JP2538646Y2 - 自動二輪車のフレーム - Google Patents

自動二輪車のフレーム

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JP2538646Y2
JP2538646Y2 JP10105391U JP10105391U JP2538646Y2 JP 2538646 Y2 JP2538646 Y2 JP 2538646Y2 JP 10105391 U JP10105391 U JP 10105391U JP 10105391 U JP10105391 U JP 10105391U JP 2538646 Y2 JP2538646 Y2 JP 2538646Y2
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JP
Japan
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tube
head pipe
welded
reinforcing plate
main
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JP10105391U
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崇 松沢
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Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、前ホークを取付ける
フレームのヘッドパイプ付近の剛性を高めた自動二輪車
のフレームに関する。
【０００２】
【従来の技術】自動二輪車のフレームを鋼管で製作する
場合には、図３に示すように、前ホークを取付けるヘッ
ドパイプＡの上部にメインチューブＢの前端を溶着し、
ヘッドパイプＡの下端にダウンチューブＣの上端を溶着
し、メインチューブＢとダウンチューブＣを連結チュー
ブＤで連結している。更に、前部両側に補強板Ｅを添え
て溶着し、ヘッドパイプＡの下部とダウンチューブＣ及
び両側の補強板Ｅを、第二補強板Ｆ及び第三補強板Ｇを
添えて溶着していて、前ホークによるヘッドパイプＡの
突上げ力と、ヘッドパイプＡ廻りの偶力に耐えるように
強化している。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】ヘッドパイプＡの下部
を第二補強板Ｆ及び第三補強板Ｇで補強するので、溶着
作業の個所が多く、部品点数が多くなってコスト高にな
り、外観も悪くなっている。
【０００４】かかる点に鑑み、この考案は、サブチュー
ブを連結することによって第二補強板及び第三補強板を
省くことができて、溶着個所が少くて剛性を高くできて
外観を向上する自動二輪車のフレームを得ることを目的
とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この考案の自動二輪車のフレームは、ヘッドパイプ
上部に溶着したメインチューブを後側に延し、ヘッドパ
イプ下端にダウンチューブの上端を溶着し、メインチュ
ーブ後部とダウンチューブを連結チューブで連結し、ヘ
ッドパイプ下端とメインチューブ下面の間をダウンチュ
ーブを貫通させてサブチューブで連結し、前部両側に補
強板を添えて溶着したことにある。
【０００６】
【作用】ヘッドパイプに加わる部品を、サブチューブで
受けることができるので、第二補強板及び第三補強板を
省いても剛性を高くできる。そして溶着個所が少くなっ
てコストダウンが図れ、ヘッドパイプ付近の外観も向上
させることができる。
【０００７】
【実施例】以下、本考案の実施例を図１及び図２によっ
て説明する。前ホークを取付けるヘッドパイプ１の上部
には、メインチューブ２の前端を付当てて溶着する。
又、ヘッドパイプ１の下端には、ダウンチューブ３の上
端を付当てて溶着する。そして、メインチューブ２の後
部とダウンチューブ３を連結チューブ４で溶着連結す
る。ヘッドパイプ１の下端は、ダウンチューブ３の上端
切欠き又は貫孔を貫通させて、サブチューブ５を挿入し
て溶着する。サブチューブ５の後端は、連結チューブ４
の前側のメインチューブ２の下面に溶着する。フレーム
の前部左右には、補強板６を添えて溶着する。
【０００８】メインチューブ２の後端には、左右のリヤ
ーチューブ７の前端を溶着し、左右のセンターチューブ
８の上端を溶着する。左右のセンターチューブ８の下端
と、ダウンチューブ３の下端は、左右のロアーチューブ
９で連結する。
【０００９】ヘッドパイプ１の下端とメインチューブ２
の下部をサブチューブ５で連結したことによって、ヘッ
ドパイプ１の偶力をサブチューブ５で受けることがで
き、補強板を減らしてもヘッドパイプ１の下部の剛性を
高めることができる。そして、溶着個所が少くなってコ
ストダウンが図れ、ヘッドパイプ１の付近の外観もよく
なる。
【００１０】
【考案の効果】以上説明したように、この考案は上述の
ように構成したので、サブチューブによって、ヘッドパ
イプ１の下部の偶力を受けることができて、補強板の数
を減らしても剛性高くできる。そして、溶着個所が少く
なることによってコストダウンができ、ヘッドパイプ付
近の外観も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の実施例を示すフレームのヘッドパイプ
付近の側面図である。
【図２】本考案の実施例を示すフレームの全体の斜視図
である。
【図３】従来例を示すフレームのヘッドパイプ付近の側
面図である。
【符号の説明】
１ ヘッドパイプ ２ メインチューブ ３ ダウンチューブ ４ 連結チューブ ５ サブチューブ ６ 補強板

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ヘッドパイプ上部に溶着したメインチュ
    ーブを後側に延し、ヘッドパイプ下端にダウンチューブ
    の上端を溶着し、メインチューブ後部とダウンチューブ
    を連結チューブで連結し、ヘッドパイプ下端とメインチ
    ューブ下面の間をダウンチューブを貫通させてサブチュ
    ーブで連結し、前部両側に補強板を添えて溶着したこと
    を特徴とする自動二輪車のフレーム。
JP10105391U 1991-11-13 1991-11-13 自動二輪車のフレーム Expired - Lifetime JP2538646Y2 (ja)

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JPH0542084U JPH0542084U (ja) 1993-06-08
JP2538646Y2 true JP2538646Y2 (ja) 1997-06-18

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100420584B1 (ko) * 2001-12-19 2004-03-02 현진제업 주식회사 컵 자동정렬장치

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JPH0542084U (ja) 1993-06-08

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