JPS6317617A - 乗用型コンバイン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、走行装置により自在に走行する機体の前端に
刈取部を装架し、その刈取部の後方に。

刈取穀稈を後送する穀稈移送装置と、操作装置および座
席を囲むキャビンとを左右に並列させて装架し、穀稈移
送装置の後方に脱穀部を装架した形態の乗用型コンバイ
ンについての改良に関する。

機体に設けた座席にオペレーターが座乗して運転操作す
るようにした乗用型コンバインは、それに座席および操
作装置を取り囲むキャビンを装架すると、機体の前端に
装架する刈取部で刈取られた刈取穀稈を穀稈移送装置に
より脱穀部に移送してい〈穀稈の移送路の監視が不充分
になる問題が出てくる。

この対策には、座席および操作装置を収容するキャビン
をコンバインの機体に装架する際に、刈取部で刈取った
穀稈を脱穀部に向は後送するようその刈取部の後方に装
架する穀稈移送装置を、！ｉ１体の左右の一半側に装架
しておいて、キャビンをこの穀稈移送装置と左右に並列
するように、刈取部の後方における機体の左右の他生側
に装架することが有効なことが判った。

ところが、このような形態に乗用型コンバインを構成す
ると、キャビン内に乗り込んだオペレーターが、穀稈移
送装置側の側面に設けられる側面窓を介してその穀稈移
送装置により搬送される穀稈の流れの状態は良く監−視
できるようになるが、穀稈移送装置の始端部が、キャビ
ンの前面側と穀稈移送装置側の側面との間に形成される
コーナーのすぐ外側に位置するようになることで、刈取
部の横送９置により左右から集められる刈取穀稈がこの
穀稈移送装置の始端部に流入していく状況の監視が不充
分になる問題が出てくる。

本発明は、この問題を解消するためになされたものであ
って、刈取部の後方に、穀稈移送装置と左右に並列する
ようにキャビンを装架して、穀稈移送装置による刈取穀
稈の搬送状況の監視がキャビン内から良好に行なえるよ
うにしながら、その穀稈移送装置の始端部に対する刈取
部の積送装置で左右から集められた刈取穀稈の流入状況
の監視を、キャビン内から適確に行なえるようにする新
たな手段を提供することを目的とする。

そして本発明においては、この目的を達成するための手
段として、走行装置により自在に走行する機体の前端に
刈取部を装架し、その後方には。

刈取穀稈を後送する穀稈移送装置と操作装置および座席
を囲い込むキャビンとを左右に並列させて装架し、その
穀稈移送装置の後方に刈取穀稈を脱穀処理する脱穀部を
装架する乗用型コンバインにおいて、キャビンにはそれ
の前面側に前面窓を装設するとともに穀稈移送装置側の
側面に側面窓を設け、かつ、その前面窓と側面窓との間
に、平面視において、斜めに穀稈移送装置に向かう斜面
窓を装設したことを特徴とする乗用型コンバインを提起
するものである。

次に実施例を図面に従い詳述する。

第１図は本発明を実施せる乗用型コンバインＡの正面図
で、同図においてｌはクローラに形成しである左右の走
行装２１１０・１０により自在に走行する機体、２はそ
の機体ｌの前端に装架した刈取部、３は刈取部２で刈取
った穀稈を後送するようその刈取部２の後方に装架した
穀稈移送装置、４は機体１を運転操作する操作装置４０
″および座席４１を室内に収蔵して機体ｌに装架したキ
ャビン、５は刈取部２で刈取った穀稈を脱穀処理するよ
う機体ｌに装架せる脱穀部を示している。

刈取部２は、機体１の前端部に装架せる刈取部機枠に、
刈取るべき条列の穀稈を分草する分ＩＮ体２０・・・と
、その分草体２０・・・で分草した穀稈を引起す穀稈引
起装置２１・・・と、引起した穀稈の株元を刈取るバリ
カン型の刈刃装置２２と、刈取った穀稈を横送りして期
中の中央部位に集める横送装置２３（第２図）等を装備
せしめた従来公知のもので、それの刈取部機枠は機体１
に対し昇降自在にしである。

穀稈移送装置３は、刈取部２で刈取られた穀稈の株元側
を挾持して後送する株元搬送チェ７３０（第２図）と穀
稈の穂先側を抱えもって後送する穂先搬送装置３１とが
上下にラップして設けられた従来公知のもので、第２図
に示している如く。

刈取部２の後方における機体ｌの前端部の左半側（第１
図において右側）に配位して前述の刈取部機枠に支架せ
しめである。

キャビン４は、機体１の前端側で前記穀稈移送装置３と
左右に並列する左半側に、そこに装設しである操作装置
４０および座席４１をとり囲むように箱状に形成したキ
ャビンフレーム４ａを装架することで構成してあり、そ
のキャビンフレーム４ａの機体１の外側に向かう側面に
は開閉自在のドア４２が設けられ、また、それの前面側
および後面側ならびに穀稈移送装置３側の機構には透明
体で塞がれた前面窓４３および後面窓４４ならびに側面
窓４５が装設しである。そしてまた、キャビンフレーム
４ａの前面側の機構と穀稈移送装置３側の機構との間に
形成されるコーナ一部は、平面視において斜めに切除さ
れた形状に形成されて、ここに、穀稈移送装Ｗ１３側に
斜めに向かう斜面窓ａを形成している。この斜面窓ａは
、前面窓４３と側面窓４５との間に設けられるようにな
ればよく、図示する例においては、前面窓４３の透明体
を該斜面窓ａの透明体と連続する形状に成形して窓枠を
連続させることで、前面窓４３と該斜面窓ａとが一体に
連続するようになっているが、透明体および窓枠を前面
窓のそれと別体にして、前面窓と別個のものとする場合
がある。

