JPS63180971A - 複写装置 - Google Patents

複写装置

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JPS63180971A
JPS63180971A JP62012232A JP1223287A JPS63180971A JP S63180971 A JPS63180971 A JP S63180971A JP 62012232 A JP62012232 A JP 62012232A JP 1223287 A JP1223287 A JP 1223287A JP S63180971 A JPS63180971 A JP S63180971A
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JP
Japan
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electrostatic latent
latent image
light
color
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JP62012232A
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English (en)
Inventor
Koji Adachi
康二 足立
Kazuo Maruyama
和雄 丸山
Tsuneo Noami
野網 恒雄
Takeshi Saikawa
済川 健
Toshiro Yamamoto
山本 敏郎
Nobumasa Furuya
信正 古谷
Kiyoshi Horie
潔 堀江
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、特定の色と、その色以外の別の色との2色を
用いて複写を行うことができる複写装置に関する。
「従来の技術」 多色原稿から、2色またはそれ以上の多色複写画像を得
るための装置や方法は、従来から各種の方式が提案され
、実用化されている。
その最も一般的な方法は、原稿上の画像を、赤(R)、
青(B)、緑(G)の3種の色分解フィルタで分解し、
分解された各色の光像に対してそれぞれ複写工程を実施
し、1枚の複写用紙上に各色の画像を重ね合わせて、い
わゆるフルカラーの複写画像を得るものである。
このようなカラー複写機は、各色の画像を1枚の複写用
紙上に重ね合わせるための同期(レジストレージョン)
をとることが必要で、装置の構成や制御がきわめて複雑
となり、装置が大型化し高価なものとなる。
しかも、一般に複写される多色原稿は、ごく特殊な場合
を除いて、黒の文字や図形が大部分を占め、他の色とし
ては、赤色等によるアンダーラインやマーク等の付与が
ほとんどである。従って、フルカラー複写機を用いるこ
とはきわめて不経済である。さらに、こういったフルカ
ラー複写機においては、3色の混色によって黒色の可視
像を形成するが、純黒色とはならず、純粋な黒色トナー
だけを用いて得られる画像よりも再現性が劣る。
また、黒色画像部分を構成する文字等は細線画像である
ことが多く、色ずれが発生するとその判読が難しくなる
従って、大部分が黒色画像で占められるような原稿に対
しては、黒色プラス1色の2色複写装置で十分であり、
むしろ、黒色画像に対して、従来のモノクロ(単色)複
写装置と同等の画像品質を推持することの方が望まれて
いる。なお、2色構成の一般の原稿の大部分について、
その複写を可能にするためには、黒色以外に赤色、青色
、緑色等の2〜3種類の色数を用意し、その中から黒色
と組み合わせる1色を選択することができるようなもの
が好ましい。
「発明が解決しようとする問題点」 以上のような要求に応える2色複写装置としては、特開
昭55−73063号、特開昭61−36767号、特
開昭61−36768号、特開昭61−48871号、
特開昭56− 162755号公報等に記載されたものが知られている
まず特開昭55−73063号公報には、1つの感光体
に、アナログ光学系のみを用いて、黒色およびそれ以外
の特定色の静電潜像を形成する工程を有する2色複写装
置が紹介されている。アナログ光学系とは、ミラーやレ
ンズを用いて感光体に直接光像を導く装置のことをいう
。本発明においては、以後これを結像光学系と呼ぶこと
にして説明を進める。
ところでこの装置は、潜像電位が3段階になる3値潜像
を形成するため、フリンジ電界による潜像の境界部分の
混色が発生し、黒色画像の品質が従来の白黒複写機に比
較して劣化するという問題点を有している。さらに、3
