JP5371900B2 - 女性体温計及び表示制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、女性体温計に関するものである。
女性の基礎体温は高温相と低温相とが周期的に変化する2相性を有しており、女性体温計はその基礎体温を測定するために使用される。女性体温計を用いて基礎体温を毎日記録し、トレンドグラフを作成・表示させることで、ユーザは、高温相と低温相の周期を知ることができる。
また、女性体温計には、一般に、作成されたトレンドグラフに基づいて、次回生理日や次回排卵日を予測する予測機能や、当該トレンドグラフと対応付けて日々の体調を入力するメモ入力機能といった、体調管理を行う上で便利な機能が多数搭載されている。
一方で、これらの機能を有効にするためには、測定された基礎体温が、内蔵されたタイマによって管理された日付と正しく対応付けして記憶されていることが前提となる。このため、女性体温計の場合、内蔵されたタイマによる正確な日付の管理が重要となってくる。
特開2007−68839号公報
一方で、電池交換等により、古い電池が取り外され、再度、新たな電池が取り付けられた場合等、ユーザによる日付の設定が必要となる。このような場合、現在の日付を正確に設定することが重要となってくるが、操作ミス等により、誤った設定がなされた場合、以下のような不都合が生じる。
すなわち、設定された現在の日付が、既に測定された基礎体温が対応付けして記憶されている日付よりも前の日付となった場合、当該設定された現在の日付よりも、後の日付に記憶されているすべての基礎体温は、自動的に消去されてしまう。
設定された現在の日付が、既に測定された基礎体温が対応付けして記憶された日付よりも前の日付となった場合、当該記憶されている基礎体温は、現在の日付よりも後に記憶された基礎体温となり、見かけ上、未来の基礎体温が記憶されていることとなるからである。つまり、次回生理日や次回排卵日等を予測する予測機能を正しく動作させることができなくなってしまうからである。
このため、女性体温計の場合、現在の日付を設定するにあたっては、不用意な操作ミスを極力回避できるように構成されていることが望ましい。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、ユーザによる日付の設定ミスを低減させることが可能な女性体温計を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る女性体温計は以下のような構成を備える。即ち、
測定した基礎体温データを、内蔵するタイマによって管理されている日付と対応付けて記憶する女性体温計であって、
前記タイマによって管理されている日付を変更する旨の指示が入力された場合に、少なくとも「年月日」の各要素を含む日付を表示する日付表示手段と、
前記日付表示手段に表示された日付に含まれる各要素のうちのいずれかを選択状態にするための識別子を、該選択状態にする要素に対応する表示位置に表示する識別子表示手段と、
前記表示された識別子の表示位置を移動させることで、選択状態にある要素とは異なる要素を選択状態にするための指示を入力する移動指示手段と、
前記各要素のうち、前記識別子の表示位置に対応する要素の値を変更するための指示を入力する変更指示手段と、を備え、
前記タイマによって管理されている日付を変更する旨の指示が入力された場合に、前記識別子は、「日」に対応する表示位置に表示され、
前記移動指示手段において、「年」に対応する表示位置または「月」に対応する表示位置に前記識別子を移動させるための前記指示の入力に要する指示入力時間は、「日」に対応する表示位置に前記識別子を移動させるための前記指示の入力に要する指示入力時間よりも、長く設定されていることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザによる日付の設定ミスを低減させることが可能な女性体温計を提供することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る女性体温計の外観構成を示す図である。 女性体温計のシステム構成を示す図である。 女性体温計の表示部の表示内容を示す図である。 女性体温計における日付変更処理の流れ示すフローチャートである。 女性体温計における日付変更処理時の表示部の表示内容の一例を示す図である。 女性体温計における日付変更処理の流れ示すフローチャートである。 女性体温計における日付変更処理時の表示部の表示内容の一例を示す図である。 女性体温計における日付変更処理の流れ示すフローチャートである。 女性体温計における日付変更処理時の表示部の表示内容の一例を示す図である。
