JPS63182338A - 芳香族ポリカ−ボネ−ト共重合体の製法 - Google Patents

芳香族ポリカ−ボネ−ト共重合体の製法

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JPS63182338A
JPS63182338A JP62013835A JP1383587A JPS63182338A JP S63182338 A JPS63182338 A JP S63182338A JP 62013835 A JP62013835 A JP 62013835A JP 1383587 A JP1383587 A JP 1383587A JP S63182338 A JPS63182338 A JP S63182338A
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JP
Japan
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bis
minutes
reaction
propane
hydroxyphenyl
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JP62013835A
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English (en)
Inventor
Shun Saito
駿 斎藤
Tatsuya Sugano
菅野 龍也
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Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ポリカーボネート共重合体の製法に関する。
詳しくは、2,2−ビス−(4−ヒドロキシ−3−ター
シャリープチルフェニル)プロパンヲ主体とする芳香族
ポリカーボネート共重合体の製法に関する。
(従来の技術) 従来の芳香族ポリカーボネート共重合体の製法から得ら
れるポリカーボネート重合体は、色相時に耐熱色相が悪
く例えば、光学式ディスクなどには問題点が残されてい
た。また、この問題点はポリカーボネート重合体の製法
でエステル交換法又はホスゲン法のいずれを採用しても
解決されていないのが現実である。具体的にはエステル
交換法より色相面で優れていると言われるホスゲン法で
も原料の2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)プ
ロパンを精製して箪合させないと色相向上が実現できな
いことが特開昭61゜14227号公報に記述されてい
る。また、エステル交換法では、原料を特定して例えば
ビスフェノールAとジフェニルカーボネートを所定の条
件で重合して無色のポリカーボネート重合体が得られる
ことが特公昭40−27746号公報に記載されている
が耐熱時の色相は光学式ディスクなどの実用面では不十
分である。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは、耐熱色相の優れる特に光学式ディスク用
途に好適な芳香族ポリカーボネート共重合体の製法につ
いて種々検討の結果2,2.ビス−(4−ヒドロキシ−
3−ターシャリーブチルフェニル)プロパン(以下化合
物Aと略称する。)を主体とする芳香族ポリカーボネー
ト共重合体の製法を発見し本発明を完成するに至った。
即ち本発明は、2,2−ビス−(4−ヒドロキシ−3−
ターシャリーブチルフェニル)プロパン99〜1モル%
と2,2−ビス。
(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2−ビス−
(4−ヒドロキシ−3−イソプロピルフェニル)プロパ
ン、1.1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)シクロ
ヘキサン、4,4′−ジヒドロキシ−2,2,2−)リ
フェニルメタン、1,1.ビス、(4−ヒドロキシフェ
ニル)、パラ、ジイソプロピルベンゼン、1,1−ビス
、(4−ヒドロキシフェニル)−メタ−ジイソプロピル
ベンゼン、2,2−ビス−(3,5−ジメチル4−ヒド
ロキシフェニル)プロパン、2,2−ビス−(4−ヒド
ロキシフェニル)ブタン、2.2−ビス−(4−ヒドロ
キシフェニル)−4−メチルペンタン、2,2−ビス−
(4−ヒドロキシフェニル)オクタン群(以下化合物B
と略称する。)から選ばれる少なくとも1種類以上の化
合物1〜99モル%とをカーボネート結合することを特
徴とする芳香族ポリカーボネート共重合体の製法に関す
るものである。ここで、化合物Aの構成単位は10〜9
0モル%が好ましい。この理由は、化合物Aが10モル
%未満のものであると得られる芳香族ポリカーボネート
共重合体の光学物性、例えば、光弾性定数が低下しない
