JPH0522422Y2 - - Google Patents

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JPH0522422Y2
JPH0522422Y2 JP1987107397U JP10739787U JPH0522422Y2 JP H0522422 Y2 JPH0522422 Y2 JP H0522422Y2 JP 1987107397 U JP1987107397 U JP 1987107397U JP 10739787 U JP10739787 U JP 10739787U JP H0522422 Y2 JPH0522422 Y2 JP H0522422Y2
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JP
Japan
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door
molding
window glass
vehicle
spacer
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JP1987107397U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車両のスペーサ構造の改良に関する。
(従来技術とその問題点) 従来、第12図及び第13図に示すように、車
両1のドアウインドガラス開口2を画成するドア
サツシユ3の外面側にドアウインドガラス4を接
着剤5で固定するとともに、ドアウインドガラス
4の外周縁部とドアサツシユ3の外周縁部との間
の隙間をモール6で被覆するようにしたドアウイ
ンドガラスの取付構造が提案されている(実開昭
61−47713号公報参照)。
上記のようなドアウインドガラスの取付構造に
おいて、接着剤が硬化するまでに相当の時間がか
かることから、ドアサツシユに対してドアウイン
ドガラスの接着位置がずれないように対策する必
要がある。
このため、ドアウインドガラスの下端部とドア
サツシユの下端部との間にスペーサ(位置決め部
材)を設けて、ドアウインドガラスの重量で接着
位置が上下方向にずれないように対策したものは
ある。
しかしながら、ドアウインドガラスの前後方向
の位置決め対策はなされていなかつたので、ドア
ウインドガラスの接着位置が前後方向にずれて縦
モールとの間に隙間が生じたり、横モールと縦モ
ールの間に隙間が生じたりして、見栄えが悪化す
るという問題があつた。
(考案の目的) 本考案は上記問題を解消するためになされたも
ので、ドアウインドガラス及びモールの前後方向
の位置決めを確実に行えるようにすることを目的
とするものである。
(考案の構成) このため本考案は、車両のドアのウインドガラ
ス開口を画成するドアサツシユの横辺と縦辺とが
接続されるコーナー部分に装着されるスペーサを
備えてなり、該スペーサが、上記車両の内側に関
して外側のドアサツシユの外面側に位置し、該ド
アサツシユの外面に当接するベース部と、該ベー
ス部の一端部から延びドアサツシユの上記横辺が
有する車両外方への立上り部分に上記コーナ部分
にて外嵌し、横辺の上記立上り部分に外嵌する横
モールの端面に当接して該横モールの車両の前後
方向の位置決めを行うモール位置決め部と、上記
ベース部から車両の外方へく字状に突出して仮係
止され、端面にドアサツシユに接着されるドアウ
インドガラスの端面を当止めて該ドアウインドガ
ラスの前後方向の位置決めを行い、かつ、ドアサ
ツシユの縦辺に配設される縦モール取付時に上記
仮係止が解除されて直線状に延ばされるドアウイ
ンドガラス位置決め部とからなることを特徴とす
るものである。
(考案の作用・効果) 本考案は、ドアサツシユのコーナー部分に装着
したスペーサのモール位置決め部で横モールの前
後方向の位置決めを行い、該スペーサのドアウイ
ンドガラス位置決め部でドアウインドガラスの前
後方向の位置決めを行つた後、縦モールの取付時
に、スペーサのドアウインドガラス位置決め部を
直線状に延ばしながら縦モールを取付けるように
したものである。
したがつて、1個のスペーサでドアウインドガ
ラスと横モール双方の前後方向の位置決めを確実
に行うことができ、ドアウインドガラスと縦モー
ルとの間、横モールと縦モールとの間にそれぞれ
隙間が生じにくくなり、見栄えが向上するように
なる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を添付図面について詳細
に説明する。
第10図及び第11図に示すように、セダンタ
イプの自動車10は、フロントドア11とリヤド
ア12とを備え、該リヤドア12のドアウインド
開口13を画成するドアサツシユ14の自動車1
0の内側に関して外面側にウインドガラス15を
接着剤16(第8図参照)で固定するとともに、
ドアウインドガラス15の外周縁部とドアサツシ
ユ14の外周縁部との間の隙間をモール17,1
8(第1図、第8図参照)で被覆している。
第11図のA部を拡大して示す第1図におい
て、ドアサツシユ14の上横辺部14aと前縦辺
部14bとが接続されるコーナー部分には、前縦
辺部14bの外面に沿つて合成樹脂製のスペーサ
20が装着されている。
該スペーサ20は、第2図及び第3図に詳細に
示すように、ドアサツシユ14の前縦辺部14b
の外面に当てがわれるベース部20aの上端部
(一端部)から立上り、上横辺部14aに係止さ
れるフツク状のモール位置決め部20b(第4図
参照)を有し、該モール位置決め部20bは、そ
の上記上横辺部14aに対して直角な一つの端面
にて、ドアサツシユ14の上横辺部14aに嵌着
される上横モール17の前端部17aを当て止め
て、該上横モール17の前後方向の位置決めを行
う。
上記スペーサ20のベース部20aの前半分は
ガラス位置決め部20cとして形成され、該ガラ
ス位置決め部20cは、上端部がベース部20a
に第1ヒンジ部20dで一体連結され、中間部に
は、外方へく字状に折曲し得るように第2ヒンジ
部20eが形成され、下端部には、中間部がく字
状に折曲された状態でベース部20aの下端部
