JPS63182111A - 係止部材の固定方法 - Google Patents

係止部材の固定方法

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JPS63182111A
JPS63182111A JP1382287A JP1382287A JPS63182111A JP S63182111 A JPS63182111 A JP S63182111A JP 1382287 A JP1382287 A JP 1382287A JP 1382287 A JP1382287 A JP 1382287A JP S63182111 A JPS63182111 A JP S63182111A
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JP
Japan
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shaped jig
box
fiber bundle
continuous fiber
jig
Prior art date
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Pending
Application number
JP1382287A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Koike
伸二 小池
Yasuhiro Tsuchiya
泰広 土屋
Yasushi Yamazawa
靖 山沢
Maki Terada
真樹 寺田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、繊維強化樹脂構造体(FRP構造体)に他部
材の取付用係止部材を固定する方法に関する。
(従来の技術) 最近、炭素繊維、ガラスla維等の連続繊維束にエポキ
シ樹脂、フェノール樹脂等の合成樹脂を含浸させ、これ
を巻取型に巻取り、その後熱硬化処理を施して、高強度
のFRP構造体とする製造方法が実用化されており1例
えばステアリングホイール芯材の製造に利用されている
(特開昭81−1133838号公報)。
ところで、この種のFRP構造体には、通常取付部材や
機能部材等を取付けるための係止部材が必要であり、こ
のため、従来一般には、熱硬化処理後、必要部位に機械
加工にて孔を開け、この孔にねじを切って、例えばボル
ト等を固定する方法を採っていた。しかしながら、この
方法によれば、長繊維が途中で切断ぎれて強度低下を来
たすばかりか、別途孔開けのための機械加工あるいはタ
ップ立てが必要となって工数増加を招くという問題があ
った。
そこで、上記対策として、実開昭81−118715号
公報には、樹脂を含浸させた連続繊維束を巻取型に巻取
った後に、巻取りにより形成された構造体の一部に係止
部材を一体にイIする被取付板を添わせ、これを構造体
の周回り方向に巻付けた連続繊維束にて固定し、そのま
−熱硬化処理を行って、該係1に部材を構造体に一体化
する方法が示されている。この方法によれば、長繊維を
切断することなく該係Iヒ部材を結合できるため、強度
低下を来たすことがなくなるという利点が得られること
となる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記実開昭81−118715号公報に
示された方法によれば、被取付板を所定位置に位置決め
するのが困難であるため、係止部材自体の位置精度が悪
化し、後の部品取付けに支障が生じ易いという問題があ
った。また構造体に被取付板を固定するに際し、該被取
付板に連続繊維束を巻付けるのが面倒(特に巻始めと巻
終り)で、連続繊維束の自動巻取りを行う場合の重大な
障害になるという問題があった。
(問題点を解決するための手段) 1−記問題を解決するため、本発明は、樹脂を含浸させ
た連続繊維束の巻取型に、開口端に切欠溝を有する箱形
治具を固定すると共に、該箱形治具の内底に係1に部材
または突起を予め設けておき、前記連続繊維束を前記切
欠溝を案内として前記巻取型に巻取った後、前記箱形治
具に枠形W1几を被せて前記連続繊維束により形成され
た構造体の一部を両治具内に収納し、しかる後に該両治
具内に樹脂を流し込んで、そのま−熱硬化処理を施すよ
うにしたことを要旨とする。
(作用) ト記構成の係1;部材の固定方法において、箱形治具の
内底に予め突起または係止部材を設けておいたことによ
