JPH0632412Y2 - 車両におけるガラス板下端取付部の構造 - Google Patents

車両におけるガラス板下端取付部の構造

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JPH0632412Y2
JPH0632412Y2 JP9872788U JP9872788U JPH0632412Y2 JP H0632412 Y2 JPH0632412 Y2 JP H0632412Y2 JP 9872788 U JP9872788 U JP 9872788U JP 9872788 U JP9872788 U JP 9872788U JP H0632412 Y2 JPH0632412 Y2 JP H0632412Y2
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JP
Japan
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glass plate
glass
rear window
vehicle
window glass
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富夫 小中
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、車両におけるリヤウインドガラス等のガラ
ス板下端取付部の構造に関する。
(従来の技術とその課題) 第10図は従来のリヤウインドガラス1を示す図であ
る。同図に示すように、リヤウインドガラス1は図示し
ない接着剤を介して車両ボデーの後部開口に貼り付けら
れる。そして、上記接着剤が硬化するまでの間、リヤウ
インドガラス1の位置ずれを防止するため、同図想像線
に示すように、リテーナ2,2が設けられる。
第7図および第8図はそれぞれ従来のガラス板下端取付
部の構造を示す断面図であって、第7図は第10図のVI
I−VII線断面に相当し、第8図は第10図のVIII−VIII
線断面に相当する。両図に示すように、ボデーパネル3
の凹陥形成されたガラス板取付領域3aにはリテーナ2
を取付けるとともに、リテーナ2の下部に車外方向へ突
出するようして設けられたガラス板支持用突片2aにリ
ヤウインドガラス1の下端部を係止させながらリヤウイ
ンドガラス1を接着剤6によりガラス板取付領域3aに
貼り付けて、上記接着剤6が硬化するまでの間、リヤウ
インドガラス1の位置ずれを防止するように構成してい
る。また、リヤウインドガラス1の下端部とボデーパネ
ル3との隙間を覆うように配置されるモール部材4は、
上方に向けて開放するガラス板嵌合溝4aがモール長手
方向に沿って形成されており、このガラス板嵌合溝4a
に上記リテーナ2のガラス板支持用突片2aとリヤウイ
ンドガラス1の下端部とを嵌合させてモール部材4が取
付けられる。
しかしながら、従来の構造では、リテーナ2のガラス板
支持用突片2aの下端がリヤウインドガラス1の下端よ
りも下方に位置しているため、モール部材4のガラス板
支持用突片2aに対応する領域が、他の領域よりもガラ
ス板支持用突片2aの厚み寸法l(第7図)だけ下方へ
押し出される。これにより、モール部材4を車両後方か
ら見た場合、リテーナ2に対応する領域だけモール部材
4が下方に波打って美観を損うという問題があった。
一方、モール部材4の下方への波打ちを防止するため
に、ガラス板支持用突片2aが廃止されたリテーナ5を
用いる構造が提案されている。第9図にその提案例を示
す。この提案例では、ボデーパネル3のガラス板取付領
域3aに取付けられるリテーナ5にリヤウインドガラス
1の下辺部裏面を押し付けるように載置しながら、リヤ
ウインドガラス1が接着剤6によりガラス板取付領域3
aに貼り付けられ、リヤウインドガラス1の下端部とボ
デーパネル3との隙間にその隙間に沿ってモール部材4
が嵌着される。
しかしながら、このような構造では、リテーナ5にガラ
ス板支持用突片2a(第7図)が設けられていないた
め、リヤウインドガラス1の上下方向の位置決めが図れ
ず、したがってリヤウインドガラス1を接着剤6により
車両ボデーに貼り付けた後、上記接着剤6が硬化するま
でにリヤウインドガラス1が自重により下方へ位置ずれ
してしまうという問題が生ずる。
(考案の目的) この考案は、上記従来技術の問題を解消し、リヤウイン
ドガラス等のガラス板の位置決めを図りながら美観にも
優れる車両におけるガラス板下端取付部の構造を提供す
ることを目的とする。
(目的を達成するための手段) この考案は、ガラス板の下辺部と対応するボデーパネル
の縁部領域を車内側に凹ませてガラス板取付領域を形成
し、下部にガラス板支持用突片の形成されたリテーナを
前記ガラス板取付領域に取付けて、前記ガラス板を、そ
の下端部を前記ガラス板支持用突片に係止させながら前
記リテーナ上に載置して前記ガラス板取付領域へ接着剤
により貼り付け、前記ガラス板の下端部と前記ボデーパ
ネルとの隙間に沿ってモール部材を嵌着した車両におけ
るガラス板下端取付部の構造であって、上記目的を達成
するため、前記ガラス板の下端部の前記ガラス板支持用
突片と対応する領域に切欠部を設けて、前記ガラス板の
下端線上に前記ガラス板支持用突片の下端が位置するよ
うに前記ガラス板支持用突片を前記切欠部に収容配置し
ている。
(実施例) 第1図はこの考案の一実施例であるガラス板下端取付部
の構造が適用された車両11の後部を示す図である。同
図に示すように、車両11の後部のボデーパネル12に
リヤウインドガラス13を図示しない接着剤により貼り
付ける際に、上記接着剤が硬化するまでの間、リヤウイ
ンドガラス13を位置決め支持しておくためのリテーナ
14,14が設けられている。
第2図は第1図のII−II線断面図、第3図は第1図のII
