ＿２｜と、前
   記第２の磁気ヘッドの再生信号に含まれる隣接トラック
   の第２のパイロット信号ｆ＿２と前記第１のパイロット
   信号ｆ＿１の差周波数成分｜ｆ＿１−ｆ＿２｜のレベル
   差をトラッキングエラー信号とし、前記第３及び第４の
   磁気ヘッドが磁気テープ上を走査する時には前記第３の
   磁気ヘッドの再生信号に含まれる隣接トラックの第１の
   パイロット信号ｆ＿１と前記第２のパイロット信号ｆ＿
   ２の差周波数成分｜ｆ＿１−ｆ＿２｜と、前記第４の磁
   気ヘッドの再生信号に含まれる隣接トラックの第１のパ
   イロット信号ｆ＿１と前記第２のパイロット信号ｆ＿２
   の差周波数成分｜ｆ＿１−ｆ＿２｜のレベル差をトラッ
   キングエラー信号とすることを特徴とする磁気記録再生
   装置のトラッキングエラー検出装置。