り、治具内に樹脂を流し込み、その後熱硬化処理を行っ
て該治具を脱型すれば、前記係止部材がそのま一樹脂の
余肉部に残り、あるいは突起の抜は跡に穴が創成される
。したがって該係止部材はそのま一他部材の取付けのた
めに供することができ、−・方該穴は係1F部材を取付
けるための穴として供することができるようになる。
しかも、 、J−2箱形治具を巻取型に固定するように
したので、前記係止部材または突起を構造体に対して正
確に位置決めすることが可能になると共に、L記突起を
箱形治具内における係止部材の配置に利用することによ
り、より簡単かつ正確に係1に部材の位置精度の向上を
図ることができるようになる。
(実施例) 以下1本発明の実施例を添付図面にもとづいて説明する
第1図は、本発明の第1実施例で用いる治具を示したも
のである。なお、以下に述べる実施例は全てステアリン
グホイール芯材の製造への適用例を示したもので、この
場合、第3図に示すように、周溝を有する型治具21と
ボス金具22とを同一の回転軸23に固定して成る巻取
型20を用い、+iij記回転軸回転軸23しつ一1樹
脂を含浸させた連続1a維束24を型治具21からボス
金具22へ、ボス金具22から型治具21へと連続的に
巻付けて、リング部Wa、スポーク部Wbおよびボス部
Wcを形成し、しかる後に巻取型20ごと熱硬化処理を
行い、その後に脱型するという製造工程が採られる。
第1図において、工は箱形治具、2は枠形冶具であり、
両M具は合せ一体化できるように類似形状とされている
。前記箱型治具1と枠型冶A2との合せ面3は、上記巻
取型20に巻取り形成されたステアリングホイール芯材
のスポーク部wb (第3図)の傾斜角度と一致する傾
斜面とされており、該合せ面3には位置決めビン4およ
び図示を略すビン挿入穴が対向して設けられている。ま
た前記両治具1,2の合せ面3アあってその傾斜方向に
位置する対向部分には、前記リング部wbの周面形状に
対応する切欠溝5.f(がそれぞれ設けられており、こ
れら切欠溝5,6は、両治具1,2の接合状態において
、前記スポーク部wbの挿通を許容する孔を形成するこ
とができるようになっている。
また箱形治具lの内底1aには突起7が突設されている
0本実施例において該突起7は、第2図に示すように、
袋ナツト(係と部材)8の取付けに供されるもので、該
袋ナツト8を箱形治具lの内底1aに俯伏状態で装着で
きるように。
その外径および高さが規定されている。
か−る構成の箱形治具1等を用いて、いまステアリング
ホイール芯材のスポーク部−すに袋ナツト8を固定する
には、予め第3図に示す巻取型20の型治具21上に箱
形治具lを固定するための載置台9を設けておく、前記
vt載置台は。
スポーク部Wbに対して前記箱形治具1の突起7を所定
位置に位置決めできるように、その設置位置が定められ
ている。そして先ず、第2図に示すように、箱形治具1
の突起7に袋ナツト8を装着する。このとき、該袋ナツ
ト8の端面と箱形治具1の内底1aとの間に両面テープ
IOを介装することにより、袋ナフト8を確実に固定す
るようにするのが望ましい0次にこの載置台9上に前記
袋ナツト8を装着した箱形治具lをセフ)し、以降、回
転軸23を回転させつ一上記した手順で巻取型20に連
続m雄型24を巻取る(第3図)。この巻取りに際、連
続繊維束24は箱型治具1の切欠溝5を案内として型治
具21とボス金具22との間を往復し、該切欠溝5内は
次第に連続ljlIm束24で埋められるようになる。
L配布取り作業は、箱形治具1の切欠溝5を埋めつくし
た後も続けられ、遂には所定の厚みを有するリング部W
a、スポーク部wbおよびボス部Weが形成されて、連
続繊維束の巻取りは完了する。前記巻取り完了後1位置
決めビン4を案内として箱型治具1に枠形治具2を被せ
る。これにより内治具1,2内にはスポーク部wbの一
部が収納された状態となり、この後百治JL内に樹脂を
流し込み、その空間を埋める。このとき袋ナツト8と箱
形治具1の内底1aとの間には両面テープ10が介装さ
れているため、袋ナツト8のねじ穴内に樹脂が侵入する
ことはない。なお樹脂としては、連続繊維束に含浸させ
た樹脂と同質のものを選択するのが望ましく、またこれ
に繊維を含ませたものも用いることができる。
次に、上記両治具1,2を含めた巻取型20の全体を熱
硬化処理炉に供して樹脂の硬化を行い、その後説型する
。すると、前記内治具1,2内に埋められた樹脂部分が
