JP5536587B2 - 電子体温計及びその制御方法 - Google Patents

電子体温計及びその制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5536587B2
JP5536587B2 JP2010185527A JP2010185527A JP5536587B2 JP 5536587 B2 JP5536587 B2 JP 5536587B2 JP 2010185527 A JP2010185527 A JP 2010185527A JP 2010185527 A JP2010185527 A JP 2010185527A JP 5536587 B2 JP5536587 B2 JP 5536587B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
switch
display
predetermined time
user operation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010185527A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012042394A (ja
Inventor
知紀 八田
祥雄 榛葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TRUMO KABUSHIKI KAISHA
Original Assignee
TRUMO KABUSHIKI KAISHA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TRUMO KABUSHIKI KAISHA filed Critical TRUMO KABUSHIKI KAISHA
Priority to JP2010185527A priority Critical patent/JP5536587B2/ja
Publication of JP2012042394A publication Critical patent/JP2012042394A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5536587B2 publication Critical patent/JP5536587B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)

Description

本発明は電子体温計及びその制御方法に関する。
使用者の体温を計測する電子体温計として、水銀体温計の形状を踏襲した、細長い棒状の先端部に感温部を備えた電子体温計が一般的に知られている。また、電子体温計には、体温計測結果を表示する表示部が設けられるほか、電源のオンオフを行うためのスイッチが設けられる場合もある。
また、女性の基礎体温を計測するための体温計に電子体温計を応用したもの(以下、女性体温計と称する)も一般に知られている。使用者は、計測した基礎体温を長期にわたって記録することにより、自身の高温相と低温相の周期を知ることができる。したがって、女性体温計には、基礎体温等を記録するためのメモリが設けられており、トレンドグラフを作成・表示させることが可能となっている。
上述のような婦人体温計は、カレンダー機能、トレンドグラフの表示機能、メモ登録機能といった種々の機能を有しており、通常の電子体温計に比べて多機能である。そのため、体温計本体にはこれらの機能に対応した複数の操作スイッチが設けられることになる。婦人体温計は、たとえば口にくわえて舌下の温度を計測するため、体温計本体の大きさや形状は、そのような使用形態を可能とするために制約を受けることになる。したがって、上述した複数の操作スイッチは、きわめて制約された大きさ及び形状の体温計本体に設けられることになる。
そのような操作スイッチの一つに電源をオン、オフするための操作スイッチ(以下、電源スイッチ)がある。一般に、電源のオン、オフに関しては、使用者が電子体温計(女性体温計)を操作中に誤って電源スイッチに触れても電源がオフしてしまうことのないように、所定時間にわたって電源スイッチに対する操作が継続したことを確認してから電源をオフするようになっている。たとえば、一般的な電子体温計では、電源スイッチに対する押下操作が2秒間継続した場合(いわゆる「長押し」が行われた場合)に、女性体温計の電源をオフするというように構成されている。
特開2007−68839号公報
しかしながら、電源スイッチを操作しても直ちに電子体温計(女性体温計)の電源がオフされないことから、使用者が電源オフを目的として当該電源スイッチを操作した場合には使用者に戸惑いを与える可能性がある。特に、一つの操作スイッチに複数の機能が割り当てられ、それら機能の一つとして電源オフの機能が含まれるような場合には、所定時間にわたって操作を継続する間、ほんとうに電源オフのための操作が行えているのか否かに関して使用者は不安を覚えてしまう。
他方、電源オフ操作に応答して直ちに女性体温計の電源をオフするようにすれば、上述のような誤操作による電源オフを防止できなくなる。特に、電源オフを含む複数の機能が一つの操作スイッチに割り当てられるような場合には、意図しない電源オフが発生する可能性は大であり、操作性が劣化する。したがって、電源オフのために電源スイッチの長押しを要求する電子体温計において、ユーザが電源スイッチを長押ししていることを認識できるようにすることは重要なことである。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、所定時間の継続的な操作を必要とする電源オフ操作において、電源オフ操作が正しく行われているかが把握できないことに起因したユーザの不安感を解消することを目的とする。また、本発明の他の目的は、電源オフ操作をユーザに行わせるのに適した表示を、部品数やコストの上昇を招くことなく実現することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明の一態様による電子体温計は以下の構成を備える。すなわち、
