JPS63175991A

JPS63175991A - 自動販売機

Info

Publication number: JPS63175991A
Application number: JP784287A
Authority: JP
Inventors: 三又　善信; 中尾　正
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1987-01-16
Filing date: 1987-01-16
Publication date: 1988-07-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は、たとえば貨幣やプリペイカードあるいはクレ
ジットカードなどを用いて乗車券を購入する自動券売機
などに適用して好適な自動販売機に関する。

（従来の技術）一般に、自動券売機にあっては、その接客面には運賃口
座（料金口座）設定釦が多数個あり、購入者が貨幣を投
入すると、その投入金額によつて購入可能な運賃の運賃
口座設定釦が点灯するなどして押下可能であることを示
す。投入金額が購入したい乗車券の金額に満たない場合
には、さらに貨幣を追加投入することにより、投入金額
に応じて運賃口座設定釦が追加点灯する。そして、購入
者が所望の運賃口座設定釦を選択押下することにより、
対応する乗車券が印刷発行されるようになっている。

しかしながら、このような従来の自動券売機にあっては
、運賃口座設定釦の数が固定であるために、投入金額が
多くなると、運賃口座の数が運賃口座設定釦の数よりも
多くなり、運賃口座の全てを設定することができなくな
り、これを防止するためには、さらに多数の運賃口座設
定釦を接客面に配置しなければならず、接客面を有効に
活用できないという問題があった。

（発明が解決しようとする問題点）本発明は、上記したように投入金額が多くなると料金口
座の数が料金口座設定釦の数よりも多くなり、料金口座
の全てを設定することができなくなり、これを防止する
ためには、さらに多数の料金口座設定釦を接客面に配置
しなければならず、接客面を有効に活用できないという
問題点を解決すべくなされたもので、料金口座設定釦を
除去して接客面を有効に活用できるとともに、投入金額
に応じて表示する料金口座を任意に決定することができ
る自動販売機を提供することを目的とする。

［発明の構成コ（問題点を解決するための手段）本発明の自動販売機は、購入者が提示する貨幣もしくは
貨幣に代わるものを受入れる受入手段と、この受入手段
で受入れた貨幣もしくは貨幣に代わるものの金額によっ
て購入可能な料金口座を表示し、その料金口座を選択設
定可能な表示・入力装置と、この表示・入力装置による
料金口座の表示時、前記受入れた貨幣もしくは貨幣に代
わるものの金額によって購入可能な料金口座の数が、前
記表示・入力装置の表示可能な料金口座の数よりも多い
とき、低金額の料金口座の表示を切捨てて表示可能な数
だけ料金口座を表示するように副葬する手段と、前記表
示・入力装置における料金口座の選択設定に応じて対応
する物品を提供する手段とを具備している。

（作用）接客面にタッチ式ＣＲＴディスプレイなどの表示・入力
装置を設け、これを用いて料金口座を設定するものであ
る。すなわち、料金口座の設定時には表示・入力装置の
画面上に料金口座を表示し、購入者に料金口座の選択設
定を促す。この際、投入金額によって購入可能な料金口
座の数が、表示・入力装置の表示可能な料金口座の数よ
りも多い場合には、低金額の料金口座の表示を切捨てて
表示可能な数だけ料金口座を表示する。こうすることに
より、料金口座設定釦を除去して接客面を有効に活用で
きるとともに、投入金額に応じて表示する料金口座を任
意に決定することができる。

（実施例）以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。

第１図は本発明に係る自動販売機の一例として、たとえ
ば普通乗車券を発売する自動券売機の外観を示すもので
ある。すなわち、１は筐体で、この筺体１の前面は接客
面２となっている。接客面２には、案内表示部３、硬貨
を投入する硬貨投入口４、紙幣を挿入する紙幣挿入口５
、ブリペイカードなどを挿入するカード挿入口６、購入
者に対する操作案内表示を行なうとともに運賃口座を表
示し、その運賃口座を選択設定可能な表示・入力装置、
たとえばタッチ式ＣＲＴディスプレイ７、印刷発行され
て放出される乗車券および釣銭を受取る取出口８などが
設けられている。タッチ式ＣＲＴディスプレイ７は、Ｃ
ＲＴの表示画面上に透明なタッチセンサパネルが覆う状
態に設けられてなり、購入操作案内、その他の情報を手
順にしたがってイラスト、文字あるいは文言などによっ
て画面に表示し、購入者を案内誘導するとともに、その
表示によって枚数、運賃口座、取消などに応じた表示部
分を押圧（タッチ）することによりタッチセンサパネル
がそれを検知し、後述する主制御部へ対応する信号を出
力する、いわゆるキー操作が行なわれるものである。

