JPS63188816A - 回転ドラムユニツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は回転磁気ヘッド型磁気記録再生装置の回転磁気
ヘットの回転ドラムへの取付は構造に関するものである
。

従来の技術 ビデオテープレコーダ、ディジタルオーディオテープレ
コーダなどの従来の回転磁気ヘッド型磁気記録再生装置
における回転磁気ヘッドの回転ドラムへの取付は構造を
第６図、第７図に示す。

即ち、第６図は回転ドラム１０のヘッド取付面１２に２
ケの回転磁気ヘッドユニット１４．１６を取付けた状態
を示す平面図である。また第７図は第６図のＢ−Ｂ’断
面の断面図である。上記回転磁気ヘッドユニット１４．
１６は磁性材料からなり磁気テープ当接面にギャップ部
を有するリング型へラドチップ１８に巻線２０を巻回し
たヘッド部２２と、ヘッド部２２をその取付面に接着固
着するヘッドベース部２４とからなる。そして回転磁気
ヘッドユニット１４．１６はへンドベース部２４を上記
ヘッド取付面１２にビス２６を用いてネジ止め固定され
ていることが一般的であった。この時、ヘッド部２２の
回転ドラム１０の周方向、径方向、軸高さ方向に対する
取付は精度の要求に対し、治工具などの外部装置を用い
て周方向、径方向の位置決め調整を行った後にビス２６
を締めつけ固定していた。また回転ドラムＩＯにネジこ
まれた調整ネジ２８によりヘッドベース部２４の一部を
突き撓ませるなどによりヘッド部２２の軸高さ方向の調
整を行なっていた。

発明が解決しようとする問題点 従来の構造は回転ドラムの径が比較的大きく、回転磁気
ヘッドユニットの取付は数が少ない回転磁気ヘッド型磁
気記録再生装置においては問題視されなかったものの、
昨今の小型化、多機能化を追求する回転磁気ヘッド型磁
気記録再生装置では回転ドラムの径も小径化し、回転磁
気ヘンドユニソトの取付は数も増加しつつある。従って
従来の構造では配置上へソドベース部を設けること、更
にビス止めすることなどの従来の回転磁気ヘッドユニッ
トの取付けが困難であり、高精度が要求される位置決め
調整も困難である。

本発明はかかる点に漏みてなされたもので簡易な構成の
回転ドラムに対する回転磁気ヘンドユニソトの取付は構
造を提供することを目的としている。

問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決する為に回転磁気ヘッドを回
転ドラムの取付面に対し紫外線硬化型接着樹脂膜を介し
て取付け、硬化に際しては外部装置などによって回転磁
気ヘッドを保持し、回転ドラムの取付面に対して径方向
、周方向、軸高さ方向の所定の位置に調整し位置を定め
た後に硬化するようにして回転ドラムへの一体化を行な
うようにしたものである。

作用 本発明は上述した構成により回転ドラムに対する回転磁
気ヘッドの高精度取付けを簡単に達成し、しかも極めて
狭スペースで達成できるものである。

実施例 以下本発明の一実施例について、図面を用いて説明する
。

第１図は本発明の回転ドラムユニットの一実施例で回転
ドラムに回転磁気ヘッドを取付けた状態を示す平面図で
ある。第２図は第１図のＡ−Ａ’断面の断面図である。

第１図、第２図において３０は回転磁気ヘッド型磁気記
録再生装置における回転ドラムで回転磁気ヘッド取付面
３２を端面部に有した円柱状の形状からなる。３４は回
転磁気ヘッドで上記回転磁気ヘッド３４は磁性材料から
なり磁気テープ当接面にギャップ部３６を有するリング
型へラドチップで鎖交して所定のターン数の巻線３８が
施されており、その線端はプリント板４０に半田付けさ
れ線処理されている。

本実施例では２ケの回転磁気ヘッドが上記回転磁気ヘッ
ド取付面３２上に紫外線硬化型樹脂材料からなる接着樹
脂膜４２を介して取付は固着されている。この時、２ケ
の回転磁気ヘッド３４は回転ドラム３０に対し、径方向
に一定量外周より突出し周方向に略々１８０度割出し位
置決めされ、かつ軸高さ方向に２ケの高さが一致または
所定の高さを有して取付いている。

次に第３図、第４図、第５図を用いて上述の２ケの回転
磁気ヘッド３４の高精度取り付けのプロセスについて説
明する。

第３図は回転ドラムに回転磁気ヘッドを取り付ける際、
多自由度多関節ロボットの外部装置を用いて回転磁気ヘ
ッドの所定の・取付は位置を保持して取付は固着する磁
気ヘッド固着装置の概略図である。４４は基準台で、回
転ドラム１０の中心穴４６と突起部４８の嵌合により回
転ドラム３０を位置決め載置する。５０．５２．５４．
５６は顕微鏡付ＴＶカメラで５０と５２は回転ドラム３
０の径方向に設置され回転磁気ヘッド３４の前面ギャッ
プ付近を撮るもので、あらかじめ回転ドラム３０の中心
を通る径方向に１８０゜の割出しを行ない設置されてい
る。５４と５６は回転磁気ヘッド３４の回転ドラム外周
からの突出し状態を撮るもので、所定の突出状態を見る
ことのできる位置に設置されている。５８は多自由度多
関節ロボットで、その先端保持部６０で回転磁気ヘッド
３４を保持して回転磁気ヘッド３４の取付面３２に対し
て径方向、周方向、軸高さ方向、及び各方向の姿勢を自
在に調整することが可能である。以上の装置において回
転磁気ヘット３４の取り付はプロセスを順次説明する。