スポーク部wbに余肉部(第55!Jに符号Aで示す)
として残ると共に、この余肉部に前記袋ナツト8が端面
を外部に露出させた状態で残る。
第4図は、本発明の第2実施例で用いる治具を示したも
のである。同図において、箱形治具11と枠形治具12
とは、それぞれ広幅に形成されて、ステアリングホイー
ル芯材が有する2本のスポーク部を案内する切欠溝15
,1&を有している。また前記切欠溝15,15の中間
に位置する箱形治具11の内底には前記袋ナツト8 (
第2図)を取付けるための突起17を突設しておく。か
−る治具構成により、いま箱形治具11を前出第3図に
示したと同様の態様で巻取型20にセットし、連続繊維
束の巻取りを実行し、その後前記箱形治具!■に枠形治
具12を被せ、さらに内治具11.12内に樹脂を流し
込んで、熱硬化処理を施す、これにより脱型後、2本の
スポーク部間に橋架された状態では樹脂の余肉部が形成
され、この余肉部の中間に袋ナツト8が残るようになる
第5図は、本発明の第3実施例で形成されたステアリン
グホイール芯材のスポーク部wbの形状を示したもので
ある。本第3実施例の特徴とするところは、前記第1実
施例で用いた治具構成はそのま−に、その突起7 (第
1図)への袋ナツト8の装着を+hめ、第2実施例と全
く同じ態様でステアリングホイール芯材を形成した点に
ある。これにより、脱型後、同図に示すように、スポー
ク部wbに形成された余肉部Aには前記突起7の抜は跡
が穴Bとして残り、これに例えばボルト18を圧入する
ことにより、該ボルト18を係1F部材として機能させ
ることができる。
このとき、ポルh18にはローレッt18aを加工して
おくことが、抜けを防屯するヒで有効である。なお本第
3実施例は、前記第2実施例と同様の態様で実施できる
ことはもちろんである。
(発明の効果) 以L、詳細に説明したように、本発明にか−る係止部材
の固定方法は、樹脂を含浸させた連続繊維束を巻取型で
巻取る過程において、該連続ta維東を箱型治具で案内
し、巻取り完了後この治具内に樹脂を流し込み、そのま
−熱硬化処理を施すようにしたので、前記治具内に予め
係止部材または突起を配置しておくことにより、脱型と
同時にFRP構造体には係止部材または係l二部材装着
用の穴が残り、筒便に係止部材を固定できる効果がある
また前記治具を巻取型にセットするようにしたので、前
記係IF部材を高精度に位置決めできる効果がある。さ
らに治具形状に工夫をなすことにより構造体自体あるい
は該構造体周りの任意箇所に係+h部材を固定できるば
かりか、上記固定の簡便さにより連続繊維東巻取りの自
動化にも対応できるようになり、その利用価値は大なる
ものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明にか−る係止部材の固定方法に用いる
治具の構造を示す斜視図、第2図は、その一部である突
起の形状を示す断面図、第3図は本発明の方法が適用さ
れる巻取型の構造を示す正面図、第4図は治具の他の態
様を示す斜視図、第S図は本発明の一実施例で得られた
構造体の外観を示す斜視図である。 1.11  ・・・ 箱型治具 2.12  ・・・ 枠型治具 5.8,15.18・・・ 切欠溝 7.17  ・・・ 突起 8.18  ・・・ 係止部材 A ・・・ 余肉部 B・・・穴 特許出願人  トヨタ自動車株式会社 代理人  弁理士 萼 優美(はが2名)才 1 図 り4゛2図      3゛3図 (じ 牙4図 舅・5図 +5,16・−・t71笑溝   17・・・・a凱1
8・−・係に岬材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)樹脂を含浸させた連続繊維束の巻取型に、開口端
    に切欠溝を有する箱形治具を固定すると共に、該箱形治
    具の内底に係止部材または突起を予め設けておき、前記
    連続繊維束を前記切欠溝を案内として前記巻取型に巻取
    った後、前記箱形治具に枠形治具を被せて前記連続繊維
    束にて形成された構造体の一部を両治具内に収納し、し
    かる後に該両治具内に樹脂を流し込んで、そのまゝ熱硬
    化処理を施すことを特徴とする係止部材の固定方法。
JP1382287A 1987-01-23 1987-01-23 係止部材の固定方法 Pending JPS63182111A (ja)

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