第２図は上記した自動券売機の構成を示すもので、前記
タッチ式ＣＲＴディスプレイ７、前記硬貨投入口４に投
入された硬貨の入金処理を行なうとともに、必要に応じ
て釣銭を取出口８に放出する硬貨処理ユニット１１、前
記紙幣挿入口５に挿入された紙幣の入金処理を行なう紙
幣処理ユニット１２、前記カード挿入口６に挿入された
カードを受入れ、そのカードに対して情報の読取りある
いは書込みを行なうカードリーダ・ライタ１３、設定さ
れた運賃口座に対応する乗車券を印刷して発行し、前記
取出口８に放出する印刷発行ユニット１４、売上データ
などを印字するジャーナルプリンタ１５、係員が操作す
る係員操作パネル１６、これらを制御する主制御部１７
などから構成されている。主制御部１７は、たとえばＣ
ＰｔＪ　（セントラル・プロセッシング・ユニット）な
どを主体に構成されていて、自動券売機全体の制御を司
るものである。

次に、上記のような構成において第３図に示すフローチ
ャートを参照して動作を説明する。まず、初期状態にお
いて、タッチ式ＣＲＴディスプレイ７は初期画面を表示
し、購入者を待機する。この状態において、購入者は硬
貨投入口４に硬貨を、紙幣挿入口５に紙幣を、あるいは
カード挿入口６にカードを投入する。すると、主制御部
１７は、投入された硬貨、紙幣、あるいはカードが有効
か否かを判別し、有効でなければ投入された硬貨は取出
口８へ、また紙幣あるいはカードはその挿入口５．６へ
返却せしめる。投入された硬貨、紙幣、あるいはカード
が有効であれば、主制御部１７は、タッチ式ＣＲＴディ
スプレイ７によって第４図に示すような連絡社線および
枚数の選択画面を表示せしめ、購入者に選択操作を促す
。ここでは、例として連絡社線の設定はなく、大人１枚
の選択を行なったものとする。すなわち、購入者がタッ
チ式ＣＲＴディスプレイ７の画面上の枚数表示部分の中
の１つ（大人１枚表示部分）にタッチすると、その信号
が主制御部１７に送られることにより枚数設定が行なわ
れる。すると、主制御部１７は、タッチ式ＣＲＴディス
プレイ７によって運賃口座の設定画面を表示せしめる。

本実施例では、たとえばタッチ式ＣＲＴディスプレイ７
の画面上に表示可能な運賃口座の数を「２０」とし、運
賃口座を１００円から１３０円、１６０円、・・・・・
・の３０円刻みとする。ここでは、以下の３通りの金額
投入時の画面表示例を説明する。

（１）　２００円投入時第５図に示すように２００円以内の運賃口座４個を全て
表示する。

（２６００円投入後１００円追加投入時投入金額が６０
０円の場合には、第６図に示すように運賃口座１７個を
全て表示する。続けて１００円が投入されると、６１０
円、６４０円。

６７０円、７００円の４個が追加されて合計２１個とな
り、全ての運賃口座を画面上に表示することはできない
。そこで、主制御部１７では、投入金額に基づき演算処
理などを行なうことにより、これを判別して最低運賃口
座である１００円を切捨てて１３０円から７００円まで
の２０個の運賃口座を第７図に示すように表示する。

（３１０００円投入時運賃口座は１００円、１３０円、・・・、１０００円の
３１個となる。したがって、主制御部１７では、これを
判別して１００円から４００円までの１１個の運賃口座
を切捨て、４３０円から１０００円までの２０個の運賃
口座を第８図に示すように表示する。

ここで、購入者が１００円から４００円までの乗車券を
購入したい場合も考えられる。この場合、タッチ式ＣＲ
Ｔディスプレイ７の画面上には「低運賃」なる項目を表
示してあり、その表示部分をタッチすることにより、主
１１Ｊｔｌｌ１部１７は第９図に示すような画面に切換
え、１００円から６７０円までの２０個の運賃口座を表
示する。したがって、購入者は低金額の乗車券の購入も
可能となる。

このようにして運賃口座を表示し、運賃口座の設定を促
す。ここで、購入者がタッチ式ＣＲＴディスプレイ７の
画面上の運賃口座表示部分の中の１つにタッチすると、
その信号が主制御部１７に送られることにより運賃口座
の設定が行なわれる。

