JP4819449B2 - 婦人用電子体温計、婦人用電子体温計の制御方法並びに制御プログラム - Google Patents
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Description
<概要>
本実施形態では、婦人用電子体温計の温度センサの部分の熱容量を小さくすることにより熱応答を向上させ、予測に用いられる実測値取得の計測時間の短縮を実現する。実測値取得の際、異常変化を検出し予測に利用する時系列データの起点(開始タイミング)を制御することにより、熱応答向上に伴う実測値のばたつきによる予測エラーの発生頻度を低減している。
電子体温計においては実測式のほか予測式電子体温計がある。これは、実測値が所定値以上、かつ温度上昇率が所定値以上になった時を予測演算の起点とし、予測値の変動が所定値以内になった時を予測成立点とする。予測式は一般に、予測値をY、実測値をT、上乗量をUとすると、Y=T+Uで与えられる。
図1は、第1実施形態に係る婦人用電子体温計の外観を示す図であり、(a)は正面図(b)は側面図である。図2は、第1実施形態に係る婦人用電子体温計の内部ブロック図である。
図3(a)は、第1実施形態に係る婦人用電子体温計の動作モードの遷移を示す図である。それぞれの動作モードは演算処理部21がROM22に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。また、図3(b)は、メニュー選択画面を示している。
電源ボタン9の押下やアラーム設定時刻の到来により、婦人用電子体温計の電源がオンの状態になると測定モードに入る。測定モードでは、初期状態で現在日時や最近の測定値を表示する。また、左移動ボタン7および右移動ボタン8の操作により、指定された日の測定値とともに、指定された日に対応するメモ項目が表示される。また、この測定モードでは温度計測部10による測定値を監視しており、測定開始条件がみたされれば体温測定を開始する。測定モードにおける体温測定の動作詳細については後述する。なお、測定モードにおいて機能ボタン4が押下されると、前述したメニュー選択画面が表示される。
婦人用電子体温計の電源がオンの状態で、体温測定が終了し、その体温が表示部30に表示された状態で、機能ボタン4が押下されると、表示部30の上部に表示されている絵文字(アイコン)30aは、各種選択項目のうち、「メモ」を点滅させる。再度、機能ボタン4が押下されるとメモモードに遷移し、絵文字(アイコン)30bのうち、「生理日」が∩で囲まれて表示される。左移動ボタン7および右移動ボタン8により、メモ入力したい項目を選択する。選択された項目は、∩で囲まれて表示される。次に、完了ボタン5を所定秒押すことで、メモ入力が完了する。入力されたメモ項目は日付に対応付けられてRAM23に記憶され、その後、測定モードに遷移する。
メニュー選択画面において”予測日表示”の絵文字が選択された状態で機能ボタン4が押下されると予測日表示モードに遷移する。予測日表示モードでは、後述するデータ処理モードで導出されRAM23に記憶された予測データが表示される。予測データとしては、例えば、次回生理日、次回排卵日、出産予定日等がある。予測日表示モードにおける表示中に完了ボタン5が押下されると、測定モードに遷移する。
データ処理モードは、測定モードにおいて測定した体温の時系列データに対しデータ処理を実行するモードである。電源ボタン9により電源がオフにされたとき、あるいは、アラーム設定時刻から所定時間(たとえば5時間)経過した際に遷移するモードである。なお、データ処理は1日に1回のみ行われるだけであり、1日に2回以上データ処理モードに移った場合には、2回目以降では実際のデータ処理は行われず、直ちに処理終了となって後述する停止モードに移行する。データ処理モードにおけるデータ処理の詳細については後述する。
データ処理モードにおけるデータ処理終了後、あるいは、測定モードにおいてボタン未入力状態が所定時間継続した場合には停止モードに遷移する。なお、婦人用電子体温計は、停止モードの状態であっても、回路全体の電源が断たれるわけではなく、アラームや、データ処理モードにおける機能遂行のために、タイマ24や演算処理部21等の部分には微弱ながら電力が供給される。