(他端部)に該下端部から上端部に向かつて切り
込まれた係止溝20fに仮係止されるピン部20
gが形成されている(第5図参照)。
該ガラス位置決め部20cは、前縦モール18
で押圧されたとき、その押圧力でピン部20gが
係止溝20fから外れて直線状に延ばされるよう
になる(第6図参照)。
上記のような構成であれば、まず第1図に示し
たように、ドアサツシユ14の前縦辺部14bの
外面にスペーサ20のベース部20aを当てがつ
て、モール位置決め部20bを上横辺部14aに
係止する。これにより、スペーサ20はドアサツ
シユ14から外れ落ちないように取付けられる。
なお、スペーサ20のガラス位置決め部20c
は、ドアサツシユ14への取付前に外方へく字状
に折曲した状態で、ピン部20gを係止溝20f
に仮係止させておく。
そして、上横モール17の前端部17aをスペ
ーサ20のモール位置決め部20bに当て止めな
がら、該上横モール17を上横辺部14aに嵌着
する。これにより、上横モール17の前後方向が
位置決めされる。
つぎに、第7図に示すように、ウインドガラス
15の内面周囲にダム21を貼付け、接着剤16
を盛つた状態で、前端部15aをスペーサ20の
ガラス位置決め部20cに当て止めながら、第8
図に示すように、ウインドガラス15をドアサツ
シユ14の内面側に押さえつけると、ウインドガ
ラス15はドアサツシユ14の外面側に接着剤1
6で接着される。これにより、ウインドガラス1
5の前後方向が位置決めされる。
その後、第8図及び第9図に示すように、前縦
モール18でガラス位置決め部20cを押圧する
と、ピン部20gが係止溝20fから外れて、ガ
ラス位置決め部20cが直線状に延ばされる。
そして、前縦モール18を前縦辺部14bに嵌
着する。
以上の作業が終わつた後、ドアサツシユ14の
後縦辺部14c及び下横辺部14dに後縦モール
及び下横モール(いずれも不図示)を嵌着する。
このように、1個のスペーサ20で、ドアウイ
ンドガラス15と上横モール17の前後方向の位
置決めを行える。
なお、前縦モール18の上端部にはリツプ部が
形成され、該リツプ部でスペーサ20のモール位
置決め部20bの上面が被覆されることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る横モール取付け時の第1
図のA部拡大図、第2図はスペーサの正面図、第
3図は第2図の側面図、第4図は第2図のB矢視
図、第5図は第2図のC矢視図、第6図はガラス
位置決め部が直線状に延ばされた時の第2図のD
矢視図、第7図はウインドガラス取付時の第11
図の−線断面図、第8図は縦モール取付け時
の第11図の−線断面図、第9図は第8図の
側面図、第10図は自動車の斜視図、第11図は
リヤドアの斜視図、第12図は従来のドアウイン
ドガラス取付構造を示す斜視図、第13図は第1
2図の−線拡大断面図である。 10……自動車、12……リヤドア、14……
ドアサツシユ、14a……上横辺部、14b……
前縦辺部、15……ウインドガラス、15a……
前端部、16……接着剤、17,18……モー
ル、17a……前端部、20……スペーサ、20
a……ベース部、20b……モール位置決め部、
20c……ガラス位置決め部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両のドアのウインドガラス開口を画成するド
    アサツシユの横辺と縦辺とが接続されるコーナー
    部分に装着されるスペーサを備えてなり、該スペ
    ーサが、上記車両の内側に関して外側のドアサツ
    シユの外面側に位置し、該ドアサツシユの外面に
    当接するベース部と、該ベース部の一端部から延
    びドアサツシユの上記横辺が有する車両外方への
    立上り部分に上記コーナ部分にて外嵌し、横辺の
    上記立上り部分にて外嵌する横モールの端面に当
    接して該横モールの車両の前後方向の位置決めを
    行うモール位置決め部と、上記ベース部から車両
    の外方へく字状に突出して仮係止され、端面にド
    アサツシユに接着されるドアウインドガラスの端
    面を当止めて該ドアウインドガラスの前後方向の
    位置決めを行い、かつ、ドアサツシユの縦辺に配
    設される縦モール取付時に上記仮係止が解除され
    て直線状に延ばされるドアウインドガラス位置決
    め部とからなることを特徴とする車両のスペーサ
    構造。
JP1987107397U 1987-07-13 1987-07-13 Expired - Lifetime JPH0522422Y2 (ja)

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JP1987107397U JPH0522422Y2 (ja) 1987-07-13 1987-07-13

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JPS6411825U JPS6411825U (ja) 1989-01-23
JPH0522422Y2 true JPH0522422Y2 (ja) 1993-06-08

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61247513A (ja) * 1985-04-26 1986-11-04 Mazda Motor Corp 自動車のウインドガラス取付構造
JPS6159421B2 (ja) * 1981-01-31 1986-12-16 Showa Kiki Kogyo Kk

Family Cites Families (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0222324Y2 (ja) * 1984-09-26 1990-06-15

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JPS6411825U (ja) 1989-01-23

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