ため複屈折が低下しないため複屈折が低下しにくい。ま
た、化合物Aが90モル%を超えると得られる芳香族ポ
リカーボネートのガラス転移点が化合物Bよりなるホモ
ポリカーボネートより低下する。そして、本発明の共重
合体の粘度平均分子量は13,000〜50,000が
好ましい。13,000未満では共重合体が脆(なり5
0.000を越えると共重合体の流れが悪くなり成形性
が劣る。化合物Aと化合物Bを共重合体する方法につい
て以下に記載する。
■エステル交換法 化合物Aと化合物Bの混合物に対し化学量論的に当量よ
りやや過剰のジフェニルカーボネートに通常のカーボネ
ート化触媒の存在下的160〜180°Cの温度下で常
圧下、不活性ガスを導入した条件下で約30分反応させ
約2時間〜3時間かけて徐々に減圧しながら180〜2
20°Cの温度下で最終的に10Torr、220°C
下で前縮合を終了する。その後、10Torr、220
°C〜270°Cで30分、5Torr。
220°C〜270°Cで20分反応し、次いで0.5
Torr以下好ましくは0.3Torr〜0.ITor
rの減圧下で2208C〜270°Cで1.5時間〜2
.0時間後縮合を進める。□尚、カーボネート結合のた
めカーボネート化触媒としてはリチウム系触媒、カリウ
ム系触媒、ナトリウム系触媒、カルシウム系触媒、錫系
触媒等のアルカリ金属、アルカリ土類金属触媒が適して
おり例えば水酸化リチウム、炭酸リチウム、水素化ホウ
素カリウム、リン酸水素カリウム、水酸化ナトリウム、
水素化ホウ素ナトリウム、水素化カルシウム、ジブチル
錫オキシド、酸化第1錫が挙げられる。これらのうち、
カリウム系触媒を用いることが好ましい。
■ホスゲン法 化合物Aと化合物Bの混合物をピリジンに溶かしこれを
混合しながらホスゲン導入する。ガス導入に伴いピリジ
ンの塩酸塩が析出して内容は濁ってくる。反応温度は3
06C以下になるようにコントロールする。縮合の進行
と共に粘ちょうになってくる。ホスゲン−塩化水素錯体
の黄色が消えなくなるまでホスゲンを通じる。反応終了
後、メタノールを加えて重合体を沈殿せしめ、ろ別乾燥
する。生成するポリカーボネートは塩化メチレン、ピリ
ジン、クロロホルム、テトラヒドロフランなどに溶ける
から、これらの溶液からメタノールで再沈殿して精製す
る。以下に本発明の実施例を記述する。
実施例1 2.2−ビス−(4,ヒドロキシフェニル)プロパン1
92重量部(50mo1%)と2,2−ビス−(4,ヒ
ドロキシ−3−ターシャリーブチルフェニル)プロパン
122重量部(50mo1%)とジフェニルカーボネー
ト264重量部を31三つロフラスコに入れ脱気、N2
パージを5回繰り返した後、シリコンバス160°Cで
窒素を導入しながら溶融させた。溶融したら、カーボネ
ート化触媒である水素化ホウ素カリウムを予めフェノー
ルに溶かした溶液(仕込んだビスフェノール全量に対し
て10−3mo1%量)を加え、160°C9N2下、
30分攪はん醸成した。次に、同温度下、1QQTor
rにし30分攪はんした後、同温度下でさらに5QTo
rrに減圧し60分反応させた。次に徐々に温度を22
0’Cまで上げ60分反応させここまでの反応でフェノ
ール留出理論量の80%を留出させた。しかるのち、同
温度下で1QTorrに減圧し30分反応させ温度を徐
々に270°Cに上げ、30分反応させた。さらに同温
度下で5Torrに減圧し30分反応させ、フェノール
留出理論量のほぼ全量を留出させ前縮合を終えた。次に
同温度下で0.1〜Q、3Torrで2時間後締合させ
た。窒素下にて生成物のポリマーを取り出し冷却した後
ジクロルメタンを溶媒に用いて20°Cにて溶液粘度を
測定した。この値から算出した粘度平均分子量はMv=
23,000であった。又、生成物のポリマーは、16
0°G30日間の耐熱試験でも色相は、はぼ透明で極め
て良好であった。更に、複屈折は6mmであった。但し
、複屈折(△n)は次式から求めた。
△n=光弾性定数X残留応力 実施例2 三つロフラスコに攪はん機、温度計、ガス導入管、排気
管をつける。ジクロルメタンに2,2−ビス−(4−ヒ
ドロキシフェニル)プロパン192重量部と2゜2−ビ
ス−(4−ヒドロキシ−3−ターシャリーブチルフェニ
ル)プロパン122重量部を溶かし、水酸化ナトリウム
1o重量%水溶液を加えこれを激しく攪はんしながらホ
スゲンガスを導入した。ホスゲンはボンベから空の洗気
びん、水を入れた洗気びん、空の洗気びんを通してフラ
スコに導入した。
ホスゲンガスを導入中の反応温度は25°C以下になる
ように水冷した。縮合の進行とともに溶液は粘ちょうに
なってくる。さらにホスゲン−塩化水素錯体の黄色が消
えてなくなるまでホスゲンを通じた。反応終了後、メタ
ノールに反応溶液を注ぎ込みろ別し水洗を繰り返した。
さらに生成したポリカーボネートはジクロルメタンの溶
液からメタノールで再沈精製した。精製後よく乾燥した
のちジクロルメタンを溶媒に用いて20°Cにて溶液粘