電源オフ機能が割り当てられたスイッチに対する操作に応じて電源がオフする電子体温計であって、
前記スイッチに対するユーザ操作を検出する検出手段と、
前記検出手段によって検出された前記スイッチに対するユーザ操作の状態に基づいて、電源オフ操作が行われているか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により電源オフ操作であると判定された場合に、電源オフの操作中であることを示す特定の表示を開始する表示手段と、
前記検出手段によって、前記スイッチに対する前記ユーザ操作が第1の所定時間にわたって継続して検出されると、当該電子体温計の電源をオフ状態とする制御手段とを備え
前記スイッチには電源オフ機能と他の機能が割り当てられ、
前記判定手段は、前記検出手段による前記ユーザ操作の検出が前記第1の所定時間よりも短い第2の所定時間にわたって継続した場合に、電源オフ操作が行われていると判定し、前記検出手段によって前記ユーザ操作が継続して検出された期間が前記第2の所定時間よりも短い場合には、前記スイッチに対する当該操作が前記スイッチに割り当てられた前記他の機能を指示するものであると判定する。
本発明によれば、所定時間の継続的な操作を必要とする電源オフ操作において、電源オフ操作が正しく行われているかが把握できないことに起因したユーザの不安感を解消することができる。
本発明の一実施形態に係る女性体温計の外観構成を示す図である。 女性体温計のシステム構成を示す図である。 女性体温計の表示部の表示内容を示す図である。 実施形態の女性体温計における電源オフ時の処理を示すフローチャートである。 電源オフ操作時における表示部の表示内容を説明する図である。
以下、本発明の各実施形態について図面を参照しながら説明する。
[第1の実施形態]
1.女性体温計の外観構成
図1は、本発明の一実施形態に係る女性体温計100の外観構成を示す図である。図1において、101は、耐衝撃性、耐薬品性を備えた合成樹脂によって形成された本体ケースであり、後述する演算制御部や、ブザー部、電池(電源部)等が収納されている。
102はステンレス製の金属キャップであり、内部にはサーミスタ(後述)等の温度計測部が接着剤により固定して収納されている(つまり、金属キャップ102は、サーミスタに対して体温(温度)を伝熱させるとともに、サーミスタを外部の衝撃等から保護する役割を担っている)。
103は表示画面であり、数字・文字・図形(キャラクター、アイコン等)を表示可能な、ドットマトリックス液晶部等により構成されている。なお、表示画面103に表示される表示内容の詳細は図3により後述する。本体ケース101上には、更に、表示画面103上に表示された表示内容に基づいて、女性体温計100に各種指示を入力するための操作スイッチとしての入力ボタン104が設けられている。
入力ボタン104は、表示画面103上に表示されたメニュー項目等の選択対象が選択状態にあることを示す識別子(カーソル)を移動させるための指示(移動指示)を与える左ボタン111、右ボタン112を備える。また、カーソルの移動先の選択対象について、設定値を変更したりするための指示(変更指示)を与える上ボタン121、下ボタン122を備える。更に、カーソルの移動先の選択対象(またはカーソルの移動先の選択対象ついて、変更された設定値)を決定するための決定ボタン130を備える。なお、決定ボタン130は、女性体温計100の電源ON/OFFスイッチとしての役割も担っている。すなわち、本実施形態は、十字ボタンと決定ボタンで構成された入力ボタン104により女性体温計の各機能を操作可能とし、且つ決定ボタンに電源操作機能を持たせることで、操作性を向上するとともにスイッチの数を減少させている。
さらに、図示しないが、女性体温計100には、パーソナルコンピュータ(PC)などをホストとして接続するための外部通信部(コネクタ等を含む)も備えられている。また、定時測定を促すための目覚まし機能も備えられており、別途設定された時刻になると目覚まし音を鳴らしてユーザに体温測定を促すよう構成されているものとする。
2.女性体温計のシステム構成
次に、女性体温計100のシステム構成について図2を参照しながら説明する。図2は、女性体温計100のシステム構成を示す図である。
図2に示すように、女性体温計100は、温度を計測しそれをデジタル値として出力する温度計測部210と、計測された温度から予測温度を演算すると共に女性体温計100全体を制御する演算制御部220と、測定結果を表示する、バックライト用のLED231および表示画面103を備えた表示部230と、目覚まし音等の音声を出力するブザー部240と、ユーザからの操作を受け付ける入力部250と、各部に電源を供給する電源部260とを備える。
温度計測部210は、並列に接続された感温部に設置されたサーミスタ及びコンデンサと、測温用CR発振回路とから構成され、サーミスタの温度に対応するカウンタ226のカウント量の変化に従い、温度をデジタル量として出力する。なお、温度計測部210の構成は一例であって、これに限定されるものではない。