図4は、温度計測部による実測値変化を例示的に示した図である。
Y=T+Uここで、a〜d:定数,dT:過去5秒間の温度上昇である。
2群 a=1.1098: b=−15.446: c=−0.244: d=4.5294
3群 a=0.7187: b=−6.9876: c=−0.0571: d=1.0682
4群 a=0.8092: b=−7.8356: c=−0.0448: d=0.8609
5群 a=0.8555: b=−9.2469: c=−0.0697: d=1.5205
6群 a=0.4548: b=−2.1512: c=0.0083: d=0.2872
7群 a=0.378: b=−1.3724: c=0.0027: d=0.8912
<測定モードの動作フロー>
図6は、第1実施形態の婦人用電子体温計における測定モードの動作フローチャートである。以下の動作は、婦人用電子体温計が測定モードの状態にある際、使用者が金属キャップ3周辺部を口中に挿入し、演算制御部20が温度計測部10から取得した温度変化などをトリガに開始される。なお、以下の各ステップは、演算処理部21がROM22に記憶されたプログラムを実行することにより実現されるものである。
以下では、サーミスタ13を用いた温度の測定中に実測値(温度)の低下が発生した際の処理(ステップS611に相当)について説明する。
図8は、月経周期と体温との関係を示す図である。符号D1〜D8はそれぞれ生理周期における生理初日を表し、符号a〜eはそれぞれの生理初日を起点とする月経周期を表している。また、各月経周期には、排卵日から始まる高温相期間A〜Gと、生理初日から始まる低温相期間H〜Nとが含まれる。なお、図8において、排卵日を符号◎で示している。これらの関係を利用して、婦人用電子体温計はデータ処理モードにおいて、測定モードによりRAMに記憶された体温の時系列データから、次回生理日および次回排卵日を高精度に予測するのである。また、測定結果から測定者が妊娠中であると判定されれば併せて出産予定日を予測する。
生理メモ入力が所定日数以上、例えば3日以上連続した場合、生理メモ入力の初日を生理初日と判定する。所定日数未満、例えば3日未満の場合は生理誤認として判定を取り消す。生理メモが入力されておらず体温変化から低温相が開始されたと判断された場合には、低温相の開始日を生理初日とする。ただし、高温相が開始される前に生理メモが入力された場合には、生理初日を生理メモが入力された日に訂正する。
月経周期平均日数は、最近の所定回数(例えば6回)分の月経周期から最長周期と最短周期を除いた所定回(例えば4回)の月経周期を平均して得られる。平均される所定回(ここでは4回)分の月経周期の内、所定回(例えば3回)分以上有効月経周期があり、月経周期平均日数の導出に用いられる月経周期内の最長周期と最短周期が、”最長周期 < 最短周期 × 2”の関係を満たしている場合、導出される月経周期平均日数は有効であるとする。なお、有効月経周期とは所定の範囲の日数(例えば21日以上42日以下)を満たす月経周期のことをいう。
高温相平均日数は、最近の所定回数(例えば6回)分の高温相日数から最長日数と最短日数を除いた所定回(例えば4回)の高温相日数を平均して得られる。平均される所定回(ここでは4回)分の高温相日数の内、所定回(例えば3回)分以上有効高温相日数がある場合、導出される高温相平均日数は有効であるとする。なお、有効高温相日数とは所定の範囲の日数(例えば12日以上16日以下)を満たす高温相日数のことをいう。
低温相平均日数は、最近の所定回数(例えば6回)分の低温相日数から最長日数と最短日数を除いた所定回(例えば4回)の低温相日数を平均して得られる。平均される所定回(ここでは4回)分の低温相日数の内、所定回(例えば3回)分以上有効低温相日数がある場合、導出される低温相平均日数は有効であるとする。なお、有効低温相日数とは所定の範囲の日数(例えば5日以上30日以下)を満たす低温相日数のことをいう。
