JPS63182533A - 電子温度計 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は測定した体温を数値にて表示し、更に体温のデ
ータを記憶すると共にグラフとして表示する電子体温計
に関する。

（ロ）従来の技術 従来此種の電子体温計は特開昭６０〜２１５３４７号公
報で開示されているように、体温を測定し、該体温のデ
ータを記憶し、表示窓にグラフとして表示する電子体温
計が公知となっている。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 しかし、前記従来技術の電子体温計では、体温の表示は
正確を期すために０．１℃以下の分解能を持たせである
が表示装置の性能からグラフでの表示の目盛は０．１℃
以上しかとれないことが多い。また、グラフとして表示
された任意の体温を０．１°Ｃ未満の分解能で数値で表
示し工もらいたい場合、それができなかった。更にグラ
フの表示では体温を読み誤ることもあった。

本発明は前述した従来技術の問題点に鑑みてなされたも
のであり、グラフとして表示きれた体温をこれより分解
能の高い数・値で表示する電子体温計の提供を技術的課
題とする。

（ニ）問題点を解決するための手段 表示装置にグラフで表示されたそれぞれの体温を指し示
すと共に使用者が任意の体温を指し示す場所へ移動させ
ることができるカーソルと、使用者が任意に閉成できる
スイッチと設け、使用者が前記スイッチを閉成したとき
前記カーソルの指し示す体温のデータを記憶装置から読
出し、前記表示装置に体温をグラフよりも更に分解能の
高い数値で表示するようにしたものである。

（ホ）作用 表示装置にグラフで表示された任意の体温を指し示すカ
ーソルを使用者が移動させ、スイッチを閉成すると表示
装置にグラフよりも更に分解能の高い数値で表示される
。

（へ）実施例 以下本発明の一実施例を図面と共に説明する。

第１図、第２図は表示装置としての液晶ディスプレイの
説明図であり、第１図は体温をグラフで表示した場合の
説明図、第２図は体温を数値で表した場合の説明図であ
る。（１）は多くのドツト（２〉を点灯又は消灯するこ
とによってグラフや数字の表示等が可能な液晶ディスプ
レイ、（３）は使用者の操作によって任意の体温のデー
タを指し示すカーソルである。第２図に示すように本発
明の電子体温計はグラブの表示とは別に液晶ディスプレ
イ（１）の上段に月日や時分、下段に体温や気温という
具合に数種の表示が可能となっている。

第３図は本発明の電子体温計のブロック図である。（４
）は体温及び気温測定用の感温素子で、温度によって抵
抗が変化し、これによって発振回路り５）の発振周波数
が変化する。（６）は一般に市販されている１チツプ・
４ビツト・マイクロコンピュータである。該マイクロコ
ンピュータ（６）は内部に月日のデータと体温のデータ
とを記憶する記憶装置としてのＲＡＭ（７）と、ＲＯＭ
（８）内に記憶されているプログラムに従って演算処理
を行うＣＰＵ（９）とを備えている。（１０）はメモリ
ー・スイッチで、月日と体温とのデータを前記ＲＡＭ（
７）に記憶させたりグラブのデータを数値として読出す
ために検温後便用者が閉成するものである。（１１）、
　（１２）はそれぞれスタート・スイッチ。

グラフ・スイッチで、検温開始のときやカーソル−３＝ （３）を動かすときに使用者が前記スタート・スイッチ
（１１）を閉成し、グラフの表示と数字の表示とを切換
えるときに使用者が前記グラフ・スイッチ（１２）を閉
成するものである。ここで、液晶ディスプレイ（１）に
体温又は気温が数値にて表示きれているときスタート・
スイッチ（１１）を閉成すると検温を開始する。また、
それぞれのスイッチ（１０）（１１）（１２）からの信
号がマイクロコンピュータ（６）内のｃｐＵ（９）へ入
力するとＲＯＭ＜８＞のプログラムに従ってＣＰＵ（９
）が演算処理、つまり液晶ディスプレイ（１）の表示を
変えるべく　ＬＣＤドライバー（１５）へ信号を出力し
たり、データをＲＡＭ（７）へ記憶したり等の処理を行
う。（１３）はブザーで、検温終了時や設定時刻を報知
する時にタイマ（１４〉からの信号によって鳴動するも
のである。（１５）は液晶ディスプレイ（１）のドツト
（２）をマイクロコンピュータ（６）からの信号によっ
て点灯または消灯するために設けられたＬＣＤドライバ
ーである。

第４図は本発明の電子体温計の外観図である。

（１６）は舌の裏側での検温時に歯で固定するために設
けられたストッパーである。

本発明の構成は以上の如くであり、以下動作について説
明する。感温素子（４）を舌の裏側に当ててストッパー
（１６）を歯で固定しスタート・スイッチ（１１）を閉
成すると検温を開始する。この検温終了後、ブザー（１
３）が鳴動し、この後メモリー・スイッチ（１０）を閉
成すると月日と体温のデータをＲＡＭ（７）に記憶する
。更にグラフ・スイッチ（１２）を閉成すると液晶ディ
スプレイ（１）に第１図のようにＲＡＭ（７）に記憶さ
れている体温が棒グラフで表示される。このときスター
ト・スイッチ（１１）を適当な回数閉成してカーソル（
３）を希望する体温まで移動許せメモリー・スイッチ（
１０）を閉成すると第２図に示すようにグラフでの表示
よりも更に高い分解能で体温が月日と共に数値にて表示
される。前記第２図は上段は月日、下段は体温、すなわ
ち、７月１５日のイ本温は３６．５３℃であったことを
示している。

（））発明の効果 本発明は以上の如くであり、表示装置にグラフで表示さ
れたそれぞれの体温を指し示すカーソルを使用者が任意
に移動許せ、該カーソルの指し示す体温をグラフの表示
よりも更に高い分解能での数字で表示するので、より正
確な体温の値を読みとることができる。また、グラフで
表示した体温を数値で表示することができるので、使用
者がグラフで表示された体温を読み誤るというようなこ
とはなくすことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は液晶ディスプレイの説明図、第２図は同説明図
、第３図は本発明の電子体温計のブロック図、第４図は
同体温計の外観図、第５図はフローチャー１・図、第６
図は同フローチャート図、第７図は第５図のＡ部分の詳
細なフローチャート図である。 （１）・・・液晶ディスプレイ、（３）・・・カーソル
、（４）・・・感温素子、（６）・・・マイクロコンピ
ュータ、（１０）・・・メモリー・スイッチ。 第　１− 第２図 ぶ６　図 第７　＝

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）測定した体温のデータを記憶する記憶装置と、前
   記体温を表示する表示装置とを備えた電子体温計に於い
   て、前記表示装置にグラフで表示されたそれぞれの体温
   を指し示すと共に使用者が任意の体温を指し示す場所へ
   移動させることができるカーソルと、使用者が任意に閉
   成できるスイッチとを設け、使用者が前記スイッチを閉
   成したとき前記カーソルの指し示す体温のデータを前記
   記憶装置から読出し、前記表示装置に体温をグラフより
   も更に分解能の高い数値で表示することを特徴とする電
   子体温計。