演算制御部220は、1日1回の計測から得られた測定値(基礎体温データ)及び入力部250により入力された各種入力値を日付及び時刻と対応付けて所定日数分(例えば240日分)記憶するとともに、月経周期ごと(生理初日から次の生理初日の前日まで)の中間データ等を一時記憶するRAM223と、体温測定に必要なパラメータや予測式プログラム等を格納したROM(コンピュータ読取可能な記憶媒体)222と、時刻及び日付を管理するタイマ224とを備える。更に、演算制御部220は、表示部230を制御するための表示制御部227と、測温用CR発振回路の発振信号をカウントするカウンタ226と、ROM222の予測式プログラムに従い予測演算等を行う演算処理部221とを備える。更に、カウンタ226や演算処理部221、表示制御部227を制御する制御回路225を備える。なお、測定値などを記憶する一時記憶領域には、不揮発性の書き換え可能メモリを用いるようにしてもよい。
入力部250には、上述した左ボタン111、右ボタン112、上ボタン121、下ボタン122、決定ボタン130などが含まれ、ユーザからの各種指示を受け付ける。
3.表示部の表示内容
次に、女性体温計100の表示画面103に表示される表示内容について説明する。図3は、女性体温計100の表示画面103に表示される表示内容を示す図である。図3において、301は女性体温計100の各種機能を選択するための選択機能表示領域である。選択機能表示領域301に表示された各絵文字(アイコン)は、左から順に、メモ入力機能、次回生理日表示機能、次回排卵日表示機能、目覚まし時刻設定機能、音量設定機能、時刻設定機能を選択するためのアイコンである。
302はメモ入力機能が選択された際に、入力されるメモ内容を選択するための選択メモ表示領域である。選択メモ表示領域302に表示された各絵文字(アイコン)は、左から順に、生理日、生理痛、性交、飲薬、発熱、おりものを示すアイコンである。
303は測定データ表示領域であり、測定された体温データを表示したり、過去の所定日数分の体温データをトレンドグラフとして表示したりする。
304は設定情報表示領域であり、目覚まし時刻設定機能や音量設定機能等を用いてユーザが設定した設定内容を表示する。なお、本実施形態に係る女性体温計100では、音量設定機能を用いて音量を設定する際に、音量を変更するための操作を行った場合、当該操作を行ったタイミングで、変更後の音量による音声が出力されるよう構成されているものとする。このように、変更した音量を、実際にユーザがその場で視聴できる構成とすることで、ユーザは最適な音量設定を行うことが可能となる。
305は現在日時表示領域であり、現在の日付(年月日)または時刻(時分)が表示される。306は内部状態表示領域であり、女性体温計100の内部状態を示す情報(例えば、電池の残量等)が表示される。307は過去の体温計測値の履歴をグラフ表示するための表示エレメントである。
なお、女性体温計100の各種機能のうち、メモ入力機能、次回生理日表示機能、次回排卵日表示機能等については、例えば、上記特許文献1に既に開示されているため、ここでは説明を省略し、以下では、本実施形態に係る女性体温計100の特徴的な機能である、電源オフ操作時の処理について詳説する。
4.電源オフ操作時の処理について
図4は、本実施形態の女性体温計100による電源オフ操作時の処理を説明するフローチャートである。図4に示されるフローチャートでは、通常画面が表示されている状態から電源オフ操作が行われた際の処理が示されている。なお、通常画面とは、女性体温計100における、体温計測前後の表示や、トレンド表示等、以下で説明する電源オフ操作中であることを示す表示以外の表示を指すものとする。また、上述したように、本実施形態の決定ボタン130には、メニュー選択などの決定操作機能に加えて、電源オフ機能が割り当てられているものとする。本実施形態の女性体温計では、電源オフ機能が割り当てられたスイッチ(決定ボタン130)に対する第1の所定時間(たとえば、2.5秒)にわたる押下操作の継続(所謂、長押し)が検出されることにより電源がオフされる。
ステップS401において、演算処理部221は、通常画面を表示するとともに、入力部250(入力ボタン104)を介したユーザ操作を受け付ける。そして、ステップS402において、決定ボタン130の押下が検出されると、処理はステップS403へ進む。なお、決定ボタン130の押下が検出されなければ、処理はステップS401に戻る。ステップS403において、演算処理部221は、タイマ224を起動することにより、決定ボタン130が押下されてからの経過時間(押下状態の継続時間)の計測を開始する。なお、タイマ224はたとえば0.1秒単位程度での計時が可能であることが好ましいが、これに限定されるものではない。
ステップS404において、演算処理部221は、決定ボタン130に対してなされた操作が電源オフ操作か否かを判定する。たとえば、演算処理部221は、上記第1の所定時間よりも短い第2の所定時間(たとえば0.5秒)にわたって決定ボタン130の押下操作が継続した場合に、演算処理部221は電源オフ操作が行われていると判定する。この判定で、電源オフ操作でないと判定された場合、すなわち、決定ボタン130の押下操作が第2の所定時間にわたって継続しなかった場合には、処理はステップS410に進む。ステップS410において、演算処理部221は、決定ボタン130に対する当該押下操作が、決定機能の実行であると判定し、これに対応した処理を行う。