度を測定した。この値から算出した粘度を測定した。こ
の値から算出した粘度平均分子量はMv=26,000
であった。又、生成したポリカーボネートは、1606
C30日間の耐熱試験でも色相は、はぼ透明で極めて良
好であった。更に、複屈折は4mmであった。尚、複屈
折は各ポリマーを射出成形機(多機製作所製、ダイナメ
ルター)を用いて直径130mm、厚さ1゜2mmの円
盤状基板に成形したものを測定に供した。
実施例3 2.2−ビス−(4−ヒドロキシ−3−イソプロピルフ
ェニル)プロパン154重量部(50mo1%)と2,
2−ビス−(4−ヒドロキシ−3−ターシャリーブチル
フェニル)プロパン204重量部(50mo1%)とジ
フェニルカーボネート264重量部を31三つロフラス
コに入れ脱気、N2パージを5回繰り返した後、シリコ
ンバス160°Cで窒素を導入しながら溶融させた。溶
融したら、カーボネート化触媒である水素化ホウ素カリ
ウムを予めフェノールに溶かした溶液(仕込んだビスフ
ェノール全量に対して10−3mo1%量)を加え、1
60°C,N2下、30分攪はん醸成した。次に、同温
度下、1QQTorrにし30分攪はんした後、同温度
下でさらに5QTorrに減圧し60分反応させた。次
に徐々に温度を220°Cまで上げ60分反応させここ
までの反応でフェノール留出理論量の80%を留出させ
た。しかるのち、同温度下で1QTorrに減圧し30
分反応させ温度を徐々に270°Cに上げ、30分反応
させた。さらに同温度下で5Torrに減圧し30分反
応させ、フェノール留出理論量のほぼ全量を留出させ前
縮合を終えた。次に同温度下で0.1〜Q、3Torr
で2時間接縮合させた。窒素下にて生成物のポリマーを
取り出し冷却した後ジクロルメタンを溶媒に用いて20
°Cにて溶液粘度を測定した。この値から算出した粘度
平均分子量はMv=19,000であった。
又、生成物のポリマーは、160°C230日間の耐熱
試験でも色相は、はぼ透明で極めて良好であった。更に
、複屈折は9mmであった。
実施例4 三つロフラスコに攪はん機、温度計、ガス導入管、排気
管をつける。ジクロルメタンに2,2−ビス−(4−ヒ
ドロキシ−3−イソプロピルフェニル)プロパン154
重量部と2,2−ビス、(4−ヒドロキシ−3−ターシ
ャリーブチルフェニル)プロパン204重量部を溶かし
、水酸化ナトリウム10重量%水溶液を加えこれを激し
く攪はんしながらホスゲンガスを導入した。ホスゲンは
ボンベから空の洗気びん。
水を入れた洗気びん、空の洗気びんを通してフラスコに
導入した。ホスゲンガスを導入中の反応温度は25°C
以下になるように水冷した。縮合の進行とともに溶液は
粘ちょうになってくる。さらにホスゲン−塩化水素錯体
の黄色が消えてなくなるまでホスゲンを通じた。反応終
了後、メタノールに反応溶液を注ぎこみろ別し水洗を繰
り返した。さらに生成したポリカーボネートはジクロル
メタンの溶液からメタノールで再沈精製した。精製後よ
く乾燥したのちジクロルメタンを溶媒に用いて20°C
にて溶液粘度を測定した。
この値から算出した粘度を測定した。この値から算出し
た粘度平均分子量はMv=20,500であった。又、
生成したポリカーボネートは、160°C230日間の
耐熱試験でも色相は、はぼ透明で極めて良好であった。
更に、複屈折は7mmであった。
実施例5 1.1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキ
サン161重量部(50mo1%)と2,2−ビス−(
4−ヒドロキシ−3−ターシャリーブチルフェニル)プ
ロパン204重量部(50mo1%)とジフェニルカー
ボネート264 ffi R部を31三つロフラスコに
入れ脱気、N2パージを5回繰り返した後、シリコンバ
ス160°Cで窒素を導入しながら溶融させた。溶融し
たら、カーボネート化触媒である水素化ホウ素カリウム
を予めフェノールに溶かした溶液(仕込んだビスフェノ
ール全量に対して10−3mo1%量)を加°え、16
0°C,N2下、30分攪はん醸成した。次に、同温度
下、1QQTorrにし30分攪はんした後、同温度下
でさらに5QTorrに減圧し60分反応させた。次に
徐々に温度を220°Cまで上げ60分反応させここま
での反応でフェノール留出理論量の80%を留出させた
。しかるのち、同温度下で1QTorrに減圧し、30
分反応させ温度を徐々に270°Cに上げ、30分反応
させた。さらに同温度下で5Torrに減圧し30分反
応させ、フェノール留出理論量のほぼ全量を留出させ前
縮合を終えた。次に同温度下で0.1〜Q、3Torr
で2時間接縮合させた。窒素下にて生成物のポリマーを
取り出し冷却した後ジクロルメタンを溶媒に用いて20
°Cにて溶液粘度を測定した。この値から算出した粘度
平均分子量はMv=20,800であった。
又、゛生成物のポリマーは、160’C,30日間の耐
