JPS6318287Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6318287Y2 JPS6318287Y2 JP1982097302U JP9730282U JPS6318287Y2 JP S6318287 Y2 JPS6318287 Y2 JP S6318287Y2 JP 1982097302 U JP1982097302 U JP 1982097302U JP 9730282 U JP9730282 U JP 9730282U JP S6318287 Y2 JPS6318287 Y2 JP S6318287Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protector
- adhesive
- bumper
- bumper body
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001012 protector Effects 0.000 claims description 36
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 30
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 30
- 239000002390 adhesive tape Substances 0.000 claims description 9
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
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- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は車両のバンパの構造に関するものであ
る。
る。
[従来の技術]
実開昭48−97847号公報に開示されるように、
金属製のバンパ本体2の表面の一部または全部
に、ウレタンなどの合成樹脂製のプロテクタ12
を結合したバンパは、プロテクタ12が金属に比
べて軟質であるために、相手の車両などとの接触
よる損傷が軽減される。
金属製のバンパ本体2の表面の一部または全部
に、ウレタンなどの合成樹脂製のプロテクタ12
を結合したバンパは、プロテクタ12が金属に比
べて軟質であるために、相手の車両などとの接触
よる損傷が軽減される。
第1図に示すように、この種のバンパでは、バ
ンパ本体2が車両の前後壁面に取り付けられる中
央部3と、車両の側方を覆うコーナ部4とを備え
ている。プロテクタ12もバンパ本体2の中央部
3を覆う中央部13と、コーナ部4を覆うコーナ
部14を一体に備えている。中央部13の下縁に
切欠15が設けられ、バンパ本体2の平坦部にナ
ンバプレートを取り付ける取付面5が備えられ
る。
ンパ本体2が車両の前後壁面に取り付けられる中
央部3と、車両の側方を覆うコーナ部4とを備え
ている。プロテクタ12もバンパ本体2の中央部
3を覆う中央部13と、コーナ部4を覆うコーナ
部14を一体に備えている。中央部13の下縁に
切欠15が設けられ、バンパ本体2の平坦部にナ
ンバプレートを取り付ける取付面5が備えられ
る。
バンパ本体2にプロテクタ12を取り付ける場
合、一般にプロテクタ12をクリツプまたはボル
トによりバンパ本体2に結合している。これは、
プロテクタ12の内部に予め芯金を入れて成形す
る必要があり、製造経費が嵩むだけでなく、バン
パ本体2にもクリツプ止め穴やボルト穴を設けな
ければならず、プロテクタを付ける上仕様のもの
と付けない並仕様のものとを区別しなければ、並
仕様のものには穴が露出する。
合、一般にプロテクタ12をクリツプまたはボル
トによりバンパ本体2に結合している。これは、
プロテクタ12の内部に予め芯金を入れて成形す
る必要があり、製造経費が嵩むだけでなく、バン
パ本体2にもクリツプ止め穴やボルト穴を設けな
ければならず、プロテクタを付ける上仕様のもの
と付けない並仕様のものとを区別しなければ、並
仕様のものには穴が露出する。
両面接着テープによりプロテクタをバンパ本体
に結合するだけでは、結合強度が十分とは言えな
い。半液状の接着剤によりプロテクタをバンパ本
体に結合するものでは、接着剤の塗布量が少ない
とプロテクタ12の結合が不完全となり、接着剤
の塗布量が多いと第2図に示すように余分の接着
剤18がバンパ本体2とプロテクタ12との重合
せ縁部からはみ出し、美観を著しく損う。
に結合するだけでは、結合強度が十分とは言えな
い。半液状の接着剤によりプロテクタをバンパ本
体に結合するものでは、接着剤の塗布量が少ない
とプロテクタ12の結合が不完全となり、接着剤
の塗布量が多いと第2図に示すように余分の接着
剤18がバンパ本体2とプロテクタ12との重合
せ縁部からはみ出し、美観を著しく損う。