値潜像の形成が可能な特殊な積層感光体を使用し、静電
潜像の形成プロセスが複雑になるため、コストアップに
なるという問題を有している。
また、特開昭61−36768号公報に記載された技術
は、このような問題点を改善するためのものであり、結
像光学系により2つの感光体を露光している。感光体の
一方には通常の感光体を、もう一方には特定色に対応す
る潜像を形成するための積層感光体を使用する。こうし
て、2つの感光体上の静電潜像をそれぞ′れ黒色トナー
と特定色のトナーを用いて現像を行い、複写用紙にこれ
らを順次転写する。
この場合、黒色画像の品質低下という問題点は改善され
るが、2色の画像を複写用紙上に2回に分けて順次転写
するため、黒色画像および特定色画像のレジストレーシ
ョンずれを低減させようとすれば、要求される機械精度
が高くなり、コストアップの原因となる。さらに、2種
の感光体を使用するため複写装置が大型化する。また、
積層感光体を使用するのでプロセスが複雑になり、コス
トアップになるという問題を有している。また、積層感
光体を用いて色分離をする方法は、その積層感光体の特
性により色分離される色が固定されてしまうため、特定
色の色数を増加させることは不可能である。
次に、特開昭56−162755号公報に記載されたも
のは、黒色画像を結像光学系を用いた電子複写方式によ
るプロセスで複写用紙上に複写し、その後、特定色の画
像をイメージセンサにより抽出し、静電記録方式による
記録装置により、その画像を複写用紙上に追加複写する
装置である。この場合、特定色の分離、再現は上記結像
光学系のみを用いた場合に比較qて有利であるが、複写
用紙上にすでに形成された黒色画像上に、特定色の画′
像を重ねて合成するため、高精度のレジストレ−ション
を必要とし、コストアップになるとともに、別個独立の
2種の画像形成装置を有するため装置が大型化する欠点
がある。
また、特開昭61−48871号公報には、1つの結像
光学系により1つの感光体上に1色分ずつ静電潜像を形
成し、数回に分けて複写用紙上にこれを転写する技術が
示されている。しかし、これは転写工程が複雑となり、
レジストレーションずれの問題がなお残されている。
また、特開昭61−36767号公報に記載されたもの
は、2個の感光体を用い、これらに結像光学系を用いて
原稿上の画像に対応する静電潜像を形成し、かつ各々の
感光体上の静電潜像について、イレーザを用いて不要な
静電潜像を消去して、それぞれ異なる色の現像剤で現像
し、記録用紙上に順次転写するようにしている。
ところが、この方法も、2色の画像の転写が別々の箇所
で行われるため、高精度のレジストレーションが必要な
ことにかわりはない。
本発明は、以上の点に着目してなされたもので黒色画像
の画質劣化を招くことなく、比較的簡単な構成により色
分は複写のできる複写装置を提供することを目的とする
ものである。
さらに本発明の複写装置は、高画質を維持したまま複写
画像の拡大縮小を行うことのできる複写装置を提供する
ことを目的とするものである。
「問題点を解決するための手段」 本発明の複写装置は、原稿上の画像を読み取って電気的
な画像信号に変換する画像読取装置と、この画像読取装
置の出力信号を用いて、感光体上に、その画像信号中の
特定の色成分の信号に対応する第1の静電潜像を形成す
る光出力装置と、上記原稿上の画像中の上記特定の色以
外の色成分に対応する光像を感光体上に導いて、第2の
静電潜像を形成する結像光学系と、上記第1の静電潜像
を第1の色のトナーを用いて現像する第1の現像機と、
上記第2の静電潜像を、上記第1の色以外の色のトナー
を用いて現像する第2の現像機と、上記第1の現像機と
上記第2の現像機の現像後に、複写用紙上にそのトナー
を転写する転写器とを有し、上記結像光学系は、任意の
複写倍率の光像を上記感光体上に導くミラーおよびレン
ズとから成り、このレンズ透過後の光が2方向に分割さ
れて、一方の光は上記画像読取装置に入射し、他方の光
は、上記結像光学系を経て、上記第2の静電潜像を形成
するために上記感光体に入射することを特徴とするもの
である。
「作用」 以上の複写装置は、1つの感光体上に、特定の色につい
ては光出力装置を用い、それ以外の色については結像光
学系を用いて静電潜像を形成する。
これらの静電潜像はそれぞれ、別々の現像機により別々
の色の現像剤を用いて現像される。
例えば黒色画像に対応する静電潜像を結像光学系を用い
て形成した場合、この静電潜像は黒色のトナーにより現
像される。また、光出力装置により形成された特定の色
の画像に対応する静電潜像は、その色あるいは任意の適