ステップS405において、電源オフ操作が行われていると判定された場合は、処理はステップS406へ進む。ステップS406において、演算処理部221は、電源オフの操作中であることを示す電源オフ操作中表示を表示画面103に表示させる。電源オフ操作中表示については図5により後述する。そして、決定ボタン130の押下操作が継続している間、且つタイマ224により計測される経過時間が第1の所定時間に到達するまでの間、ステップS406による電源オフ操作中表示が行われることになる。電源オフ操作中表示が行われている間、すなわちタイマ224による経過時間が第2の所定時間と第1の所定時間の間であるときに、決定ボタン130が解放されると(押下操作が解除されると)、処理はステップS407からステップS401に戻る。この処理により、電源オフ操作中表示は消去され、通常画面の表示が再開される。こうして、女性体温計100は決定ボタン130が押下される前の状態に戻り、決定ボタン130の操作は無視されたことになる。ステップS408でタイムアップと判定されると(すなわち、タイマ224により計時される経過時間が第1の所定時間を超えた場合)、演算処理部221は電源部260による電源供給を停止させる(ステップS409)。
図5は、電源オフの操作中表示の一例を示す図である。図5において、(a)は通常表示の例であり、図5の(b)〜(e)が電源オフ操作中表示である。ステップS406による電源オフ操作中表示は、上記第1の所定時間から上記第2の所定時間までの間で、決定ボタン130の押下操作が継続している場合に実行される。このとき、タイマ224による押下操作の継続時間の経過とともに、表示内容を(b)〜(e)のように切り替えていく。たとえば、決定ボタン130の押下開始から0.5秒間の押下操作の継続により電源オフ操作であるとことが判定されると、(b)に示すようなインジケータの表示が開始される。そして、継続時間tが0.5秒<t≦1.0秒の間は(b)の表示、1.0秒<t≦1.5秒の間は(c)の表示、1.5秒<t≦2.0秒の間は(d)の表示、2.0秒<t≦2.5秒の間は(e)の表示というように表示が遷移し、インジケータが減少していく。このように、本実施形態では、(b)〜(e)の表示を経た後に、電源がオフ状態に移行する(図5の(f))。
以上の実施形態によれば、決定ボタン130の押下操作が第1の所定時間にわたって継続させる電源オフ操作が行われたことを検出することで電源オフを実行する電子体温計において、電源オフ操作の最中には表示画面103に電源オフ操作中であることが明示される。したがって、ユーザは、電源をオフするために決定ボタン130を所定期間にわたって押下している間に、その操作が電源オフ操作として電子体温計によって認識されていることを確認できる。したがって、電源オフ操作が適切に行われているかといったユーザの不安感を払拭できるとともに、「長押し」による誤操作防止の効果を維持することができる。
なお、電源オフの機能を割り当てるボタンを決定ボタンとしたがこれに限られないことはいうまでもない。電源オフ機能と他の機能が割り当てられたスイッチを用いたものであれば、上記処理を適用できることは明らかである。ステップS405の判定では、当該スイッチに対する操作状態が上記第2の所定時間にわたって継続した場合に電源オフ操作が行われていると判定する。他方、当該スイッチに対する操作状態が第2の所定時間にわたって継続しなかった場合は、当該スイッチに割り当てられた他の機能を実行することになる(S410)。
また、上述した電源オフ操作中の表示は、電源オフ機能と他の機能が割り当てられたスイッチに限定されるものではなく、電源オフ専用のスイッチ有する電子体温計にも適用できる。この場合、電源オフ専用のスイッチが上記第1の所定時間にわたって継続して押下された場合に電源オフが実行され、当該所定時間にわたって上述したような電源オフ操作中表示が行われることになる。但し、この場合、電源オフ専用のスイッチであるので、当該スイッチに対する操作が電源オフを指示するものか他の機能を指示するものかを判定する必要はない。したがって、ステップS404,S405,S410は省略することができ、電源オフ専用のスイッチの押下操作を検出すると直ちに電源オフ操作と判定されて、直ちに電源オフ操作中表示を開始することができる。
また、上記実施形態では、電源オフ操作中表示を、決定ボタン130の押下操作の継続時間にしたがって変化させたが、電源オフ操作中表示は固定されたものであってもよい。たとえば、第2の所定時間から第1の所定時間までの間は、図5の(e)に示す表示を行って、電源オフに移行するようにしてもよい。但し、図5の(b)〜(e)に示したように電源オフ操作中表示の内容を変化させたほうが、ユーザは電源オフの処理中であること、後どれくらい決定ボタン(電源ボタン)を押下しつづければよいか等をより明示的に示すことができるであろう。
また、OFF3→OFF2→OFF1といったように、カウントダウンにより長押し中であることを表示させることも考えられる。しかしながら、このような表示形態は、「OFF3」といったような表示がなされた時点でユーザが電源オフと勘違いして長押しを解除してしまい、却って混乱を招いてしまうことが本発明者らの検証により確認されている。これに対して、図5に示したインジケータの減少といったような、グラフィカルな表示の変化による電源オフ操作中の表示は、ユーザに電源オフ操作中であることを知らせることと、ユーザに当該操作(長押し)を維持させるのに適した表示形態であるが確認されている。また、本実施形態では、婦人体温計がもともと有している体温計測値のグラフ表示を行うための表示エレメント307を用いて電源オフ時のインジケータの表示を行うので、表示エレメントを追加する必要が無い。すなわち、電源オフ時に適したインジケータの表示を、部品を追加することなく実現できる。すなわち、上記実施形態では、女性用体温計に稀有重要な表示の一つであるグラフ表示と電源オフ時のインジケータ表示の表示エレメントを兼用することで、画面や本体のサイズの拡大を防ぎ、部品数(コスト)の増加を招くことなく、適切な電源オフ時の表示を実現している。
100:女性体温計、101:本体ケース、102:金属キャップ、103:表示部、104:入力ボタン、111:左ボタン、112:右ボタン、121:上ボタン、122:下ボタン、130:決定ボタン

