JP3656017B2 - エンジン - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、エンジンのシリンダヘッドは、ヘッドカバー取付面にガスケット着座面を形成しているが、このガスケット着座面は幅が狭く、所定種のガスケットを着座させることができない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術では、次の問題がある。
所定種のガスケットを着座させることができないため、所定種のヘッドカバーを選択して取り付けることができなかった。
【0004】
本発明の課題は、上記問題点を解決できるエンジンを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(請求項1の発明)
請求項1の発明に係るエンジンの構成は、次の通りである。
図1に示すように、シリンダヘッド(1)のヘッドカバー取付面(2)に枠形のガスケット着座面(3)を形成し、このガスケット着座面(3)の一辺部(4)は外寄り半部(4a)と内寄り半部(4b)とを備え、このガスケット着座面(3)の周囲に、ヘッドカバー(7)を取り付けるためのボルト締結孔用ボス肉部(8)を設けた、シリンダヘッド ( 1 ) を備えている。
【0006】
更に、図3 ( C ) に示すように、一辺部 ( 5a ) をガスケット着座面 ( 3 ) の一辺部 ( 4 ) の外寄り部 ( 4a ) に着座させるガスケット ( 5 ) を用い、図3(D)に示すように、前記ボルト締結孔用ボス肉部(8)にボルト締結孔(9)を形成し、図3(B)に示すように、ヘッドカバー(7)の開口縁(10)にガスケット(5)を取り付け、図2及び図3(D)に示すように、このヘッドカバー(7)の開口縁(10)の周囲に複数の取付片(11)を設け、この取付片(11)にボルト挿通孔(12)を設け、このボルト挿通孔(12)に挿通させた取付ボルト(13)を上記ボルト締結孔(9)に螺着させ、この取付ボルト(13)とボルト締結孔(9)との締結力で、図3(B)に示すように、シリンダヘッド(1)のガスケット着座面(3)とヘッドカバー(7)の開口縁(10)との間にガスケット(5)を挟み付けるとともに、ガスケット(5)の一辺部(5a)は、ガスケット着座面(3)の一辺部(4)の外寄り半部(4a)に着座させ、ヘッドカバー(7)の開口縁(10)をガスケット(5)でガスケット着座面(3)から浮かせている。
【0007】
更に、図3(D)に示すように、前記シリンダヘッド(1)は、前記ガスケット着座面(3)の一辺部(4)側に位置するボルト締結孔用ボス肉部(8)を、シリンダヘッド周壁(14)から冷却水ジャケット(15)の冷却水通路(16)に膨出させたものである、ことを特徴とするエンジン。
【0008】
(請求項2の発明)
請求項2の発明の構成は、次の通りである。
請求項1に記載したエンジンにおいて、
図3に示すように、前記シリンダヘッド(1)は、前記ガスケット着座面(3)の一辺部(4)を排気ポート(17)側に位置させたものであって、図3(B)(C)に示すように、上記ガスケット着座面(3)の一辺部(4)の内寄り半部(4b)に油溝(18)を形成し、この油溝(18)に前記ヘッドカバー(7)内の潤滑油が溜まるようにした、ことを特徴とするエンジン。
【0009】
【作用】
(請求項1の発明)
請求項1の発明の作用は、次の通りである。
ヘッドカバーには、一般に、図2〜図4に示すものがある。