以下、本発明の各実施形態について図面を参照しながら説明する。
[第1の実施形態]
1.女性体温計の外観構成
図1は、本発明の一実施形態に係る女性体温計100の外観構成を示す図である。図1において、101は、耐衝撃性、耐薬品性を備えた合成樹脂によって形成された本体ケースであり、後述する演算制御部や、ブザー部、電池(電源部)等が収納されている。
102はステンレス製の金属キャップであり、内部にはサーミスタ(後述)等の温度計測部が接着剤により固定して収納されている(つまり、金属キャップ102は、サーミスタに対して体温(温度)を伝熱させるとともに、サーミスタを外部の衝撃等から保護する役割を担っている)。
103は表示部であり、数字・文字・図形(キャラクター、アイコン等)を表示可能な、ドットマトリックス液晶部等により構成されている。なお、表示部103に表示される表示内容の詳細は後述する。
本体ケース101上には、更に、表示部103上に表示された表示内容に基づいて、女性体温計100に各種指示を入力するための入力ボタン104が設けられている。
入力ボタン104は、表示部103上に表示されたメニュー項目等の選択対象を選択状態にするための識別子(カーソル)を移動させるための指示(移動指示)を与える左ボタン111、右ボタン112を備える。また、カーソルの移動先の選択対象について、設定値を変更したりするための指示(変更指示)を与える上ボタン121、下ボタン122を備える。更に、カーソルの移動先の選択対象(またはカーソルの移動先の選択対象ついて、変更された設定値)を決定するための決定ボタン130を備える。なお、決定ボタン130は、女性体温計100の電源ON/OFFスイッチとしての役割も担っている。
さらに、図示しないが、女性体温計100には、パーソナルコンピュータ(PC)などをホストとして接続するための外部通信部(コネクタ等を含む)も備えられている。また、定時測定を促すための目覚まし機能も備えられており、別途設定された時刻になると目覚まし音を鳴らしてユーザに体温測定を促すよう構成されているものとする。
2.女性体温計のシステム構成
次に、女性体温計100のシステム構成について図2を参照しながら説明する。図2は、女性体温計100のシステム構成を示す図である。
図2に示すように、女性体温計100は、温度を計測しそれをデジタル値として出力する温度計測部210と、計測された温度から予測温度を演算すると共に女性体温計100全体を制御する演算制御部220と、測定結果を表示する、バックライト用のLED231を備えた表示部230と、目覚まし音等の音声を出力するブザー部240と、ユーザからの操作を受け付ける入力部250と、各部に電源を供給する電源部260とを備える。
温度計測部210は、並列に接続された感温部に設置されたサーミスタ及びコンデンサと、測温用CR発振回路とから構成され、サーミスタの温度に対応するカウンタ226のカウント量の変化に従い、温度をデジタル量として出力する。なお、温度計測部210の構成は一例であって、これに限定されるものではない。
演算制御部220は、1日1回の計測から得られた測定値(基礎体温データ)及び入力部250により入力された各種入力値を日付及び時刻と対応付けて所定日数分(例えば240日分)記憶するとともに、月経周期ごと(生理初日から次の生理初日の前日まで)の中間データ等を一時記憶するRAM223と、体温測定に必要なパラメータや予測式プログラム等を格納したROM(コンピュータ読取可能な記憶媒体)222と、時刻及び日付を管理するタイマ224とを備える。更に、表示部230を制御するための表示制御部227と、測温用CR発振回路の発振信号をカウントするカウンタ226と、ROM222の予測式プログラムに従い予測演算等を行う演算処理部221とを備える。更に、カウンタ226や演算処理部221、表示制御部227を制御する制御回路225を備える。なお、測定値などを記憶する一時記憶領域には、不揮発性の書き換え可能メモリを用いるようにしてもよい。
入力部250には、上述した左ボタン111、右ボタン112、上ボタン121、下ボタン122、決定ボタン130などが含まれ、ユーザからの各種指示を受け付ける。
なお、RAM223に日付及び時刻を対応付けて記憶された所定日数分の測定値及び各種入力値は、タイマ224によって管理されている時刻(現在の日付及び時刻)よりも先の日付及び時刻に対応付けられた値については、自動的に消去するように構成されているものとする。次回生理日や次回排卵日等を予測する予測機能を正しく動作させることができなくなってしまうからである。