Claims (5)

  1. 電源オフ機能が割り当てられたスイッチに対する操作に応じて電源がオフする電子体温計であって、
    前記スイッチに対するユーザ操作を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された前記スイッチに対するユーザ操作の状態に基づいて、電源オフ操作が行われているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により電源オフ操作であると判定された場合に、電源オフの操作中であることを示す特定の表示を開始する表示手段と、
    前記検出手段によって、前記スイッチに対する前記ユーザ操作が第1の所定時間にわたって継続して検出されると、当該電子体温計の電源をオフ状態とする制御手段とを備え
    前記スイッチには電源オフ機能と他の機能が割り当てられ、
    前記判定手段は、前記検出手段による前記ユーザ操作の検出が前記第1の所定時間よりも短い第2の所定時間にわたって継続した場合に、電源オフ操作が行われていると判定し、前記検出手段によって前記ユーザ操作が継続して検出された期間が前記第2の所定時間よりも短い場合には、前記スイッチに対する当該操作が前記スイッチに割り当てられた前記他の機能を指示するものであると判定することを特徴とする電子体温計。
  2. 前記表示手段は、前記検出手段によって前記ユーザ操作が継続して検出された期間が前記第2の所定時間以上であり、且つ、前記第1の所定時間未満であった場合には、前記特定の表示を停止して通常の表示状態に戻り、
    前記スイッチに対する操作は無視されることを特徴とする請求項に記載の電子体温計。
  3. 前記表示手段は、前記スイッチに対する前記ユーザ操作が継続する間、時間の経過にともなって前記特定の表示の表示内容を異ならせていくことを特徴とする請求項1または2に記載の電子体温計。
  4. 体温計測の履歴をグラフ表示する表示エレメントを更に備え、
    前記特定の表示は時間の経過に伴ってインジケータが減少していくものであり、前記表示手段は前記表示エレメントを用いて前記特定の表示を行うことを特徴とする請求項に記載の電子体温計。
  5. 電源オフ機能が割り当てられたスイッチに対する操作に応じて電源がオフする電子体温計の制御方法であって、
    前記スイッチに対するユーザ操作を検出する検出工程と、
    前記検出工程によって検出された前記スイッチに対するユーザ操作の状態に基づいて、電源オフ操作が行われているか否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程により電源オフ操作が行われていると判定された場合に、電源オフの操作中であることを示す特定の表示を開始する表示工程と、
    前記検出工程によって、前記スイッチに対する前記ユーザ操作が第1の所定時間にわたって継続して検出されると、当該電子体温計の電源をオフ状態とする制御工程とを備え
    前記スイッチには電源オフ機能と他の機能が割り当てられ、
    前記判定工程では、前記検出工程による前記ユーザ操作の検出が前記第1の所定時間よりも短い第2の所定時間にわたって継続した場合に、電源オフ操作が行われていると判定し、前記検出工程によって前記ユーザ操作が継続して検出された期間が前記第2の所定時間よりも短い場合には、前記スイッチに対する当該操作が前記スイッチに割り当てられた前記他の機能を指示するものであると判定することを特徴とする電子体温計の制御方法
JP2010185527A 2010-08-20 2010-08-20 電子体温計及びその制御方法 Active JP5536587B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010185527A JP5536587B2 (ja) 2010-08-20 2010-08-20 電子体温計及びその制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010185527A JP5536587B2 (ja) 2010-08-20 2010-08-20 電子体温計及びその制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012042394A JP2012042394A (ja) 2012-03-01
JP5536587B2 true JP5536587B2 (ja) 2014-07-02