当な色のトナーで現像される。
こうして感光体上には、2色のトナー像が形成され、こ
れらが一括して複写用紙上に転写される。
この場合に、結像光学系にあって、光像を拡大縮小する
レンズを透過後の光が分光されて、一方が画像読取装置
に、他方が結像光学系を経て感光体上に入射する。従っ
て、結像光学系により形成された静電潜像と、画像読取
装置の出力する画像信号に基づいて駆動される、光出力
装置により形成された静電潜像とがよく一致し、色ずれ
等が生じ難い。
「実施例」 (装置の全体構成) 第1図は、本発明の複写装置の実施例を示す概略構成図
である。
この装置は、原稿1を載置するプラテンガラス ′2と
、原稿上の画像を照射するランプ6と、この原稿上の画
像に対応する光像を導くミラー7a、ハーフミラ−7b
、レンズ7Cとから構成される結像光学系と、この結像
光学系7と感光体9aとの間に挿入された光学フィルタ
8と、ノ\−フミラ−7bを透過した光を受光する画像
読取装置5と、この画像読取装置5により光像を読み取
って得られた画像信号を処理する信号処理回路22とを
備えている。
また、感光体9aをその外周に担持した感光ドラム9は
、矢印9b方向に回転駆動されるよう支持されているが
、その外周には、第1帯電器10、第1の現像機11、
第2帯電器12、光出力装置13、第2の現像機14、
転写前処理コロトロン15、転写器16、剥離コロトロ
ン17、ブリクリーンコロトロン19、クリーニング装
置20および除電ランプ21が配置されている。なお、
上記画像読取装置5の出力する画像信号は、信号処理回
路22で処理され、その画像信号中の特定の色成分の信
号に応じて光出力装置13が駆動されるように接続され
ている。この信号処理回路22と光出力装置13との間
の結線は都合により図示を省略した。
さらにこの装置には、複写用紙25を収容する給紙トレ
イ24と、給紙ローラ26と、搬送ローラ27と、慶送
ベルト28と、定着器29と、排出トレイ3Qとが設け
られている。
(2種の静電潜像) さて、この装置では、感光体9a上に、結像光学系7と
光出力装置13とによって、2種の静電潜像が形成され
る。本発明においては、この光出力装置13により形成
される静電潜像を第1の静電潜像と呼び、結像光学系7
により形成される静電潜像を第2の静電潜像と呼ぶこと
にする。
この実施例では、結像光学系7により導かれる光像は、
赤色光をよく透過する光学フィルタ8を経て感光体9a
上に達する。これによって、原稿上の画像中の赤色画像
で反射された赤色光は、背景の白色部分から反射された
白色光に近い強度で感光体9aに到達する。従っていわ
ゆるポジ書き込みによれば、赤色画像に対応する静電潜
像は形成されず(背景と同様に除電され)、それ以外の
色の画像に対応する静電潜像が形成されることになる。
一方、画像読取装置5により読み取った画像信号には、
すべての色成分が含まれているが、信号処理回路22に
おいて、そのうちの赤色画像に対応する信号のみが分離
され抽出される。この抽出された信号に従って光出力装
置13が駆動され、感光体9a上に赤色画像に対応する
静電潜像が、いわゆるネガ書き込みにより形成される。
(画像信号の処理) なお、画像読取装置5は、CCD (チャージ・カップ
ルド・デバイス)等からなる1次元固体撮像素子で、そ
の受光面上には、レッド(R)、グリーン(G)、ブル
ー(B)、あるいは、シアン(C)、マゼンタ(M)、
イエロー(Y)の3色のフィルタが順に交互に並べられ
、いわゆるカラーイメージセンサを構成している。
この画像読取装置5は、原稿1が矢印31方向に走査さ
れると、この走査速度に同期をとって原稿上の画像を1
ライン分ずつ光電変換し、各色成分の画像信号を順次信
号処理回路22に向けて出力するよう動作する。
信号処理回路22は、この画像信号の中から、特定の色
成分の信号を抽出して光出力装置13を駆動する。これ
には、画像読取装置5の受光面上の各色のフィルタを通
して得られた3種(例えばRSGSB)の画像信号を、
1画素分ごとに比較して、その画素が赤色か否かを判定
する。赤色と判定されれば、光出力装置130発光素子
を点灯させて感光体を除電する。この場合、ネガ書き込
みを採用するため、赤色の画素部分を赤色のトナーで現
像することができる。
信号処理回路22における画像信号の抽出方法としては
、この他に、色空間をアドレスする方法がある。これは
、例えば1画素分のR信号(赤成分信号)の強度をX軸
にとり、G信号(緑成分信号)の強度をY軸にとって、
その位置座標を求め、この位置座標があらかじめ設定し
た赤色成分に相当する領域内にあれば赤と判定し、それ