なお、RAM223に日付及び時刻と対応付けて記憶された所定日数分の測定値及び各種設定値が、タイマ224によって管理されている時刻(現在の日付及び時刻)よりも先の日付及び時刻に対応付けられたものとなってしまう状態とは、例えば、電池交換等により、タイマ224が管理している時刻及び日付がリセットされ、ユーザが現在の日付及び時刻をあらためて設定する場合に、誤った日付及び時刻を設定してしまう場合等が挙げられる。
3.表示部の表示内容
次に、女性体温計100の表示部103に表示される表示内容について説明する。図3は、女性体温計100の表示部103に表示される表示内容を示す図である。図3において、301は女性体温計100の各種機能を選択するための選択機能表示領域である。選択機能表示領域301に表示された各絵文字(アイコン)は、左から順に、メモ入力機能、次回生理日表示機能、次回排卵日表示機能、選択機能、目覚まし時刻設定機能、音量設定機能、時刻設定機能を選択するためのアイコンである。
302はメモ入力機能が選択された際に、入力されるメモ内容を選択するための選択メモ表示領域である。選択メモ表示領域302に表示された各絵文字(アイコン)は、左から順に、生理日、発熱、不正出血を示すアイコンであり、矢印に沿って更に、生理痛、性交、飲薬、おりもの等を示すアイコンが表示可能である。
303は測定データ表示領域であり、測定された体温データを表示したり、過去の所定日数分の体温データをトレンドグラフとして表示したりする。
304は設定情報表示領域であり、音量設定機能等、ユーザが設定した設定内容を表示する。なお、本実施形態に係る女性体温計100では、音量設定機能を用いて音量を設定する際に、音量を変更するための操作を行った場合、当該操作を行ったタイミングで、変更後の音量による音声が出力されるよう構成されているものとする。このように、変更した音量を、実際にユーザがその場で視聴できる構成とすることで、ユーザは最適な音量設定を行うことが可能となる。
305は現在日時表示領域であり、現在の日付(年月日)または時刻(時分)が表示される。306は内部状態表示領域であり、女性体温計100の内部状態を示す情報(例えば、電池の残量等)が表示される。
307は状態表示領域であり、次回排卵日が近づいていること、次回生理日が近づいていること、ならびに、低温相期であること、をそれぞれ示すマークが表示される。
なお、女性体温計100の各種機能のうち、メモ入力機能、次回生理日表示機能、次回排卵日表示機能等については、例えば、上記特許文献1に既に開示されているため、ここでは説明を省略し、以下では、本実施形態に係る女性体温計100の特徴的な機能である、時刻設定機能について詳説する。
4.日付変更処理の説明
本実施形態に係る女性体温計100の時刻設定機能のうち日付変更処理の流れについて、図4及び図5を用いて説明する。図4は、女性体温計100の日付変更処理の流れを示すフローチャートであり、図5は、日付変更処理時の表示部103の表示内容の一例を示す図である。
上述した選択機能表示領域301において、時刻設定機能を示すアイコンを選択すると、日付変更処理が開始される。具体的には、図5(A)において、アイコン501にカーソルを移動させ、決定ボタン130を押圧すると(511)、図4に示す日付変更処理が開始される。
ステップS401では、日付変更処理の初期画面を表示し、要素「日」の数値を変更可能な位置に、カーソル502を設定する。具体的には、図5(B)に示すように、時刻設定機能を示すアイコン501と、「年」、「月」、「日」の日付の各要素の数値とを表示(日付表示)し、「日」を示す数値の表示位置にカーソル502を設定する。なお、このとき、「年」、「月」、「日」の日付の各要素には、デフォルト値(図5(B)の例では、年=“00”、月=“01”、日=“01”)が表示されるものとする。
なお、ステップS401において、要素「日」の数値を変更可能な位置に、カーソル502を設定するのは、要素「日」の数値を変更可能な位置にカーソル502がある状態では、仮に、操作ミスにより誤った数値に変更されてしまったとしても、最大で、30日分の基礎体温データがRAM223から消去されるにとどまり、ユーザの不利益を最小限に抑えることができるからである。
ステップS402では、左ボタン111または決定ボタン130が押下されたか否かを判定する。ステップS402において左ボタン111または決定ボタン130が押下されたと判定された場合には、ステップS403に進む。ステップS403では、左ボタン111または決定ボタン130が押下されることにより移動したカーソルの移動先が、要素「月」または要素「年」の数値を変更可能な位置であるか否かを判定する。