まず回転ドラム３００回転磁気ヘッド取付面３２の第１
の回転磁気ヘッド３４ａが取付けられる予定近傍位置に
ディスペンサー装置（図示せず）を用いて一定の量の紫
外線硬化型接着樹脂を滴らす。

次に多自由度多関節ロボット５８の先端に保持された回
転磁気ヘッド３４ａのへソドチップを上述の紫外線硬化
型接着樹脂４２ａ上に載置する。この時紫外線硬化型接
着樹脂４２ａはまだ硬化していないので多自由度多関節
ロボット５８によって自在に回転磁気ヘッド３４ａの位
置、姿勢を変えることは可能である。回転磁気ヘッド３
４ａの位置のチェックは５０．５４の顕微鏡付ＴＶカメ
ラで行ない、周方向及び軸高さ方向の位置決めは第４図
に示す様な撮影像で、あらかじめ設けられた十文字の基
準線６２の交点に回転磁気ヘッド３４前面のギャップ６
４中心が一致した時を完了としている。また径方向の位
置決めは第５図に示す様な撮影像であらかじめ設けられ
た直線の基′＄線６６に回転磁気ヘッド３４先端が一致
した時を完了としている。第４図、第５図に示した状態
に回転磁気ヘッド３４ａが調整された時、上述の紫外線
硬化型接着樹脂膜４２に外部の紫外線発光装置（図示せ
ず）より紫外光が照射され上述の接着樹脂膜４２を即座
に硬化させる。第２の回転磁気ヘッド３４ｂも同様のプ
ロセスで取付は硬化される。

以上の本発明は、従来の磁気へソドユニソトをビス止め
を廃止して回転ドラムに取付けることも可能であること
は明白であろう。

発明の効果 以上の様な本発明によれば従来のビス止めによる複雑な
回転磁気ヘッド取付は調整の必要がなく、またビス止め
のスペースも必要とせず、簡易な構成で取付けを可能と
する。従って本発明は回転ドラムの小径化、回転磁気ヘ
ッドの数の増加に対応しうる有効な構造である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例で回転ドラムの平面図、第２
図は第１図のＡ−Ａ　’断面図、第３図は磁気ヘット固
着装置の概略図、第４図は回転磁気ヘッド前面の撮影像
図、第５図は回転磁気ヘッド上端面の撮影像図、第６図
は従来の回転ドラムの平面図、第７図は第６図のＢ−Ｂ
　’断面図である。 ３０・・・・・・回転ドラム、３４・・・・・・回転磁
気ヘッド、４２・・・・・・紫外線硬化型接着樹脂、５
０．５２．５４．５６・・・・・・顕微鏡付ＴＶカメラ
、５８・・・・・・多自由度多関節ロボット。 代理人の氏名　弁理士　中尾敏男　はか１名３０一回転
ドラム ３２−　回転磁気ヘッド取付面 〆−ａ転磁気ヘッド ３８−　　巻　　轢 第１図 Ｚ 第２図 第３図 ａ 第４図　　　　第５図 第６図 第７図

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）円柱状の回転ドラムの外周に磁気テープを案内し
   一体的に内蔵した回転磁気ヘッドにより信号の磁気記録
   再生を行なうようにした回転磁気ヘッド型磁気記録再生
   装置であって、上記回転磁気ヘッドは上記回転ドラムの
   取付面に対し、接着樹脂膜を介して取付け固着されてい
   ることを特徴とする回転ドラムユニット。
2. （２）接着樹脂膜は、回転磁気ヘッドが回転ドラムの取
   付面に対し、径方向、周方向、軸高さ方向の所定の位置
   に外部装置などによって保持された状態で硬化したもの
   であることを特徴とする特許請求の範囲第（１）項記載
   の回転ドラムユニット。
3. （３）回転磁気ヘッドは磁性材料からなり磁気テープ当
   接面にギャップ部を有するリング型ヘッドチップに巻線
   を巻回したものであることを特徴とする特許請求の範囲
   第（１）項記載の回転ドラムユニット。
4. （４）接着樹脂膜は紫外光で感光硬化する紫外線硬化型
   樹脂材料からなることを特徴とする特許請求の範囲第（
   １）項、第（２）項または第（３）項のいずれかに記載
   の回転ドラムユニット。