JPS63180578A - スク−タ−のフレ−ム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、スクータ−のフレームに関する。

〔発明の技術的背景と問題点〕

スクータ−のフレームは、鋼管を用いて溶着して作られ
ることが多く、一般に、前フレームの後部に、左右の後
フレームの前下端を溶着して作られている。左右の後フ
レームは、同径の鋼管で対称的に作られている。このた
め、特にエンジンをフレームセンターに対してオフセッ
トして装着する場合、左右の後フレームの１１が広くな
り、重量も重くなって不都合である。

〔発明の目的〕

この発明は、鋼管で作るスクータ−のフレームで、左右
の後フレームを非対称に形成してエンジンのオフセット
を可能にしながら、左右のフレームの剛性を変えて、強
度が十分でかつ軽量で横巾も小さくできるスクータ−の
フレームを得ることを目的とする。

〔発明の構成〕

以下、本発明を図面に示す実施例によって説明する。

第１図及び第２図は本発明の一実施例を示すものである
。鋼管製の前フレーム１の後部に、鋼管製の左右の後フ
レーム２の前下端を突合せて溶着するようにしである。

エンジン３は、駆動二二ットと後輪４まで一体にできて
おり、前フレーム１の中心線Ａに対し、エンジン３の中
心線Ｂをオフセットさせて懸架する。左右の後フレーム
２は、非対称に曲げてあり、前フレーム１に突合せて溶
着する位置も前後に少しずらしである。そして、エンジ
ンをオフセットした側の後フレーム２は細径の鋼管を用
い、他の側の後フレーム２は、太い径の鋼管を用いて、
クッションユニット５の上端を連結するブラケット６を
設ける。

第３図及び第４図は本発明の他の実施例を示すものであ
る。この場合は、前フレーム１の後部に溶着する左右の
後フレーム２を非対称に形成し、左右同径の細い鋼管を
用い、下側に溶着する補強板７をクッションユニット６
を取付ける側を厚く大きくしである。

しかして、左右後フレーム２のうち、クッションユニッ
ト６を取付ける側は、エンジン３をオフセットする側よ
り太径の鋼管を用いるか、又は、後フレーム２に添えて
溶着する補強板７を厚く大きいものにすることによって
、剛性を高めることができて、クッションユニット６部
分に受ける荷重に十分耐えることができる。そして、エ
ンジン３をオフセットする側のフレーム２は細径で、軽
量にでき、側方への突出を少くして横巾も小さくできる
。そして、シート等に受ける荷重に耐えられる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、この発明は、前フレームの後部に
左右の後フレームの前下端を溶着するものに於て、左右
の後フレームを非対称とし、エンジンをオフセットする
側の後フレームに対し、クッションユニットを連結する
側の後フレームを太径にするか又は大きい補強板を溶着
するようにしたので、クッションユニットを取付ける側
の剛性を高めて、クッションユニット部に受ける荷重に
耐えることができる。そして、エンジンをオフセットす
る側の後フレームは細径で軽量になり、横巾も小さくで
きる。又、前フレーム後部に後フレームの前下端を溶着
する位置も左右の後フレームを非対称にしてずらしであ
るので、荷重を分散できて丈夫にできる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明の一実施例を示し、第１図は
側面図、第２図は平面図、第３図及び第４図は本発明の
他の実施例を示゛し、第３図は斜視図、第４図は第３図
Ｘ−Ｘ矢視拡大断面図である。 １・・・前フレーム、２・・・後フレーム、３・・・エ
ンジン、５・・・クッションユニット、７・・・補強板
。 出願人代理人　　佐　　藤　　−雄 第３図 磨４菌

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 前フレームの後部に左右の後フレームの前下端を溶着す
   るものに於て、左右の後フレームを非対称とし、エンジ
   ンをオフセットする側の後フレームに対し、クッション
   ユニットを連結する側の後フレームを太径にするか又は
   大きい補強板を溶着するようにしたことを特徴とするス
   クーターのフレーム。