ステップS403において、要素「月」または要素「年」の数値を変更可能な位置であると判定された場合には、ステップS406に進み、左ボタン111または決定ボタン130の押下状態が一定時間以上継続したことを条件に、つまり、指示入力時間が一定値以上であることを条件に(512、513、515)、カーソル502を移動させる(図5(C)、(D))。このように、要素「月」または要素「年」の数値を変更可能な位置にカーソル502を移動させる場合に、一定時間以上の押圧状態を条件とするのは(つまり、左ボタン111または決定ボタン130の長押しを条件とするのは)、要素「月」または要素「年」の数値を変更可能な位置にカーソル502がある状態で、仮に、操作ミスにより誤った数値が設定されてしまった場合、消去される基礎体温データのデータ量が多く、ユーザにとっての不利益が大きいことから、当該位置へのカーソル502の移動に際しては、ユーザに慎重な操作を促すためである。
一方、ステップS403において、要素「月」または要素「年」の数値を変更可能な位置でないと判定された場合には、ステップS404に進み、左ボタン111または決定ボタン130が押下されることにより移動したカーソルの移動先が、要素「日」の数値を変更可能な位置であるか否かを判定する。
ステップS404において、要素「日」の数値を変更可能な位置であると判定された場合には、ステップS405に進み、カーソル502を移動する。つまり、長押しを条件とせずに(514)、カーソル502を移動させる(図5(B))。一方、要素「日」の数値を変更可能な位置でないと判定された場合には(つまり、カーソル位置が「日」にある状態で決定ボタン130が押下された場合には)、ステップS409に進む。
ステップS407では、上ボタン121または下ボタン122が押下されたか否かを判定する。ステップS407において、上ボタン121または下ボタン122が押下されたと判定された場合には、ステップS408に進み、上ボタン121または下ボタン122が押下された時点におけるカーソル502の表示位置の数値を変更する。一方、ステップS407において、上ボタン121または下ボタン122が押下されなかったと判定された場合、または、ステップS408の処理が終了した後は、ステップS402に戻る。
一方、ステップS404において、要素「日」の数値を変更可能な位置でないと判定された場合には(516)、ステップS409に進み、その時点で、「年」、「月」、「日」の日付の各要素に表示されている数値を、現在の日付として設定する。更に、要素「時」、要素「分」の数値を変更可能な位置に、カーソル502を移動させ、時刻変更処理へと進むとともに、日付変更処理を終了する(図5(E))。
なお、日付変更処理の終了に続いて開始される時刻変更処理では、カーソルの移動において、左ボタン111または決定ボタン130の長押しを条件としてカーソルを移動させることはない。時刻変更処理において操作ミスがあった場合でも基礎体温データが消去されることはなく、操作性を優先させるためである。
以上の説明から明らかなように、本実施形態に係る女性体温計では、日付変更処理が開始された際に、カーソルの初期の表示位置を、操作ミスによる不利益の影響が最も小さい、要素「日」の数値を変更可能な位置に設定する構成とした。
また、要素「月」、要素「年」の数値を変更可能な位置へのカーソルの移動においては、長押しを条件として、ユーザに慎重な操作を促す構成とした。
これにより、ユーザによる日付の設定ミスを低減させることが可能となった。
[第2の実施形態]
上記第2の実施形態では、日付変更処理において、要素「年」または要素「月」の数値を変更可能な位置にカーソルを移動させる場合に、左ボタン111または決定ボタン130の長押しを条件とする構成について説明したが、本発明はこれに限定されない。
例えば、左ボタン111を押圧する場合のみ長押しを条件とし、決定ボタン130を押圧する場合には、長押しを条件としない構成としてもよい(つまり、ボタンの種類に応じて切り替えるようにしてもよい)。
図6は、第2の実施形態に係る女性体温計の日付変更処理の流れを示すフローチャートであり、図7は、日付変更処理時の表示部103の表示内容の一例を示す図である。以下、上記第1の実施形態において説明した日付変更処理との相違点について説明する。
ステップS602では、左ボタン111または決定ボタン130のいずれが押下されたか否かを判定する。ステップS602において、左ボタン111が押下されたと判定された場合には、ステップS406に進む。ステップS406では、押下状態が一定時間以上継続したことを条件に(512、513)、カーソル502を移動させる(図7(C)、(D))。