Family

ID=45898884

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010185527A Active JP5536587B2 (ja) 2010-08-20 2010-08-20 電子体温計及びその制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5536587B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020174631A (ja) * 2019-04-22 2020-10-29 株式会社リコー 電子機器、電子機器の電源制御方法及びプログラム

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001330516A (ja) * 2000-05-23 2001-11-30 Citizen Watch Co Ltd 電子体温計
JP5326378B2 (ja) * 2008-06-25 2013-10-30 オムロンヘルスケア株式会社 電子体温計

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012042394A (ja) 2012-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4824372B2 (ja) 婦人用電子体温計、婦人用電子体温計の制御方法並びに制御プログラム
KR101871021B1 (ko) 측정 장치
KR101119554B1 (ko) 측정 장치
JP2011062322A (ja) 女性用体温計
JP2012032337A (ja) 女性体温計及びその制御方法
JP2011067293A (ja) 表示処理装置及び表示処理方法
EP1906162B1 (en) Electronic clinical thermometer, control method and control program for electronic clinical thermometer
JP5536587B2 (ja) 電子体温計及びその制御方法
JP2012021886A (ja) 女性体温計
US8439562B2 (en) Electronic clinical thermometer attachment unit and control method therefor
TWI422354B (zh) 防止測定值等之刪改的電子血壓計
WO2011086919A1 (ja) 電子体温計及び制御方法
JP5792446B2 (ja) 表示処理装置及び表示処理方法
JP2007071776A (ja) 婦人用電子体温計、婦人用電子体温計の制御方法並びに制御プログラム
JP2012125349A (ja) 女性体温計及び制御方法
JP4778307B2 (ja) 日付表示機能を備えた生体情報測定装置
JP5371900B2 (ja) 女性体温計及び表示制御方法
JP2011067292A (ja) 携帯端末及び制御方法
JP5432066B2 (ja) 電子体温計及びその制御方法
JP2012052886A (ja) 電子体温計及びその制御方法
JP2012024207A (ja) 女性体温計及び表示制御方法
JP5986211B2 (ja) 生体情報計測装置およびその制御方法
JP2013061289A (ja) 医療用装置及び制御方法
JP2012021888A (ja) 女性体温計
JP2012020071A (ja) 女性体温計及び表示制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20130516

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130705

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140207

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140304

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140411

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140424

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5536587

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250