以外の領域にあれば赤でないと判断する。この動作を、
読み取ったすべての画像信号について繰り返す。このよ
うにしても赤色成分の信号の抽出が可能である。
なお、光出力装置13としては、発光ダイオードアレイ
、液晶マイクロシャッタアレイ、螢光表示管アレイ、磁
気光学シャックアレイ、半導体レーザスキャナ等の既知
の各種のデバイスを使用することができる。
(静電潜像の形成と現像) 本発明においては、こうして光出力装置13により形成
された第1の静電潜像と、結像光学系により形成された
第2の静電潜像とを重ねて形成するために、その潜像形
成と現像に際しては次のような方法を採用する。
第1図と第2図とを用いて、その具体的な動作説明を行
う。
まず第1図において、原稿1を載置したプラテンガラス
2が矢印31方向に搬送されると、先に(2種の静電潜
像)の項で説明したように、感光体9a上に第1の静電
潜像と第2の静電潜像が形成される。
感光体9aはプラテンガラス2の搬送に同期して矢印9
b方向に回転する。感光体9aは1.はじメニ、フリク
リーンコロトロン19とクリーニング装置20とによっ
て表面をクリーニングされた後、除電ランプ21で不要
電荷が除電される。次に、第1帯電器10によって約1
000Vに1次帯電される(第2図a)。その後光学系
7によって第2の静電潜像が形成され、赤色部分や白色
部分は例えば100〜150■に除電されて、黒色部分
の表面電位が900v程度に保持される(第2図b)。
この静電潜像は現像機11により現像される。
現像機11は、この第1現像処理において、負極性の黒
色トナーを用いてこの静電潜像を現像する(第2図C)
。このときの現像バイアスは200■に選定する。
次に、第2帯電器12は、感光体9aの表面を600■
に再帯電する(第2図d)。これには既知のスコロトロ
ンが使用される。
その後、光出力装置13により第1の静電潜像が形成さ
れる。この場合、赤色画像に対応する部分が除電され、
その表面電位は100vになる(第2図e)。こんどは
現像機14が正極性の赤色トナーを用いてこの静電潜像
を反転現像する(第2図f)。そのときの現像バイアス
は500■に選定する。この実施例では、現像機11が
第2の現像機に、現像機14が第1の現像機に相当して
いる。
こうして、黒色トナーと赤色トナーによるトナー像が感
光体9a上に形成されるが、転写前処理コロトロン15
によりこれらのトナーの極性を正極性に整える(第2図
g)。
複写用紙25は、給紙トレイ24から給紙ローラ26に
より送り出され、搬送ローラ27によって転写器16に
送り込まれる。ここで2色のトナー像が複写用紙25に
一括転写され、剥離コロトロン17で剥離され、搬送ベ
ルト28により定着器29に向けて搬送される。最後に
、定着器29により定着処理を終えた複写用紙25は、
排出トレイ30に排出される。
以上のような処理を行った場合、2色画像が1回で転写
されるので、複写用紙に2回の転写を繰り返して2色画
像を重ねて複写する場合に比べて、複写用紙の高精度な
レジストレーションを必要としない利点がある。また、
黒色画像について、結像光学系により静電潜像を形成し
ているので、従来の複写装置と同等の高画質を保証する
ことができる。
(特定の色成分の処理の変形例) 第1図を用いて説明した画像読取装置5は、いわゆるカ
ラーイ/−ジセンサであって、1つの画素について3色
のフィルタを用いて光電変換を行うので、白黒用のイメ
ージセンサと比して感度が低いという欠点がある。
そこで、第3図に示すように、結像光学系7(第1図)
からハーフミラ−7b(第1図)を通過して画像読取装
置5へ向かう光35を、ハーフミラ−32に導く。この
ハーフミラ−32を透過した一方の反射光35aは、第
1の原稿読取手段5aにより受光される。また、ハーフ
ミラ−32で反射された他方の反射光35bは、赤フィ
ルタ33を透過して原稿読取手段5bに受光される。
この2つの原稿読取手段5a、5b、は白黒用のすなわ
ちカラーフィルタ無しのイメージセンサであるが、これ
らの出力信号を比較処理すれば、画像信号中の赤色成分
が抽出できる。なお、原稿読取手段5aについては、人
力光のレベル調整のために、NDフィルタ(グレーフィ
ルタ)を挿入してもよい。
また、第4図に示すように、第3図のハーフミラ−32
とフィルタ33の代用として、ダイクロイックミラー3
4を使用してもよい。ダイクロイックミラー34は、よ
く知られているように、人力光を所定の色成分に分解し
て各原稿読取手段5a、5bに送り出す。これによって
も、2つの車積読取手段5a、5bに異なる色成分の光
が人力し、その比較によって、例えば赤色成分のみを抽
