JPS63176237A - 平らなシートの供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［背景技術］ 本発明は、例えば紙のシートのような平らなシートを１
例えばコレクタのような１枚ずつ一積みのシートを取り
込む機械に載せられた大量のシートを、自動的に、−貫
して、正確に供給するための装置に関する。

市場において、２つの基本的な供給装置があり、それは
吸入供給装置と、摩擦供給装置である。吸入供給装置は
優れた作動をするが。

コストが高くまたスペースを大きくとる。更に、このよ
うな装置は空気や負圧状態の調整を要求し、重なり供給
のような誤供給は、シートが一積みのシートから移動し
てしまった後にのみ検出され、そのため誤供給はしばし
ば紙づまりや装置停止を発生させ、操作者による特別な
補正が必要となっている。更に、吸入手段にて使用され
ているゴムは、乾いたり痛んだりして短期的交換を必要
とする。

摩擦供給手段は供給パッドもしくはローラによるシート
への一定圧力を要求する。圧力の調整は難しく、摩擦供
給手段によって扱われる紙の範囲は狭い。また、非常に
薄いあるいは／またはデリケートな紙もしくは非常に重
く滑りやすい素材を供給することは一般的にできない。

供給する方法が何であろうと、公知の装置は供給される
べき所与の一積みのシートにおける可変変数：物理的寸
法、重量、密度、湿度、膠着傾向、静電気、同じ一積み
のシート内にて変わりうる全ての変数に対し、全てが不
安定である。特に、紙のシートにおいて、紙の消費量が
複写紙のようなデリケートな紙の使用において増加し続
ける傾向を示している。

公知の摩擦供給装置はそれらの形式の紙を一般的には使
用できず、吸入供給装置は操作が難しい。

［発明の概要］ 本発明の主たる目的は、異なる厚さ、形式、重量、表面
特性および寸法の平らなシート材を、装置の停止や操作
者の補正をかなり減少させ、正確に高速で供給を行うこ
とができる供給装置を提供することにある。

本発明により達成される第２の目的は、モジュール方式
であって、多くの異なった形式の機械にたやすく設置し
うるという装置を提供することにある。

上記目的は本発明による平らなシートの供給装置により
達成され、該供給装置は、供給テーブル上に配置された
ー積みのシートから一枚ずつ、平らなシート材を供給す
る装置において、前記供給テーブル上方で排出点に向か
って、所定距離だけ前方に移動されうるように、フレー
ム上に設けられた移動自在グリルと；該排出点に向かっ
て移動する該グリルの一部分上方に設けられた吸入手段
と；前記グリルの一部分と該供給テーブル上における一
積みのシートの頂部との間にある空間を囲うように、該
フレームから吊られた後方気密シールスカートと；前記
グリルの一部分と排出点とから吊られた前方気密シール
スカートと；から成っていて、前記一積みのシートの頂
部シートが、該グリルと共に該排出点に向かって移動で
きるように、該頂部シートが揺さぶられ、前記グリルの
一部分に近づくような仕方で、該吸入手段により創成さ
れた負圧状態が該一積みのシートの縁部の周囲にて空気
の渦を生じさせるようになっている。

吸引器もいかなる種類の摩擦供給装置も使用しない本装
置は、簡素でコンパクトな構成であり、高度に正確なシ
ート供給を提供する。

本装置は紙に制限されず、織物や金属あるいはプラスチ
ックのようないかなる平らな材料も持ち上げることがで
きる。本発明の更に有利な点は具体的な実施例について
の以下の記載により明確になる。

［実施例］ 第１図、第２図および第３図にて、本発明による供給装
置が符号１０を符されている。

本装置は供給テーブル１に連結されており、この供給テ
ーブル１は一積みのシートを載置し、その一積みのシー
トから１枚ずつ排出点２にシートが供給され、該排出点
２で該テーブル１から移動してきたシートは次のプロセ
スに入ることができる。紙供給テーブル１は機構３上に
配置され、この機構３は供給テーブルを垂直方向に移動
し、供給装置１０から一積みのシートの頂部までを一定
距離に維持するようになっている。また、供給装置１０
は供給テーブル１に関して自身が垂直に動かされること
もでき、その時は供給テーブル１が定位置に固定されて
いることになる。本発明による供給装置はフレーム上に
設置された多孔性グリル１１を使用している。フレーム
は歯付き車１２の原理による昧動機構によって移動する
。