基準体温は、過去の所定回数(例えば3回)分の月経周期における高温相平均体温と低温相平均体温を用いて、”基準体温=(所定回数(例えば3回)分の高温相平均体温+所定回数(例えば3回)分の低温相平均体温)/2”として導出される。なお、高温相平均体温と低温相平均体温の導出については後述する。
相判定は、体温が高温相であるか低温相であるかを判定する。”体温≧基準体温”の場合高温相とし、”体温<基準体温”の場合低温相とする。
排卵日は低温相の最後の日であることから、”排卵日=高温相開始日−1”により導出される。排卵日は、高温相開始日が更新された後に判定が行われる。
高温相平均体温は、高温相開始日から所定日(例えば3日)後から低温相開始日の所定日(例えば3日)前の体温で平均体温を計算する。同様に、低温相平均体温は、低温相開始日から所定日(例えば3日)後から高温相開始日の所定日(例えば3日)前の体温で平均体温を計算する。
次回生理日は、所定期間(例えば3〜7日間)として導出される。例えば、予測処理を行っている当日が低温相の場合、”次回生理日 = 最近の生理初日+月経周期平均日数−1.5σ/2〜最近の生理初日+月経周期平均日数+1.5σ/2”として導出される。ここで、σは、月経周期の日数の分布が正規分布に従うと見なした際の標準偏差である。なお、予測結果は日単位で、小数点第1位で四捨五入とする。一方、予測処理を行っている当日が高温相の場合、”次回生理日 = 最近の排卵日+高温相平均日数−1.5σ/2〜最近の排卵日+高温相平均日数+1.5σ/2”として導出される。ここで、σは、高温相の日数の分布が正規分布に従うと見なした際の標準偏差である。なお、予測結果は日単位で、小数点第1位で四捨五入とする。
次回排卵日は、所定期間(例えば3〜7日間)として導出される。例えば、予測処理を行っている当日が低温相の場合、”次回排卵日 = 最近の生理初日+低温相平均日数−1.5σ/2〜最近の生理初日+低温相平均日数+1.5σ/2”として導出される。ここで、σは、低温相の日数の分布が正規分布に従うと見なした際の標準偏差である。なお、予測結果は日単位で、小数点第1位で四捨五入とする。一方、予測処理を行っている当日が高温相の場合、”次回排卵日 = 最近の排卵日+月経周期平均日数−1.5σ/2〜最近の排卵日+月経周期平均日数+1.5σ/2”として導出される。ここで、σは、月経周期の日数の分布が正規分布に従うと見なした際の標準偏差である。なお、予測結果は日単位で、小数点第1位で四捨五入とする。
最後の排卵日からの日数が所定日数(例えば20日)をこえ、かつ、当日に測定された体温が高温相と判定された場合、妊娠中であると判定する。そして、”出産予定日=排卵日+265日”を用いて出産予定日の予測を行う。なお、妊娠中であると判定されていない場合等、出産予定日が導出されていない場合は”−−月−−日〜−−月−−日”のように表示する。
基礎体温は原則として毎日測定されるべきものであるため、上述した各処理の説明においては、欠落無く毎日の測定データが存在することを前提とした。もし、測定し忘れなどにより測定データが欠落している場合には、測定データの欠落日前後の測定データを用いて補間を行う。ただし、本来はデータが欠落していたことを明示するために、補間されたデータは表示部には表示されず、例えば”−−.−−℃”と表示される。
図9は、第1実施形態に係る婦人用電子体温計のデータ処理モードの動作フローチャートである。以下の各ステップは、前述したように、演算処理部21がROM22に記憶されたプログラムを実行することにより実現されるものである。以下、フローチャートを参照し、処理の手順について説明する。なお、図10〜図13は、図9のフローチャートにおける、一部のステップについて詳細化したものであるので、簡単に説明するにとどめる。
NOの場合は、ステップS911に進む。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを、装置に直接或いは遠隔から供給し、その装置が供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明の技術的範囲に含まれる。
Claims (10)
- 生理事項データを入力する入力手段と、