図2及び図3に示すヘッドカバー(7)は、図3(D)に示すように、シリンダヘッド(1)のボルト締結孔用ボス肉部(8)にボルト締結孔(9)を形成し、図3(B)に示すように、ヘッドカバー(7)の開口縁(10)にガスケット(5)を取り付け、図2及び図3(D)に示すように、このヘッドカバー(7)の開口縁(10)の周囲に複数の取付片(11)を設け、図3(D)に示すように、この取付片(11)にボルト挿通孔(12)を設け、このボルト挿通孔(12)に挿通させた取付ボルト(13)を上記ボルト締結孔(9)に螺着させ、この取付ボルト(13)とボルト締結孔(9)との締結力で、図3(B)に示すように、シリンダヘッド(11)のガスケット着座面( 3 )とヘッドカバー(7)の開口縁(10)との間にガスケット(5)を挟み付ける。
【0010】
図4に示すヘッドカバー(19)は、図4(B)に示すように、ヘッドカバー( 19 )の開口縁(20)にガスケット(6)を取り付け、図4(A)に示すように、ヘッドカバー(19)の天井壁(21)に複数のボルト挿通孔(22)を設け、シリンダヘッド(1)に立設したスタッドボルト(23)をボルト挿通孔(22)に挿通させ、このスタッドボルト(23)に袋ナット(24)を螺着させ、スタッドボルト(23)と袋ナット(24)との締結力で、図4(B)に示すように、シリンダヘッド(1)のガスケット着座面(3)とヘッドカバー(19)の開口縁(20)との間にガスケット(6)を挟み付ける。
【0011】
図2及び図3に示すヘッドカバー(7)は、図3(D)に示すように、ガスケット(5)の一辺部(5a)と取付ボルト(13)とを近づけることができるため、ガスケット(5)の締付圧の管理を正確に行うことができる利点がある。図4に示すヘッドカバー(19)は、図2及び図3に示す張り出し状の取付片(11)がない分だけ、ヘッドカバー(19)をコンパクト化することができる利点がある。
【0012】
図1に示すシリンダヘッド(1)に図2及び図3に示すヘッドカバー(7)を取り付ける場合には、図3(B)に示すように、ガスケット着座面(3)の一辺部(4)の外寄り半部(4a)にガスケット(5)の一辺部(5a)を着座させる。これにより、図3(D)に示すように、ガスケット(5)の一辺部(5a)と取付ボルト(13)とを近づけることができるため、ガスケット(5)の締付圧の管理を正確に行うことができる利点を生かすことができる。
図1に示すシリンダヘッド(1)に図4に示すヘッドカバー(19)を取り付ける場合には、図4(B)に示すように、ガスケット着座面(3)の一辺部(4)の内寄り半部(4b)にガスケット(6)の一辺部(6b)を着座させる。これにより、図4(A)に示すように、ヘッドカバー(19)の周壁(25)を内側に後退させ、ヘッドカバー(19)のコンパクト化の利点を生かすことができる。
請求項1に係るエンジンに用いるシリンダヘッド ( 1 ) は、そのヘッドカバー取付面 ( 2 ) に枠形のガスケット着座面 ( 3 ) を形成し、このガスケット着座面 ( 3 ) の一辺部 ( 4 ) は外寄り半部 ( 4a ) と内寄り半部 ( 4b ) とを備え、一辺部 ( 5a ) をガスケット着座面 ( 3 ) の一辺部 ( 4 ) の外寄り部 ( 4a ) に着座させるガスケット ( 5 ) を用いるので、このガスケット ( 5 ) に適合するヘッドカバー ( 7 ) を選択して取り付けることにより、ガスケット ( 5 ) の締付圧の管理を正確に行うことができる。
【0013】
更に、請求項1の発明の作用は、次の通りである。
図3(B)に示すように、ガスケット(5)の一辺部(5a)は、ガスケット着座面(3)の一辺部(4)の外寄り半部(4a)に着座しているため、図3(D)に示すように、ガスケット(5)の一辺部(5a)と取付ボルト(13)とをより近づけることができ、ガスケット(5)の締付圧の管理を正確に行い、図3(B)に示すように、ヘッドカバー(7)の開口縁(10)をガスケット(5)でガスケット着座面(3)から浮かせることができる。このため、シリンダヘッド(1)からヘッドカバー(7)に直接に振動が伝達されることがなく、ヘッドカバー(7)から放出される振動騒音が抑制される。