図示された実施例において、グリル１１はエンドレスで
自身に連結し、供給テーブル１上を排出点２に向かって
所与の距離だけ移動する部分１３を組込んでいる。グリ
ルの部分１３上で吸入装置１４がこの場合、第２図に示
された３つのファンから成っている。本装置は吊られた
後方気密シールスカート１５により終端しており、その
ため供給テーブル１上に配置された、いかなる積んだシ
ートの頂部にも軽く載っている。また前方気密シールス
カート１６は排出点２の上方に吊られている。これらの
気密シールスカートはグリル１３の移動方向に対し直角
な、装置の全幅にわたっている。更に気密機能は、以下
に記載する装置の供給サイクルの間中、グリル組立体１
３と供給テーブル１の間の自由空間１７を閉止するよう
になっている。

シート供給装置の供給サイクルは以下に記載された如く
であり、特に第４図から第７図までに示されている。一
積みの平らなシート２０は供給テーブル１に配置され、
後方気密シールスカート１５は一積みの平らなシート２
０（第４図）上に載るようになる。空間１７が気密シー
ルスカート１５．１６により、両方の横断部上で閉鎖さ
れる。第４図およびそれ以下の図面において、ファン１
４が螺旋により概略的に示されている。

装置を作動するために、ファンがスイッチを入れられる
。ファンは空間１７に空気の流れを作り出し、この空間
内の空気の流れは第７図に示した。符号Ｆと符された矢
印が装置の横側部を流れる空気流で表わされる通り。

開いた横側部に入って行く、類似の空気流は他方の側に
も発生する。これらの横方向空気流の流れのため、一積
みのシート２０の上部シートは揺さぶられはじめ、第５
図にて符号２１を符された最頂部のシートが持ち上がり
、グリル１１と接触するようになり、グリル１１にわた
っている負圧により該グリル１１に貼りついたままとな
る。グリル１１が動かされ、第６図の排出点２に向かっ
て案内される時、上記シートはグリル１１によって引か
れ、一方、次のシート２６がグリル１１に対して吸引さ
れる。シートは１枚ずつ取りあげられ、排出点２に向か
って引き続いて送られることになる。

第６図において、排出点２に向かって行く途中の道筋に
おけるシートは出口開口を閉鎖し、前方気密シールスカ
ート１６の効果を再び起こす。そのため、負圧効果は一
積みのシート２０の排出まで空間１７において一定に維
持される。制御装置により停止指令が出されない場合に
は、前方気密シールスカート１６は再び活性化される。

制御装置の概要は下記に示す。

グリル１１の下方面と一積みのシート２０の頂部との間
の相対距離は、一積みのシートの高さが減少しても一定
を保つことは前述した。

本発明による簡素でコンパクトな供給装置は、吸引器や
ローラもしくは供給パッドを使用せず、多目的、多用途
かつ信頼性のあるモジュール方式構成となっている。

上述した供給装置は、更に補正用気体圧力式装置と協働
し、該装置はシートが膠着した時すなわち上方シートが
一積みのシートから離れず、そのため特定時間内にグリ
ルに引き寄せられない時、一積みのシート２０に空気を
導入する。この補正用気体圧力式装置は１つもしくは複
数のファンあるいは１つもしくは複数の空気噴出体から
成っていて、一積みのシートの１部もしくは複数部分に
空気の波動を送出する。第１図と第３歯は一積みのシー
トの側部に空気の波動を方向付けて送っている付加的空
気噴出体１８の一例を示す図である。装置および機能全
ての制御は、装置において協働することができるプロセ
ッサにより制御される検出器の管理下にある、装置の総
合自動制御において一体化が可能となる。

第１図から第３図において、符号２２，２３゜２４を符
された検出器が本発明による供給装置の制御と作動とを
チェックしている。検出セルと制御プロセッサとの間の
連結は、符号Ｐにて表わされている。特に、検出器２２
は紙供給型１上のシートの有無を検出するように動作し
、検出器２３は排出点２を介して、１枚ずつシートの通
過を検出し、制御するように動作する。

