JPS628364Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS628364Y2 JPS628364Y2 JP6364081U JP6364081U JPS628364Y2 JP S628364 Y2 JPS628364 Y2 JP S628364Y2 JP 6364081 U JP6364081 U JP 6364081U JP 6364081 U JP6364081 U JP 6364081U JP S628364 Y2 JPS628364 Y2 JP S628364Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling fins
- cooling
- vibration
- bolts
- internal combustion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 37
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 8
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 4
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 3
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000002000 scavenging effect Effects 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、冷却フインの振動及びそれに伴う
騒音を防止しつつ冷却フインの放熱効果をさらに
向上し得るようにした内燃機関の冷却フイン騒音
防止装置に関するものである。
騒音を防止しつつ冷却フインの放熱効果をさらに
向上し得るようにした内燃機関の冷却フイン騒音
防止装置に関するものである。
冷却フインを備えた空冷内燃機関にあつては、
機関の回転によつてこの冷却フインが振動し、そ
れに伴なつて騒音が発生するという問題がある。
この冷却フインの振動騒音を防止すべく従来は、
実公昭45−126959号公報に示される防振装置が提
案されている。この従来の防振装置は、機関本体
から突出する多数枚のフイン先端近傍に略U字状
の切込を形成し、これに別体のゴム,合成樹脂等
の弾性体棒を嵌着して構成され、各フインの振動
を上記弾性体棒にて吸振減衰させ騒音の発生を防
止している。
機関の回転によつてこの冷却フインが振動し、そ
れに伴なつて騒音が発生するという問題がある。
この冷却フインの振動騒音を防止すべく従来は、
実公昭45−126959号公報に示される防振装置が提
案されている。この従来の防振装置は、機関本体
から突出する多数枚のフイン先端近傍に略U字状
の切込を形成し、これに別体のゴム,合成樹脂等
の弾性体棒を嵌着して構成され、各フインの振動
を上記弾性体棒にて吸振減衰させ騒音の発生を防
止している。
しかしながら、上記従来の防振装置では、冷却
フイン間に熱伝導性の悪いゴム、合成樹脂等から
なる弾性体棒が多数嵌着されていることから、冷
却フインの放熱効果が妨げられてしまつている。
フイン間に熱伝導性の悪いゴム、合成樹脂等から
なる弾性体棒が多数嵌着されていることから、冷
却フインの放熱効果が妨げられてしまつている。
この考案の目的はこれらの問題に鑑み、シリン
ダ又は及びシリンダヘツドから突出した多数の冷
却フインに同一軸方向のねじ孔を穿孔し、この冷
却フインのねじ孔に熱伝導性の良好な材料からな
るボルトを螺入して前記各冷却フインを締付け連
結したことにより、内燃機関の回転による冷却フ
インの振動及びそれに伴う振動騒音の発生を防止
する一方、前記冷却フイン間に螺入されて各フイ
ンを連結した熱伝導性の良好なボルトにて冷却効
率がさらに向上し、さらには各冷却フインを補強
し得る内燃機関の冷却フイン騒音防止装置を提供
しようとするものである。
ダ又は及びシリンダヘツドから突出した多数の冷
却フインに同一軸方向のねじ孔を穿孔し、この冷
却フインのねじ孔に熱伝導性の良好な材料からな
るボルトを螺入して前記各冷却フインを締付け連
結したことにより、内燃機関の回転による冷却フ
インの振動及びそれに伴う振動騒音の発生を防止
する一方、前記冷却フイン間に螺入されて各フイ
ンを連結した熱伝導性の良好なボルトにて冷却効
率がさらに向上し、さらには各冷却フインを補強
し得る内燃機関の冷却フイン騒音防止装置を提供
しようとするものである。
以下図面を参照してこの考案を具体的に説明す
る。第1図及び第2図はこの考案の一実施例を示
している。これらの図において符号1は内燃機関
を構成するシリンダブロツクで、その外周方向に
は多数枚の冷却フイン2…が一体に突設されてお
り、この各冷却フイン2…の先端近傍には同一軸
方向のねじ孔3…が周方向に複数穿孔されてい
る。上記冷却フイン2…のねじ孔3…には、金属
等熱伝導性の良好な材料からなるボルト4…が螺
入され、各冷却フイン2…を締付け連結してい