すると、主制御部１７は、設定された枚数および設定さ
れた運賃口座に応じて印刷発行ユニット１４を制御する
ことにより、設定された運賃口座の乗車券を設定された
枚数だけ印刷発行し、取出口８に放出する。また、主制
御部１６は、釣銭があれば硬貨処理ユニット１１を動作
させて釣銭を取出口８に放出し、さらにカード使用の場
合には受入れたカードをその挿入口６に返却する。そし
て、主制御部１７は、タッチ式ＣＲＴディスプレイ７に
よって乗車券（および釣銭あるいはカード）の受取りを
案内するとともに発券終了を購入者に知らせる。

このように、接客面にタッチ式ＣＲＴディスプレイを設
け、これを用いて運賃口座を設定するものである。すな
わち、運賃口座の設定時にはタッチ式ＣＲＴディスプレ
イの画面上に運賃口座を表示し、購入者に運賃口座の選
択設定を促す。この際、投入金額によって購入可能な運
賃口座の数が、タッチ式ＣＲＴディスプレイの画面に表
示可能な運賃口座の数よりも多い場合には、低金額の運
賃口座の表示を切捨てて表示可能な数だけ運賃口座を表
示する。こうすることにより、従来必要としていた多数
の運賃口座設定釦を除去して接客面を有効に活用できる
とともに、投入金額に応じて表示する運賃口座を任意に
決定することができるなど、種々の効果が期待できるも
のである。

なお、前記実施例の他に、発売する運賃口座を制限する
場合、たとえば１０００円紙幣を２枚挿入したときには
１０００円以上の釣銭を放出しない、すなわちｉ　ｏｏ
ｏ円以下の乗車券を発売したない場合には、タッチ式Ｃ
ＲＴディスプレイの画面に空きがあっても、１０００円
以下の運賃口座は表示しないという機能を付加すること
も可能である。

また、前記実施例では、カードとしてブリペイカードを
用いたが、クレジットカードなど他のカードなどであっ
てもよい。また、カードは磁気カード、ＩＣカードある
いは光メモリカードなど、いずれであってもよい。

また、前記実施例では、表示・入力装置としてＣＲＴを
用いたタッチ式ＣＲＴディスプレイを用いたが、これに
限らず、たとえば液晶表示素子を用いたタッチ式液晶デ
ィスプレイを用いてもよい。

さらに、前記実施例では、乗車券を購入する自動券売機
に適用した場合について説明したが、本発明はこれに限
定されるものでなく、たとえば食品、金券、たばこ、飲
料など、他の物品を購入する自動販売機にも適用可能で
ある。

［発明の効果］以上詳述したように本発明によれば、料金口座設定釦を
除去して接客面を有効に活用できるとともに、投入金額
に応じて表示する料金口座を任意に決定することができ
る自動販売機を提供できる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を説明するためのもので、第１図
は自動券売機の外観斜視図、第２図は自動券売機の構成
を概略−的に示すブロック図、第３図は動作を説明する
フローチャート、第４図ないし第９図は動作にしたがっ
たときのタッチ式ＣＲＴディスプレイの表示画面例を示
す図である。２・・・・・・接客面、４・・・・・・硬貨投入口、５
・・・・・・紙幣挿入口、６・・・・・・カード挿入口
、７・・・・・・タッチ式ＣＲＴディスプレイ（表示・
入力装置）、８・・・・・・取出口、１１・・・・・・
硬貨処理ユニット、１２・・・・・・紙幣処理ユニット
、１３・・・・・・カードリーダ・ライタ、１４・・・
・・・印刷発行ユニット、１７・・・・・・主制御部。出願人代理人　弁理士　鈴　江　武　彦第１図第２図第６図第７図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）購入者が提示する貨幣もしくは貨幣に代わるもの
を受入れる受入手段と；この受入手段で受入れた貨幣もしくは貨幣に代わるもの
の金額によって購入可能な料金口座を表示し、その料金
口座を選択設定可能な表示・入力装置と；この表示・入力装置による料金口座の表示時、前記受入
れた貨幣もしくは貨幣に代わるものの金額によって購入
可能な料金口座の数が、前記表示・入力装置の表示可能
な料金口座の数よりも多いとき、低金額の料金口座の表
示を切捨てて表示可能な数だけ料金口座を表示するよう
に制御する手段と；前記表示・入力装置における料金口座の選択設定に応じ
て対応する物品を提供する手段とを具備したことを特徴とする自動販売機。
（２）前記表示・入力装置はタッチ式ＣＲＴディスプレ
イであることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
自動販売機。
（３）前記貨幣に代わるものはプリペイカードあるいは
クレジットカードなどであることを特徴とする特許請求
の範囲第１項記載の自動販売機。
（４）前記物品は鉄道機関で用いられる乗車券であるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の自動販売機
。