【0014】
更に、請求項1の発明は、次の作用を奏する。
図3(D)に示すように、シリンダヘッド(1)が、ガスケット着座面(3)の一辺部(4)側に位置するボルト締結孔用ボス肉部(8)を、シリンダヘッド周壁(14)から冷却水ジャケット(15)の冷却水通路(16)に膨出させたものである場合、ガスケット(5)の一辺部(5a)と取付ボルト(13)とを近づけるに当り、ボルト締結孔(12)をガスケット(5)の一辺部(5a)に近づけると、ボルト締結孔用ボス肉部(8)の冷却水通路(16)への膨出量が多くなり、冷却水通路(16)が狭くなるが、この発明では、図3(B)に示すように、ガスケット(5)の一辺部(5a)を、ガスケット着座面(3)の一辺部(4)の外寄り半部(4a)に着座させることにより、図3(D)に示すように、ガスケット(5)の一辺部(5a)をボルト締結孔(9)に近づけるため、ボルト締結孔用ボス肉部(8)が冷却水通路(16)に膨出する量が少なくなり、冷却水通路(16)を広く確保することができ、冷却性能の低下が抑制される。
【0015】
(請求項2の発明)
請求項2の発明は、請求項1の発明の作用に加え、次の作用を奏する。
図3に示すように、シリンダヘッド(1)が、ガスケット着座面(3)の一辺部(4)を排気ポート(17)側に位置させたものである場合、ガスケット着座面(3)の一辺部(4)からの放熱量が大きくなるが、この発明では、図3(B)に示すように、ガスケット着座面(3)の一辺部(4)の内寄り半部(4b)の油溝(18)に溜まった潤滑油で、ガスケット着座面(3)の一辺部(4)を冷却することができるため、ガスケット着座面(3)の一辺部(4)からガスケット(5)に伝達される熱量が少なくなり、ガスケット(5)の熱損傷を抑制することができる。
【0016】
【発明の効果】
(請求項1の発明)
請求項1の発明は、次の効果を奏する。
図1〜図3に示すように、請求項1に係るエンジンに用いるシリンダヘッド ( 1 ) は、そのシリンダヘッド ( 1 ) のヘッドカバー取付面 ( 2 ) に枠形のガスケット着座面 ( 3 ) を形成し、このガスケット着座面 ( 3 ) の一辺部 ( 4 ) は外寄り半部 ( 4a ) と内寄り半部 ( 4b ) とを備え、一辺部 ( 5a ) をガスケット着座面 ( 3 ) の一辺部 ( 4 ) の外寄り部 ( 4a ) に着座させるガスケット ( 5 ) を用いるので、このガスケット ( 5 ) に適合するヘッドカバー ( 7 ) を選択して取り付けることにより、ガスケット ( 5 ) の締付圧の管理を正確に行うことができる。
【0017】
更に、請求項1の発明は、次の効果を奏する。
図3に示すように、シリンダヘッド(1)からヘッドカバー(7)に直接に振動が伝達されることがなく、ヘッドカバー(7)から放出される振動騒音が抑制される。
【0018】
更に、請求項1の発明は、次の効果を奏する。
図3(D)に示すように、ボルト締結孔用ボス肉部(8)が冷却水通路(16)に膨出する量が少なくなり、冷却水通路(16)を広く確保することができ、冷却性能の低下が抑制される。
【0019】
(請求項2の発明)
請求項2の発明は、請求項1の発明の効果に加え、次の効果を奏する。
図3(B)に示すように、ガスケット着座面(3)の一辺部(4)からガスケット(5)に伝達される熱量が少なくなり、ガスケット(5)の熱損傷を抑制することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施形態で用いる4気筒ディーゼルエンジン用のシリンダヘッドの平面図である。
このシリンダヘッド(1)の構成は、次の通りである。