る。
る。第1図及び第2図はこの考案の一実施例を示
している。これらの図において符号1は内燃機関
を構成するシリンダブロツクで、その外周方向に
は多数枚の冷却フイン2…が一体に突設されてお
り、この各冷却フイン2…の先端近傍には同一軸
方向のねじ孔3…が周方向に複数穿孔されてい
る。上記冷却フイン2…のねじ孔3…には、金属
等熱伝導性の良好な材料からなるボルト4…が螺
入され、各冷却フイン2…を締付け連結してい
る。
尚、図中符号5はボルト4の頭部と冷却フイン
2との間に介装されたワツシヤ、6は吸入ポー
ト、7は排気ポート、8は掃気ポートを示す。
2との間に介装されたワツシヤ、6は吸入ポー
ト、7は排気ポート、8は掃気ポートを示す。
このような構成では、機関本体、即ちシリンダ
ブロツク1から突出した各冷却フイン…2の先端
近傍がボルト4…にて締付け連結されている為、
内燃機関の回転による冷却フイン2…の振動及び
それに伴う振動騒音の発生が防止される。又、上
記各冷却フイン2…は熱伝導性の良好な材料から
なるボルト4…にて連結され放熱面積が広くなつ
ていることから冷却効率がさらに向上し、しかも
このボルト4…は比較的小径で済むため冷却風の
通風を妨げることがない。さらに、各冷却フイン
2…は上記のようにボルト4…にて締付け連結さ
れ補強されているものである。
ブロツク1から突出した各冷却フイン…2の先端
近傍がボルト4…にて締付け連結されている為、
内燃機関の回転による冷却フイン2…の振動及び
それに伴う振動騒音の発生が防止される。又、上
記各冷却フイン2…は熱伝導性の良好な材料から
なるボルト4…にて連結され放熱面積が広くなつ
ていることから冷却効率がさらに向上し、しかも
このボルト4…は比較的小径で済むため冷却風の
通風を妨げることがない。さらに、各冷却フイン
2…は上記のようにボルト4…にて締付け連結さ
れ補強されているものである。
尚、この考案において上記実施例においては、
シリンダブロツク1から突出した冷却フイン2…
にねじ孔3…を穿孔しボルト4…を螺込している
が、シリンダヘツドの冷却フインにも上記ねじ孔
を穿孔しボルトを螺込するよう構成してもよい。
シリンダブロツク1から突出した冷却フイン2…
にねじ孔3…を穿孔しボルト4…を螺込している
が、シリンダヘツドの冷却フインにも上記ねじ孔
を穿孔しボルトを螺込するよう構成してもよい。
かくて、この考案によれば、内燃機関の回転に
よる冷却フインの振動及びそれに伴う振動騒音の
発生を防止する上に、冷却効率をさらに向上で
き、しかも突設した多数の冷却フインを補強でき
る効果がある。
よる冷却フインの振動及びそれに伴う振動騒音の
発生を防止する上に、冷却効率をさらに向上で
き、しかも突設した多数の冷却フインを補強でき
る効果がある。
第1図はこの考案の一実施例を示すシリンダ部
の断面図、第2図は第1図の平面図である。 2……冷却フイン、3……ねじ孔、4……ボル
ト。
の断面図、第2図は第1図の平面図である。 2……冷却フイン、3……ねじ孔、4……ボル
ト。
Claims (1)
- シリンダ又は及びシリンダブロツクから突出し
た多数の冷却フインに同一軸方向のねじ孔を穿孔
し、この冷却フインのねじ孔に熱伝導性の良好な
材料からなるボルトを螺込して前記各冷却フイン
を締付け連結したことを特徴とする内燃機関の冷
却フイン騒音防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6364081U JPS628364Y2 (ja) | 1981-05-01 | 1981-05-01 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6364081U JPS628364Y2 (ja) | 1981-05-01 | 1981-05-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57176644U JPS57176644U (ja) | 1982-11-08 |
JPS628364Y2 true JPS628364Y2 (ja) | 1987-02-26 |
Family
ID=29859737
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6364081U Expired JPS628364Y2 (ja) | 1981-05-01 | 1981-05-01 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS628364Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-05-01 JP JP6364081U patent/JPS628364Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57176644U (ja) | 1982-11-08 |
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