第２図の検出器２４は１つもしくは複数の光ビームと協
働して動作する１つもしくは複数のセルを表わしている
。そのため、光源２５は例えば大量のシート膠着や、裂
けたあるいは折られたシート、厚さの異なるシート、誤
印刷シートが存在したり、あるいはシートが無い等のグ
リル上の異常を検出するように動作する。

装置の動作制御はもちろんのこと、上述の検出装置は、
全体の装置の動作およびタイミングを管理するプロセッ
サにおいて最良に協働する。プログラムは例えば限定さ
れることはないが、様々な検出器から絶えず受は取るデ
ータに基づいて、スイッチのオンオフ、ファン１４やグ
リル１１の前方移動速度、グリル１１の下方部１３と供
給テーブル１上の一積みのシート２０の頂部との間の一
定距離の維持等を制御する内部付活指令をするのに有効
に作用する。プロセッサはグリルに向かって引き寄せら
れるシートにおけるいかなる異常も、絶えずおよび直ち
に検出するようにプログラムされているので、グリルの
前方移動は、再チェックおよび排出点に向かってシート
が送られる前に停止され、待機動作となる。

装置全体の正確さはかくして完璧となる。

本発明による供給装置が薄くデリケートな紙あるいは平
らもしくは折られた紙、また、例えば繊維やプラスチッ
クのシートを含む素材の広範囲な様々の平らなシートの
供給を行うものであることを再度記載する。

自明であるが、上述のあるいは添付された図面により図
示された具体的実施例は本発明の概念を実現する一つの
形態であり、例えば、排出点は必ずしも装置に取付けら
れていなくてもよく、モジュール形式の装置はシート供
給器として使用することができ、あるいは次のプロセス
のための１枚もしくは１連のシートを提供するに必要な
多くの種類の機械に連結することもできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、切断した供給皿組立体を有する本発明による
装置の正面図である。 第２図は、第１図の詳細部を拡大して示した断面図であ
る。 第３図は、部分的に切断した装置の頂面図である。 第４図、第５図および第６図は本発明による供給装置の
作動時の３段階を示した図である。 第７図は、本発明の供給装置にて発生した空気の流れを
示す斜視図である。 ［主要部分の符号の説明］ ｌ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・供給テーブル　′２・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・排出点１１・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・グリル２０・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・一積みのシ
ートＦＩ６．１ ＦＩＧ、３

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、供給テーブル上（１）に装置された 一積みのシートから一枚ずつ、平らなシート材を供給す
   る装置において、前記供給テーブル（１）上方で排出点
   （２）に向かって、所定距離（１３）だけ前方に移動さ
   れうるように、フレーム上に設けられた移動自在グリル
   （１１）と；該排出点（２）に向かって移動する該グリ
   ルの一部分（１３）上方に設けられた吸入手段（１４）
   と；前記グリルの一部分（１３）と該供給テーブル（１
   ）上における一積みのシートの頂部との間にある空間（
   １７）を囲うように、該フレームから吊られた後方気密
   シールスカート（１５）と；前記グリルの一部分（１３
   ）と排出点（２）との間に設けられた前方気密シールス
   カート（１６）と；から成っていて、前記一積みのシー
   ト（２０）の頂部シート（２１）が該グリルと共に該排
   出点（２）に向かって移動できるように、該頂部シート
   が揺さぶられ、前記グリルの一部分（１３）に近づくよ
   うな仕方で、該吸入手段により創成された負圧状態が該
   一積みのシート（２０）の縁部の周囲にて空気の渦を生
   じさせるような装置。 ２、前記グリル（１１）はエンドレスで 自分自身に連結している特許請求の範囲第１項に記載の
   装置。 ３、前記吸入手段（１４）は前記グリル （１１）の横幅に沿って隔置された１つもしくは複数の
   ファンから成っている特許請求の範囲第１項もしくは第
   ２項に記載の装置。 ４、前記一積みのシートの側部に噴出気 流を方向付けるための手段（例えば１８）が設けられて
   いる特許請求の範囲第１項から第３項までのいずれか１
   項に記載の装置。 ５、前記グリルの一部分（１３）に隣接し て、もしくは近傍に設けられ、該排出点（２）に向かっ
   て１枚ずつ引かれた該シート（２１）の特性を検査し、
   確認し、いかなる素材の異常や不在も検出し、信号を発
   する検出手段を設けている特許請求の範囲第１項から第
   ４項までのいずれか１項に記載の装置。