シリンダヘッド(1)は、矩形箱状で、ヘッドカバー取付面(2)に矩形枠形のガスケット着座面(3)が形成されている。ガスケット着座面(3)の外側には、燃料噴射ノズル取付孔(26)が形成されている。ガスケット着座面(3)の内側には、吸気弁軸孔(27)と排気弁口孔(28)とロッカアームブラケット取付座(29)が形成されている。ガスケット着座面(3)の長辺のうち、排気ポート(17)側の一辺部(4)は外寄り半部(4a)と内寄り半部(4b)とを備えている。このガスケット着座面(3)の周囲には、ヘッドカバー(7)を取り付けるためのボルト締結孔用ボス肉部(8)が設けられている。ボルト締結孔用ボス肉部(8)のうち、排気ポート(17)側の一辺部(4)のものは、図3(D)に示すように、シリンダヘッド周壁(14)から水冷ジャケット(15)の冷却水通路(16)に膨出させている。冷却水通路(16)は、シリンダヘッド周壁(14)とプッシュロッド室壁(30)の間に形成されている。
【0021】
図2及び図3は、上記シリンダヘッド(1)を備えたディーゼルエンジンの実施形態を示している。
このエンジンの構成は、次の通りである。
このエンジンは、図3 ( C ) に示すように、一辺部 ( 5a ) をガスケット着座面 ( 3 ) の一辺 部 ( 4 ) の外寄り部 ( 4a ) に着座させるガスケット ( 5 ) を用い、図3(D)に示すように、前記ボルト締結孔用ボス肉部(8)にボルト締結孔(9)を形成し、図3(B)に示すように、ヘッドカバー(7)の開口縁(10)にガスケット(5)を取り付け、図2及び図3(D)に示すように、このヘッドカバー(7)の開口縁(10)の周囲に複数の取付片(11)を設け、この取付片(11)にボルト挿通孔(12)を設け、このボルト挿通孔(12)に挿通させた取付ボルト(13)を上記ボルト締結孔(9)に螺着させ、この取付ボルト(13)とボルト締結孔(9)との締結力で、図3(B)に示すように、シリンダヘッド(1)のガスケット着座面(3)とヘッドカバー(7)の開口縁(10)との間にガスケット(5)を挟み付けるとともに、ガスケット(5)の一辺部(5a)は、ガスケット着座面(3)の一辺部(4)の外寄り半部(4a)に着座させ、ヘッドカバー(7)の開口縁(10)をガスケット(5)でガスケット着座面(3)から浮かせている。
また、図3(B)(C)に示すように、上記ガスケット着座面(3)の一辺部(4)の内寄り半部(4b)に油溝(18)を形成し、この油溝(18)に前記ヘッドカバー(7)内の潤滑油が溜まるようにしている。
【0022】
図4は、上記シリンダヘッド(1)を備えたディーゼルエンジンの参考例を示している。
このエンジンの構成は、次の通りである。
図4(B)に示すように、ヘッドカバー(5)の開口縁(20)にガスケット(6)を取り付け、図4(A)に示すように、ヘッドカバー(19)の天井壁(21)に複数のボルト挿通孔(22)を設け、シリンダヘッド(1)に立設したスタッドボルト(23)をボルト挿通孔(22)に挿通させ、このスタッドボルト(23)に袋ナット(24)を螺着させ、スタッドボルト(23)と袋ナット(24)との締結力で、図4(B)に示すように、シリンダヘッド(1)のガスケット着座面(3)とヘッドカバー(19)の開口縁(20)との間にガスケット(6)を挟み付けている。
【0023】
なお、図1に示すように、仮に実施形態と参考例で用いる2種のガスケット(5)(6)を共にガスケット着座面(3)に配置させた場合、2種のガスケット(5)(6)の排気ポート(17)側の各一辺(5a)(6b)は、ガスケット着座面(3)の排気ポート(17)側の一辺部(4)上では相互に重なり合わない位置に配置されるが、各ガスケット(5)(6)の他の辺部は、ほぼ相互に重なり合う位置に配置される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係るエンジンに用いるシリンダヘッドの平面図であって、実施形態と参考例で用いる各ガスケットを重ねた図である。