熱試験でも色相は、はぼ透明で極めて良好であった。更
に、複屈折は9mmであった。
実施例6 三つロフラスコに攪はん機、温度計、ガス導入管、排気
管をつける。ジクロルメタンに1,1−ビス−(4−ヒ
ドロキシフェニル)シクロヘキサン161重量部と2,
2−ビス−(4−ヒドロキシ−3−ターシャリーブチル
フェニル)プロパン204重量部を溶かし、水酸化ナト
リウム10重量%水溶液を加えこれを激しく攪はんしな
がらホスゲンガスを導入した。ホスゲンはボンベから空
の洗気びん、水を入れた洗気びん、空の洗気びんを通し
てフラスコに導入した。ホスゲンガスを導入中の反応温
度は25°C以下になるように水冷した。縮合の進行と
ともに溶液は粘ちょうになってくる。さらにホスゲン−
塩化水素錯体の黄色が消えてなくなるまでホスゲンを通
じた。反応終了後、メタノールに反応溶液を注ぎこみろ
別し水洗を繰り返した。さらに生成したポリカーボネー
トはジクロルメタンの溶液からメタノールで再沈精製し
た。精製後よく乾燥したのちジクロルメタンを溶媒に用
いて20°Cにて溶液粘度を測定した。この値から算出
した粘度を測定した。この値から算出した粘度平均分子
量はMv=22,000であった。又、生成したポリカ
ーボネートは、160°C,30日間の耐熱試験でも色
相は、はぼ透明で極めて良好であった。更に、複屈折は
7mmであった。
実施例7 4.4−ジヒドロキシ−2,2,2−)リフエニルメタ
ン174、を置部(50mo1%)と2,2−ビス−(
4−ヒドロキシ、3−ターシャリーブチルフェニル)プ
ロパン154重量部(50mo1%)とジフェニルカー
ボネート264重量部を31三つロフラスコに入れ脱気
、N2パージを5回繰り返した後、シリコンバス160
°Cで窒素を導入しながら溶融させた。溶融したら、カ
ーボネート化触媒である水素化ホウ素カリウムを予めフ
ェノールに溶かした溶液(仕込んだビスフェノール全量
に対して10−3mo1%量)を加え、160°C2N
2下、30分攪はん醸成した。次に、同温度下、1QQ
Torrにし30分攪はんした後、同温度下でさらに5
QTorrに減圧し60分反応させた。次に徐々に温度
を220°Cまで上げ60分反応させここまでの反応で
フェノール留出理論量の80%を留出させた。しかるの
ち、同温度下で1QTorrに減圧し30分反応させ温
度を徐々に270’Cに上げ、30分反応させた。さら
に同温度下で5Torrに減圧し30分反応させ、フェ
ノール留出理論量のほぼ全   量を留出させ前縮合を
終えた。次に同温度下で0.1〜Q、3Torrで2時
間接縮合させた。窒素下にて生成物のポリマーを取り出
し冷却した後ジクロルメタンを溶媒に用いて20°Cに
て溶液粘度を測定した。この値から算出した粘度平均分
子量はMv=21,500であった。又、生成物のポリ
マーは、160°C230日間の耐熱試験でも色相は、
はぼ透明で極めて良好であった。更に、複屈折は6mm
であった。
実施例8 三つロフラスコに攪はん機、温度計、ガス導入管、排K
Wをつける。ジクロルメタンに4,4′−ジヒドロキシ
−2,2,2−トリフェニル122174重量部と2.
2−ビス−(4−ヒドロキシ−3−ターシャリーブチル
フ・エニル)プロパン154ffi量部を溶かし、水酸
化ナトリウム10重量%水溶液を加えこれを激しく攪は
んしながらホスゲンガスを導入した。ホスゲンはボンベ
から空の洗気びん、水を入れた洗気びん、空の洗気びん
を通してフラスコに導入した。ホスゲンガスを導入中の
反応温度は25°C以下になるように水冷した。縮合の
進行とともに溶液は粘ちょうになってくる。さらにホス
ゲン−塩化水素錯体の黄色が消えてなくなるまでホスゲ
ンを通じた。反応終了後、メタノールに反応溶液を注ぎ
こみろ別し水洗を繰り返した。さらに生成したポリカー
ボネートはジクロルメタンの溶液からメタノールで再沈
精製した。精製後よ(乾燥したのちジクロルメタンを溶
媒に用いて20°Cにて溶液粘度を測定した。この値か
ら算出した粘度を測定した。この値から算出した粘度平
均分子量はMv=24,500であった。又、生成した
ポリカーボネートは、160°C930日間の耐熱試験
でも色相は、はぼ透明で極めて良好であった。更に、複
屈折は5mmであった。
実施例9 1.1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−パラ−ジ
イソプロピルベンゼン208重量部(50mo1%)と
2,2−ビス−(4−ヒドロキシ−3−ターシャリーブ
チルフェニル)プロパン204 K t 部(50mo
1%)とジフェニルカーボネート264重量部を31三
つロフラスコに入れ脱気、N2パージを5回繰り返した
後、シリコンバス160°Cで窒素を導入しながら溶融
させた。溶融したら、カーボネート化触媒である水素化
ホウ素カリウムを予めフェノールに溶かした溶液(仕込
んだビスフェノール全量に対して10−3mo1%量)