検温素子により検出した温度の実測値から予測式に従い平衡温の予測値を導出する予測値導出手段と、
前記検温素子による測定開始の後における実測値の低下を検出する検出手段と、
前記検出手段により実測値の低下が検出された場合、前記検温素子により検出した実測値の時系列のうち前記予測値導出手段が前記予測値の導出に使用する範囲の開始タイミングを制御する制御手段と、
前記予測値と入力された前記生理事項データとを併せて日付ごとに記憶する記憶手段と、
記憶された前記予測値と前記生理事項データとを基に次回生理日を予測する予測手段と、
を有し、
前記制御手段は、前記低下が前記測定開始から第1の所定時間以内に検出され、前記低下を検出したときの実測値が所定温度以下であり、前記低下の検出から第2の所定時間以内に実測値の上昇が検出され、前記上昇を検出したときの実測値と前記低下を検出したときの実測値との差が所定値以内である場合に、前記開始タイミングの制御を行うことを特徴とする婦人用電子体温計。 - 生理事項データを入力する入力手段と、
検温素子により検出した温度の実測値から予測式に従い平衡温の予測値を導出する予測値導出手段と、
前記検温素子による測定開始の後における実測値の低下を検出する検出手段と、
前記検出手段により実測値の低下が検出された場合、前記検温素子により検出した実測値の時系列のうち前記予測値導出手段が前記予測値の導出に使用する範囲の開始タイミングを制御する制御手段と、
前記予測値と入力された前記生理事項データとを併せて日付ごとに記憶する記憶手段と、
記憶された前記予測値と前記生理事項データとを基に次回排卵日を予測する予測手段と、
を有し、
前記制御手段は、前記低下が前記測定開始から第1の所定時間以内に検出され、前記低下を検出したときの実測値が所定温度以下であり、前記低下の検出から第2の所定時間以内に実測値の上昇が検出され、前記上昇を検出したときの実測値と前記低下を検出したときの実測値との差が所定値以内である場合に、前記開始タイミングの制御を行うことを特徴とする婦人用電子体温計。 - 生理事項データを入力する入力手段と、
検温素子により検出した温度の実測値から予測式に従い平衡温の予測値を導出する予測値導出手段と、
前記検温素子による測定開始の後における実測値の低下を検出する検出手段と、
前記検出手段により実測値の低下が検出された場合、前記検温素子により検出した実測値の時系列のうち前記予測値導出手段が前記予測値の導出に使用する範囲の開始タイミングを制御する制御手段と、
前記予測値と入力された前記生理事項データとを併せて日付ごとに記憶する記憶手段と、
記憶された前記予測値と前記生理事項データとを基に出産予定日を予測する予測手段と、
を有し、
前記制御手段は、前記低下が前記測定開始から第1の所定時間以内に検出され、前記低下を検出したときの実測値が所定温度以下であり、前記低下の検出から第2の所定時間以内に実測値の上昇が検出され、前記上昇を検出したときの実測値と前記低下を検出したときの実測値との差が所定値以内である場合に、前記開始タイミングの制御を行うことを特徴とする婦人用電子体温計。 - 生理事項データを入力する入力手段と、
検温素子により検出した温度の実測値から予測式に従い平衡温の予測値を導出する予測値導出手段と、
前記検温素子による測定開始の後における実測値の低下を検出する検出手段と、
前記検出手段により実測値の低下が検出された場合、前記検温素子により検出した実測値の時系列のうち前記予測値導出手段が前記予測値の導出に使用する範囲の開始タイミングを制御する制御手段と、
前記予測値と入力された前記生理事項データとを併せて日付ごとに記憶する記憶手段と、
記憶された前記予測値と前記生理事項データとを基に生理日初日を推定する推定手段と、
を有し、
前記制御手段は、前記低下が前記測定開始から第1の所定時間以内に検出され、前記低下を検出したときの実測値が所定温度以下であり、前記低下の検出から第2の所定時間以内に実測値の上昇が検出され、前記上昇を検出したときの実測値と前記低下を検出したときの実測値との差が所定値以内である場合に、前記開始タイミングの制御を行うことを特徴とする婦人用電子体温計。 - 生理事項データを入力する入力手段と、