一方、ステップS602において、決定ボタン130が押下されたと判定された場合には、ステップS404に進み、カーソル位置が要素「日」にある状態で決定ボタン130が押下されたか否かを判定する。ステップS404において、カーソル位置が要素「日」にない状態で決定ボタン130が押下されたと判定された場合には、ステップS405に進み、カーソル502を移動させる。つまり、長押しを条件とせずに(514、715)、カーソル502を移動させる(図7(B)、(C))。
このように、左ボタン111が押下された場合に、一定時間以上の押圧状態を条件とするのは、日付変更処理が開始された際に、要素「日」の数値を変更可能な位置に、カーソル502を設定する構成としているため、左ボタン111が押下された場合には、必ず、要素「月」または要素「年」の数値を変更可能な位置にカーソル502が移動することとなるからである。つまり、実質的に、要素「月」または要素「年」の数値を変更可能な位置へのカーソル502の移動に際して、ユーザに慎重な操作を促すこととなる。
一方で、決定ボタン130が押下されるのは、要素「年」または要素「月」の数値を変更可能な位置において、既に、数値の変更(上ボタン121または下ボタン122の押圧による変更操作)が完了し、要素「日」の数値を変更可能な位置にカーソル502を戻す操作を行っている場合が多いと考えられる。このため、決定ボタン130が押下された後に、再び上ボタン121または下ボタン122を操作し、誤った数値を設定してしまうといった事態は考えにくく、本実施形態では、ユーザの操作性を優先して、決定ボタン130を押下する場合には、長押しを条件としない構成とした。
以上の説明から明らかなように、本実施形態に係る女性体温計では、日付変更処理が開始された際に、カーソルの初期の表示位置を、操作ミスによる不利益の影響が最も小さい、要素「日」の数値を変更可能な位置に設定する構成とした。
また、左ボタン111によるカーソルの移動においては、長押しを条件として、ユーザに慎重な操作を促す構成とした。
これにより、ユーザによる日付の設定ミスを低減させることが可能となった。
[第3の実施形態]
上記第2の実施形態では、日付変更処理において、左ボタン111を押圧する場合に長押しを条件とし、決定ボタン130を押圧する場合には、長押しを条件としない構成とした。しかしながら、この場合、要素「年」の数値を変更可能な位置にカーソル502がある状態から、決定ボタン130が押圧され、要素「月」の数値を変更可能な位置にカーソル502を移動させた場合に、長押しが不要となる。つまり、要素「月」の数値を変更可能な位置へのカーソル502の移動に際して、ユーザに慎重な操作を促すことができない。
そこで、本実施形態では、日付変更処理において決定ボタン130が押下された場合には、常に、要素「日」の数値を変更可能な位置までカーソルを移動させる構成とした。
図8は、第3の実施形態に係る女性体温計の日付変更処理の流れを示すフローチャートであり、図9は、日付変更処理時の表示部103の表示内容の一例を示す図である。以下、上記第2の実施形態において説明した日付変更処理との相違点について説明する。
ステップS602では、左ボタン111または決定ボタン130が押下されたか否かを判定する。ステップS602において、左ボタン111が押下されたと判定された場合には、ステップS405に進む。ステップS405では、押下状態が一定時間以上継続したことを条件に(512、513)、カーソル502を移動する(図9(C)、(D))。
一方、ステップS602において、決定ボタン130が押下されたと判定された場合には、ステップS404に進み、カーソル位置が要素「日」にある状態で決定ボタン130が押下されたか否かを判定する。ステップS404において、カーソル位置が要素「日」にない状態で決定ボタン130が押下されたと判定された場合には、ステップS805に進み、カーソル502を、要素「日」の数値を変更可能な位置に移動させる。つまり、長押しを条件とせずに(514、915)、カーソル502を要素「日」の数値を変更可能な位置まで移動させる(図9(B))。
このように、決定ボタン130が押下された場合に、要素「日」の数値を変更可能な位置まで、カーソル502を移動させる構成とすることで、要素「月」または要素「年」の数値を変更可能な位置へのカーソル502の移動に際しては、常に、ユーザに慎重な操作を促すことが可能となる一方、要素「日」の数値を変更可能な位置へのカーソル502の移動に際しては、長押しすることなく、移動させることが可能となる。