脱穀部５は、脱穀すべき穀稈の株元側をフィートチエン
５０で挾持して穂先側を扱胴が軸架しである扱室内に供
給することで脱穀処理する自説型の脱穀装置であり、第
１図に示している如く、正面視において前述のキャビン
４と左右に並列するよう機体１の左半側に配位して、第
２図の如く穀稈移送装置３の後方に、それにより後送さ
れてくる刈取穀稈をフィートチエン５０の始端部に受継
ぐように装架しである。

なお、図示する実施例において、６は内部にエンジンお
よび伝導機構を収蔵してキャビン４の後方に配位し機体
１に装架したエンジンルーム、７はそのエンジンルーム
６の後方に配位して機体１に装架せるグレンタンク、８
はグレンタンク７に貯留した穀粒を機外に取出すために
グレンタンク７の後面側に設けた揚穀機、８０はそれの
放出筒、９は脱穀部５から排出される脱穀処理ずみの穀
稈たる排藁を切截処理するよう機体１の後端に装架した
排藁処理装置である。

このように構成せる実施例装置は次のように作用する。

オペレーターＭがキャビン４内に乗り込んで、操作装置
４０・・・を操作して乗用型コンバインＡを運転操作す
ることで収穫作業を行なう際、キャビン４内において座
席４１に腰かけているオペレーターＭが、穀稈移送装置
３側の側面窓４５から外部を透視することで、第２図の
二重線の矢印イの如く、穀稈移送装置３の搬送方向終端
部と脱穀部５のフィートチエン５０の始端部との受継部
位が良く見えるようになって、その受継部位における刈
取穀稈の流れの監視を、キャビン４からこの側面窓４５
を介して良好に行なわれるようにする。

また、オペレーターＭが斜面窓ａから第１図の二重線の
矢印口および第２図の二重線の矢印への如く外部を透視
することで、キャビン４の前面側の＆を壁と穀稈移送装
置３側の機構とで形成されるコーナ一部の外側に位置し
ている穀稈移送装Ｍ３の始端部付近が、良く見えるよう
になって、刈取部２で刈取られて横送装置２３により左
右から集められる刈取穀稈の合流状態およびその刈取穀
稈が穀稈移送装置３の始端部に流入していく状態の監視
を、この斜面窓ａを介してキャビン４内から適確に行な
えるようにする。

以上説明したように１本発明による乗用型コンバインは
、走行装置により自在に走行する機体の前端に刈取部を
装架し、その後方には、刈取穀稈を後送する穀稈移送装
置と操作装置および座席を囲い込むキャビンとを左右に
並列させて装架し、その穀稈移送装この後方に刈取穀稈
を脱穀処理する脱穀部を装架する乗用型コンバインにお
いて、キャビンにはそれの前面側に前面窓を装設すると
ともに穀稈移送装置側の側面に側面窓を設け、かつ、そ
の前面窓と側面窓との間に、平面視において、斜めに穀
稈移送装置に向かう斜面窓を装設した構成としであるの
だから、穀稈移送装置による刈取穀稈の搬送状況の監視
がキャビン内から良好に行なえるようにしながら、その
穀稈移送装置の始端部に対する刈取部の横送装置で左右
から集められた刈取穀稈の流入状況の監視が、キャビン
内から適確に行なえるようになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を実施せる乗用型コンバインの正面図、
第２図は同上の平面図である。 図面符号の説明 Ａ・・・乗用型コンバイン　　ａ・・・斜面窓Ｍ・・・
オペレーター　　　　１・・・機体工０・・・走行装置
　　　　　２・・・刈取部２０・・・分草体　　　　　
　２１・・・穀稈引起装置２２・・・刈刃装置　　　　
　２３・・・横送装置３・・・穀稈移送装置　　　３０
・・・株元搬送チェ７３１・・・穂先搬送装置２！４・
・・キャビン４ａ・・・キャビンフレーム　４０・・・
操作装置４１・・・座席　　　　　　　４２・・・ドア
４３・・・前面窓　　　　　　４４・・・後面窓４５・
・・側面窓　　　　　　５・・・脱穀部５０・・・フィ
ートチエン ６・・・エンジンルーム　　　７・・・グレンタンク８
・・・揚穀機　　　　　　　８０・・・放出筒９・・・
排藁処理装置 特許出願人　　井関農機株式会社 代理人弁理士　　新　関　和　部゛゛ ”ｔ””＋’

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 走行装置により自在に走行する機体の前端に刈取部を装
   架し、その後方には、刈取穀稈を後送する穀稈移送装置
   と操作装置および座席を囲い込むキャビンとを左右に並
   列させて装架し、その穀稈移送装置の後方に刈取穀稈を
   脱穀処理する脱穀部を装架する乗用型コンバインにおい
   て、キャビンにはそれの前面側に前面窓を装設するとと
   もに穀稈移送装置側の側面に側面窓を設け、かつ、その
   前面窓と側面窓との間に、平面視において、斜めに穀稈
   移送装置に向かう斜面窓を装設したことを特徴とする乗
   用型コンバイン。