JPS63175482A - 圧力センサ - Google Patents

圧力センサ

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JPS63175482A
JPS63175482A JP618887A JP618887A JPS63175482A JP S63175482 A JPS63175482 A JP S63175482A JP 618887 A JP618887 A JP 618887A JP 618887 A JP618887 A JP 618887A JP S63175482 A JPS63175482 A JP S63175482A
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JP
Japan
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substrate
pressure
pressure sensor
pressure chamber
reference pressure
Prior art date
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Pending
Application number
JP618887A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Shinohara
俊朗 篠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS63175482A publication Critical patent/JPS63175482A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、圧力を電気信号に変換する圧力センサに関し
、特にセンサチップ内に基準圧力室を有する圧力センサ
に関するものである。
〔従来技術〕
従来の圧力センサとしては、例えば、第5図に示すごと
きものがある(例えば特開昭58−63826号に記載
)。
第5図の装置は、絶対圧型の圧力センサであり、ピン3
及びパイプ11が設けられたハーメチックシールのステ
ム5に第2接着層8を介して台座4が接着され、さらに
その上に第1接着層7を介して圧力センサチップ1が接
着されている。
また、圧力センサチップ1の表面の入出力パッドとピン
3とは金ワイヤ2で接続されている。
また、キャップ6とステム5とは放電加工やハンダ付は
等で接着されており、真空中でハンダ9を用いて封止孔
12を封止することにより真空室1゜が形成されている
上記の構造においては、真空室1oが基準圧として真空
になっており、パイプ11を通して外部圧力が圧力セン
サチップ1の下部から印加されるようになっている。
[発明が解決しようとする問題点〕 上記のごとき従来の圧力センサ、特に絶対圧型の圧力セ
ンサにおいては、基準圧となる真空室を形成する必要が
あり、しかもステム5と圧力センサチップ1との膨張係
数の違いにょる熱応力を低減する必要があるため、台座
4及び第1接着層7゜第2接着層8として熱膨張係数の
近い物質を選択する等の考慮を用いて実装しなければな
らず、そのため圧力センサチップ1を実装するために多
くのコストが掛かり、その結果、圧力センサが高価にな
ってしまうという問題があった。
本発明は上記のごとき従来技術の問題を解決するために
なされたものであり、実装が容易で低コスト化が可能な
圧力センサを提供することを目的とするものである。
〔問題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明においては、基板上
にセンサ部を形成するのと同時に基準圧力室も形成する
ように構成している。
すなわち、本発明においては1表面に凹部を有する第1
の基板と、上記凹部を覆ってその周囲に密着する第2の
基板とにより、上記凹部を外部に対して気密に形成され
た空洞領域とし、かつ、上記空洞領域と外部との圧力差
に応じて上記基板に生じる変位を電気信号に変換する変
換手段を備えるように構成している。
上記のように構成したことにより、本発明においては、
上記の空洞領域内の気圧(例えば10 T orr以下
の真空)を基準圧力として用いることが出来るので、セ
ンサチップの外部に別個に基準圧力室を形成する必要が
なくなる。そのため、Siウェハのバッジ処理等で同時
に大量に基準圧力室を持った圧力センサを作製すること
が出来、実装が容易になると共に低コスト化が可能にな
る。
〔発明の実施例〕
第1図は、本発明の一実施例の断面図である。
第1図において、101は表面に凹所を有する第1基板
であり、例えばシリコン基板である。また第2基板10
3は、上記の第1基板101と気密に接合されており、
それによって前記の凹部を外部に対して気密に形成され
た空洞領域としている。この空洞領域が基準圧力室10
2となる。また第2基板103の表面近傍にはピエゾ抵
抗となるp型拡散層104が形成され、配線106によ
って外部に接続出来るようになっている。またその上に
は酸化膜105およびパッシベーション膜107が形成
されている。
次に作用を説明する。
第1図の圧力センサにおいては、基準圧力室102内の
圧力(例えば、10Torr程度の真空)と圧力センサ
表面上の圧力すなわち大気圧との圧力差に応じて第2基
板103が撓み、それによってp型拡散層104で形成
されたピエゾ抵抗の抵抗値が変化する。この抵抗値の変
化を電気的に検出することによって外部圧力の値を検出
することが出来る。
すなわち、第1図の装置において”は、図示の構造゛゛
だけで絶対圧を測定出来ることになる。従って。
実装の際に真空実装をする必要はなく、実装方法が極め
て容易かつ安価に出来る。
次に第2図に基づいて、第1図の圧力センサの製造方法
