JPS6318859Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6318859Y2 JPS6318859Y2 JP2063884U JP2063884U JPS6318859Y2 JP S6318859 Y2 JPS6318859 Y2 JP S6318859Y2 JP 2063884 U JP2063884 U JP 2063884U JP 2063884 U JP2063884 U JP 2063884U JP S6318859 Y2 JPS6318859 Y2 JP S6318859Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer cylinder
- inner corner
- seal ring
- housing
- buffer rubber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 claims description 8
- 239000005060 rubber Substances 0.000 claims description 8
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 3
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Mechanical Sealing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はメカニカルシールの改良に関するもの
で、外筒を有する本体固定タイプのメカニカルシ
ールの構造を簡略化することを目的とする。
で、外筒を有する本体固定タイプのメカニカルシ
ールの構造を簡略化することを目的とする。
従来本体を外筒に包み込む形式のメカニカルシ
ールは第１図に示すようにスリーブ１の一側に緩
衝ゴム２を介してフローテイングシート３を担持
し、上記スリーブ１の外周に挿入一体化した外筒
４の一側に内挿したパツキング５を介してシール
リング６を担持するとともに上記パツキング５の
周溝にスプリング押え７，７を介して弾挿したコ
イルスプリング８によつてシールリング６をフロ
ーテイングシート３に押圧し、密接摺回動するよ
うにしており、多数の部品からなるだけでなく構
造が複雑なため、組み立て工数が多くコストが高
くなる問題を有していた。また、この種のものは
外圧をパツキング５が受けているため、高圧力用
（３Kg／cm2Ｇ以上）には適さないばかりでなく該
パツキング５の耐薬品性等が問題になり、メカニ
カルシールの寿命を決定するものであつた。
ールは第１図に示すようにスリーブ１の一側に緩
衝ゴム２を介してフローテイングシート３を担持
し、上記スリーブ１の外周に挿入一体化した外筒
４の一側に内挿したパツキング５を介してシール
リング６を担持するとともに上記パツキング５の
周溝にスプリング押え７，７を介して弾挿したコ
イルスプリング８によつてシールリング６をフロ
ーテイングシート３に押圧し、密接摺回動するよ
うにしており、多数の部品からなるだけでなく構
造が複雑なため、組み立て工数が多くコストが高
くなる問題を有していた。また、この種のものは
外圧をパツキング５が受けているため、高圧力用
（３Kg／cm2Ｇ以上）には適さないばかりでなく該
パツキング５の耐薬品性等が問題になり、メカニ
カルシールの寿命を決定するものであつた。
本考案は上記問題に鑑みてなされたもので、外
筒をバネ性を有し高強度の材料にすることによ
り、スプリングおよびパツキンの機能を外筒にも
たせてこれらの部品を省略したものである。
筒をバネ性を有し高強度の材料にすることによ
り、スプリングおよびパツキンの機能を外筒にも
たせてこれらの部品を省略したものである。
以下、本考案の一実施例を図面にしたがつて説
明すると、第２図はハウジングとシヤフト間に組
み付けた状態の半裁正断面図である。１１はハウ
ジング９側組み立て部材の外筒であり、適宜弾性
と高強度を有する金属板材を略Ｇ字状断面に折曲
加工して環状体を構成し、内周部１１ａと外周部
１１ｂを後端部１１ｃによつて連結したもので、
外周部１１ｂに形成した外角部１１ｄをハウジン
グ９の円孔に嵌着してなる。また内周部１１ａに
形成した内角部１１ｅには断面がＬ字状の環状緩
衝ゴム１２を介してシールリング１３を気密的に
担持する。１４は前記ハウジング側組み立て部材
の内径部に延び、シヤフト１０に外挿固着するス
リーブであり、該スリーブ１４の一端には外筒１
１の内角部１１ｅに対向する内角部１４ａが折曲
形成され、該内角部１４ａに断面がＬ字状の環状
緩衝ゴム１５を介してフローテイングシート１６
を気密的に担持してなる。また上記スリーブ１４
は外筒１１の内周部１１ａを貫通した後端部１１
ｃの外側で外径方向に開いて組付縁１４ｂを形成
し、該組付縁１４ｂによつて全部品を一体化して
なる。
明すると、第２図はハウジングとシヤフト間に組
み付けた状態の半裁正断面図である。１１はハウ
ジング９側組み立て部材の外筒であり、適宜弾性
と高強度を有する金属板材を略Ｇ字状断面に折曲
加工して環状体を構成し、内周部１１ａと外周部
１１ｂを後端部１１ｃによつて連結したもので、
外周部１１ｂに形成した外角部１１ｄをハウジン
グ９の円孔に嵌着してなる。また内周部１１ａに
形成した内角部１１ｅには断面がＬ字状の環状緩
衝ゴム１２を介してシールリング１３を気密的に
担持する。１４は前記ハウジング側組み立て部材
の内径部に延び、シヤフト１０に外挿固着するス
リーブであり、該スリーブ１４の一端には外筒１