を加え、1606C,N2下、30分攪はん醸成した。
次に、同温度下、1QQTorrにし30分攪はんした
後、同温度下でさらに5QTorrに減圧し60分反応
させた。次に徐々に温度を220°Cまで上げ60分反
応させここまでの反応でフェノール留出理論量の80%
を留出させた。しかるのち、同温度下で1QTorrに
減圧し30分反応させ温度を徐々に270°Cに上げ、
30分反応させた。さらに同温度下で5Torrに減圧
し30分反応させ、フェノール留出理論量のほぼ全量を
留出させ前縮合を終えた。次に同温度下で0.1〜Q、
3Torrで2時間接縮合させた。窒素下にて生成物の
ポリマーを取り出し冷却した後ジクロルメタンを溶媒に
用いて20°Cにて溶液粘度を測定した。この値から算
出した粘度平均分子量はMv=16,000であった。
又、生成物のポリマーは、160°C230日間の耐熱
試験でも色相は、はぼ透明で極めて良好であった。更に
、複屈折は7mmであった。
実施例1〇 三つロフラスコに攪はん機、温度計、ガス導入管、排気
管をつける。ジクロルメタンに1,1−ビス−(4−ヒ
ドロキシフェニル)−1)−ジイソプロピルベンゼン2
08重量部と2,2−ビス=(4−ヒドロキシ−3−タ
ーシャリーブチルフェニル)プロパン204ffifl
fle溶かし、水酸化ナトリウム10重量%水溶液を加
えこれを激しく攪はんしながらホスゲンガスを導入した
。ホスゲンはボンベから空の洗気びん。
水を入れた洗気びん、空の洗気びんを通してフラスコに
導入した。ホスゲンガスを導入中の反応温度は25°C
以下になるように水冷した。縮合の進行とともに溶液は
粘ちょうになってくる。さらにホスゲン−塩化水素錯体
の黄色が消えてなくなるまでホスゲンを通じた。反応終
了後、メタノールに反応溶液を津ぎこみろ別し水洗を繰
り返した。さらに生成したポリカーボネートはジクロル
メタンの溶液からメタノールで再沈精製した。精製後よ
く乾燥したのちジクロルメタンを溶媒に用いて20°C
にて溶液粘度を測定した。
この値から算出した粘度を測定した。この値から算出し
た粘度平均分子量はMv=25,500であった。又、
生成したポリカーボネートは、160°C930日間の
耐熱試験でも色相は、はぼ透明で極めて良好であった。
更に、複屈折は5mmであった。
実施例11 1.1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−m−ジイ
ソプロピルベンゼン208重量部(50mo1%)と2
,2−ビス−(4−ヒドロキシ−3−ターシャリーブチ
ルフェニル)プロパン204重量部(50mo1%)と
ジフェニルカーボネート264重量部を31三つロフラ
スコに入れ脱気、N2パージを5回繰り返した後、シリ
コンバス160°C″′C窒素を導入しながら溶融させ
た。溶融したら、カーボネート化触媒である水素化ホウ
素カリウムを予めフェノールに溶かした溶液(仕込んだ
ビスフェノール全量に対して10−3mo1%量)を加
え、160°C,N2下、30分攪はん醸成した。次に
、同温度下、1QQTorrにし30分攪はんした後、
同温度下でさらに5QTorrに減圧し60分反応させ
た。次に徐々に温度を220°Cまで上げ60分反応さ
せここまでの反応でフェノール留出理論量の80%を留
出させた。しかるのち、同温度下で1QTorrに減圧
し30分反応させ温度を徐々に270°Cに上げ、30
分反応させた。さらに同温度下で5Torrに減圧し3
0分反応させ、フェノール留出理論量のほぼ全量を留出
させ前縮合を終えた。次に同温度下で0.1〜Q、3T
orrで2時間接縮合させた。窒素下にて生成物のポリ
マーを取り出し冷却した後ジクロルメタンを溶媒に用い
て20°Cにて溶液粘度を測定した。この値から算出し
た粘度平均分子量はMv = 19,800であった。
又、生成物のポリマーは、160°C230日間の耐熱
試験でも色相は、はぼ透明で極めて良好であった。更に
、複屈折は7mmであった。
実施例12 三つロフラスコに攪はん機、温度計、ガス導入管、排気
管をつける。ジクロルメタンに1,1−ビス−(4−ヒ
ドロキシフェニル)−メタ−ジイソプロピルベンゼン2
08重量部と2,2−ビス−(4−ヒドロキシ−3−タ
ーシャリーブチルフェニル)プロパン204重i部を溶
かし、水酸化ナトリウム10重量%水溶液を加えこれを
激しく攪はんしながらホスゲンガスを導入した。ホスゲ
ンはボンベから空の洗気びん、水を入れた洗気びん、空
の洗気びんを通してフラスコに導入した。ホスゲンガス
を導入中の反応温度は256C以下になるように水冷し
た。
縮合の進行とともに溶液は粘ちょうになってくる。さら
にホスゲン−塩化水素錯体の黄色が消えてなくなるまで
ホスゲンを通じた。反応終了後、メタノールに反応溶液
を浬ぎこみろ別し水洗を繰り返した。さらに生成したポ
リカーボネートはジクロルメタンの溶液からメタノール
で再沈精製した。精製後よく乾燥したのちジクロルメタ