I−III線断面図、第4図はリテーナ14の斜視図、第5
図はリヤウインドガラス13を示す背面図、第6図は第
4図の要部拡大図である。第2図ないし第4図に示すよ
うに、リヤウインドガラス13の下辺部と対応するボデ
ーパネル12の縁部領域が車内側に凹陥形成されてガラ
ス板取付領域12aが形成される。ガラス板取付領域1
2aの2箇所に設けられるリテーナ14は、リテーナ本
体14cの車内側に車内方向へ延びる取付部14aが形
成されるとともに、リテーナ本体14cの車外側下部に
一旦車外方向へ延びてから下方へ延びるガラス板支持用
突片14bが形成される。そして、ガラス板支持用突片
14bが車外側へ突出するようにして、取付部14aが
ガラス板取付領域12aに形成された取付穴12bに嵌
合され、リテーナ本体14cがガラス板取付領域12a
に取付けられる。
第2図,第5図および第6図に示すように、リヤウイン
ドガラス13の下端部には、上記リテーナ14,14と
対応して切欠部13a,13aが形成される。この切欠
部13aの切欠寸法は、リテーナ14のガラス板支持用
突片14bの上下方向の厚さ寸法と同程度に設定されて
おり、切欠部13aにガラス板支持用突片14bが収容
されるようにして切欠部13aの内周縁部をガラス板支
持用突片14bに係止させた際に、リヤウインドガラス
13の下端がガラス板支持用突片14bの下端と同一線
上に揃うように構成される。そして、そのようにリヤウ
インドガラス13を係止してリヤウインドガラス13の
上下方向の位置決めを図りながら、リヤウインドガラス
13の下辺部裏面をリテーナ本体14c上に載置してリ
ヤウインドガラス13の厚み方向の位置決めをも図りつ
つ、リテーナ14の両側方位置で接着剤16によりリヤ
ウインドガラス13をガラス板取付領域12aに貼り付
ける。
第2図および第3図に示すように、リヤウインドガラス
13の下端部とボデーパネル12との隙間を車外側から
覆うように設けられるモール部材15には、モール長手
方向に沿って上方へ向けて開放するガラス板嵌合溝15
aが形成されるとともに、同じくモール長手方向に沿っ
て下方へ延びるシール片15bが形成されて、自然状態
では両図想像線に示すように仕上げられる。そして、シ
ール片15bをボデーパネル12の縁部に沿って配置さ
れるようにして、ガラス板嵌合溝15aにリテーナ14
のガラス板支持用突片14bとリヤウインドガラス13
の下端部を嵌合させ、モール部材15を取付ける。
このガラス板下端取付部の構造によれば、リヤウインド
ガラス13に形成した切欠部13a,13aにリテーナ
14,14のガラス板支持用突片14b,14bを収容
するように係止させて、リヤウインドガラス13の下端
とガラス板支持突片14b,14bの下端と同一線上に
位置させているため、リヤウインドガラス13の下端部
に沿って嵌着されるモール部材15が車幅方向に沿って
一直線上に配置されて美観に優れる。また、リヤウイン
ドガラス13の切欠部13aの内周縁部がリテーナ14
のガラス板支持用突片14bに係止されることにより、
リヤウインドガラス13の上下方向と車幅方向の位置決
めを図ることができる。
(考案の効果) 以上のように、この考案の車両におけるガラス板下端取
付部の構造によれば、リヤウインドガラス等のガラス板
の下端部に切欠部を設け、その切欠部にリテーナのガラ
ス板支持用突片を収容するように係止させて、ガラス板
の下端とガラス板支持用突片の下端とを同一線上に位置
させているため、ガラス板の位置決めを図りながら、同
時にガラス板の下端部に沿って嵌着されるモール部材を
一直線上に揃え美観にも優れるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例であるガラス板下端取付部
の構造が適用された車両の後部を示す図、第2図は第1
図のII−II線断面図、第3図は第1図のIII−III線断面
図、第4図はその一実施例に適用されたリテーナを示す
斜視図、第5図は同じくその一実施例に適用されたリヤ
ウインドガラスを示す背面図、第6図は第5図の要部拡
大図、第7図および第8図はそれぞれ従来の車両におけ
るガラス板下端取付部の構造を示す断面図、第9図は従
来の提案例である車両におけるガラス板下端部の構造を
示す断面図、第10図は従来の車両におけるガラス板下
端取付部の構造に適用されるリヤウインドガラスを示す
図である。 11…車両、12…ボデーパネル、 12a…ガラス板取付領域、 13…リヤウインドガラス、 13a…切欠部、14…リテーナ、 14b…ガラス板支持用突片、 15…モール部材、16…接着剤

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガラス板の下辺部と対応するボデーパネル
    の縁部領域を車内側に凹ませてガラス板取付領域を形成
    し、下部にガラス板支持用突片の形成されたリテーナを
    前記ガラス板取付領域に取付けて、前記ガラス板を、そ
    の下端部を前記ガラス板支持用突片に係止させながら前
    記リテーナ上に載置して前記ガラス板取付領域へ接着剤
    により貼り付け、前記ガラス板の下端部と前記ボデーパ
    ネルとの隙間に沿ってモール部材を嵌着した車両におい
    て、 前記ガラス板の下端部の前記ガラス板支持用突片と対応
    する領域に切欠部を設けて、前記ガラス板の下端線上に
    前記ガラス板支持用突片の下端が位置するように前記ガ
    ラス板支持用突片を前記切欠部に収容配置したことを特
    徴とするガラス板下端取付部の構造。
JP9872788U 1988-07-25 1988-07-25 車両におけるガラス板下端取付部の構造 Expired - Lifetime JPH0632412Y2 (ja)

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