【図2】 本発明の実施形態に係るエンジンの平面図である。
【図3】 図2のエンジンを説明する図で、図3(A)は図1のB−B線断面に相当する部分の断面図、図3(B)は図3(A)のB矢視部分の拡大図、図3(C)はガスケットと油溝との位置関係を示すシリンダヘッドの平面図、図3(D)は取付ボルト周辺部の縦断面図である。
【図4】 本発明の参考例に係るエンジンを説明する図で、図4(A)は図1のB−B線断面に相当部分する部分の断面図、図4(B)は図4(A)のB矢視部分の拡大図、図4(C)はガスケットの位置関係を示すシリンダヘッドの平面図である。
【符号の説明】
(1)…シリンダヘッド、(2)…ヘッドカバー取付面、(3)…ガスケット着座面、(4)…ガスケット着座面の一辺部、(4a)…外寄り半部、(4b)…内寄り半部、(5)(6)…ガスケット、(5a)(6b)…ガスケットの一辺部、(7)…ヘッドカバー、(8)…ボルト締結孔用ボス肉部、(9)…ボルト締結孔、(10)…開口縁、(11)…取付片、(12)…ボルト挿通孔、(13)…取付孔、(14)…シリンダヘッド周壁、(15)…冷却水ジャケット、(16)…冷却水通路、(17)…排気ポート、(18)…油溝。
Claims (2)
- シリンダヘッド(1)のヘッドカバー取付面(2)に枠形のガスケット着座面(3)を形成し、このガスケット着座面(3)の一辺部(4)は外寄り半部(4a)と内寄り半部(4b)とを備え、このガスケット着座面(3)の周囲に、ヘッドカバー(7)を取り付けるためのボルト締結孔用ボス肉部(8)を設けた、シリンダヘッド ( 1 ) を備え、
一辺部 ( 5a ) をガスケット着座面 ( 3 ) の一辺部 ( 4 ) の外寄り半部 ( 4a ) に着座させるガスケット ( 5 ) を用い、
前記ボルト締結孔用ボス肉部 ( 8 ) にボルト締結孔 ( 9 ) を形成し、ヘッドカバー ( 7 ) の開口縁 ( 10 ) にガスケット ( 5 ) を取り付け、このヘッドカバー ( 7 ) の開口縁 ( 10 ) の周囲に複数の取付片 ( 11 ) を設け、この取付片 ( 11 ) にボルト挿通孔 ( 12 ) を設け、このボルト挿通孔 ( 12 ) に挿通させた取付ボルト ( 13 ) を上記ボルト締結孔 ( 9 ) に螺着させ、この取付ボルト ( 13 ) とボルト締結孔 ( 9 ) との締結力で、シリンダヘッド ( 1 ) のガスケット着座面 ( 3 ) とヘッドカバー ( 7 ) の開口縁 ( 10 ) との間にガスケット ( 5 ) を挟み付けるとともに、ガスケット ( 5 ) の一辺部 ( 5a ) は、ガスケット着座面 ( 3 ) の一辺部 ( 4 ) の外寄り半部 ( 4a ) に着座させ、ヘッドカバー ( 7 ) の開口縁 ( 10 ) をガスケット ( 5 ) でガスケット着座面 ( 3 ) から浮かせ、
前記シリンダヘッド ( 1 ) は、前記ガスケット着座面 ( 3 ) の一辺部 ( 4 ) 側に位置するボルト締結孔用ボス肉部 ( 8 ) を、シリンダヘッド周壁 ( 14 ) から冷却水ジャケット ( 15 ) の冷却水通路 ( 16 ) に膨出させたものである、ことを特徴とするエンジン。 - 請求項1に記載したエンジンにおいて、
前記シリンダヘッド(1)は、前記ガスケット着座面(3)の一辺部(4)を排気ポート(17)側に位置させたものであって、上記ガスケット着座面(3)の一辺部(4)の内寄り半部(4b)に油溝(18)を形成し、この油溝(18)に前記ヘッドカバー(7)内の潤滑油が溜まるようにした、ことを特徴とするエンジン。
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