ンを溶媒に用いて20’Cにて溶液粘度を測定した。こ
の値から算出した粘度を測定した。この値から算出した
粘度平均分子量はMv=21,800であった。又、生
成したポリカーボネートは、160°C,30日間の耐
熱試験でも色相は、はぼ透明で極めて良好であった。更
に、複屈折は5mmであった。
実施例13 2.2−ビス−(3,5−ジメチル4−ヒドロキシフェ
ニル)プロパン102重量部(30mo1%)と2,2
−ビス−(4−ヒドロキシ−3−tert、−ブチルフ
ェニル)プロパン286を置部(70mo1%)とジフ
ェニルカーボネート264重量部を31三つロフラスコ
に入れ脱気、N2パージを5回繰り返した後、シリコン
バス160°Cで窒素を導入しながら溶融させた。溶融
したら、カーボネート化触媒である水素化ホウ素カリウ
ムを予めフェノールに溶かした溶液(仕込んだビスフェ
ノール全量に対して10−3mo1%量)を加え、16
06C,N2下、30分攪はん醸成した。次に、同温度
下、1QQTorrにし30分攪はんした後、同温度下
でさらに5QTorrに減圧し60分反応させた。次に
徐々に温度を220°Cまで上げ60分反応させここま
での反応でフェノール留出理論量の80%を留出させた
。しかるのち、同温度下で1QTorrに減圧し60分
反応させ温度を徐々に270°Cに上げ、40分反応さ
せた。さらに同温度下で5Torrに減圧し30分反応
させ、フェノール留出理論量のほぼ全量を留出させ前縮
合を終えた。次に同温度下で0.1〜Q、3Torrで
2時間後締合させた。窒素下にて生成物のポリマーを取
り出し冷却した後ジクロルメタンを溶媒に用いて20°
Cにて溶液粘度を測定した。この値から算出した粘度平
均分子量はMv=16,000であった。又、生成物の
ポリマーは、160°C230日間の耐熱試験で色相は
、はぼ透明で極めて良好であった。更に、複屈折は8m
mであった。
実施例14 三つロフラスコに攪はん機、温度計、ガス導入−等、排
気管をつける。ジクロルメタンに2,2−ビス−(3,
5−ジメチル4−ヒドロキシフェニル)プロパン102
重量部と2,2−ビス−(4−ヒドロキシ−3−ter
t、−ブチルフェニル)プロパン286重量部を溶かし
、水酸化ナトリウム10重量%水溶液を加えこれを激し
く攪はんしながらホスゲンガスを導入した。ホスゲンは
ボンベから空の洗気びん、水を入れた洗気びん、空の洗
気びんを通してフラスコに導入した。ホスゲンガスを導
入中の反応温度は25°C以下になるように水冷した。
縮合の進行とともに溶液は粘ちょうになってくる。さら
にホスゲン−塩化水素錯体の黄色が消えてなくなるまで
ホスゲンを通じた。反応終了後、メタノールに反応溶液
を注ぎこみろ別し水洗を繰り返した。さらに生成したポ
リカーボネートはジクロルメタンの溶液からメタノール
で再沈精製した。精製後よく乾燥したのちジクロルメタ
ンを溶媒に用いて20°Cにて溶液粘度を測定した。こ
の値から算出した粘度を測定した。この値から算出した
粘度平均分子量はMv=19,000であった。又、生
成したポリカーボネートは、160°C230日間の耐
熱試験でも色相は、はぼ透明で極めて良好であった。更
に、複屈折は6mmであった。
実施例15 2.2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)ブタン14
5重量部(50mo1%)と2,2−ビス−(4−ヒド
ロキシ−3−tert、−ブチルフェニル)プロパン2
04重量部(50mo1%)とジフェニルカーボネート
264重量部を31三つロフラスコに入れ脱気、N2パ
ージを5回繰り返した後、シリコンバス160°Cで窒
素を導入しながら溶融させた。溶融したら、カーボネー
ト化触媒である水素化ホウ素カリウムを予めフェノール
に溶かした溶液(仕込んだビスフェノール全量に対して
10−3mo1%量)を加え、160°C,N2下、3
0分攪はん醸成した。次に、同温度下、1QQTorr
に減圧にし30分攪はんした後、同温度下でさらに5Q
Torrに減圧し60分反応させた。次に徐々に温度を
220°Cまで上げ60分反応させ、ここまでの反応で
フェノール留出理論量の80%を留出させた。しかるの
ち、同温度下で1QTorrに減圧し40分反応させ温
度を徐々に270°Cに上げ、30分反応させた。さら
に同温度下で5Torrに減圧し30分反応させ、フェ
ノール留出理論量のほぼ全項を留出させ前縮合を終えた
。次に同温度下で0.1〜Q、3Torrで2時間接縮
合させた。窒素下にて生成物のポリマーを取り出し冷却
した後ジクロルメタンを溶媒に用いて20°Cにて溶液
粘度を測定した。この値から算出した粘度平均分子量は
Mv=19,500であった。又、生成物のポリマーは
、160°C230日間の耐熱試験で色相は、はぼ透明
で極めて良好であった。更に、複屈折は10mmであっ
た。
実施例16 三つロフラスコに攪はん機、温度計、ガス導入管、排気