１の内角部１１ｅに対向する内角部１４ａが折曲
形成され、該内角部１４ａに断面がＬ字状の環状
緩衝ゴム１５を介してフローテイングシート１６
を気密的に担持してなる。また上記スリーブ１４
は外筒１１の内周部１１ａを貫通した後端部１１
ｃの外側で外径方向に開いて組付縁１４ｂを形成
し、該組付縁１４ｂによつて全部品を一体化して
なる。
上記メカニカルシールはハウジング９とシヤフ
ト１０に対して外筒１１とスリーブ１４を取り付
けることによりシールリング１３をフローテイン
グシート１６に密接せしめる。シールリング１３
とフローテイングシート１６の当接位置よりわず
かに押し込んだ位置に外筒１１とスリーブ１４を
取り付けると、外筒１１の半径方向に延びる部分
の撓みに併なう弾性効果によりフローテイングシ
ート１６に対してシールリング１３を適宜弾性力
で押圧し、気密的に摺動する。またシールリング
１３とフローテイングシート１６の摺動面角度の
歪は両緩衝ゴム１２，１５によつて吸収するよう
になる。
ト１０に対して外筒１１とスリーブ１４を取り付
けることによりシールリング１３をフローテイン
グシート１６に密接せしめる。シールリング１３
とフローテイングシート１６の当接位置よりわず
かに押し込んだ位置に外筒１１とスリーブ１４を
取り付けると、外筒１１の半径方向に延びる部分
の撓みに併なう弾性効果によりフローテイングシ
ート１６に対してシールリング１３を適宜弾性力
で押圧し、気密的に摺動する。またシールリング
１３とフローテイングシート１６の摺動面角度の
歪は両緩衝ゴム１２，１５によつて吸収するよう
になる。
以上述べたように本考案のメカニカルシールは
外筒１１を弾性材料によつて形成したため該外筒
１１と、２個の緩衝ゴム１２，１５、シールリン
グ１３、フローテイングシート１６およびスリー
ブ１４のわずかな部品で構成することができ、構
造が簡単になり加工が容易になるものである。ま
た本考案のメカニカルシールは取り付け長さが短
かくなりコンパクトになるとともに軽量化が計れ
る等の特徴を有するばかりでなく、パツキング等
の耐薬品性能に劣る部材を含まないためメカニカ
ルシールの寿命を長くすることができる等の特徴
を有し、本考案の実用的効果はきわめて大きい。
外筒１１を弾性材料によつて形成したため該外筒
１１と、２個の緩衝ゴム１２，１５、シールリン
グ１３、フローテイングシート１６およびスリー
ブ１４のわずかな部品で構成することができ、構
造が簡単になり加工が容易になるものである。ま
た本考案のメカニカルシールは取り付け長さが短
かくなりコンパクトになるとともに軽量化が計れ
る等の特徴を有するばかりでなく、パツキング等
の耐薬品性能に劣る部材を含まないためメカニカ
ルシールの寿命を長くすることができる等の特徴
を有し、本考案の実用的効果はきわめて大きい。
第１図は従来のメカニカルシールの半裁正断面
図、第２図は本考案のメカニカルシールの一実施
例を示す半裁正断面図である。 ９……ハウジング、１０……シヤフト、１１…
…外筒、１２，１５……緩衝ゴム、１３……シー
ルリング、１４……スリーブ、１６……フローテ
イングシート。
図、第２図は本考案のメカニカルシールの一実施
例を示す半裁正断面図である。 ９……ハウジング、１０……シヤフト、１１…
…外筒、１２，１５……緩衝ゴム、１３……シー
ルリング、１４……スリーブ、１６……フローテ
イングシート。
Claims (1)
- 外周部をハウジングに嵌合する弾性板状体を折
曲加工してなる外筒一端と、内径部をシヤフトに
外挿する弾性板状体を折曲加工してなるスリーブ
の一端にそれぞれ対向する断面がＬ字状になる内
角部を構成するとともに、一方の内角部に緩衝ゴ
ムを介して気密的に担持したシールリングと、他
方の内角部に緩衝ゴムを介して気密的に担持した
フローテイングシートを、上記外筒の弾性によ
り、組み付け時に密接してなることを特徴とする
メカニカルシール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2063884U JPS60133272U (ja) | 1984-02-17 | 1984-02-17 | メカニカルシ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2063884U JPS60133272U (ja) | 1984-02-17 | 1984-02-17 | メカニカルシ−ル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60133272U JPS60133272U (ja) | 1985-09-05 |
| JPS6318859Y2 true JPS6318859Y2 (ja) | 1988-05-26 |
Family
ID=30511311
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2063884U Granted JPS60133272U (ja) | 1984-02-17 | 1984-02-17 | メカニカルシ−ル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60133272U (ja) |
-
1984
- 1984-02-17 JP JP2063884U patent/JPS60133272U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60133272U (ja) | 1985-09-05 |
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