実開昭56−154248号公報に開示されるモールデ
イングの場合のように、車体外板に突条または溝
を設け、外板とモールデイングと空間へ余分な接
着剤が溜るようにすれば、接着剤のはみ出しを防
止できる。この技術はバンパにも適用できるが、
車体外板に代るバンパ本体に長手方向の溝を設け
るとなれば、プロテクタを装着する上仕様のバン
パとプロテクタを装着しない並仕様のバンパとを
同一にすると、並仕様のものでは外観上好ましく
ない溝が現れる。これをなくすために、各仕様ご
とにバンパ本体を加工するとなれば、コストが一
層嵩む。また、バンパに長手方向の溝を設ける
と、接着剤の塗布時溝へ流れ込んで無駄になる量
が多くなり、この無駄がコストに影響する。
イングの場合のように、車体外板に突条または溝
を設け、外板とモールデイングと空間へ余分な接
着剤が溜るようにすれば、接着剤のはみ出しを防
止できる。この技術はバンパにも適用できるが、
車体外板に代るバンパ本体に長手方向の溝を設け
るとなれば、プロテクタを装着する上仕様のバン
パとプロテクタを装着しない並仕様のバンパとを
同一にすると、並仕様のものでは外観上好ましく
ない溝が現れる。これをなくすために、各仕様ご
とにバンパ本体を加工するとなれば、コストが一
層嵩む。また、バンパに長手方向の溝を設ける
と、接着剤の塗布時溝へ流れ込んで無駄になる量
が多くなり、この無駄がコストに影響する。
[考案が解決しようとする問題点]
本考案の目的は上述の問題に鑑み、接着剤の必
要最小限の塗布量で十分な結合強度が得られ、接
着面からの接着剤のはみ出しがないバンパの構造
を提供することにある。
要最小限の塗布量で十分な結合強度が得られ、接
着面からの接着剤のはみ出しがないバンパの構造
を提供することにある。
[問題点を解決するための手段]
上記目的を達成するために、本考案の構成はバ
ンパ本体に重ね合されるプロテクタの中央部を両
面接着テープにより、コーナ部を接着剤により結
合し、コーナ部内面に本体長手方向と直角な方向
の溝により接着剤溜りを形成したものである。
ンパ本体に重ね合されるプロテクタの中央部を両
面接着テープにより、コーナ部を接着剤により結
合し、コーナ部内面に本体長手方向と直角な方向
の溝により接着剤溜りを形成したものである。
[作用]
プロテクタ12の溝19は、プロテクタ12と
バンパ本体2との間に介在する余分な接着剤18
を滞留させ、プロテクタ12の端部から外部への
接着剤のはみ出しを防止する。
バンパ本体2との間に介在する余分な接着剤18
を滞留させ、プロテクタ12の端部から外部への
接着剤のはみ出しを防止する。
バンパ本体2の中央部で両面接着テープ28に
よりプロテクタ12を結合することは、両者の位
置決めを容易にする。
よりプロテクタ12を結合することは、両者の位
置決めを容易にする。
[考案の実施例]
第3図は前部バンパの右半部を示す水平断面図
である。バンパ本体2の中央部3とプロテクタ1
2の中央部13との間に、複数個所に両面接着テ
ープ28を挟んでプロテクタ12がバンパ本体2
に結合されるのは、従来例と同様である。
である。バンパ本体2の中央部3とプロテクタ1
2の中央部13との間に、複数個所に両面接着テ
ープ28を挟んでプロテクタ12がバンパ本体2
に結合されるのは、従来例と同様である。
本考案によれば、プロテクタ12の両端部すな
わちコーナ部14から接着剤18がはみ出すのを
防止すめために、プロテクタ12のコーナ部14
の内面に、長手方向と直角な方向の溝19を設
け、この溝19の両側に液状の接着剤18を塗布
して、バンパ本体2にプロテクタ12が接着され
る。
わちコーナ部14から接着剤18がはみ出すのを
防止すめために、プロテクタ12のコーナ部14
の内面に、長手方向と直角な方向の溝19を設
け、この溝19の両側に液状の接着剤18を塗布
して、バンパ本体2にプロテクタ12が接着され
る。
プロテクタ12の両端部をリツプ状に薄くし、
このリツプがバンパ本体2の表面によくなじんで
密接するようにすることが好ましい。
このリツプがバンパ本体2の表面によくなじんで
密接するようにすることが好ましい。
上述の構成によれば、両面接着テープ28を用
いることにより、バンパ本体2とプロテクタ12
との位置決めが瞬間的に達せられ、接着剤18に
より最も剥がれ易く、接着強度の要求されるプロ
テクタ12の端部が、バンパ本体2に密着して結
合される。
いることにより、バンパ本体2とプロテクタ12
との位置決めが瞬間的に達せられ、接着剤18に
より最も剥がれ易く、接着強度の要求されるプロ
テクタ12の端部が、バンパ本体2に密着して結
合される。
[考案の効果]
本考案は上述のように、バンパ本体に重ね合さ
れるプロテクタの中央部を両面接着テープによ
り、コーナ部を接着剤により結合し、コーナ部内
面に本体長手方向と直角な方向の溝により接着剤
溜りを形成したものであり、接着剤溜りがバンパ
本体でなく、プロテクタのコーナ部に設けられる
から、プロテクタを設けるものと設けないものに