出することができる1゜ (画像信号の処理の具体例) 第5図には、画像信号の処理回路のブロック図を示す。
この回路は、ランプ3により原稿1を照射し、その反射
光を直接第1の原稿読取手段5aで受光し、同時に赤フ
ィルタ33を通して第2の原稿読取手段5bで受光し、
最終的に光出力装置13を駆動して、感光体9a上に赤
色の画像に対応する静電潜像を形成するよう動作する回
路である。その動作は図示しないマイクロプロセッサに
より制御される。
まず、原稿読取手段5aと5bとにより光電変換された
画像信号は、それぞれ増幅器(AMPラインにより増幅
され、アナログディジタル(A/D)変換器42により
ディジタル信号化され、既知のシェーディング補正回路
44により出力のばらつきが補正される。
さらに、乗算器45において、色に対する原稿読取手段
5a、5bの感度差から生じる信号のレベル差が調整さ
れる。その補正係数は利得補正係数回路46から供給さ
れる。
こうしてレベル調整された赤色信号45bと白黒信号4
5aとは、一方のディジタルコンパレータ47において
レベル比較される。このコンパレークは、赤色信号45
bが白黒信号45aよりレベルが高いときハイレベルの
出力となる。
一方、赤色信号45bは、もう一方のディジタルコンパ
レータ47bにおいて、クレーレベル係数回路48から
出力される基準値と比較される。
これは、−窓以上の濃度の赤色画像は、黒色画像として
複写すべきであることを考慮して設けられた回路である
。従って、一定濃度以上の赤色信号の場合、このコンパ
レーク47bの出力はロウレベルとなる。
アンド回路49は、2つのコンパレータ47a147b
の出力が共にハイレベルとなったとき、赤色画像を複写
するためのハイレベルの信号をメモリ51に送出する。
このメモリ51は、画像読取装置5a、5bから出力さ
れる1ライン分の画像信号をM積し、その信号を所定の
タイミングで光出力装置(LED−RO5)13に送り
、これを駆動する。
以上の処理により画像信号から赤色信号成分が抽出され
て、これに対応する第1の静電潜像が形成される。
(拡大縮小複写) さて、このような複写装置において、拡大あるいは、縮
小複写が要求される場合がある。その場合、結像光学系
7のレンズ7Cをズーム式とし、光像を直接拡大縮小し
て、これに対応した第2の静電潜像を形成する。一方、
画像読取装置5により読み取った画像信号は、もし、そ
の信号がこの結像光学系と別個の光学系を介して読み取
られたものである場合には、その信号処理装置22の中
で、演算により拡大縮小処理をして、光出力装置を駆動
することになる。
しかし、レンズを用いた光像の拡大縮小は、レンズの収
差やその焦点距離のばらつきにより、光像の周辺部が歪
み、静電潜像の中心部とその周辺部との間に倍率の誤差
が生じてしまう。
通常の複写装置においては、この倍率誤差は、±1%程
度であるが、例えば、A列3判の幅約300mmの静電
潜像については、周辺部で最大約±3mmのずれが発生
することになる。
そこで、画像読取装置5により読み取り、信号処理回路
22て正確に演算されて得られた静電潜像と、結像光学
系の静電潜像とを重ね合わせようとすれば、高精度レン
ズの使用、レンズ位置の高精度の調整等が必要になる。
ところが、これでは、コストアップを招き好ましくない
この点について、本発明の複写装置は、レンズ7Cを通
り、すでに拡大縮小済みの光像を、ハーフミラ−7bを
介して画像読取装置5上に入射させるようにして解決し
ている。すなわち、第1図を見てわかるように、結像光
学系7により感光体9a上に導かれる光像と、ハーフミ
ラ−7bを経て画像読取装置5の受光面に入射する光像
とは、同一のものであって、重ね合わせによるずれの生
じるおそれがない。この場合、信号処理回路22は、読
み取り信号をそのまま等倍で処理し光出力装置13を駆
動すればよく、複雑な信号の拡大縮小処理を全(必要と
しない。なお、通常画像読取装置5の読み取り画像密度
は、光出力装置13のそれに比べて小さいから、それを
調整するための回路は当然に必要とされる。
また、画像読取装置5による原稿1上の画像の読み取り
を別光源を用いて別個独立に行うと、その分のスペース
が必要となるが、この装置の場合、それに比べて小型化
できる利点もある。ここで、結像光学系7中に設けられ
、光を2方向に分割するハーフミラ−7bの特性につい
て説明する。
第6図には、本発明の実施に適するレンズ7cを通過し
た光を分割する手段(ハーフミラ−)の特性図の一例を
示した。
このハーフミラ−は、フロートガラスに非金属性蒸着膜
を施した構成のもので、損失は5%と小さい。