を説明する。
まず、第2図(A)において、第1基板101(例えば
、面方向が(100)のn型シリコン基板)の表面に熱
酸化等の方法によって酸化膜110を形成し、次にフォ
トエツチングによって一部の酸化膜を除去する。
次に(B)において、酸化膜110をエツチングマスク
としてヒドラジン等の異方性エツチング液により、第1
基板101の所定の部分を所定の深さまで除去し、凹部
111を形成する。
次に(C)において、表面の酸化1[110を除去した
後、第1基板101の表面を親水化処理し、同様に親水
化処理した第2基板103(例えば、n型シリコン基板
)との表面同志を清浄な環境の所定の圧力下で密着させ
加熱することによって接合する。これによって前記の凹
部111が密閉され、基準圧力室102となる。−上記
の所定の圧力とは本発明による圧力センサの基準圧力室
の圧力であり、適宜設定することが出来る。また加熱温
度は数十℃〜1000℃以上まで必要な条件(例えば、
密着強度、拡散層の濃度プロファイル等)に応じて適宜
設定することが出来る。
また第2基板103の厚さは、必要に応じて一部または
全部の領域をエツチング等の方法によって薄膜化するこ
とも出来る。
次に(D)において、ボロンの熱拡散またはイオン注入
、アニール等の方法のよってp型拡散層104を形成し
、次に熱拡散またはデポジション等の方法によって酸化
膜105を形成する。上記のp型拡散層104はピエゾ
抵抗となるものである。
次に(E)において、コンタクトホールを開孔し、アル
ミ等の配線106を形成した後、パッシベーション膜1
07を形成することによって前記第1図の圧力センサが
完成する。
次に第3図は、本発明の他の実施例図であり、第2基板
103の変位を容量変化によって検出する例である。
第3図において、第1基板101の凹部表面には下部ρ
“領域201が形成されており、また第2基板103の
下面、すなわち上記の下部p+領領域01と対向する面
には上部p+領領域02が形成されている。その他の構
成は前記第1図と同様である。
次に作用を説明する。
第3図の圧力センサにおいては、基準圧力室102と外
圧との差に応じて第2基板103が撓むと。
上部p+領領域02と下部p+領領域01との間に形成
されている静電容量が変化する。上記の圧力差と静電容
量とは1:1で対応するため、静電容量の変化を検出す
ることによって外圧を検出することが出来る。この場合
には容量検出方式を用いているため、センサチップの応
力に全く考慮をはらうことなしに製造プロセスや実装方
法を設計することが出来るという利点がある。
次に第4図に基づいて、第3図の圧力センサの製造方法
を説明する。
まず、前記第2図の(A)および(B)で示したごとく
、第1基板101に凹部111を形成した後、第4図(
A)に示すごとく、フォトリソグラフィやイオン注入、
拡散等の方法によって下部p+領領域01を形成する。
次に(B)において、第2基板103の表面にも上記と
同様の方法によって上部p+領領域02を形成しておく
、その後、第1基板101と第2基板103とを清浄な
雰囲気下で密着させ、加熱することによって接合する。
次に(C)において、表面から選択的にp+領領域拡散
させ、基板内部で既に形成されている上部p+領領域0
2および下部p+領領域01とそれぞれ接続することに
より、外部への電極取出し端子とする。
これによって静電容量の両電極が形成される。
次に熱酸化またはデポジション等の方法によって第2基
板103の表面に酸化膜105を形成する。
次にCD)において、コンタクト孔を開孔し、アルミ等
による配線106を形成し、最後にパッシベーション膜
107を形成することによって第3図の圧力センサが完
成する。
〔発明の効果〕
以上説明したごとく本発明においては、表面に凹部を有
する第1の基板と、該凹部を覆ってその周囲に密着する
第2の基板とによって上記の凹部を外部に対して気密に
形成された空洞領域とすることにより、基板内部に基準
圧力室を形成するように構成しているので、センサチッ
プの外部に別個に基準圧力室を形成する必要がなくなる
。そのため、基準圧力室を持った圧力センサをSiウェ
ハのバッジ処理等で同時に大量に製造することが出来、
実装が容易になると共にコストを大幅に低減することが
可能となる。また第3図の実施例においては、容量検出
方式であるため、センサチップにかかる応力に無関係に
製造プロセスや実装方法を設計出来るため、自由度が大
きくなり、より低コスト化が可能であるという優れた効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の断面図、第2図は第1図の
圧力センサの製造工程図、第3図は本発明の他の実施例
の断面図、第4図は第3図の圧力センサの製造工程図、
第5図は従来装置の一例の断面図である。 く符号の説明〉 101・・・第1基板    102・・・基準圧力室
103・・・第2基板    104・・・p型拡散層
105・・・酸化膜     106・・・配線107
・・・パッシベーション膜 201・・・下部P+領域    202・・・上部p
+領域代理人弁理士  中 村 純之助 f 4 図 才5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 表面に凹部を有する第1の基板と、上記凹部を覆ってそ
    の周囲に密着する第2の基板とにより、上記凹部を外部
    に対して気密に形成された空洞領域とし、かつ、上記空
    洞領域と外部との圧力差に応じて上記基板に生じる変位
    を電気信号に変換する変換手段を備えた圧力センサ。
JP618887A 1987-01-16 1987-01-16 圧力センサ Pending JPS63175482A (ja)

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