管をつける。ジクロルメタンに2,2−ビス−(4−ヒ
ドロキシフェニル)ブタン145重量部と2,2−ビス
−(4−ヒドロキシ−3−tert、−ブチルフェニル
)プロパン204重量部を溶かし、水酸化ナトリウム1
0重量%水溶液を加えこれを激しく攪はんしながらホス
ゲンガスを導入した。ホスゲンはボンベから空の洗気び
ん、水を入れた洗気びん、空の洗気びんを通してフラス
コに導入した。ホスゲンガスを導入中の反応温度は25
°C以下になるように水冷した。縮合の進行とともに溶
液は粘ちょうになってくる。さらにホスゲン−塩化水素
錯体の黄色が消えなくなるまでホスゲンを通じた。反応
終了後、・メタノールに反応溶液を注ぎこみろ別し水洗
を繰り返した。さらに生成したポリカーボネートはジク
ロルメタンの溶液からメタノールで再沈精製した。精製
後よく乾燥したのちジクロルメタンを溶媒に用いて20
°Cにて溶液粘度を測定した。この値から算出した粘度
を測定した。この値から算出した粘度平均分子量はMv
 = 20,000であった。又、生成したポリカーボ
ネートは、160°C230日間の耐熱試験でも色相は
、はぼ透明で極めて良好であった。更に、複屈折は8m
mであった。
実施例17 −2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−4−メ
チルペンタン162重量部(50mo1%)と2,2−
ビス−(4−ヒドロキシ−3−tert、−ブチルフェ
ニル)プロパン2041を部(50mo1%)とジフェ
ニルカーボネート264重量部を31三つロフラスコに
入れ脱気、N2パージを5回繰り返した後、シリコンバ
ス160°Cで窒素を導入しながら溶融させた。溶融し
たら、カーボネート化触媒である水素化ホウ素カリウム
を予めフェノールに溶かした溶液(仕込んだビスフェノ
ール全量に対して10−3mo1%量)を加え、160
°C2N2下、30分攪はん醸成した。次に、同温度下
、1QQTorrにし30分攪はんした後、同温度下で
さらに5QTorrに減圧し60分反応させた。次に徐
々に温度を220°Cまで上げ60分反応させ、ここま
での反応でフェノール留出理論量の80%を留出させた
。しかるのち、同温度下で1QTorrに減圧し40分
反応させ温度を徐々に270°Cに上げ、30分反応さ
せた。さらに同温度下で5Torrに減圧し30分反応
させ、フェノール留出理論量のほぼ全量を留出させ前縮
合を終えた。次に同温度下で0.1〜Q、3Torrで
2時間接縮合させた。窒素下にて生成物のポリマーを取
り出し冷却した後ジクロルメタンを溶億に用いて20°
Cにて溶液粘度を測定した。この値から算出した粘度平
均分子量はMv=18,000であった。又、生成物の
ポリマーは、160°C,30日間の耐熱試験で色相は
、はぼ透明で極めて良好であった。更に、複屈折は9m
mであった。
実施例18 三つ口′フラスコに攪はん機、温度計、ガス導入管、排
気管をつける。ジクロルメタンに2,2−ビス−(4−
ヒドロキシフェニル)−4−メチルペンタン162を置
部と2,2−ビス−(4−ヒドロキシ−3−tert、
−ブチルフェニル)プロパン204重量部を溶かし、水
酸化ナトリウム10重量%水溶液を加えこれを激しく攪
はんしながらホスゲンガスを導入した。ホスゲンはボン
ベから空の洗気びん、水を入れた洗気びん、空の洗気び
んを通してフラスコに導入した。
ホスゲンガスを導入中の反応温度は25°C以下になる
ように水冷した。縮合の進行とともに溶液は粘ちょうに
なってくる。さらにホスゲン−塩化水素錯体の黄色が消
えなくなるまでホスゲンを通じた。反応終了後、メタノ
ールに反応溶液を注ぎこみろ別し水洗を繰り返した。さ
らに生成したポリカーボネートはジクロルメタンの溶液
からメタノールで再沈精製した。精製後よく乾燥したの
ちジクロルメタンを溶媒に用いて20°Cにて溶液粘度
を測定した。この値から算出した粘度を測定した。この
値から算出した粘度平均分子量はMv = 19,80
0であった。又、生成したポリカーボネートは、160
°C230日間の耐熱試験でも色相は、はぼ透明で極め
て良好であった。更に、複屈折は8mmであった。
実施例19 2.2−どスー(4−ヒドロキシフェニル)オクタン1
79重量部(50mo1%)と2,2−ビス、(4−ヒ
ドロキシ−3−tert、−ブチルフェニル)プロパン
204 ffi !、部(50mo1%)とジフェニル
カーボネート264重量部を31三つロフラスコに入れ
脱気、N2パージを5回繰り返した後、シリコンバス1
60°Cで窒素を導入しながら溶融させた。溶融したら
、カーボネート化触媒である水素化ホウ素カリウムを予
めフェノールに溶かした溶液(仕込んだビスフェノール
全量に対して10−3mo1%量)を加え、160°C
2N2下、30分攪はん醸成した。次に、同温度下、1
QQTorrにし30分攪はんした後、同温度下でさら
に5QTorrに減圧し60分反応させた。次に徐々に