また、例えば入射角19°の入射光について、その透過
光の割合Tは約50%で、可視光全体にわたってフラッ
トな特性を示している。なお、感光体9a(第1図)の
感度と画像読取装置5(第1図)の感度とに差がある場
合、このハーフミラ−の蒸着膜の構成により適当に反射
率を変更して調整することが好ましい。
これ以外のハーフミラ−としては、フロートガラスにア
ルミニウム(Aり等の金属膜を蒸着したものがあるが、
損失が20%と大きくなり波長依存性はやや高い。
本発明の複写装置において、ハーフミラ−の波長依存性
については、必ずしもフラットであることは要求されな
い。しかし、結像光学系7(第1図)により感光体9a
(第1図)上に第2の静電潜像を形成する場合、その光
は特定の色成分を有する光でなければならない。また、
画像読取装置5に入射する光も、その後特定の色成分の
信号を抽出することから、特定の色成分が十分台まれて
いなければならない。このことから、ハーフミラ−は、
画像読取装置5の感度域および感光体9aの感度域で、
その波長依存性がフラットであることが最も好ましいと
いえる。
「発明の効果」 以上説明した本発明の複写装置によれば、結像光学系と
画像読取装置とによって感光体上に2色分の静電潜像を
形成し、これらを2色のトナーで別々に現像した後、複
写用紙に一括転写するので複写用紙の転写処理が1回で
すみ、高精度のレジストレーションを必要としない。ま
た、黒等の主要な色成分については結像光学系を用いて
静電潜像の形成を行うために、高画質の複写を行うこと
ができる。
さらに、レンズにより拡大縮小後の光像を画像読取装置
で読み取るようにしたので、第1の静電潜像と第2の静
電潜像とが正確に重なり合い色ずれ等が生じない。
【図面の簡単な説明】
第1rIAは本発明の複写装置の実施例を示す概略構成
図、第2図はその動作の説明図、第3図と第4図とは画
像読取装置の変形例を示す主要部の概略構成図、第5図
はその信号処理回路の実施例を示すプロ、ツク図、第6
図は本発明の複写装置のハーフミラ−の特性を示すグラ
フである。 ■・・・・・・原稿、 5・・・・・・画像読取装置、 7・・・・・・結像光学系、 9a・・・・・・感光体、 11.14・・・・・現像膜、 13・・・・・光出力装置、 16・・・・・・転写器、 25・・・・・・複写用紙。 出  願  人 富士ゼロックス株式会社 代  理  人

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 原稿上の画像を読み取って電気的な画像信号に変換する
    画像読取装置と、この画像読取装置の出力信号を用いて
    、感光体上に、その画像信号中の特定の色成分の信号に
    対応する第1の静電潜像を形成する光出力装置と、前記
    原稿上の画像中の前記特定の色以外の色成分に対応する
    光像を感光体上に導いて、第2の静電潜像を形成する結
    像光学系と、前記第1の静電潜像を第1の色のトナーを
    用いて現像する第1の現像機と、前記第2の静電潜像を
    、前記第1の色以外の色のトナーを用いて現像する第2
    の現像機と、前記第1の現像機と前記第2の現像機の現
    像後に、複写用紙上にそのトナーを転写する転写器とを
    有し、前記結像光学系は、任意の複写倍率の光像を前記
    感光体上に導くミラーおよびレンズとから成り、このレ
    ンズ透過後の光が2方向に分割されて、一方の光は前記
    画像読取装置に入射し、他方の光は、前記結像光学系を
    経て、前記第2の静電潜像を形成するために前記感光体
    に入射することを特徴とする複写装置。
JP62012232A 1987-01-23 1987-01-23 複写装置 Pending JPS63180971A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56162755A (en) * 1980-05-19 1981-12-14 Minolta Camera Co Ltd Multicolor copying system
JPS58111952A (ja) * 1981-12-25 1983-07-04 Comput Basic Mach Technol Res Assoc 多色印字方法
JPS6136767A (ja) * 1984-07-30 1986-02-21 Ricoh Co Ltd 2色電子写真複写装置

Patent Citations (3)

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