JPS6318850Y2 - - Google Patents

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JPS6318850Y2
JPS6318850Y2 JP1982168796U JP16879682U JPS6318850Y2 JP S6318850 Y2 JPS6318850 Y2 JP S6318850Y2 JP 1982168796 U JP1982168796 U JP 1982168796U JP 16879682 U JP16879682 U JP 16879682U JP S6318850 Y2 JPS6318850 Y2 JP S6318850Y2
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JP
Japan
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crankshaft
flywheel
internal combustion
output shaft
combustion engine
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JP1982168796U
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JPS5972345U (ja
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  • Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、片持クランク式の内燃機関における
フライホイールの装着構造に関するものである。
従来の片持クランク式内燃機関におけるフライ
ホイールの装着構造は、第1図に示すように、片
持式のクランク軸に先ずフライホイールをボルト
にて固定し、そしてこのフライホイールに出力軸
をボルトにて固定するのが一般的である。(例え
ばドイツ特許公告1751953号)同図において詳細
に説明すると、1は内燃機関で、シリンダ2、シ
リンダ2内を摺動するピストン3、ピストンピン
を介して連結されるコンロツド4及び点火栓5等
で構成されている。6は上記コンロツド4の他端
にクランクピンを介して連結された片持式のクラ
ンク軸である。このクランク軸6は、クランクケ
ース7にベアリング8,9及びシール材10によ
り回動自在に支持され、且つクランクウエブ11
と一体に形成されている。12はフライホイール
で、上記クランク軸6にナツト13及びキー14
により強固に締付固定されている。15は出力軸
で、その一端に取付用フランジ16が形成され、
この取付用フランジ16がフライホイール12に
対向し、複数個のボルト17,17によりフライ
ホイール12に締付固定されている。18はカバ
ーで、クランクケース7の開口部19を密閉する
ものである。
上記の通り、従来の片持クランク式の内燃機関
においては、クランクウエブ11の反対側即ちク
ランク軸6を支持する側からナツト13、ボルト
17を締付けることにより装着している。即ちク
ランク軸6の支持側(第1図中左方)よりフライ
ホイール12をナツト13でクランク軸6に締付
固定し、そのフライホイール12に出力軸15を
ボルト17で締付固定するようにしている。その
為クランク軸15の一端に取付用フランジ16を
形成しなければならないという加工が必要であ
る。又図示しないが、クランク軸15の他端側に
は変速機等種々の機器が付設される為、フライホ
イール12やクランク軸15の締付作業が困難と
なる。特に補修時においては、その脱着作業が非
常に面倒である。
本考案は、上記種々の欠点に鑑み考えたもの
で、クランク軸へのフライホイールあるいは出力
軸の装着をクランクウエブ側よりボルト締めする
ことによつて、より簡便に且つ容易に固定しうる
片持クランク式内燃機関を提供しようとするもの
である。
以下、本考案の実施例を図面により説明する。
第2図は本考案による片持クランク式内燃機関を
示す断面側面図で、第3図はその断面正面図であ
る。同図において、第1図と同じ符号のものは同
一物を示し、詳細な説明は省略する。20は出力
軸で、フライホイール20aと一体に形成したも
のである。21は出力軸20に形成した凹部で、
クランク軸6の先端に嵌合する部分である。22
はボルトで、クランク軸6に該クランク軸6の軸
線方向に設けた中空穴6aに、クランクウエブ1
1側から該ボルト22を挿通し、このクランク軸
6と出力軸20とをキー14により強固に締付固
定するものである。
本考案は、上記の如く構成されるもので、クラ
ンク軸6に出力軸20を結合するには、出力軸2
0の凹部21をクランク軸6の先端に嵌合し、ク
ランクウエブ11側よりクランク軸6の中空穴6
aにボルト22を挿通して締付固定する。その後
カバー18をビスにてクランクケース7に装着す
る。
逆に補修等にて出力軸20をクランク軸6より
はずすには、クランクケース7よりカバー18を
はずし、クランク軸6の中空穴6aに工具を挿入
してボルト22をゆるめれば、簡単にはずすこと
が可能である。
以上の通りであり、本考案によれば、クランク
軸と出力軸との脱着をクランクウエブ側からボル
トにて締付固定したり、ボルトを取外したりする
ようにしたので、クランク軸と出力軸との脱着
が、及び内燃機関の組立・解体が非常に容易に行
えるようになつた。
尚本実施例では出力軸とフライホイールとを一
体に形成したものを示したが、これに限定するも
のではなく、別体であつてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のフライホイール装着構造を示す
断面側面図、第2図は本考案によるフライホイー
ル装着構造の実施例を示す断面側面図、第3図は
その断面正面図である。 1……内燃機関、6……クランク軸、6a……
中空穴、7……クランクケース、11……クラン
クウエブ、20……出力軸、20a……フライホ
イール、22……ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. クランク軸を片持にて支持する内燃機関におい
    て、上記クランク軸に中空穴を形成し、該クラン
    ク軸の中空穴にクランクウエブ側よりボルトを挿
    通し、クランク軸とフライホイールとを締付固定
    するようにしたことを特徴とする片持クランク式
    内燃機関のフライホイール装着構造。
JP16879682U 1982-11-08 1982-11-08 片持クランク式内燃機関のフライホイ−ル装着構造 Granted JPS5972345U (ja)

Priority Applications (1)

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JP16879682U JPS5972345U (ja) 1982-11-08 1982-11-08 片持クランク式内燃機関のフライホイ−ル装着構造

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JP16879682U JPS5972345U (ja) 1982-11-08 1982-11-08 片持クランク式内燃機関のフライホイ−ル装着構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5972345U JPS5972345U (ja) 1984-05-16
JPS6318850Y2 true JPS6318850Y2 (ja) 1988-05-26

Family

ID=30368931

Family Applications (1)

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JP16879682U Granted JPS5972345U (ja) 1982-11-08 1982-11-08 片持クランク式内燃機関のフライホイ−ル装着構造

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JP (1) JPS5972345U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS573150B2 (ja) * 1972-11-29 1982-01-20

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS577867Y2 (ja) * 1973-11-02 1982-02-15
JPS573150U (ja) * 1980-06-06 1982-01-08

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS573150B2 (ja) * 1972-11-29 1982-01-20

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Publication number Publication date
JPS5972345U (ja) 1984-05-16

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