検温素子により検出した温度の実測値から予測式に従い平衡温の予測値を導出する予測値導出手段と、
前記検温素子による測定開始の後における実測値の低下を検出する検出手段と、
前記検出手段により実測値の低下が検出された場合、前記検温素子により検出した実測値の時系列のうち前記予測値導出手段が前記予測値の導出に使用する範囲の開始タイミングを制御する制御手段と、
前記予測値と入力された前記生理事項データとを併せて日付ごとに記憶する記憶手段と、
記憶された前記予測値と前記生理事項データとを基に排卵日を推定する推定手段と、
を有し、
前記制御手段は、前記低下が前記測定開始から第1の所定時間以内に検出され、前記低下を検出したときの実測値が所定温度以下であり、前記低下の検出から第2の所定時間以内に実測値の上昇が検出され、前記上昇を検出したときの実測値と前記低下を検出したときの実測値との差が所定値以内である場合に、前記開始タイミングの制御を行うことを特徴とする婦人用電子体温計。 - 前記第1の所定時間は7秒であり、前記所定温度は34.5度であり、前記第2の所定時間は8秒であり、前記所定値は1度であることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の婦人用電子体温計。
- 前記制御手段は、前記開始タイミングを前記上昇を検出したタイミングに変更することを特徴とする請求項1乃至6何れか1項に記載の婦人用電子体温計。
- 前記検温素子およびその周辺部は熱容量が小さいことを特徴とする請求項1乃至7何れか1項に記載の婦人用電子体温計。
- 検温素子により検出した温度の実測値の時系列から予測式に従い平衡温の予測値を導出する婦人用電子体温計の制御方法であって、
生理事項データを入力する入力工程と、
前記検温素子による測定開始の後における実測値の低下を検出する検出工程と、
前記検出工程により実測値の低下が検出された場合、前記検温素子により検出した実測値の時系列のうち前記予測値導出工程において前記予測値の導出に使用する範囲の開始タイミングを制御する制御工程と、
前記開始タイミング以降の前記実測値の時系列から予測式に従い平衡温の予測値を導出する予測値導出工程と、
前記予測値と入力された前記生理事項データとを併せて日付ごとに記憶する記憶工程と、
記憶された前記予測値と前記生理事項データとを基に次回生理日を予測する予測工程と、
を有し、
前記制御工程では、前記低下が前記測定開始から第1の所定時間以内に検出され、前記低下を検出したときの実測値が所定温度以下であり、前記低下の検出から第2の所定時間以内に実測値の上昇が検出され、前記上昇を検出したときの実測値と前記低下を検出したときの実測値との差が所定値以内である場合に、前記開始タイミングの制御を行うことを特徴とする制御方法。 - 検温素子により検出した温度の実測値の時系列から予測式に従い平衡温の予測値を導出するコンピュータに、
生理事項データを入力する入力工程と、
前記検温素子による測定開始の後における実測値の低下を検出する検出工程と、
前記検出工程により実測値の低下が検出された場合、前記検温素子により検出した実測値の時系列のうち前記予測値導出工程において前記予測値の導出に使用する範囲の開始タイミングを制御する制御工程と、
前記開始タイミング以降の前記実測値の時系列から予測式に従い平衡温の予測値を導出する予測値導出工程と、
前記予測値と入力された前記生理事項データとを併せて日付ごとに記憶する記憶工程と、
記憶された前記予測値と前記生理事項データとを基に次回生理日を予測する予測工程と、
を実行させ、
前記制御工程では、前記低下が前記測定開始から第1の所定時間以内に検出され、前記低下を検出したときの実測値が所定温度以下であり、前記低下の検出から第2の所定時間以内に実測値の上昇が検出され、前記上昇を検出したときの実測値と前記低下を検出したときの実測値との差が所定値以内である場合に、前記開始タイミングの制御を行うことを特徴とする制御プログラム。
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