ついて、バンパ本体の部品管理に何ら手数が掛ら
ず、プロテクタのコーナ部に長手方向と直角な方
向の溝を設けるものであるから、溝への接着剤の
塗布時の流れ込みを勘案して余分に塗布する必要
がなく、最小限の接着剤で十分な結合強度が得ら
れる。余分な接着剤は溝へ押し寄せられて溜るの
で、コーナ部の端からの接着剤のはみ出しが防止
され、良好な外観が得られる。
れるプロテクタの中央部を両面接着テープによ
り、コーナ部を接着剤により結合し、コーナ部内
面に本体長手方向と直角な方向の溝により接着剤
溜りを形成したものであり、接着剤溜りがバンパ
本体でなく、プロテクタのコーナ部に設けられる
から、プロテクタを設けるものと設けないものに
ついて、バンパ本体の部品管理に何ら手数が掛ら
ず、プロテクタのコーナ部に長手方向と直角な方
向の溝を設けるものであるから、溝への接着剤の
塗布時の流れ込みを勘案して余分に塗布する必要
がなく、最小限の接着剤で十分な結合強度が得ら
れる。余分な接着剤は溝へ押し寄せられて溜るの
で、コーナ部の端からの接着剤のはみ出しが防止
され、良好な外観が得られる。
バンパ本体の中央部に対し、プロテクタの中央
部を両面接着テープにより結合するものであるか
ら、バンパ本体に対するプロテクタの位置決め非
常に容易であり、作業能率が向上される。
部を両面接着テープにより結合するものであるか
ら、バンパ本体に対するプロテクタの位置決め非
常に容易であり、作業能率が向上される。
第1図はプロテクタを有するバンパの一般的な
斜視図、第2図は従来のバンパ本体に対するプロ
テクタの接着剤による結合状態を示す水平断面
図、第3図は本考案に係るバンパの構造を示す水
平断面図、第4図は同要部拡大図である。 2:バンパ本体、12:プロテクタ、18:接
着剤、19:溝、28:両面接着テープ。
斜視図、第2図は従来のバンパ本体に対するプロ
テクタの接着剤による結合状態を示す水平断面
図、第3図は本考案に係るバンパの構造を示す水
平断面図、第4図は同要部拡大図である。 2:バンパ本体、12:プロテクタ、18:接
着剤、19:溝、28:両面接着テープ。
Claims (1)
- バンパ本体に重ね合されるプロテクタの中央部
を両面接着テープにより、コーナ部を接着剤によ
り結合し、コーナ部内面に本体長手方向と直角な
方向の溝により接着剤溜りを形成したことを特徴
とするバンパの構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9730282U JPS59176250U (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | バンパの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9730282U JPS59176250U (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | バンパの構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59176250U JPS59176250U (ja) | 1984-11-26 |
JPS6318287Y2 true JPS6318287Y2 (ja) | 1988-05-23 |
Family
ID=30231511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9730282U Granted JPS59176250U (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | バンパの構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59176250U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09136588A (ja) * | 1995-11-10 | 1997-05-27 | Yamaguchi Denki Kogyo Kk | バンパープレート |
JP5873472B2 (ja) * | 2013-12-10 | 2016-03-01 | 株式会社アリックス | 車両用保護材 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56154248U (ja) * | 1980-04-17 | 1981-11-18 |
-
1982
- 1982-06-30 JP JP9730282U patent/JPS59176250U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59176250U (ja) | 1984-11-26 |
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