以上の説明から明らかなように、本実施形態に係る女性体温計では、日付変更処理が開始された際に、カーソルの初期の表示位置を、操作ミスによる不利益の影響が最も小さい、要素「日」の数値を変更可能な位置に設定する構成とした。
また、左ボタン111によるカーソルの移動においては、長押しを条件として、ユーザに慎重な操作を促す構成とした。更に、決定ボタン130を押下した場合には、その時点でのカーソルの表示位置に関わらず、常に、要素「日」の数値を変更可能な位置にカーソルを移動させる構成とした。
これにより、ユーザによる日付の設定ミスを低減させることが可能となった。
100・・・女性体温計、101・・・本体ケース、102・・・金属キャップ、103・・・表示部、104・・・入力ボタン、111・・・左ボタン、112・・・右ボタン、121・・・上ボタン、122・・・下ボタン、130・・・決定ボタン

Claims (5)

  1. 測定した基礎体温データを、内蔵するタイマによって管理されている日付と対応付けて記憶する女性体温計であって、
    前記タイマによって管理されている日付を変更する旨の指示が入力された場合に、少なくとも「年月日」の各要素を含む日付を表示する日付表示手段と、
    前記日付表示手段に表示された日付に含まれる各要素のうちのいずれかを選択状態にするための識別子を、該選択状態にする要素に対応する表示位置に表示する識別子表示手段と、
    前記表示された識別子の表示位置を移動させることで、選択状態にある要素とは異なる要素を選択状態にするための指示を入力する移動指示手段と、
    前記各要素のうち、前記識別子の表示位置に対応する要素の値を変更するための指示を入力する変更指示手段と、を備え、
    前記タイマによって管理されている日付を変更する旨の指示が入力された場合に、前記識別子は、「日」に対応する表示位置に表示され、
    前記移動指示手段において、「年」に対応する表示位置または「月」に対応する表示位置に前記識別子を移動させるための前記指示の入力に要する指示入力時間は、「日」に対応する表示位置に前記識別子を移動させるための前記指示の入力に要する指示入力時間よりも、長く設定されていることを特徴とする女性体温計。
  2. 前記移動指示手段は、
    前記識別子の表示位置を、「年」、「月」、「日」の順序で移動させる第1の移動指示手段と、
    前記識別子の表示位置を、「日」、「月」、「年」の順序で移動させる第2の移動指示手段と、を備え、
    前記第2の移動指示手段は、前記第1の移動指示手段よりも、前記指示入力時間が長く設定されていることを特徴とする請求項1に記載の女性体温計。
  3. 前記移動指示手段は、
    前記識別子の表示位置を、「日」に移動させる第1の移動指示手段と、
    前記識別子の表示位置を、「日」、「月」、「年」の順序で移動させる第2の移動指示手段と、を備え、
    前記第2の移動指示手段は、前記第1の移動指示手段よりも、前記指示入力時間が長く設定されていることを特徴とする請求項1に記載の女性体温計。
  4. 測定した基礎体温データを、内蔵するタイマによって管理されている日付と対応付けて記憶する女性体温計における表示制御方法であって、
    前記タイマによって管理されている日付を変更する旨の指示が入力された場合に、少なくとも「年月日」の各要素を含む日付を表示する日付表示工程と、
    前記日付表示工程において表示された日付に含まれる各要素のうちのいずれかを選択状態にするための識別子を、該選択状態にする要素に対応する表示位置に表示する識別子表示工程と、
    前記表示された識別子の表示位置を移動させることで、選択状態にある要素とは異なる要素を選択状態にするための指示を入力する移動指示工程と、
    前記各要素のうち、前記識別子の表示位置に対応する要素の値を変更するための指示を入力する変更指示工程と、を備え、
    前記タイマによって管理されている日付を変更する旨の指示が入力された場合に、前記識別子は、「日」に対応する表示位置に表示され、
    前記移動指示工程において、「年」に対応する表示位置または「月」に対応する表示位置に前記識別子を移動させるための前記指示の入力に要する指示入力時間は、「日」に対応する表示位置に前記識別子を移動させるための前記指示の入力に要する指示入力時間よりも、長く設定されていることを特徴とする女性体温計の表示制御方法。
  5. 請求項4に記載の表示制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体。
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