温度を220°Cまで上げ60分反応させ、ここまでの
反応でフェノール留出理論量の80%を留出させた。し
かるのち、同温度下で1QTorrに減圧し40分反応
させ温度を徐々に270°Cに上げ、30分反応させた
。さらに同温度下で5Torrに減圧し30分反応させ
、フェノール留出理論量のほぼ全量を留出させ前縮合を
終えた。次に同温度下で0.1〜Q、3Torrで2時
間接縮合させた。窒素下にて生成物のポリマーを取り出
し冷却した後ジクロルメタンを溶媒に用いて20°Cに
て溶液粘度を測定した。この値から算出した粘度平均分
子量はMv = 18,000であった。又、生成物の
ポリマーは、160’C,30日間の耐熱試験で色相は
、はぼ透明で極めて良好であった。更に、複屈折は10
mmであった。
実施例2〇 三つロフラスコに攪はん機、温度計、ガス導入管、排気
管をつける。ジクロルメタンに2,2−ビス−(4−ヒ
ドロキシフェニル)オクタン179重量部と2゜2−ビ
ス−(4−ヒドロキシ−3−tert、−ブチルフェニ
ル)プロパン204重量部を溶かし、水酸化ナトリウム
10重量%水溶液を加えこれを激しく攪はんしながらホ
スゲンガスを導入した。ホスゲンはボンベから空の洗気
びん、水を入れた洗気びん、空の洗気びんを通してフラ
スコに導入した。ホスゲンガスを導入中の反応温度は2
5°C以下になるように水冷した。縮合の進行とともに
溶液は粘ちょうになってくる。さらにホスゲン−塩化水
素錯体の黄色が消えな(なるまでホスゲンを通じた。反
応終了後、メタノールに反応溶液を庄ぎこみろ別し水洗
を繰り返した。さらに生成したポリカーボネートはジク
ロルメタンの溶液からメタノールで再沈精製した。精製
後よく乾燥したのちジクロルメタンを溶媒に用いて20
0Cにて溶液粘度を測定した。この値から算出した粘度
を測定した。この値から算出した粘度平均分子量はMv
 = 19,000であった。又、生成したポリカーボ
ネートは、160°C930日間の耐熱試験でも色相は
、はぼ透明で極めて良好であった。更に、複屈折は10
mmであった。
(効果) 本発明の製法で得られるポリカーボネート共重合体は耐
熱時の色相安定性が極めて良好であり且つ複屈折も低い
ため、特に光学用材料の内、光デイスク用基板として好
ましく使用される。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 2、2−ビス−(4−ヒドロキシ−3−ターシャリーブ
    チルフェニル)プロパン99〜1モル%と2、2−ビス
    −(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2、2−ビス
    −(4−ヒドロキシ−3−イソプロピルフェニル)プロ
    パン、1、1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)シク
    ロヘキサン、4、4’−ジヒドロキシ−2、2、2−ト
    リフェニルメタン、1、1−ビス−(4−ヒドロキシフ
    ェニル)−パラ−ジイソプロピルベンゼン、1、1、ビ
    ス−(4−ヒドロキシフェニル)−メタ−ジイソプロピ
    ルベンゼン、2、2−ビス−(3、5−ジメチル−4−
    ヒドロキシフェニル)プロパン、2、2−ビス−(4−
    ヒドロキシフェニル)ブタン、2、2、ビス−(4−ヒ
    ドロキシフェニル)−4−メチルペンタン、2、2、ビ
    ス−(4−ヒドロキシフェニル)オクタンの群から選ば
    れる少なくとも一種以上の化合物1〜99モル%とをを
    カーボネート結合することを特徴とする芳香族ポリカー
    ボネート共重合体の製法。
JP62013835A 1987-01-23 1987-01-23 芳香族ポリカ−ボネ−ト共重合体の製法 Pending JPS63182338A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03102657A (ja) * 1989-06-22 1991-04-30 Daicel Chem Ind Ltd 光カード
JP2009002417A (ja) * 2007-06-20 2009-01-08 Yamashita Rubber Co Ltd トルクロッド

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6155116A (ja) * 1984-08-24 1986-03-19 Mitsubishi Chem Ind Ltd ポリカーボネートより成る射出成形材料
JPS6239624A (ja) * 1985-08-13 1987-02-20 Mitsubishi Chem Ind Ltd ポリカ−ボネ−トよりなる光デイスク基板

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